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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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6/22 vsH ●

悔しくて寝不足。
そりゃね。
好打者相手に9球連続直球で、最後にど真ん中もどうかと思うし。
鈍足ランナーふたりで西野にバントさせるのはどうかと思うし。そもそも6番にバントってなんだよ、その後案の定二ゴロ併殺打つTもどうよ、てかまた7番になってるのかよって話だし。
勝ち越した直後に同点2ラン打たれる山岡も山岡だし。やっと調子あげたかと思ったらこれだし。
代打吉田正のカードを一死走者なしで切ってしまうのもどうかと思うし。で、あっさりヒット打つからよけいやりきれないし。
と、「それ」までの間にも、言いたいことはたくさんありましたよ。
「それ」が打ち直しになっても打たれていたかもしれませんよ。
でも、でも、さすがに看過できない。
テレビのスロー映像は画質が悪く、解説の野田さんは近藤のストレート連投に批判的だったことから例の吐き捨て口調でホームランと断言していましたが、ポールの前の白いものは実物なのか残像なのか判然とせず。ただ、ソフトバンクベンチも、打った中村でさえ、ファウルだと思っているような反応でしたからファウルなのだろうと感じました。
なのに、審判がリクエストを促すようにベンチを見て、ただ審議が終わるのを待っていただけの工藤監督が申請。
で、「何度か見直したが今ひとつ正確ではなかった」「隠れた『ように』見えた」から「ホームラン判定にした」って。
ありえない。
よくわからなかったなら、最初の判定に基づくことが通例です。わざわざリクエストさせたのにリクエスト失敗で残回数減なんて言えないからホームランにしたのではないか、と邪推してしまいますよ。「コマ送りの位置を間違えた」なんて小学生並みの言いわけをされてしまったら!
リクエストする気はなさそうだったのですから、審判が独自に検証すればよかった話です。それなら福良監督だってすぐ抗議に行けました。
リクエスト判定の結果に異議を唱えることはできないため、試合中はグッとこらえていたのでしょうか。福良監督の試合後の爆発っぷりは、かつて審判室に怒鳴り込んだ岡田監督を思い起こしました。
そして誤審は認めるが試合結果はそのままです、なんて言われて、
納得できるかぁー!!
かつてセ・リーグでもホームランが誤審で幻となり、広島がCSを逃す事態となりました。その反省から生まれたリクエスト制度でまた誤審。なんのためのリクエスト制度なんですかね。この一敗でオリックスがCSを逃したらどうしてくれるんですかね。ソフトバンクが他チームと0.5G差で優勝する可能性だって存在するのですがね。
そしてもっと腹が立つのは、
被害者がオリックスだからって、まったく話題にされないー!!
これは一大事ですよ、リクエスト制度を根底から覆す、まさに半端ない一大事のはずです。
巨人戦や阪神戦で起こったことなら、某選手(誰だろ?)の言うようにスポーツ新聞の一面を飾っていたはずなのに…。
書いていたら怒りがよみがえってきてまた今夜も眠れそうにありません。
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6/12~15 vsC ○○○

夢じゃなかろうか!
あの広島に! カープに! 神ってるに!
3連勝ー!
何と言っても先陣を切ったアルバースの好投が大きかったです。全オリファンがトラウマを抱える広島打線を難なくはねのけました。
大城の2ランから始まり、中押し・ダメ押しと効果的に点を重ねましたがこの日のアルバースには充分すぎる援護となりました。
最後は2アウトからあえて丸に四球を出し鈴木誠也を打席に迎えるというチャレンジャー増井のせいで、オリファンの胃は逆流しかけましたが、トラウマを知らない増井ですから神られることはありませんでした。なんと対広島、4年ぶりの白星!
このままカープアレルギーから脱却したいところですが、ローテを変えても不調から脱しきれない山岡。いきなり鈴木誠也に3ランをくらってしまいます。また神られた…。
が、2回に好投手岡田からTの3ラン(!)が飛び出し、すぐさま同点に。
ががが、希望の光を見出したオリファンをたやすく裏切り勝ち越し打をくらう山岡。吉田正のホームランで1点差に追い上げると次の回から近藤へスイッチ。無失点でしのぐとその次の回、オリックス打線が大爆発。怒濤の4連打で一挙大逆転。
その後も小田のホームランやら、Tのこの日2本目(!)の3ラン(!!)やら、終わってみればなんと12-5の圧勝劇。
カード勝ち越しを決め、「3タテ…なんてあるわけないか♪」と余裕をかます3戦目。序盤は金子が粘りを見せるも、フランスアを打てないという初物左腕相手に案の定な展開。それでも2巡目でとらえたのはやはり打線が好調な証でしょうか。なぜかここ最近連発中の大城の一発も飛び出し、前日昇格してから大活躍の中島や武田にもタイムリーが出てリードは5点に。
今日の金子には充分な援護…と言いたかったところですが、次の回、松山に粘られてからの一発が飛び出すと、なぜか次の新井にも初球をスタンドインされてしまいます。冷静さを欠いたと見るや、すぐさますっかり頼もしくなった吉田一に交代。勢いがつくと怖い広島打線をしっかり抑え、ダメ押し点もきっちりもぎとり、この日も快勝!!
3タテ…。
今季初の3タテ…。
しかもカープを…! あのトラウマを払拭! ポンタもやっと「鯉に鯉して」ののれんをくぐることができました!
そして、あまり気にしていなかった順位表ですが、
なんと3位浮上~~~!
交流戦は雨天中止があった阪神戦をのぞいてすべてカード勝ち越し、絶好調!


6/15~17 vsB ○●○
 
交流戦アレも見えてきた最終カード。初戦は三重県出身同士の東西対決。調子を上げてきている西ですが、新人王候補として名高い東が相手。投手戦を予想していましたが、初回にいきなり4得点。このところ好調な大城が攻撃の起点となっていることが多いですが、この日も大城の四球からでした。新たな3番ロメロがタイムリー、吉田正が犠飛を決めると、中島のホームランで追加点。それだけにとどまらず安達がヒットでつなぐと、Tのセンター前で安達がホームに生還するという、オリックスとは思えない機動力野球を見せてくれました。
こうなると西も楽に投げられます。主力を怪我人で欠くDeNA打線とはいえ、ランナーを出しても粘りの投球で得点を許しません。
中盤にはエラーも絡んでさらに3点を追加しましたが、西は終盤に球数を重ねられ9回は黒木にスイッチ。5点差あったことで見る側も余裕しゃくしゃくで試合終了を待っていたのですが…。
1アウトから中川にホームランをくらった黒木はめずらしく怒りをあらわにし、その後連打をくらいました。にわかに雲行きが怪しくなる京セラドーム。
4点差ですがセーブシチュエーションで、増井が登板。いきなり四球を出して打席には神里。
あのう、一発で同点なのですが…?
なんとかスイッチの入った増井が抑え、試合終了。しかしあまり後味のよろしくない勝利でした。
黒木もまだまだ経験が足りないのでしょうかね。ベンチでは西が隣に座って諭して(説教して?)いるような場面がありましたが、点差のある場面でいつもとモチベーションが違ったのでしょうか。
…というか、9回に勝ちパターンの黒木を出す必要があったのでしょうかね…? 岸田や比嘉でもよかったのでは…?
翌日の先発は先週大炎上したディクソン。しかしこの日は絶好調。なんと7回を2安打無失点に抑えます。いくら万全ではないDeNA打線とはいえ、相手を手玉にとる変化球が冴えていました。
が。勝つには、相手先発を打たなければ意味がない!
初回しかチャンスらしいチャンスはなく、出鼻をくじけなかったことで濱口を波に乗せてしまいました。今年は不調と聞いていたのに…。
中継ぎ勝負になっても前日の猛打が嘘のように得点できないオリックス。9回裏、サヨナラのチャンスで小田が三振しましたが、その前の守備で骨折していたことが翌日判明しました。万全の状態なら、と思わずにはいられません。あるいは、代打を出せていたら。ようやくめぐってきたチャンスをものにしたわけですから、まさか骨折とは思わずに多少の痛みは我慢して出場すべきと自己判断したのでしょうが…それにしてももったいない離脱です。
結局、11回に近藤が打たれて1失点負け。互いに3安打という投手(貧打?)戦でした。
それにしても、オリックスが誇る中継ぎ陣の中で、近藤は格段に見劣りする投手になってしまいました。昨年の今頃は、必勝パターン定着は固いと思っていたのだけれどな…。
左腕地獄のDeNA戦、三人目の敵は今永。左が相手だと先発をはずれるT-岡田の信頼度の低さよ。
しかし代役武田が1安打3打点といい仕事をしました。1イニング3三塁打というめずらしい攻撃もあり、終わってみれば10安打7得点。なんと効率的な攻撃。なぜこれをシーズン当初からできなかったのか。
田嶋がいきなり先頭四球を出した際は先週のヤクルト戦が頭をよぎりましたが、併殺で切り抜けてリズムを取り戻しました。そこからは援護をもらったこともあり、スイスイ快投。ジャイホー。
9回には岸田が登板。いきなりヒットを打たれるあたり、懐かしい光景。相手の盗塁失敗にも助けられ無失点で〆たものの…岸田だなあ…。
ヤクルトが勝利したことで交流戦アレはなくなりましたが、まだパ・リーグ勝率1位は残っています。賞金&MVPをものにして、全国的にオリックスに注目を集めるのだ。
しかしこの日の朝、「交流戦ではヤクルトとオリックスの最下位チームが頑張っているどうたらこうたら」とのたまったハリーは許さん。


6/21 vsT △

雨に泣かされ交流戦の最終ゲームはリーグ戦再開日の前日に。互いに移動なしで臨めるのが幸いですが…。
西になにやらアクシデント? のようで、めぐりめぐって先発はまさかの山崎福に。しかし相手も初先発のルーキー馬場。なんとか打ち勝って飾りたい、ほぼ確定した交流戦勝ち越しリーグの最高勝率。
…が、蓋を開けてみればまさかの投手戦。
相手は山崎福のカーブにきりきり舞い。ロメロムランの1点を守って中盤に入りますが、6回にピンチを招きます。土のグラウンドでそのうち何かやらかしそうだなと序盤から危なっかしかったTのエラーでランナーを増やすも、三振ゲッツーでチェンジ! …かと思いきや、リクエストで2アウト二・三塁に。
まあ、ここで投手交代するのはいいとして。
山崎福はチェンジと思って気持ちも切れたでしょうし、相手が糸井とはいえ、あと1アウトなら何とか…とは思いましたが。
なぜ、黒木?
なぜ、黒木??
こういう場面なら吉田一でしょう。ただでさえ、黒木は前回のDeNA戦でメンタルを乱しています。ひとつ考えられるのは、糸井が吉田一のフォークの失投を見逃す可能性よりも、黒木の速球に打ち負ける可能性の方が高い、ということでしょうか。
で、そのベンチの判断は当たっていたわけです。
大城がファールフライを取り逃していなければー!
そして最後の最後で変化球を選択しなければーー!
直球で粘られたからといって安易すぎやしないかい。実際、前に飛んでいなかったのですから。黒木の変化球は決して質の高いものではありませんし、見逃してくれる糸井ではありませんよ…。
その直後、Tに西村、若月に中島と代打を出して交代させるのもわかりやすい懲罰ですね。ベンチの采配もどうかと思いますが。
ところがこのまま終わるかと思われた8回、回またぎした能見からチャンスを作ります。代打小谷野が同点タイムリー、そして吉田正のライナーは打球判断を誤った糸井の頭上を越え、再逆転!
と、歓喜した直後、テレビ画面が切り替わると匍匐前進でベースに戻る吉田正の姿が…。

(゚Д゚|||)

え…。
嘘でしょ…嘘だと言って…。

吉田正が抱えられてベンチ裏に消えてからは、試合展開がまったく頭に入らない。山本がその裏をしっかり抑えたことも、9回表にもう野手がほとんどいない状態で山本がそのまま打席に入ったことも、実況がパニックになり「え、山本が9回も投げるの? あれ? 増井は? 怪我? え? え?」としどろもどろになったことも、我が家の解説者が「福良采配を知らんのやな。これやるの交流戦2回目やぞ」とツッコミを入れたことも、すべて意識の遥か彼方。
正気に戻ったのは、その裏、交流戦MVPを狙う増井の初球を糸井がスタンドにぶち込んだ瞬間でした。
「糸井ー! そもそも自分があんなポカするから、マサが怪我したんやろー! そのうえ同点ホームラン打つとは、鬼か! 自作自演か! コノヤロー!」
…試合が引き分けに終わっても、吉田正の状態が心配で気が気でない。吉田正はもはや打線の軸、欠けてしまえば昨年の5月(ロメロ離脱で急降下)のようにならないとも限らない。いや、なるに違いない。
ああ…交流戦で得た貯金&Aクラスの代償には、最悪の結末が待っていた…。


(結果)34勝30敗2分の3位キープ (交流戦11勝6敗1分の2位)
勝ち越しリーグ最高勝率で、1000万円&MVP獲ったどー!
と、喜べるのも、翌朝の報道で吉田正がグレード1の捻挫と判明したからでした。
あの瞬間は靭帯か、はたまたアキレス腱かと慄いたのに…ニコニコしながらMVP表彰の取材を受けていた写真を見た時には脱力しました。まあ、大事なくて何より…。
降格はさせないようですが、若月のように無理して起用して結果長引いて調子も落とす、なんてことがなければいいのですが。
ともかくも、シーズンのひとつのヤマ場である交流戦が終了しました。とにかく引き離されないことが最低条件だった交流戦、課題はクリアしたものの、上位陣とのゲーム差は変わらずすぐ下のロッテも5割。楽天以外の混戦状態は何も変わっていません。
リーグ戦に戻ってからは、ソフトバンク・西武・日ハムと、上位チームとの連戦になりますが、吉田正を欠く打線の奮起はさらに必要となってきます。交流戦の躍進を支えた中継ぎ陣の疲労を考慮して、もっと楽に勝てる試合を見たいです。




6/5~7 vsT ○雨●

難敵メッセンジャーですがこちらも勝ち頭のアルバース。投手戦かと思いきや、いきなり先制するわ、1アウトも取れずに逆転されるわ、連続ホームランで再逆転するわ、スコアこそ3-2ですが予想外の展開となりました。
それにしてもチャンスだけはたくさんあったように思うのですが、点が取れません。バント大好き監督のチームとは思えないほど失敗が多いです。アルバースが決めたバントを若月が失敗ゲッツーってどういうこと!
雨をはさんでスライド登板の秋山も難敵なのはわかっていましたが、今度は金子がバントゲッツー。こうなると流れは悪くなるもので、直後に先制を許してしまいます。貧打線にあってもはや孤軍奮闘の吉田正が激走の三塁打で同点に追いつくも、これまたその直後、再三のピンチをしのいできた金子もついに鳥谷に痛打を浴び、打線はなすすべなくそのまま試合終了。
金子にはこらえてほしかった、とは思うものの、同点では勝てないわけで。いくら阪神が好投手ぞろいとはいっても、他球団はもう少し得点しているわけで。
また今年もロメロの怪我からこうなっちゃうのでしょうかね…昨年と違ってそこまでロメロは打っていないのですが…。


6/8~10 vsS ○●●
完全最下位の時でさえ勝ち越していたお得意様のヤクルトですが、相手は7連勝で交流戦首位争い中と絶好調。しかし西はその勢いを完全に抑えこみ、ひさびさに安定感のある投球を見せてくれました。完投は難しいにしても、8回は行けたのではと思わないでもありませんが…打線がもう少し援護してくれればね…。実質西村の2ランだけですからね…。
相性の良さで今季初の3タテかも! と早くも調子に乗るファンを奈落に落としたのは翌日のディクソンの大炎上。夏日の屋外、ディクソンの苦手要素満載な環境だったのかもしれませんが、初回6失点はさすがに想像していなかった…。無死満塁で1点ひきかえに併殺を取った時は同点どまりかと胸をなでおろしたのですが、そこから四球を出して連打、あげくに3ランをくらうとは…。うーん、今年のディクソンはいったいどうしてしまったのか。
相手先発の原も乱れていたので、このまま山崎福が無失点でしのげば逆転できるかも、という淡い期待はカラシティーに打ち砕かれました。幸いだったのは、この日パ・リーグが全敗しダメージをくらわなかったこと。4年ぶりらしいですね。
翌日は中止も予想されましたが、大雨の中、決行。慣れない環境のせいか、相手打線がノリにノっているせいか、田嶋も初回から大炎上。最終回だけは見どころがありましたが、8点差をひっくり返せるわけもなく。近藤が2日連続失点しているのは、例によってビハインドだからなのか? それとも力尽きたのか?
交流戦初のカード負け越し。さすが交流戦首位チーム、やはり今年のヤクルトはひと味違うのか?


(結果)29勝29敗1分
5割に逆戻り。貯金を増やすのって難しいなあ…。
しかも交流戦最後の一週間は、広島→DeNAという昨年の記憶も新しい悪夢のカード。まずは広島、いいかげん連敗を止めることができるでしょうか…。3連勝中と絶好調、山賊打線にひけをとらぬ打線です。ホームゲームなので神られることはないにしても!
山岡のローテを崩したことが吉と出るでしょうか。




5/29~31 vsD ○○●

油断すると置いてけぼりをくらう交流戦。スタートダッシュで逃げ切りだ!
最初のカードはセ・リーグ5位の中日。岸田のアレとか極貧打線とか、いい思い出のないナゴヤドーム。R.マルティネスの程はわかりませんが、アルバース先生だから、きっと大丈夫。
…と思いきや。
例のごとく初回三凡のあと、ここは警戒だなと感じていた京田・大島の1・2番コンビに連打されると、ここも超警戒だなと感じていたアルモンテに進塁打を許し、さらに要警戒だなと感じていたビシエドに先制タイムリーをくらうという最悪のスタート。中盤にまさかのTの2ランで同点に追いつき、どさくさの安達ムランというまさかまさかの逆転劇を見せてくれますが、直後に連続警戒の上位打線で3点取られ返されるという、アルバース&ナゴドとは思えない乱打戦に…。
が、なぜかアップアップしていたマルティネスが続投。これは先頭の吉田正が出塁したらチャンスかも…と感じていたら、なんと特大ホームラン。さらにチャンスが広がったところでTに四球を出すあたり、交流戦だな…としみじみ。パ・リーグではどれだけホームランを打とうがまったく恐れられていないTですが、普段対戦しないセ・リーグではまだ多少なりとも威圧感があるのでしょうかね。
西野・小田・西村の小粒コンビが次々タイムリーを放つところは見ごたえありました。
「鬼門で勝利!」と喜んでいたら、この日はパ・リーグの5勝1敗。意味ねえじゃん!
翌日は金子-松坂という(かつての)エース対決。松坂に見せ場を作りつつ勝つという、なかなか乙な試合を見せてくれました。
金子はいきなり大島に三塁打からアルモンテの犠飛で先制されますが、その後はランナーを出しても落ち着きを失わず、しっかり試合を作ります。打線は松坂のベテランらしいピッチングの前に得点できませんが、球数は稼いでいたので先発さえ降りればチャンスが来ると思っていました。
金子が降りるであろう8回、2アウトランナーなしから反撃開始。今日もTが打ち、安達が続きました。チャンスでTに回った時、二日連続で奇跡はないだろうと半分あきらめていたのですが、わからないものです。もっとも岩瀬に交代されていたら万事休すだったように思いますが。
お、今日はセ・リーグ勝ち越し! しかしソフトバンクも勝っている!
初の3タテも見えてきた最終戦は、いまだ勝ったことのないオリの天敵・吉見。打線もあの頃とは違うし、きっと結果も違うはず…とのわずかな希望もむなしく、やっぱり無抵抗のオリ打線。
再三のチャンスを再三のゲッツー(最後まで!)で潰したのが痛かったです。西野は守備でも良いところがなく、最後までミスを取り返すことができませんでした。しかしなぜ中日はTにホームランを打たれるのでしょうかね。
そしていまだナゴドで勝ったことのない地元凱旋の西もやっぱり勝てない。まあ、松井雅にホームランを打たれているようではなあ。澤田も疲れてきましたかね。海田は…どうしてこうなった。
今日はセ・パ引き分けか…って、負けているのBクラスだけやん!



6/1~3 vsG ●○○

京セラでは8連敗中の鬼門・巨人戦。…鬼門ばっかりやん。
「菅野-ディクソンだから、まあ、厳しいか…」とは思っていたものの、あの試合展開では欲が出ようというもの。
いきなり天敵・亀井に二塁打を打たれた際は顔に縦線が入ったものの、その後をしのぎ、直後に最近絶好調の吉田正のタイムリーでまさかの先制。もっと手も足も出ないかと思っていたのにチャンスは作れる(チャンスは)、どうも菅野は本調子に見えません。しかもディクソンが3回無失点に抑えるものだから、「これいけるんじゃね?」と期待していたのですが…ゲレーロへの一球は失投でした。
そこからは立ち直った菅野にやっぱり手も足も出せず。黒木が先頭四球から失点し、ジ・エンド。
今日もBクラスだけ負け!? どんどんAクラスと離されていく…。
翌日はスポーツ紙上でも広島でも話題になっていた山岡ー田口のマッチアップ。しかし先に点を取られたのは山岡のほう。岡本、いいバッターになって…。今年はさっぱりな田口に手も足も出ないオリ打線。まさか、昨年打ち込んだからって対策してこなかったのではないだろうね…?
6回に100球を超えたところでようやくつかまえ、なんとか同点に持ち込み山岡の負けは消します。しかし田口に負けもつけられない…。
相手のエラーで逆転するも、何やら不穏な空気の京セラドーム。今や不動のセットアッパーの山本がその流れにつかまり、同点に。向こうがマシソン2イニングなら、こちらも負けじと増井が回またぎ。一歩も譲らぬ(いや、ある意味譲り合いなのか…?)同点劇はついに延長12回。山岡ー田口だとこうなってしまう運命なのか?
負けのなくなった最終回、先頭福田が出塁してバントするも西野が倒れて2アウト。最後の野手・伏見も追い込まれてしまいます。一度は空振りしたチェンジアップを2球見逃し平行カウント。うーん、それでも最後は変化球で空振り三振かな。
と、いう我が家の予想でしたが、相手キャッチャー大城の構えた内角に来たのはストレート。思いっきり強振した打球は見事外野の頭越え! 伏見、初のサヨナラお立ち台! やりましたー!
…おめでたいのはいいのですが、上原にアッサリ三者三振したのは…忖度ですよな?
鬼門の京セラで勝ち越したい3戦目、マレーロの昇格即ホームランで先制するも同点に追いつかれてしまう状況にもかかわらず、内海をまったく打てません。「案の定」という言葉がこれほど似つかわしい状況はないであろう。F村田だのD吉見だの、ベテラン投手はホント打てませんなー!
それでもベテラン投手の弱点は長いイニングを投げ切れないこと。中継ぎ勝負ならきっと、というかすかな希望を小田がかたちにしてくれました。山本が前日に続いてピンチを招きますが、岡本のボーンヘッドにも助けられて無失点にしのぐと、連投のマシソンを攻めて復調気配のロメロがタイムリー! マレーロ激走! 神スライディング!
5月から無敵状態の増井で〆!
…しかし、もうちょっと楽に勝てないのかね?


(結果)27勝26敗1分 いつの間にか貯金!?
連続勝ち越しに浮かれるものの、とりあえず順位は変わらないどころか交流戦に入って無敗のソフトバンクに離されていることに気をとられ、我が軍の勝敗数まで意識が行きませんでした。
そう、貯金! こんなに勝っているのに!
パ・リーグが負けん!
いつものことだが!
勝っても勝っても差が縮まらないどころか、2勝1敗はもはや負けに等しいとはどういうことですか。
広島やDeNAだって、オリックスとやれば強豪チームになるくせに…。
とにかく、3タテなんて贅沢は言いません。せめて勝ち越させて…。






5/15・17 vsM ○○

不調を脱しきれないマレーロが降格、西野が上がってきました。いきなり三塁。小谷野が休みなのかと思いきや一塁で、Tがレフトという、地方球場にしてファイヤーフォーメーション。まあアルバースだから大丈夫か…問題は凱旋登板で気合いの入っているであろう石川を打てるのかということ。
が、大城のヒットから若月バント、宗のタイムリーという美しい流れで先制。下位打線からの得点がこのところのパターンです。中軸がのきなみ不調なだけですが…。
が、その問題のTがホームランを打ち次のチャンスでは敬遠されるという、目を疑う展開。そしてふたたび大城が走者一掃のタイムリーを放ちました。突如として輝き出す大城。
山本が初失点したのは残念でしたが、昨年負けをつけられた球団が相手でもありますし、疲労もあったでしょう。最後は5点差でも増井が〆て連敗ストップ!
次戦はマリンに戻って相手はルーキー。いきなり無死満塁のチャンスを作るも不調の中軸が相次ぎ凡退。よみがえる連続満塁逸機の悪夢。
それでもまたまた下位から得点が生まれ、相手のエラーもからんで3点奪います。しかしその後は相次ぐチャンスもことごとく中軸が潰して追加点を奪えず。どうみてもいっぱいいっぱいの相手を5回も投げさせ、試合を作られる…。見飽きた光景ではありますが。
そしてじりじり追い上げられるというおなじみの展開。
下位からチャンスを作って宮崎・西野で返すという新たなパターンができたと思いきや、昇格即1番でいきなりヒットを打った宮崎を4回で守備固めに交代させたのも意味不明ですし、猛打賞で左にも相性の悪くない西野に代打山足も理解不能。武田の三振はありゃどういうことだ。昨年の好調時にもなぜか起用されず実戦経験を積めなかったことがここにつながっているような気もしないでもありませんが…。
なんとか西に勝ち星をつけたいところでしたが、山本が暴投で同点にしてしまいます。残すは9回のみ…。
しかし今年は、ロッテにさんざんやられていた昨年のオリックスではありません。内から先頭の山足がヒットを放ち盗塁(ギリギリ)を決めると、ビックリ箱要員の小田が勝ち越しタイムリー! 光るロメロの走塁センス! どさくさが得意なTがダメ押しタイムリー! 増井にマリン×サヨナラの呪いは無効!
先週の3タテの悪夢を払拭する連勝です!


5/19・20 vsL ●○

そろそろ山岡に白星を…との願いもむなしく、今日の援護は5回で2「安打」。
もう登板する曜日を変えたほうがいいのではないですかね…。
味方が打たない分、打たれてはいけないというプレッシャーを必要以上に背負っているように感じるのですよね。まあ、試合自体はまったく見られなかったのですが…。
翌日は田嶋のリベンジゲーム。相手が好調の榎田なので投手戦になるだろうと見込んでいましたが、田嶋がしっかり試合を作りました。榎田対策で起用された山足も初回からヒットを放ち、ロメロ(去年から炭谷の時はいつもロメロに打たれるby我が家の西武ファン)がきっちり2打点1HRと、すべてがうまくかみあった試合だったと思います。
今週だけなら貯金2! 次週に使い果たしませんように…。


5/22~24 vsE ○○●

3タテの悪夢も記憶に新しい楽天戦。なんとかやり返したいこのカード、初戦は吉田正のあわやサイクル未遂の活躍とアルバースの安定の投球で白星を取りました。久しぶりの快勝で最後はチャンネルを合わせておらず小田のホームランも吉田正の三塁到達も見ておりませんでした…。
翌日はなぜかデーゲームでしたので、これまた見られず。金子がようやく初勝利。エラーもあってランナーをためる場面もあったようですが、先週からペースを乱さず投げる姿勢を身に着けたようでリードを守ったままマウンドを降ります。代わった黒木がいきなりホームランを浴びますが、リアルタイムで視聴していたら頭を抱えて叫んでいたことでしょう。それでもダメ押し点をしっかりもぎ取り、増井にセーブをつけて試合終了。ハイタッチには間に合いました。
三戦目は岸ですからお手上げ。西も中盤までは好投していましたが、相手に許した初ヒットが先制タイムリー、しかも長打とはいただけない。それで終わればまだ良いものの、控え選手だった田中に長打はもっといただけない。とはいえ、西に8回も続投させたのは謎でしたが。


5/25~27 vsM ○●○

ディクソンに代わる先発として昇格した松葉でしたが、あいかわらずの松葉であった…。
打たれるわ四球出すわ、相手は涌井だわで、今日は捨て試合のようなものかと諦めムードでしたが、前日に延長12回を戦っての移動ゲームだったロッテは、中継ぎ陣を休ませるために最初から涌井を限界までひっぱるつもりだったのでしょう。解説も首をかしげるピンチでの続投判断で9失点。こちらとしては、そういっためぐりあわせにも助けられました。
吉田一は1失点しましたが、澤田・黒木・山本・増井と無失点。このブルペン陣の活躍が、5月の成績にあらわれています。
翌日は気分よく迎えたとはいえ魔の土曜日、苦難続きの山岡。先頭バッターのエラーでいきなり失点、しかも相手は難敵ボルシンガー、またも山岡の勝ちは厳しいか…と思いきや、その裏宮崎のホームランで同点、小谷野のタイムリーで勝ち越しと、なんと2点も援護が! このままなんとか持ちこたえてほしいとの願いもむなしく、本日スタメンで打たれるような予感がしていたドミンゲスにあっさり同点ホームランを打たれると、その次の回も勝ち越されたあとにまたもドミンゲスに2ランをくらうという、やっぱり魔の展開に。
山岡は援護さえあれば勝てるはず、と期待していたのにあんまりだ。昨年もなかなか勝てずに似たような流れになっていましたがね。来週の相手は不調のG田口でしょうか。昨年の両者の状態なら見ごたえある対戦になったでしょうが…。
五割チャレンジはまたも失敗。
しかし警戒すべきドミンゲスに2打席連続はいただけない。しかも同じストレート。解せぬ。
あとは初回の乱調からすぐ立ち直ったボルシンガーを攻略できず、試合終了。
カード勝ち越しは続けていきたい交流戦前最後の試合。幸先よく吉田正の2ランで先制すると、あとは好調の田嶋に託すだけ…と思いきや。
またドミンゲスかよー!
それよりも、そもそも土肥相手に吉田正のホームランと若月のヘッスラ内野安打の2安打というのもどうかと…初物左腕ということでいやな予感はしていましたが。準備のじも見えず、あいかわらずの特攻態勢ですが、これで初物だらけの交流戦をどう戦うつもりなのでしょうか。
そんなこんなで中継ぎ力と好守備でふんばり、延長の可能性も見えてきた8回裏。なぜか四球の多い途中出場の駿太からシェッパーズの様子がおかしくなり、ランナーが溜まったところで今日3打点目の吉田正。あとはひとりランナーを出してからスイッチの入る増井で〆。
五月は3タテと1勝1敗のふたつをのぞいて、すべてカード勝ち越し。気分よく名古屋に向かえます!


(結果)23勝24敗1分  交流戦で借金完済を!
あとひとつの壁がなかなか高い。貯金は簡単に減るのに、借金を返すのはたいへん。
今月になって西武の山賊打線がなりをひそめ、優勝間違いなしと見越していたソフトバンクがまさかの五割と、先の読めない混戦・パ・リーグ。ふと気づけば順位が大幅に変動することもある交流戦ですから、気が抜けません。
まずはナゴドで中日戦。おととしのTゲッツー&コーディエやら昨年のマレーロ踏み忘れやら、何かと印象の強い試合が多いですが、勝ち越して勢いをつけてほしいですね。



* SNOW FLAKES *
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プロ野球&連ドラ視聴の日々さまざま。
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