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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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7/10 vsF ○
こ、こんな、試合終了まで「わっはっは」と笑って構えていられる試合なんて、いったいいつ以来なのか…。
しかも山崎福完封なんて! 金子・西に続く3人目の完封がやまさちだなんて! オーマイガー!
初回にいきなりランナーをふたり溜めた時点で「オーマイガー…」とつぶやいたものの、相手のチーム状態も不調だったことに助けられてなんとか無失点でしのいだその直後、吉田正の特大2ランで先制。さらにロメロムランも飛び出して流れは一気にこちら側へ。
2回も無死二塁のピンチを招くものの、杉谷のよくわからない抗議&三振に助けられました。死球をアピールした一球はストライクコールされていないし、ボール球であればカウント2-2だったのに、なんで杉谷はベンチに帰ったのだろう? この日は好守やらエラーやら、何かと杉谷が目につきました。
それにしても、吉田正の「アメージング!」は誰の差し金なのだろうか…?

7/11 vsF ○
この日もロメロムリーで先制すると、相手のエラーに乗じて追加点。駿太も気持ちいいスイングで、序盤で7点差に。昨日からまるで違うチームを見ているようだ…。
怪我してからというもの斎藤佑樹はすっかりお得意様。悪送球したりベースカバーに入らなかったり、ちょっと冷静さを欠いているように見えました。そういうところにつけこめるのが今の好調オリックス打線。吉田正というピースが埋まって、ひとりひとりの重圧が軽くなったのでしょうか。代わった投手から得点できなかったことは気になりますが。
西は8回1失点。前日、山崎福が完封したことを思えば少し物足りないですが、このところ中継ぎが休めているのは大きいですね。とくに近藤は疲労がたまって見えていたので、いい休養になったことでしょう。

7/12 vsF ○
前半戦最後の試合も勝ち星で〆! 4連敗のち4連勝! 2017はオリックス・ジェットコースター・バファローズ!
金子は5回で100球を要するアップアップ投球。まさかこの3連戦で金子がいちばん苦戦を強いられるとは…オールスターも控えて調整が難しかったのかもしれませんが、やはり最後はエースがピシャリと飾ってほしかったです。
それでも好調打線のおかげで逃げ切ることができました。大谷は150キロを連発していたとはいえ調整段階で制球が定まっておらず、四球から連打、押し出しと、しっかり余裕を持って攻撃していたように見えました。伊藤の走者一掃タイムリーは投手の代わり端の初球をとらえた、伊藤らしい打球でした。金子が降板すると捕手も若月に交代してしまって、お立ち台でみずからを「ふがいない」と述べたコメントにはなんだか悲しくなっちゃいましたが、ひとことごとの大歓声と拍手がファンの彼に対する評価そのものですね。


(評価)38勝41敗1分  前半戦終了
最後は良い感じで終えたとはいえ、借金完済はなりませんでした。
ロメロ・吉田正に加え、マレーロもなかなかの活躍で、打線の中軸はしっかりしてきました。あとは1・2番さえ固定できれば攻撃パターンが作れるのですが、西野・安達が絶不調、駿太・武田もなかなか結果を残せないため、日替わりオーダーを組まざるを得ません。Tもすっかり7番が板についてきましたが、ソフバンの7番は松田ですからね…。上位チームとの違いがより顕著です。
投手陣は近藤・黒木・平野という方程式が確立したものの、一時は疲弊が目立ちました。大山以外にも僅差で使える投手が必要。吉田一は先発調整中と聞いていますが、海田や塚原はどこに行っちゃったのかね?
先発は4月の好調期をひっぱった金子が下降線をたどっているものの、山岡・ディクソンに安定感があります。松葉の西武キラーぶりは順位を考えると頼もしいですし、西もしっかりローテを守って二けた勝利目指してほしいところ。
正捕手として固定された若月にはいろいろ思うところはあるものの、連勝もあってかかなり余裕が見られるようになってきました。とくに山岡との同級生バッテリーの成長は目を瞠るものがあります。あとは投手が好調でプレッシャーが少ない時だけでなく打撃で結果を残すことと、キャッチングをもう十段階くらい磨くことと、公開説教をなくすこと…あ、これは若月のせいではないか。


7/14 オールスター①
年に2日のお祭りは、敵も味方もなくなってみんな笑顔あふれる特別な日。選手の解放感あふれる表情や球団の壁をなくした応援合戦も、見ているだけでこちらも楽しい。
なんと山岡が勝ち投手! こんなに援護があるなんて! 足に打球が当たった時はヒヤリとしました。打った宮崎も心配していましたが、大事なくて何より。ベンチでも前に出て楽しそうに他球団の選手と話していましたし、充実した時間を過ごせたことでしょう。
あれ、T、出てたの?

7/15 オールスター②
金子は小林にWBC以来の一発を浴びるという最大の見せ場を作ってしまいましたが、デスパいいねのおかげで負けはつきませんでした。頼むよ…。
金子含め先発陣が日程の関係で1イニングしか投げられず、最後の最後で登場した黒木が回またぎかと危惧しましたが、そこは栗山監督が配慮してくれました。アッサリ抑えすぎて見せ場もありませんでしたね…ベンチでもあまり目立たなかったし。
最後、全員での「We Are!」は盛り上がったようでした。
…あれ、T、出てた?




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7/4 vsH ●
相手の石川は育成出身、敗戦処理からローテに定着した伸び盛りの若手投手。千賀を思い起こさせます。前回日ハム戦に続く7回1安打ピッチング。なぜソフトバンクはこんな投手がぽこぽこ出てくるのか。
まあ、その時点でもう勝ち目はないわけですが、西もソフトバンクキラーとして登場しているわけですから、もうちょっと粘ってほしかったですね。せめて松田の3ランは防げた失点でしょう。
しかしその後144球も投げるとは思いませんでした。ベンチの指示であれば初登板時の交代の不満をよほど根に持たれているのか、志願であれば意地になっているのか…いずれにせよまともな起用とは思えないのですが、どういうつもりなのでしょうか。

7/5 vsH ●
試合はまったく見ていないのですが、初回からいきなり失点する金子、満塁で案の定凡退するT、やっぱり逆転される金子、金田のありえん守備、と、見なくてよかったレベルの試合でした。
5割復帰のためにソフトバンクへ西と金子をぶつけるローテ変更が、見事に裏目。
だいたい、4月からいきなりローテを崩して金子の中5を続けるなどシーズンを見据えた信念をみじんも感じない運営をしていましたが、こういうローテ変更が吉と出たことはめったにないのですよね…。

7/7 vsM ●
七夕の短冊に「オリックスがAクラスに入りますように」と書いた私の夢を返してぇーーーー!
と、泣きたくなるような、七夕の悲劇のリベンジ敗戦。
山岡はまたも無援護で勝ちにつながらず。負けがつかなかったことだけが救いです。
打線はずっとヒドイ。日替わり打線効果ナシ。とくに西野は見るかげナシ。日替わりにもかかわらずTは3番に入らない、若月固定、武田がスタベンなど疑問だらけ。
平野は、まあ、こんな日もあるかな…ロッテに弱いし。ただ、捕手が若月だとやっぱり思い切って投球できていないように見えるのですが、気のせいでしょうか。もちろん簡単に先頭を出すのは論外ですが。

7/8 vsM ●
唐川を打てなさすぎ。なぜ他にまったく通用していない投手をここまで打てないのか。5回無安打って、日に日にひどくなっていますが、いつになったら対策するのか。
中村に打たれすぎ。昨年までの天敵とはいえ、今年不調のはずなのに、なぜいいところで打たれるのか。
金田の信頼度はどうなっているのか。いつまでサトタツを使って打たれさせるのか。なぜ武田をスタメンで使わないのか。
もう謎ばっかり!

7/9 vsM ○
吉田正昇格? また見切り発車か! 二軍でしっかり準備できるまで上げない、と断言していたのに朝令暮改もいいところ。
中島が怪我? 鉄パイプ落下!? 重傷でなくてなにより…怖すぎるよ…。
と、始まる前からイロイロあった試合ですが、結果は完封勝ち。吉田正が決勝点を叩きだし、さすがの存在感を放ちました。
吉田正がDHに入るなら、はずれるのはマレーロか中島だな、マレーロが一塁守れるなら中島かな、と考えていたので、スタメンは予想どおり。中島はベンチにいたのでひと安心。しかしマレーロの守備は試合中ずっと不安でしかなかった。ライトロメロも加えて右側がザル…。
ところが、それを意識したわけではないのでしょうが、今日のディクソンは本人も事故と言い切る9奪三振の快投。ストレートが走っていました。これで7勝、初の二桁勝利も見えてきました。
打つ方では4点いずれも吉田正が起爆剤となりました。それにしても代走伊藤には驚愕でしたが。おまけの4点目はTの5月以来のタイムリー…って、マジですか? それもカットした打球がたまたまフェアに落ちただけの…まあ得点になればなんでもいいのですが、ロッテにはどうもなめられているフシがあります。
なんにせよ、3タテ阻止は最低限でした。なんとか連敗ストップ…。


(結果)35勝41敗1分
オールスターまでの借金完済は消えゆく星に。
3位までも6G差。いったん弱り目ゾーンに入った西武が持ち直してきたため、厳しい数字になってきました。直接叩けても他のチームにコテンパンにやられているようでは…。
とにかく、日ハム戦は勝ち越し必須。後半戦は少しでも楽天・ソフバンから借金を取り返せるように、巻き返しを期待します。











6/27 vsE ●
相手の苦手な地方球場、しかし先発はこちらの苦手な辛島というホコタテ対決。
朝には「ロメロの電車直撃場外弾が飛び出すかも?」などというニュース記事が掲載されていたというのに、初回からペゲーロに柵越えをくらうという何とも苦々しい幕開け。
同点には追いつくものの、日替わり打線の5番・中島が完全に裏目。ダメな時は無気力に見えるくらい完全にダメで、終盤に代打を出される始末。ベンチも完全には信頼をおいていないと思われますが、このベテランとは思えない波の激しさが要因でしょう。
島内にも被弾して、金子は結局7回3失点。今の楽天打線なら防げた失点かもしれません。もったいない。
ロメロムランが出て1点差に追い上げますが、近藤・黒木を温存したあたり、ベンチもさすがに学習したようです。しかし、その前のマレーロのショートゴロには抗議に行ってほしかった。Tも二塁からアピールしていましたし、リアルタイムのテレビ映像でも完全にセーフとわかるくらいのタイミングでした。新米一塁コーチの中村に審判に詰め寄る勇気を求めるのも難しい話かもしれませんが、いちばん近くで見ていたのだからもっと強い態度に出てほしかったです。それを含め、無視したベンチには試合に対する姿勢を疑います。
二日前にも、一塁に駆け込んだ武田が守備のノータッチをアピールし、福良監督も審判への確認に立ち上がったのかと思いきや、選手交代を告げただけ、というひと幕がありました。
監督が福良になってからというもの、佐竹コーチが退場になったことはあっても、監督みずから抗議に出た記憶がありません。
もちろん抗議に行ったからといって判定が覆るわけではありません。下手をすれば審判の心証を悪くして、扱いが不利にならないともいえません(あってはならないのでしょうが相手も人間だけに)。それでも部下の訴えを黙殺し続ける上司のもと、チームがひとつにまとまることがあるでしょうか。マレーロは内野安打を一本損し、打率が下がったのです。その一本が今後の契約にかかわるわけです。上司たるもの、その重要性をもっと意識した行動をとってほしいと思うのです。結果的に職場放棄することになった佐竹コーチが正しいとは言い切れないのかもしれませんが、部下はどちらの行動に心動かされるか、印象としてはあきらかですね。
敗戦処理を請け負ってつないだ大山・金田が一回無失点。前日の引き分けでの登板で何かをつかんでくれていたら、うれしいです。

6/30 vsL ○
「山岡が金曜? 来週は菊池だぞ! おまけに前回ボッコボコにされた西武打線だぞ!」と戦局不利の予測で、ほとんど試合を見ずにいたら、なぜか勝ってしまった。最後は指先が冷たくなりましたが。
2回、エラーと四球でピンチを作るも併殺で切り抜けた直後、マレーロのホームランが飛び出して先制。その後山岡は立ち直って、終始安定した投球を見せました。西武打線の調子が下降気味なこともあって、つけいる隙を与えません。投手の調子が良いと捕手業も楽になるのか、若月はこの日2安打。マレーロのおかわりにつながりました。
「3点も取ってもらったので」とインタビューでは落涙もののコメントを残した山岡ですが、少なくとも菊池が降板したあとはもっと得点しなければいけませんでした。9回も一死二塁から無得点。Tの三球三振はありえないだろう…いや、予想していたけれども、たまには予想を裏切っておくれよ。1、2点追加していれば、山岡は初完封間違いなしだったのです。9回裏に平野でファンの心臓が止まりかけることもなかったのです。しかし山岡が8回2安打で、平野が1回2安打って、どういうことだよ。
この日は急逝した森コーチの追悼セレモニーがありました。現役時代はまったく知りませんが、さほど年齢の変わらない人が突然亡くなるというのは切ないものです。直球を投げ込んだポンタも意識していたのでしょうか?

7/1 vsL ○
近年、我が家では7月になると野球の話ができなくなります。
要するに毎年7月になると西武の調子が落ちてくるからなのですが。
原因はドームなのに熱中症患者を輩出する、この西武ドーム(あ、今はメットライフドームか)の構造にあると思うのですが…。
この日に限っていえば、松葉の対西武の相性の良さが出ましたね。監督から名指しで評価を受けた大城のラッキーなタイムリーも功を奏しました。駿太もこのバッティングが毎試合できたならと思うような、思い切りの良いスイングでした。しかし得点できたのがこの回だけとは…。
3回のバント試行で2回失敗、実質は3回失敗(成功時も十亀が万が一をおそれて三塁に投げなかっただけ)した若月と、3安打したロメロの後全部アウトになったTが主な原因と思われます。このふたりは金子先発時を除けば、ロメロとともに毎試合レギュラー固定なのですから、しっかりしてもらわねば困るのです。若月はバント失敗と併殺が目立ちますし、3割バッターのTが得点圏2割3分とは、数字詐欺もいいところです。
あと、西野と安達の上位固定の目論見が破綻したことも、日替わり打線の一因であり、大型得点につながらない要因となっています。大城も守備位置をたらい回しにされて大変ですし、小島はそこまで信頼に足る選手ではありませんし、モレルも怪我で降格。なかなかレギュラーを固定できません。なにげに打率3割の武田がちょいちょいスタメン落ちしているのは疑問ですが。

7/2 vsL ○
ソフトバンク戦を見据えたローテ変更で、ディクソンが中5で登板。梅雨時、メットライフドーム、中5…ウーム。
満載の不安要素が的中、いきなりのエラーで2失点。ロメロムランと誕生日のマレーロの活躍で追いつくも、すぐに勝ち越されます。ウーム…Tのレフト、完全に狙い打ちされてなくなくない?
しかし、少しでも弱みを見せると食いつかれるのがハイエナパ・リーグ。オリックスも例外ではありません。相手のエラーにすかさず乗じて、またまたロメロ&マレーロの助っ人コンビで見事逆転。しかも2点リードの段階で金田を登板させる賭けに出て、案の定無死一・三塁のピンチを招くも、そこから3人アウトを獲り継投成功。どうやら今は西武が喰われるターンなのでしょう。
しかしこのままではまたも平野劇場に胃を痛めてしまう、そんな追加点取れない病をやっと小島が払拭。大城といい、あちこち守れて時々活躍する、そんな選手が重宝されてきました。
黒木が強打者を抑えてくれたおかげで、平野も難なく4球で片づけ、ひさびさのスイープ! このところ西武には好相性です。我が家の雰囲気は最悪になりますが。


(結果)34勝37敗1分 あとちょっと…
リーグ戦再開後はまずまずの結果…と言いたいところですが、やはり対楽天が気になります。昨年も前半コテンパンにやられたソフトバンクには後半巻き返したのですから、やり返してほしいものです。
オールスター出場選手が決定しました。ファン投票や選手間投票で名前がないのは、まあ、当然として、山岡&黒木のドラ1・2コンビが監督推薦で選ばれたのには驚きました。全国放送で名前が呼ばれるのもうれしいですし、ドラフト1位と2位が両方活躍しているという事実もうれしい。金子とTという先輩がいますから、楽しんできてほしいです。T、ずいぶんひさしぶりだな…。
めざせ、オールスターまでに借金完済! スッキリした気分でオールスターを楽しませて!



6/23 vsM ●
リーグ戦再開のロッテ戦は黒星スタート。
「山岡はローテをずらした方が良い」とは書きましたが、まさか日曜にノーゲームの試合を投げて、金曜日に登板するとは思いませんでした。ましてやカードの頭で相手はエース格。来週なんて菊池ですがな…。
それでもいきなり2失点はいただけませんが。
そして山岡&ムエンゴのセットは変わらず、1・2回とチャンスで併殺。マレーロの2ランが飛び出すも、なかなか勝ち越し点が奪えません。そうこうしているうちに、7回で力つきる山岡。三木に5の4はいくらなんでも打たれすぎです。
その後を受けた大山も追加点を奪われてしまいます。が、スイッチヒッターのパラデスで続投させた(あるいは敬遠して左の角中勝負をしなかった)のは疑問。大山は左専門にさせないと、潰れてしまいます。まさか、我が家のようにパラデスがスイッチであったことを知らなかったわけではないでしょうが…。
それよりも問題なのは、2点差の9回に黒木を登板させたことです。勝ちをあきらめない姿勢は大切ですが、それよりも守るべきはブルペン陣の適切な運営です。確か「故障させてはいけないから、誰が疲れているのか考えないと」と、交流戦終盤に言っていたような気がするのですが、黒木のことは考えなかったのですかね。中軸で無得点だった最終回、相手クローザーの内から3点取るには下位打線には厳しい要求です。勝っていても同点でも僅差ビハインドでも同じ投手を起用していたら、そりゃ潰れます。星野コーチが休養して、意思疎通がうまくいっていないのかもしれませんが、こんな起用を見せられるのは二度とゴメンです。

6/24 vsM ○
あいかわらず唐川を打てない打線に、初回から失点する松葉。いつもの流れだなとがっくりしていましたが、相手の併殺などに助けられているうちに、小谷野の同点打が飛び出します。その後は落ち着いて、松葉は終わってみれば7回1失点、いつもこのクオリティであってくれれば…(先制点を取られるのはいけませんが)。
8回はやっぱり黒木。2アウトから2四球で代打井口、若い黒木の速球が勝ったから助かったものの、案の定昨日の無駄な登板でダメージを受けていたように見えました。黒木を潰す気でしょうか。誰もが平野のように頑丈な心身を持っているわけではありません。こんな起用を続けていたらサトタツの二の舞です。
で、勝利打点はまさかの、と言わざるを得ない小島のホームランでした。「この回は若月と小島がいるから、マレーロが打たなかったら終わりだ!」と、西武ーソフトバンクをかけていたので決定的瞬間を見逃してしまいました。おかげで我が家は互いにひどい目に。

6/25 vsM ○
「ロッテめ、涌井&唐川&石川とエース&オリックスキラーをそろえてくるとは、完全に勝ちを獲りに来ているな…」と不安でいっぱいだったこのカード。最下位に落ちないためにも舐められてはいけません。必ずや勝ち越しを!
…のはずが、序盤から連打とエラーで失点。その後は粘るも、先発から得点できない病が蔓延している打線はなかなか援護できません。
交流戦で復活のきざしを見せた大の天敵・石川ですが、4回にようやくロメロ&モレルの助っ人コンビで同点に追いつきます。西も1点を失った後は粘りの投球を見せ、次に試合が動いたのは6回、相手のエラーからでした。駿太が苦手のバントを決めると、3番・小谷野が見事なタイムリー。そしてロメロも続きます。ここで突き放せないのが少し気にかかるところ。T…いや、言うまい。
8回には若月が見せてくれました。無死一・三塁ながら迷いのない二塁送球で三振ゲッツー、ピンチを切り抜けました。その勇敢なプレーが小谷野&ロメロのホームランを呼び込みました。目下何かにつけ槍玉にあげてしまっていますが、こういう成長を見せてくれるのはうれしいですね。しかしこの後は続かず。ひさびさに大量得点できたように思うのですが…T…いや、言うまい。
やっぱりサンデー西ですね!

6/26 vsE ▲
今季初ドロー。しかし、こんなに悔しい悲しい引き分けがあろうか。
ゴロゴロディクソンは絶好調。バックも好守備で盛り立て、koboスタ大好きTムランで先制。茂木のいない相手打線は、GWに対戦した頃と印象が異なりました。拙攻にも助けられ、このままスイスイいくかな…と思いきや、ディクソンがなんでもないゴロをまさかのエラー、さらに武田のエラーもからんで同点に。そううまくはいきません。
しかし、次の回すぐさま大城・武田の下位打線で勝ち越すと、さらに小島が追加点。なぜか則本を得意としていた昨年のオリックス打線が復活です。武田もエラーを取り返しました。
ディクソンが勝利投手の権利を得て、継投に入ります。近藤、黒木が難なく片づけ、いよいよ9回。4番からなので、先頭さえ出さなければ何とかなるはず。
…出してしまった。
しかも連打。…不穏な空気が。
それでもなんとかツーアウト。あとひとり! フォークで追い込んで、最後もフォークで空振り!
の、はずが、まさかの後逸ー!
よりにもよってバウンドせずに股の間を抜けていったとはいえ、そりゃないよ若月…褒めたらこれだよー!
ていうか、いきなりランナーためる平野もどうなってんだよ! 対楽天の防御率9.00てどういうことだよ!
で。試合終了のはずがまさかの同点に。松井稼はストレートで勝負できると思ったのですが、アウトコースを読みきられていたなあ。さすがベテラン。で、延長でショートの守備機会を与えることも忘れない、サービス精神満載のオリックス。
残るブルペンの布陣は松井→ハーマン→福山の楽天に対し、こちらは大山→佐藤→金田…。「やるならひと思いにやってくれ!」と目を閉じていたのですが、まさかの無失点とは、やはり春とは違う楽天打線。が、こちらもよく踏ん張りました。とくに金田は思いきりのいいストレートを投げていました。山崎の大胆なリードのおかげかな。
敗色濃厚からの引き分けは喜ぶべきですが、そもそもエラーがなければ完封で勝てた試合であることを思うと、やはり歯ぎしりが止まりません。対楽天はまだ1勝、去年の対ソフトバンクみたいになってきたなあ。


6/13 vsC ●
ポンタも試合前から震えが止まらないカープの強力打線を前に、先週阪神に打ち込まれた金子がどのような投球をするのか不安でしたが、見ごたえある投手戦となりました。西野のエラーがなければ8回無失点での交代だったでしょう。この交流戦、広島をここまで抑え込んだのは金子くらいではないでしょうか。衰えたりとも、さすが金子といったところです。
しかし、そんな金子の好投も野手陣が援護できず、あえなく見殺し。
「薮田なんて聞いたことないからどうせ打てると思っていたら、まるっきり打てなかった」と、前回当たった西武ファンから聞いてはいたものの、ここまでてんで相手にならないのもオリックス打線くらいなものでしょう。2試合連続の完封負け。DHが使えず、マレーロがチャンスでの代打出場となってしまい、結果凡退でしたが、我が家の解説者いわく「武田のままで良かったんじゃ」…。確かに、まだ日本野球に慣れていませんから、4打席立って球を見てリズムを作る段階だと思います。日程の都合上判断に悩むところですが。
しかしドラフト特番で紹介された時点ではまったくの無名だった薮田が、こんなに成長するとは思いもしませんでした。カープは、鈴木は言うまでもなく、西川や中村祐や岡田などの若手がぐいぐい伸びてきています。カープのスカウトの眼力には感服。前に何度も言ったような気がしますが、カープのスカウトをスカウトしたい!

6/14 vsC ●
まあ、東明だしな…という試合前からほぼ諦めの境地。ランナーで塁を賑わせながら、3回を鈴木のソロホームランだけにとどめるも、ただただ運に恵まれただけという予想を裏切らない結果に。先制点はTムランとあって、接戦なら勝機ありと4回から赤間に代えるという勝負がけに出た福良監督ですが、点差を広げられてしまいます。さらに小林に代わるもミスが重なって、気づけば5点差に…。うーん、1点差で小林という選択はどうなのか。吉田一はどこまで信頼を失ってしまったのか。
おまけに次の回大瀬良を打ち込んで、吉田一に代打を出さなくてはいけなくなったこともさらに裏目に。
反撃ののろしは、やはりロメロのホームランから。相手の勝ちパターンを攻めて、ホームランのおかわりはなんと同点の3ラン! ああ、若月のしょーもないミスさえなければ…。
近藤・黒木を回またぎさせる執念を見せるも、相手の残り投手を打ち崩せず、こちらの残り投手が打たれて、ハイ、おしまい。もうね、平野が打たれるかサトタツが打たれるか、だけの話なので、誰の責任でもないです。悲しいかな、今のサトタツにカープ打線は無理むりムリです。
ただひとつ言いたい。
鈴木ー! アンタが8回の伊藤のライトフライ捕球しておけば同点もなく、延長サヨナラホームラン打たれることもなかったんだ! 自作自演で相手ファンを上げて落とすとはやるじゃねえか! アンタは緒方監督の言うとおり神なんかじゃねえ! ポンタを2年連続で宮島の海に沈める、血も涙もない鬼だ、悪魔だ、闇の手先だ!

6/15 vsC ●
またミスから負け…。強いチーム相手にエラーは致命傷なんだってば。5点は取られすぎとは思いますが。
家に帰りつく前に点差がついていたので、一秒たりとも中継を見ていません。見るべきところもなかったようですが。
なぜかこのタイミングで山崎勝を昇格させたので、今日はディクソンと組むのかなと思ったら、やっぱり若月。ということは代打を出しやすくするためだったのでしょうが、そんな時に限って代打を出す必要もなくなるという、つまりはただの交通費の無駄遣いでした。
というわけで、広島に3タテ。なんと3年連続の3タテ。やっと巨人アレルギーを克服したと思ったら、これだよ…。

6/16 vsDB ●
4連敗中で傷心のファンの心をさらに深くえぐり、週末の夜を絶望におとしいれるという、悪い夢の続きのような敗戦。
得点したあと必ずと言っていいほど失点する西はもういいかげんにしてほしい。攻撃陣は満塁のチャンスを実質二度潰すわ、バント失敗するわ、チャンスで二度もゲッツー打つわ、論ずるに値しません。
ここまでどうしようもない試合は、なかなかお目にかかれるものではありません。
一死満塁で併殺打のみならず、続いてはバント失敗のうえ併殺打にする若月。満塁で併殺、次のチャンスで代打を出される安達。チャンスで代打を出すようなバッターが3番ですか?
そもそもなぜTが7番なのか。うしろが若月・投手なのだから「Tは四球でいいや」になりますよ、そりゃ。気楽な打順にしてホームランでも期待しているのですかね? レアードではありませんよ? 実際、重要な場面では打ちませんよ? この日も9回で予想を裏切らないゲッツーですよ? むしろ気楽な7番にすべきは武田では?
せんぞしょーもないミスを重ねるうえに打つ方でも精彩を欠き足をひっぱりまくっている若月を頑なに週5で酷使。ベンチにレギュラークラスとバックアップ要員がいながら、ここまで捕手を併用しないチームを他に知りません。今までも実力不足ながらスタメン起用される選手は何人かいましたが、3か月も我慢しているのははじめてではないでしょうか。ベンチはえらく気長なんですね。ファンの我慢はもうとっくに沸点を超えて蒸発しそうなのですが。
黒木の被弾については、打った相手を褒めるしかないです。いくらこの日は抑えていたといっても首位打者の宮崎ですから、得点圏打率が高いとはいえ戸柱勝負を選ぶでしょう。コメントから強気が失われていないことが救いです。ロメロも報われない試合が続きますが、リーグ戦再開までこの調子を維持してほしいです。

6/17 vsDB ●
なんも言えねえー。
スタメン山崎勝とか、突き放したら追いつかれるどころか火に油を注ぐ松葉とか、1点差になったらすわ勝ちパターンとか、フラフラの近藤続投とか、サトタツなんで降格してないのとか、言いたいこといっぱいあるけど、なんも言えねえ。
てか、もう言いたくないんだよー!

6/18 vsDB 雨
精神の安定のために外出して、所用を済ましおそるおそる経過を見たら、ノーゲーム。
2点取っていましたが、このままいくとは思えないので、ノーダメージとしましょう。
この日、パ・リーグが1勝4敗だと明日のオリックス戦でパの勝ち越しがかかっていたので、とりあえず名誉は守られました。
帰宅して巨人戦を見ていましたが、ロッテの痛い負け方は、数年前まさにこちらがロッテにやられたやつですね…痛いなあ。
でも亀井の涙にはもらい泣き。三度目の敬遠、三度目の正直の見事なホームランでした。「命をとられると思って」打席に立ったそうですが、このくらいの気概を持ってほしい選手はうちにもたくさんいますね…。
実際、前の打者が2敬遠で見事に2三振していた人なんかは、果たして3打席目はこんなふうに打っただろうか、と考えてみましたが、いや3三振だろうなという想像しかつきません。このVTRを見てぜひ思うところあってほしいものです。

6/19 vsDB ○
勝ったからいいようなものの…一軍初登板の投手相手に何をやっているのでしょうか? この後、飯塚が破竹の快進撃を見せるならともかく。
前日、ある人について前の打者が3敬遠された3打席目も「3三振だろうな」と書きましたが、「だろう」ではなくなりました。「三振!」と断言できる、今なら。
戸柱のレフトフライを見失って2失点した次の打席。ロメロが激走の内野安打をもぎとり、さあ問題の人です。初球を見送ったあと、高めの球を3球振って三振。あのさあ…。
出塁していれば一挙同点だったかもしれないのに、何やってんですかね。5番にしたらこれ、こんなことだから7番に入れられるのです。
何はともあれ、ロメロさまさまです。すわ、来季の契約話が持ち上がりましたが、さもありなん。
中5で金子をつぎこんでまで獲りに来た試合。黒木・平野の回またぎでなんとかリードを守り切り、交流戦勝ち越し決定。


(結果)29勝35敗  交流戦は勝ち越し2(6位)
まあ、面目は守ったか。
連勝で始まった交流戦ですが、終わってみれば貯金を使い果たすところでした。少し振り返ってみますと、ヤクルト・巨人という状態の悪いチームとの対戦から始まったことはラッキーでした。東京ドームで3タテは予想外でしたが、カミネロと陽岱鋼がいたらこううまくはいかなかったでしょう。こちらはロメロの復帰で勢いがつきました。中継ぎの頑張りも特筆もの。阪神に負け越し、なんとか中日には勝ち越したものの、このあたりから打線が勢いを失い、最後のビジター6連戦は最悪の状態で、連勝連敗癖は変わらず。結果としてセ・リーグのAクラスに負け越し、Bクラスに勝ち越しですから、実力どおりなのかもしれませんが。
野手は戦力がそろったものの(吉田正はもういないものとする)、休養の必要なベテランと調子の浮沈が激しい若手ばかりで、ロメロ以外は打順が定まりません。駿太に代わり武田がブレイクのきざしですが、1番ではないような…。マレーロもDHで使えるようになりますし、悩ましいところですね。
投手は日程的に先発のやりくりが少し楽になるものの、近藤・黒木の酷使が目立つだけに、僅差ビハインドでも投げられる投手の補充が必要です。あと左の不在はDeNA戦でも響きました。大山が左キラーに昇格するには、二軍でもう少し球を磨く必要があるでしょうか。あと吉田一・塚原・海田あたりの早期復活を望みます。
つまり、これからも厳しい戦いが予想されるということですな…。






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