10/14 パ☆L-E セ☆T-DB
いよいよポストシーズンの始まり。第1戦は順当に2位チームが白星を挙げました。 まずは13時開始のパ・リーグ。菊池vs則本という、パ屈指の、いや日本を代表する両エースの対決で投手戦が予想されましたが、蓋を開けてみれば西武の大差勝ち。相手の立ち上がりを叩けなかった楽天、叩けた西武、そのわずかな差が、試合の進むごとに開いていった結果となりました。 相性のすこぶる悪い菊池からチャンスはそうそう来ないと判断したのか、楽天側は無死で出塁すると手堅くバントを仕掛けましたが、ことごとく裏目。ペゲーロの状態も悪くアマダーも抹消中と、快進撃を続けていた時の面影がありません。ならば則本が粘って最少失点差で試合を進めていかなければならないはずでしたが、初回の死球からリズムを乱し、最後まで立ち直ることはありませんでした。コースギリギリを狙った投球が見きわめられてボール判定され、いらだちを隠そうともせず乱れる則本の姿はシーズン中には見られないものでした。 いっぽう、縁起の良い赤ユニを纏った西武打線はまさに炎獅子。容赦ない攻撃で終わってみれば10得点。Finalへ王手をかけました。 セ・リーグはうってかわって投手戦。だいたいCSはこうなるはずなのだが…。メッセンジャーが中3日(!)で無失点。井納もよく投げましたが、まさに一球に泣く敗戦となりました。 しかし阪神のオーダーを眺めていると、いくら強力救援陣を誇るとはいえなぜこの打線で2位になれたのか、不思議でなりません。ベテランと若手がうまくかみ合っているのかな。いや、交流戦で負け越しておいて何だけど…。 それよりなにより、クワケンがCSで投げている事実にびっくり。クワケンだよ、あのクワケンだよ!? 10/15 パ☆L-E☆ セ☆T-DB☆ 前日の勢いを見ていると、西武が2勝でアッサリ福岡行きかな、と思っていたのですが、やはり野球はわからない、だからこそCSは面白い。 あれだけ打棒をふるった西武打線ですが、岸に手も足も出ませんでした。シーズン終盤は勝ち星に見放されていましたが、今日の岸は完璧。流れを失った西武打線は投手交代した後もチャンスをものにできませんでした。十亀も茂木の先制パンチにやられ、リズムを崩してしまったかその後も失点を重ねてしまいました。 これで星は五分。勝負のゆくえは明日の試合終了まで、何が起きるかわかりません。 天気が気になるセ・リーグ。勝負決しないまま阪神勝ち抜けの予想もありましたが、明日も雨予報とあってか強行開催されました。打球は転がらないわ、選手も怪我が気になって全力プレーできないわ、投手交代も前倒しだわでなかなか酷な球場コンディションでした。そんな中、筒香をはじめDeNA打線の集中力が若干相手を上回ったか。桑原もドリスも不運といえば不運。上位チームの心の持ち方の難しさを垣間見た気がします。 とはいえ、明日も雨は降り続きます。今日以上に水浸しのグラウンドで試合を行えるかどうかは阪神園芸の手腕にかかっていますが、さすがに厳しいでしょうか。 しかし今日のことにしても、万が一のことを考えれば、このような状態で試合してfinalに進むよりも、これは1stにおける2位チームのアドバンテージとして、阪神勝ち抜けで手を打ったほうが良かったように思うのですが…。もちろん3位チームとそのファンには心残りであったとしても、実際にこのようなありさまでも必死にプレーしている両チームを見ていると、胸が痛くなりました。 10/16 パ☆L-E☆☆ セ 雨 まさかまさかの、下剋上。 1stは初戦を獲ったチームがほぼ勝ち抜けてきましたが、その前例を覆した楽天が、福岡行きを決めました。 初回のチャンスをものにした楽天、無得点だった西武、結局はそこが分岐点でした。しかも先制はこのシリーズ当たりのなかったウィーラーの内野安打。このお祭り男を乗せてしまったことも、敗因のひとつとなりました。ウィーラーがノリノリだとチームも昇り調子になるんですよね。勢いの求められる短期決戦には、そういう存在が必要になります。 攻撃の糸口をつかみたい西武は、代走や代打を積極的に仕掛けますが、つながらず。ベンチにいることが多かったメヒアは、試合感覚を失っていたかもしれません。 いっぽう継投で早仕掛けした楽天は、回またぎも厭わぬ采配が見事的中。我が家の解説者によると「秋山はチャンスに弱い」。嘘だー…。 最後は浅村のホームランで一矢報いるも、点差が開きすぎており、松井裕にはノーダメージ。外崎の打席で登場曲を口ずさむ鬼メンタルぶりを全国の視聴者にしらしめました。福岡でもその意気で頼むよ…。 さて、なぜか3位チームが強いパ・リーグ。楽天が王者ソフトバンクに挑みます。「西武が行ってもどうせソフバンに蹂躙されるだけやし」という我が家の西武ファンの捨て台詞もあながち負け惜しみではなく、対戦成績は軒並み圧倒されている他チームをよそに、楽天のみほぼ互角。もしかしたら…もしかするかもを期待して、finalの開幕を待ちたいと思います。 10/17 セ☆T-DB☆☆ 史上初! 両リーグ初戦黒星チームが1st勝ち抜け! どちらもfinalは下剋上! DeNAが能見の立ち上がりから3点を奪って始まった最終戦は、その後の継投策も実らず阪神が敗れる結果となりました。 ウィーランドは打たれる気配なくスイスイアウトを重ね、狙いを絞らせませんでした。チャンスらしいチャンスにも慌てることなく、7回1失点。finalのことを考えると少しもったいないくらいの出来でした。 藤浪が出てきた時は甲子園が大きく沸いて、流れが変わりそうな雰囲気もありましたが、いかんせん点差が開きすぎていました。藤浪の好投は来季に向けてはあかるい材料となりましたが、短期決戦においてこの起用はどうだったのか、BSの解説はしつこく伊藤隼太のベンチ外を惜しんでいましたが。 ともかくもセ・リーグ最後のカードは、2年連続で広島対横浜となりました。悪天候で先発を三人使ってかつ連戦、3位チームには過酷な壁が立ちふさがりますが、パ・リーグともども盛り上がるfinalステージになってほしいですね。 PR
10/3 vsF ●
待ちに待った吉田凌の初登板でしたが、見事なまでの玉砕! 帰宅した時点ですでに打ち込まれていたので、内容はほとんど見ていないのですが、我が家の解説者によるとやはりストレートの球速に難アリのようです。FASの中継で感じたところ制球で勝負するタイプのようですが、変化球だけでは一軍では通用しませんね。今後の成長に期待です。 ただ、ナンデ山崎勝と組ませなかったのかなあ~とは思いました。相手の飯田も一軍初先発、ちゃんとデータは頭に入っていたのでしょうか。あいかわらず横尾と石井と清水に打たれまくっていましたから、ある意味入っていたのか。 松葉の火にガソリンを注ぐ救援も、慣れない捕手=山崎勝でなかったから、と思いたいですが、もうそういうトシでもなかろう。 えーと…宗の併殺は飯山へのご祝儀ということですかね? 最終回はランナー出なかったし、ちょうどよかったですね。最後も右打ちの多い大城が遊ゴロ。そう、これが引退試合のあるべき姿! かえすがえすも昨年の小松の…。いや味方の中にも敵がいたからなんだけど…。 10/3 vsF ● 大谷の今季、いや日本最終登板(のハズ)、無事に接待完了。メジャーでの活躍期待してるよ! 元気な大谷には最後まで手も足も出ませんでした、ハイ。 金子は前回に続いて好投するも勝ちつかず。打たれたのは4連打されたイニングだけでした。もったいなかったです。 イイトコなしの宗に代わって岡崎が初スタメン。一軍最初の相手が大谷とは…たぶん生まれてこのかた見たことのない一級品の球を打席で体感できたことは、これからの財産になるはずです。無死二塁からの進塁打は良かったです。その後先輩が三振して無駄になっちゃったけどさ…。守備も安定していましたし、このオフは身体を鍛えて来季がんばれー。 日ハムには4連敗で対戦終了。どっちの順位が上なのかわからない試合内容でした。勝ち越しておいて本当に良かった…。 10/6 vsH ● 若月プロ初ホームラン! T31号! 吉田一ロッテ戦に続く好投! 大山好救援! …で、こうなりますか? 1点差×平野×ヤフド、いや~な予感はしましたが、たまには良い方向に裏切ってくれませんかね…。で、メジャーには行くのかね? 同点になった瞬間、千賀がやたら大はしゃぎしていたので何かと思ったら、最高勝率がかかっていたのですね。タイトルなんざ、ここのところずっと無縁だったので、まったく知りませんでした。それにしても北から南まで、接待に余念がありませんな…。 若手メインのスタメンですから貧打はある程度仕方ないにしても、消化試合らしいのびのびさが見えないのはなぜでしょうか。なんだか息を詰まらせながらプレーしているように映るのですが…。 10/7 vsE ● ホーム最終戦で、コレ。 さんざ接待してきたんだから、最後くらいは接待されてほしかったのに、コレ。 まさかここに来て、今季ワーストを更新してしまうとは。 21時から宮崎勤の特番を見ていたので、最終回の無惨な内容は視聴せず。吉田雄よ、これも試練だ。乗り越えておくれ。 そもそも、武田にバントなんかさせるからこうなるんじゃないんですかね。うしろの打順を考えて采配してるんでしょーか。いまさらですけどね。 ビハインドで打たれるのは近藤の悪癖。もしかしたら、ある意味抑え向きのメンタルなのではないだろうか(同点のサファテ的な)? 来年平野もいなくなることですし。 …あのう、平野がメジャー行きを決断したなら、最後くらいビハインドでも登板させてほしかったなあ…日本最後が2日前のアレだなんて、あんまりですがな。 まあ、7-0だろうと2-0だろうと負けは負け。2安打ではどうやっても勝てません。 100球超えてふらふらの山岡を続投させておいて、ランナー溜めたら交代ってね。しかも岸田ってね…。どういう判断なんですかね。こんな試合を最後の最後で見せられて、そりゃ監督挨拶でヤジも飛びます。毎年のことですが。 残すところあと1試合。最後くらいはいい試合を、来季につながるところを見せてくれませんかね…。 10/9 vsM ● 1 0 月 全 敗 。 千葉マリン最終戦、伊東監督本拠地ラスト采配。最後まで接待ごくろうさまでした!マレーロ帰国、若手はのきなみ宮崎送り、確かにメンバーは足りません、足りませんけどね…。 いちおう、主力は残っているわけですからね。シーズン最終戦とは思えない覇気のなさ、意気消沈っぷりでした。接待って冗談なんですけど、冗談になってまへんがな。 今日もツッコミどころ満載でございました。今年は最初から最後までツッコミだらけでツッコミ疲れたので、もうなんも言えねえ。 途中から出雲駅伝見てたしな! (結果)63勝79敗1分 借金16で今季フィニッシュ。 たいてい、シーズン最終戦後には「ああ、今年も終わったー…」と感慨にふけってしまうものですが、そんなカタルシスも何もない今の自分が、悲しくなります。 山岡&黒木のドラ1&2がシーズン当初から大活躍、昨年のドラ2近藤復活、ロメロ&マレーロの助っ人大当たり、T-岡田リーグ3位の31本。 …え、これだけ材料そろえて、4位!? 圧倒的Bクラス!!?? そりゃ、不運はありました。吉田正の出遅れ、ロメロの離脱。厳しい時期に不利な日程も重なり、一度コケるとなかなか起き上がれませんでした。 でもでもでも。 もうちょっと、何かしらやりようはあったんではないですかね!!?? 確かに4位です。昨年よりは借金も減り、見た目の成績は良くなっているのかもしれません。しかしそれを隠れ蓑にして問題の本質を放置しているようでは、来年は昨年以上の惨憺たる結果を残すであろう予感がしてなりません。 来年の今頃は「あー、今年の野球は楽しかった!」と去る季節を惜しんでいたい。 どうかどうか、お願いします…。 あと、こんな心のすさむ日々の中、試合後のポンタだけが唯一の癒しでした。こんなありさまじゃ、もう来年は契約してくれないだろうなあ…悲しいなあ…。
9/26 vsF ●
山本は5回2失点。球数を稼がれてしまいました。ランナーを出してもずるずるいかない根性は、先輩方に爪の垢を煎じて飲んでもらいたいくらいです。負けが消えたのはせめてもの救い。来年はローテに定着して勝ち星を重ねてくれることでしょう。 ヘルメンはシーズン半ばのわけのわからない起用がたたったのか、ここのところ失点続き。この日もマウンドで落ち着かない様子でした。で、もう言葉もでない近藤からの金田登板。投手は将棋の駒ではないんですがね。マウンドへ送り出したら連投だろうがどの打順だろうが、最大限のパフォーマンスを見せてくれるとでも思ってんのかね。 Tの同点弾はお見事。あとはバントバント。やりたいことはもうわかりました。ファンは得点シーンを見たいんですが。 9/27 vsF ● どうやって日ハムに勝っていたのか思い出せない。消化試合になると強くなるオリックスだったはずが、ここへ来て4連敗とは…。 良くも悪くも話題の的となる斎藤佑樹相手に6回2得点。タイムリーなし。斎藤が来年復活してくれるなら、試金石になった甲斐もあろうってもんですが。 こちらが金子で、投手戦になるとは思いもしませんでした。金子はここへ来てストレートに伸びが出てきました。うーん、13勝目間違いなしと確信していたのだが…。 ホームラン後のロメロのひとりパフォーマンスは実況も触れていましたから、お立ち台で聞き手がきっと安達の話を出してくれるだろう、ロメロがきっと泣けるコメントをしてくれるだろうと、フライングで涙ぐんでしまいましたよ。バカバカバカー。平野め、なぜ横尾にストレート勝負したー! まあ、平野や比嘉よりも、問題は打線ですけどね。西武戦からずーっと停滞しているんですが、打開策はどこにあるのでしょうか。 9/28 vsM 雨 連敗中だと少し気が楽になる打てん中止。振替が10/9になりましたが、おそらくそれが今シーズン最後の試合。白星で飾ってくれるかな…。 9/29 vsM ○ 吉田一完封! マレーロNPB100000号! 18:15開始だったのに真っ先に終了する時短快勝! 数日間のモヤモヤスッキリ! 吉田一は序盤から危なげないピッチング。しかし打線が高卒ルーキーの成田を崩せず、イヤ~な予感満載だったのですが、中盤にようやく出ました、T-岡田の30号! 99999号! なんて持ってないんだ! 「メモリアル弾はレアードか筒香あたりかな」と他球団の様子をチラチラチェックしていたら…まさかのマレーロ! 「あのホーム踏み忘れがあったからこその10万号」と記事にされたものの、あれがホームランであればロメロのサヨナラホームランもなかったわけで。いずれにせよ結果論ですね。Tや松井雅人の「賞金分けろ」コメントも面白かったです。来年も期待してるよ! で、ほとんど話題にもされなかった吉田一の完封ですが…いくら相手が途中から主力を降ろして育成モードに入っていたとはいえ、完封はお見事。奈良で開催された二軍戦の凱旋登板で悲惨な結果に終わったと聞いていたのですが、来季は先発としてローテ定着を期待します。 9/30 vsH ○ まず、小林が大事なくて何よりでした。 その瞬間は別の中継を見ていたので、速報画面を見てあわててチャンネルを戻したのですが、マウンドに全員で囲んで救急車を待っている光景は異様で、心臓がドキドキしました。 試合は再開されたものの、5点差もありますしこのまま平常心を失って力負けかな…とあきらめていたのですが、そこはさすがプロでした。マレーロの20号からじわじわ反撃開始。疲労が見られる相手の勝ちパターンを攻め、最後は吉田正&マレーロのタイムリーで逆転! 最後は平野のリベンジで〆! 逆転打に絡んだ宗と杉本も特筆もの。安達が離脱して以降スタメン固定されている宗は、打席を重ねるごとに落ち着きを見せ始めました。まあ…守備については安達はもちろんのこと、大城にもはるか及びませんし…オリックスの若手にありがちな「足は速いが盗塁できない」典型ですが…。 代打小島の予想を裏切ってコールされた杉本も、追い込まれるまでの内容があんまりだったのでまったく期待していなかったのですが、腕を伸ばしてレフトへ二塁打。体格が活きました。ビックリ箱的な切り札になれば面白いですね。 その時点で、先発が山岡だったことを忘れかけていたのですが、解説がことあるごとに球審のまちまちな判定を批判し、ゾーンに苦しめられて四球連発した山岡を庇っていました。負けは消えたものの、今シーズンの負け越しは確定。とはいえ開幕から離脱せず投げ通したことは来季の糧になるはずです。 10/1 vsH ● 昨日の長丁場でお疲れモード? 涼しくなってきたからか、ディクソンがひさびさに好投したらこれ。初の10勝もなくなりました。援護がある時に限って炎上していましたから、かみあわないにもほどがあります。 随所に若さが出た試合でした。駿太・宗・若月で無死満塁から無得点…そんな気はしていた…。「今年こそ1番固定!」とウキウキにさせられた春先の駿太は何処へ。 バント失敗&エラー&ベースカバー忘れと、テンパりにテンパっていた宗はすべてにおいて修行が必要ですね。怪我がちだったとはいえ、二軍のコーチはいったい何をしていたのかと疑問になるほどです。これをいい経験にして、秋からみっちり鍛えなおしてほしいです。 シーズンもあとわずか、お試しにはちょうど良い期間ですから、疲れの目立つ小谷野はそろそろお休みにしてはどうでしょう。かといって起用してみたいサードもいないか…。 えーと…平野はメジャー行くん? (結果)63勝74敗1分 借金が増えてしまった…。 西野を抹消したら安達が入院、大山を抹消したら小林が負傷と、最後の最後まで裏目大好きオリックス・バファローズ。 とはいえ残すところあと5試合、ホームは1試合です。最後まで気持ちを切らすことなく、勝ちにいく試合を見たいです。 そしてホーム最終戦は、昨年のようにはならないでほしいですね。最後くらいは、笑顔て終わりたいものです。
9/20 vsE ○
…勝ったというのに、なんなんだ、この後味の悪さは。 先発は金子vs高卒ルーキー藤平。「安楽の二の舞で、また育成するんじゃなかろうな」と危惧していましたが、中盤に大城のチャンスメイクから安達・駿太が良い仕事をしました。ロメロのひさびさのダメ押しホームランも効きました。マレーロとのアベック弾は初かな? 金子は毎回ランナーを出すものの要所を締め、終わってみれば7回1失点。 まあ、それはいい。 8回表が終わって7点差。「あとは今日昇格した澤田や大山あたりで終わりかな」と思いました。むしろ、それしか選択肢はないでしょう。 なぜ、近藤? なぜ、近藤? この日、福良監督の続投が決まりました。「へー、3年連続Bクラスでも解任されないんだ。球団も変わったねー」と生温くその報道を受け止めたわけですが。 …こんな采配を来年も見せられるわけですか、そうですか。 僅差リードならもちろん勝ちパターン。 僅差ビハインドでも勝ちパターン。 大差でも勝ちパターン。 そして誰もいなくなった――という未来は見たくありませんよ? 9/21 vsE ○ 前日からお目覚めロメロで岸を相手に先制パンチ。が、ディクソンがあいかわらずピリッとしません。初回から球数が嵩んで80球に近づいたところで、すぱっとあきらめて継投に。 山﨑勝のまさかの長打から勝ち越したものの、ヘルメンが逆転ホームランをくらってしまいます。 いやー、ど真ん中とはいえバックスクリーンまで運びましたね、すごいっすねアマダー。 ・・・。 またアマダーかよ! これで8・9回は相手の勝ちパターンに抑えられ、ジ・エンド。 かと思いきや、岸が続投。金子もよく志願続投しますが、これぞエース。 …ですが100球を超えたあたりで岸の様子が変わります。山崎勝にまさかの四球を許すと、次のバントをフィルダースチョイス。結果的に一塁でアウトを取っていれば無失点だっただけに、悔やまれる(こちらにはありがたい)ミスでした。ここで降板しなかったあたり、金子にもよく見られる扱いですが、相手ベンチも信頼という名の気遣いをしたのかなあ。 なんにせよ、吉田正の逆転3ランはアメージング! あとは僅差だとアドレナリンを噴出する近藤、安定の(先頭出塁を許す)平野で、宮城最終戦を勝利で〆! 9/23 vsL ● うーん、今年は最後まで野上にやられっぱなし。チャンスらしいチャンスもなし。見どころなし。なしナシnothing! 相手はちゃんと山岡対策してきてますがね。前回は手玉に取っていた秋山にキッチリやり返されました。 それにしても4安打って…プロ初完封って…。当たるたびに成績が酷くなっているのはどういうわけなんだか。 9/24 vsL ● 西武に勝ち越しを決めていて良かった…しかし、どうやって勝ち越したのかまったく思い出せない。 松葉は、松葉でした。以上。 が、4回途中に交代は良いとして、なぜ金田? ここで出すなら、なぜ昨日投げさせた? 金田はいったいどういう立ち位置なのか? 今季はこんな疑問符ばっかり。来年もこんなんばっかじゃないだろうな。 最後は少し盛り上がったみたいですが、井口の引退試合を見ていたのでよく知りません。 そしてこの敗戦により、CSが完全消滅。監督コメントが「仕方ない」ってねえ…なにがどう仕方ないのかこっちはよくわかりませんねえ。 (結果)61勝71敗1分 残り10試合で、借金10。なんとか1ケタで終えてほしいのですが、チーム状態がここに来て下降ぎみです。 主にTの不調が大きいと思うのですが、いきなり打たなくなったのでどこか悪くしたのかという心配をよそに、毎試合スタメンですし24日には2番に入っていたので、単なる不調なだけなのだろう…。なんとか30本に到達してほしいところですが、ホームラン王は遠のきました。 CSもなくなったことですし、そろそろ本当の消化試合らしい戦いを見せてほしいですね。固定されたメンバーで、勝っていても負けていても同じ継投を見せられるのは飽き飽きです。
9/12 vsM ●
負けこそつかなかったものの、山本はプロ初の4失点KO。苦い3試合目になってしまいました。 でもさー、3つともロッテ戦というのもどうかと思うよ? 高卒ルーキー相手に二度も抑えられていれば、普通のチームはそりゃ対策してきますよ、普通のチームは。 何回やっても対策できないチームもありますけれどもね、どことは言いませんが。 しかし、今日は酷い守備だった。大城の深追いタッチアップ、Tの一ゴロスルー、「怒る(近藤)」とスポナビ速報に長々表示された西野の凡ミス、なぜマリンでは守備の乱れが連鎖するのか。 Tはファーストでの出場が増えていますが、打撃の調子も落ちていますし、どこか痛めているのでしょうかね。 吉田正、安達はナイスホームランでした。 9/13 vsH ○ おりほー! マレほー(砲)! というわけで、マレーロさまさまな一戦でした。 バンデン×ヤフドという最強の敵を相手に、初回のチャンスを潰した際には「最初で最後なのにィ!」と歯噛みしたものですが、マレーロの一発で口が開きました。 もっとも、すぐさまデスパイネにお返しされてしまうのですが…金子も結果的に踏ん張りはしたものの、なんやかんやとモタモタしましたね。これでは攻撃のリズムも悪くなってしまうところですが、ホームランには関係ありませんでした。小島の犠飛も大きかったですが、エラーしたので帳消し。ええい、どこかにやらかさないセカンドはおらぬのか。 最後は平野×ヤフドのよみがえる記憶に身体が震えましたが、松田に助けられました。なぜオリックスは松田にしこたま打たれるのですかね…(西武も)。 この勝利で2014年以来の目前胴上げ阻止! 9/14 vsH ● 打たれ出したら止まらない夏ディクソン。こうなると数少ないブルペンにしわ寄せがいきます。 金田や小林はすっかり便利屋扱いですが、回またぎさせるくらいなら比嘉でもよかったのでは? 宮崎と小田はどちらかで良いですし、もうひとり補充しないと潰れます。ただでさえ黒木を潰して、近藤も潰れかけた過去があるのに、継投が安直すぎ。 打順も不可解。2回の中島(四球)→安達(バント)→山崎勝(略)→T(敬遠)→小島(凡退)の美しい流れは、安達のバント構え時点で察しました。誰がどうやって得点できると考えたのでしょうか。 前回こてんぱんにひねられた石川から同点に追いついたまでは良かったのですが…個人技でないと勝てない傾向が顕著になりつつあります。 9/16 vsF ● 試合はほとんど見られなかったので、詳細のほどはわかりませんが、とりあえず山岡の新人王はなくなったかな、ということで…。 ま、まあ、結果的に山岡が12勝しても源田が選ばれちゃったら悔しいもんね! これでスッキリあきらめられるってもんよ!(涙) とにかく、4安打では勝てません。またビハインドでヘルメン出しているし。上げ下げもないし。もうそろそろ来年を見据えた起用をしてみてはいかがか。 今年も優勝決定の裏で日本一興味を持たれない試合をしていたという。はー、ソフトバンク、強いなー…。 その後は広島戦にチャンネル移動したのですが、セパ同時優勝というめずらしいものを見られなかったのはちょっと残念でした。 9/17 vsF ○ 初回から大乱調の松葉。いつものパターンかとガックシしましたが、次の回から立ち直りました。試合後のコメントでも言及していましたが、先週からバッテリーを組む山崎勝との相性が良いようです。数か月前、二軍の若手投手たちが山崎勝に絶大な信頼を寄せているという記事を見ましたが、松葉のような中堅であってもフラフラしているような投手には、山崎勝のようなドンと構えるベテラン捕手の方が結果を出せるのでしょう。18日の予告先発(山崎福)もアレなので、明日もオナシャス! 初回から失点したもののその後は好投したので、勝ちがつかなかったのは惜しいですが、その山崎勝が(まさかの)2打点で負けは消えました。延長の主役といえばロメロ。近頃すっかりごぶさただったホームランで勝ち越し、ヘルメンがその後を抑えて、西武に続き2017シーズン日ハム戦勝ち越しも決めました! ホームだったら山崎勝が貴重なお立ち台だったかもしれないと思うと残念…。 あと、比嘉の好投する姿もうれしかったです。早く本拠地で『STAY GOLD』を聴きたいですね! 9/18 vsF ● うーん、山崎バッテリーだとどうなったのか見てみたかったなー。 相手先発が未勝利の吉田だからか、打撃全振りオーダーにしてきましたが、 裏目っ…! 圧倒的裏目っ…! @カイジ 「飯塚からぽこぽこ凡打の山を築いたDeNA戦を思い出した」by我が家の解説者。そして守備のミス。試合中に強制送還(3か月ぶり2回目)されるほどお話にならなかった山崎福ですが、初回の連続エラーはちょっとかわいそうなところもありました。数字には表れないものの、併殺の取れないセカンドってねえ…。甲子園の最終回、センター前の打球を難なく二ゴロにしたC菊池を見て「ほしー! こんなセカンド欲しーーーい!」と叫んでしまいました。 唯一の光明といえば、小林の好投。比嘉の被弾は3連投のせいですから。使えるとわかったらすぐさま酷使は、このチームの悪い癖です。 ところで、いつ見てもいつの間にか打席が終わっているTは、さすがにどこか悪くしているとしか思えない。今年は怪我も不調もなく最後まで一軍と思っていたのですが…あと三週間、耐え抜いておくれ。 ちなみに我が家では、「点差の少ない方の試合を見る」というルールがあるので、途中からは西武戦を流していたのですが、横で西武ファンが「怖い怖い」とつぶやきつつ始まった西武1点リードの9回、いきなりデスパイネが同点ホームラン(34号)をスタンドに叩き込んだ時点で、もうTの逆転ホームラン王はスッパリ諦めました。 (結果)59勝69敗1分 減ったと思ったらまた増えている、それが借金。 なんとか1ケタで終えてほしいのですが最後まで連戦になりますし、難しいでしょうか。 優勝どころか順位も確定しつつあり、まさに何の見どころもない試合が続きます。消化試合になっても、山本以外の若手を起用する気はなさそうです。吉田凌や鈴木優などを登板させてみても面白いと思うのですがね(もちろん捕手は山崎勝で)。 もうタイトルとは言いませんから、最低限山岡の2ケタ勝利、Tの30本は達成してほしいと思います。 |
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