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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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3/12 vsオランダ ○
二次リーグ初戦の相手は強打のオランダ。昨年秋の強化試合では乱打戦の末2戦2勝していますが、この日の先発はバンデンハーク。オリックスファンとしては苦い思い出しか見いだせない相手です。日本側は一番に田中、八番に秋山とオーダーを変えてきました。
そのバンデン対策が実り、秋山の犠牲フライで日本が先制。すぐさま同点にされますが、中田の3ランと秋山のタイムリーでふたたびリード。ちょっと楽観ムードが流れますが、おそるべしオランダの破壊力。火炎放射器のような攻撃を浴びてまたもや同点に。キューバ戦で好投しWBCのスタートを飾った石川でも通用しませんでした。
オランダに傾きかけた流れを堰き止めたのが、二番手で登板した平野でした。4回裏、はじめてオランダを三者凡退に抑えると、その次の回、打席でもすっかり頼もしくなった小林が勝ち越しタイムリーを放ちます。
三番手は千賀。いきなりランナー二・三塁のピンチに陥るも、気迫の連続三振で乗り切ります。後逸をおそれずフォークを要求した小林の勇気にもあっぱれ。捕球にも自信がみなぎっています。
逃げ切りをはかる日本は続いて松井が登板。バレンティンに打席が回ったところでチームメートの秋吉へスイッチ。互いに知りつくした相手を確実な配球で三振に。最後のチェンジアップは首を振っての一球でした。
8回も、宮西がピンチに陥ります。さすがオランダ、簡単には逃げ切らせてくれません。強打ながら、球をしっかり見極める冷静さが光ります。一死満塁で増井が登板。気迫のストレートと強気の攻めで、見事に抑えます。
追加点を取れないまま、1点差で9回裏へ。クローザーとしてマウンドに上がったのは牧田ではなく、則本でした。アリだな、と思いました。平野や千賀、増井のような力のあるストレートに振り負けていたように感じたからです。先頭は見事な三振。気合のほどが見て取れます。しかし次の打者には力みが出たのか、四球。続くはバレンティン。先ほどの秋吉と同じように攻めようとしますが、さすがオランダの四番を張るだけあります、バレンティンはわずかなコントロールのずれをしっかり見極め、ヒットでつなぎました。
こうなると止められなくなるのがオランダ打線。あとアウトひとつまでこぎつけながら、しぶといタイムリーで同点にされてしまいました。ただサヨナラを許さない則本の気迫でした。
延長へ。こうなると、あとは気力と気力のぶつかり合いです。
10回表、日本は一死満塁と攻めますが、前進守備からの4-6-3はメジャーの守備力の高さを見せつけられました。
その裏は牧田が難なく片づけます。こうなるとなぜ9回は牧田でなかったのか、という意見が噴出するのですが…。
11回からはタイブレーク。無死一・二塁からのスタート、日本は手堅くバントを選び、鈴木がきっちりと決めました。こういう仕事ができる選手がいるのは大きいですね。そして、「あっさり」という言葉しか見つからない、中田のタイムリー。あまりにあっさりすぎて、「タイブレークつまらん」とまで感じるほどだったのですが、これは裏の攻撃もその危険性を孕んでいるということ…。
しかし、牧田はこれまた「あっさり」オランダ打線を手玉に取って、三凡で締めました。
19時に始まった試合が終わったのは、日付も変わろうかという時間。日曜にこれはキツイ。しかし、いちばんキツかったのはもちろん選手たち…以上に、小久保監督だったようです。
ベンチから出てきた時、心なしか目元が潤んでいたように見えました。お立ち台での声も掠れて、疲労困憊ぶりが伝わってきました。
まさに、死闘でした。
こういう試合を獲ったことで、侍ジャパンはますます強くなっていくはずです。

3/14 vsキューバ ○
死闘をともに戦ったオランダは、その翌日、連戦にもかかわらず一次ラウンド無敗のイスラエルをコールドで下しました。日本も負けていられません。
山田の先制ホームランで幸先良く始まったはずの試合ですが、菅野の持ち味であるコントロールが今ひとつ決まりません。あっさりと逆転ホームランを許し、同点にするもまたもや勝ち越されてしまいます。
頼みのエースが打ち込まれ、なんとなく不安の漂う東京ドーム。
しかし! そんな試合の雰囲気を変えたのが! 我がオリックス代表! 平野佳寿ー!
塁に出すとややこしい俊足の一番打者を一球で仕留め後続もぴしゃりと抑えると、その裏、今大会のラッキーボーイ・小林の出塁からチャンスを広げ、日本は見事同点に追いつきました。
なんか…なんかな…。
平野が投げると、点が入る?
…さてこのまま粘っていきたい日本ですが、次の回、増井が不運な長打から勝ち越されてしまいます。しかしすかさず小林のタイムリーで同点に。互いに一歩も譲りません。
松井、秋吉とつないで、8回裏。延長も見え始めたこの回ですが、一死から相手のエラーで松田が出塁。秋山がつないで、ふたたび小林。今大会、いちばん持っている男に回りました。期待度も満タンに膨らんだその時、小久保監督がベンチを出ます。代打!? 5割バッターに代打!
これには驚きました。
内川の打球はライト線へ。狙ったかの如く、ファールゾーンへはみ出たギリギリでライトが捕球しました。松田がホームインするにはじゅうぶんな飛距離でした。熱狂冷めやらぬ東京ドームのスタンドへ山田がたたきこみ、ダメ押し完了。最後はきれいに牧田が〆て、二次ラウンドも負けなしの日本はこれで5連勝。
しかしこれだけ勝ち続けても、まだ勝ち抜け決定ではないのがツライところ。日本開催の試合もあとひとつ。勝ち星で飾り、スッキリとアメリカ行きを決めてほしいものです。

3/15 vsイスラエル ○
昼間の試合でオランダがキューバに勝ったことで、万が一日本がこの試合を落とせば、2勝1敗で3チームが並ぶことになります。失点率によってはプレーオフに回ることになり、連戦になってしまう侍ジャパン。もちろん勝つことしか考えていない小久保監督が選んだ先発は、めざましい活躍を見せている千賀でした。
オランダ戦で2イニングを投げている千賀ですが、一次ラウンド無敗で勝ち上がってきたイスラエル相手に一歩も引きません。要所での威力ある直球、カウントを取るスライダーで相手を翻弄します。躊躇なくサインを出す小林も、フォークを後逸していた昨年の面影はまるでありません。
しかし中田がスタメンを外れ、活躍していた秋山を鈴木に戻したオーダーの打線は、なかなか糸口を見いだせず、千賀の好投に応えることができません。
千賀は5回無失点。これ以上ないほどに役割を果たします。
そして! ついにスポーツ新聞でも書かれ始めた! この男が投げると流れが変わる! ヨシヒサ・ヒラノー!
菊池のスーパープレーもあり、当然のごとく三凡に抑えた直後。
出ました! 筒香のホームランがー!
ついに破れた均衡、日本打線も箍が外れたかのように打ち始め、あっという間に5点差に。
ホントに、平野が投げれば試合が動く…?
ただ今日に至っては、菊池の守備に助けられましたし、あれだけ間隔が空いての回またぎは避けてほしかったですが。
ともかく終盤からは圧倒的日本ペース。8点差のついた9回はクローザー牧田。うーむ、この点差ですから藤浪や武田でも良いのでは? しかもキャッチャーは小林のままですし。前日、炭谷との完璧な間合いを見ているだけに、もったいない気がしていたのですが。
不安的中。なにやら牧田らしさがありません。左の多い打順だったこともあり、イスラエルも最後の最後で意地を見せました。これまで無失点だったクローザーが3失点。牧田にとっては少し辛い登板となりましたが、なんにせよこれで文句なし、二次ラウンドも一位通過が決定しました。無事にアメリカ上陸です!(そして脳内にはアメリカ横断ウルトラクイズのメロディーが)

ロサンゼルスで戦うは、ドミニカか、プエルトリコか、アメリカか、ベネズエラか…いずれにせよメジャーリーガーがずらりと並ぶ強敵です。それ以外にも、ドームから屋外になる球場、ホームからアウェー、時差ボケ、乾燥、侍たちには多くの壁が立ちはだかっています。しかしこれまでの試合でも数々の逆境をはね返し、ここまで来ました。侍たちなら、やってくれるはず! 今から22日が待ち遠しい! 

…が、平日だから見られなぁいぃー!




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さあ、いよいよです。

直前でチームの要・嶋を欠くことになった侍ジャパン。台湾相手の壮行試合、阪神・オリックス相手の強化試合でも芳しい結果を出せなかったことで、覇権奪回に赤信号が点滅しています。
それでも、きっと侍たちはやってくれるはず。
開幕までの間、四年に一度の祭典を思いっきり楽しみましょう。

3/7 vsキューバ ○
大事な大事な初戦を任されたのは石川。本来ならば初戦大谷、菅野は二戦目で調整していたので動かせなかったのでしょう。しかしここに強心臓の石川を持ってきたのは小久保監督の慧眼であると思います。台湾戦も失点はしたものの、石川らしさを随所に見せていました。
しかし2勝3敗で本番を迎えた侍ジャパンのリズムは、まだ完全に整っていませんでした。先頭に内野安打を許し、続く打者のところで松田がエラー。破壊力ある打線を掲げるキューバ相手に、にわかに空気が重くなります。
そんな雰囲気をぶち破ったのがセカンド菊池。侍ジャパンの初アウトは、名手のグラブから生まれました。菊池・坂本という日本の誇る鉄壁二遊間の華麗な併殺で、暗雲は去りました。石川をはじめ、選手たちの表情も心なしか少しあかるくなったような気がします。
無失点で切り抜けたその裏、アメリカから合流したものの今ひとつ振るわなかった青木が日本の初ヒット、しかも長打を放ち、筒香のタイムリーで東京ドームがますます熱狂します。次の回の小林の初ヒットにはベンチも大盛り上がり。
その後同点にされたり、山田のホームランと思しき打球を観客が捕球して二塁打になったり、いろいろありましたが、開幕まで調子の上がらなかった攻撃陣が水を得た魚のように生き生きと躍動している姿に、ようやくWBCが始まったのだ、と実感しました。
楽勝ムードだった終盤。3イニング目の則本がにわかにつかまります。よみがえるプレミア12の記憶。やはり則本に回またぎの中継ぎ登板は鬼門であったか…。とはいえ実力からして第二先発を担ってもらわないと困る投手なのですが。
乱打戦の様相を呈してきた頃合いで、我がチーム唯一の侍・平野が登場。制球が乱れランナーを溜めてしまいます。バッテリーを組む小林はフォークの捕球体勢に難があるので、得点圏にランナーを置いた時の配球が気がかりでしたが、2アウト目を取ったその一球までフォークゼロとは…。落ちる変化球に不向きと言われていたWBC球ですが、強化試合の時にはじゅうぶん使えるくらいに投げられていたように見えたのですが…。
しかしあとひとつまでこぎつけて、「うん、いつもの平野やね」と安堵したところで、まさか(!)の投手交代。また(!)を付ける日がやってきた。
しかも秋吉。え? 秋吉は抑えにすると言っていたのでは…? これにはテレビ解説の原元代表監督も思わず苦言。「ベンチの意図がわからない」とは、原さんも正直やなあ。
憮然とした表情でマウンドを降りる平野にハラハラ。そして嫌な予感は的中、秋吉は平野のランナーを見事に一掃。うーん、実況も解説もテレビの前のファンも言葉が見つからない。その後日本が得点したから良かったようなものの…。
さすがに秋吉回またぎはなく、9回に登板したのは牧田。「困った時の牧田」ではなかったのか…? 5点差をつけているとは思えない焦燥感の中、グダグダのうちに試合終了。
試合に勝っても苦言の続く原さん。モヤモヤの残るオリックス&西武ファン。
ともあれ、初戦を飾った侍ジャパン。継投には不安が大いに残りますが、野手起用は大当たり。打線はこの勢いを持続させましょう。

3/8 vsオーストラリア ○
菅野は本当に頼りになる巨人のエース。
…のはずなのに、直前に放送されていた中居くんの番組で、レジェンドたちの評価が思わしくないことには驚きました。コレ! という持ち味がないことが理由のひとつだそうですが…。たとえば大谷の豪速球、田中のスライダー、ダルビッシュのピンチ時のギア加速などに較べれば、確かに表現のしづらい投手ではありますが、「すべてが90点」の投手がいったいどれくらいいるというのか。
さて、パワプロのステイタスにも「負け運」がついているらしい菅野投手。直球も変化球もコントロール抜群で、見ているとまるで打てそうにもないのに、なにゆえたった一球の失投を仕留められてしまうのか。そして同点のまま降板してしまうのか。これは本当に実力でもなんでもない、「勝ち運」に恵まれない星のもとに生まれのだろうな、と人生の機微について考えさせられてしまいます。
それはさておき、球数ぎりぎりまで粘るもランナーを残した菅野のあと登板したのは、連投の岡田。昨日も同じような場面で打者ひとりから三振を奪いましたが、この日は制球が定まりません。このようなピンチならブルペン映像に映っていた宮西では…?
顔面蒼白の岡田は暴投に四球で一死満塁。コーチが出て間を取るも、まったくストライクが入りません。静寂の球場でこだまする「がんばれー!」の声とかわるがわるマウンドへ駆け寄る内野手。
「まずいなあ、小林はこういう時に投手を立て直すことのできない選手だしなあ」とつぶやいたその瞬間、小林が立ち上がってマウンドへ。「おっ、阿部とのキャンプで成長したのかな」と見直すやいなや、岡田がようやく投げたストライクは、打ち損じで併殺コースへ。大歓声の球場、魂の抜けたままの岡田、大喜びの小林。この一幕は今回のWBCの中でも印象的な場面として心に残るに違いありません。
そして次の回、千賀が圧巻の投球を披露。その直後、攻守交替のインターバルで流されたニュースから球場に画面が変わった直後、スタンドに入る打球…うん? 何かのリプレイ? あれ、LIVE? 中田? えええー!?
生中継をうたっておきながら、これはいかんよ…。
代わり端の初球ホームランは中田の得意技といえ、WBC初ヒットが貴重な勝ち越し弾とは、いかにも中田らしい。さらに次の回、筒香も滞空時間の長いホームランを放ちました。日本の大砲がアベックホームラン、楽しませてくれます。
「どうだ、これが千賀だぞ! こちとらいっこも打ててないんだぞ!(涙)」と声を大にして叫びたくなるくらい千賀が完璧に抑えこみ、宮西も見事に相手を手玉に取って、最後は牧田。今日は最初から抑えと言われていたのか、牧田らしいタイミングを外す投球で、スッキリ連勝!
これで2勝0敗。日本の一次リーグ突破はもう間違いないでしょう。

3/10 vs中国 ○
前日、中国がオーストラリアに敗れたことで勝ち抜けが確定した侍ジャパン。WBC初の三連勝で一次リーグ〆といきたいところです。
今日は武田→藤浪の結果を出せていない投手リレーと、田中・平田が初スタメン。二次に向けての調整と主力のお休みの日でもあります。
田中と平田がそれぞれ攻守でアピール成功する一方、武田と藤浪はやはり今ひとつ。随所で良いボールはあるものの、今後も起用判断が難しいですね。
この三戦で評価がうなぎ上り、いや宇宙に向かって火を噴き飛び出すスペースシャトルのごとく急上昇している小林。まさか、小林が日本の正捕手と呼ばれる日が来ようとは…。てっきり大野がつとめるとばかり…。
しかし平野や増井の相手は大野の方が良いような。藤浪も大野に代わってからは完璧でしたし、相性のようなものがあるのでしょうか。今日の平野のフォークはキレキレでした。松井も完璧でしたし、これで全投手が登板。野手でも秋山がヒットを放ち、炭谷以外全員が出場を果たしました。
それにしても、試合後のインタビューをはじめてまともに見ましたが、小久保監督のやつれっぷりには思わず同情してしまいました。ゼリーしか喉を通っていないとか…代表監督に誰もなりたがらない理由がよくわかります。しかもこれから、ますます状況が厳しくなる二次ラウンド。相手はオランダに始まり、キューバ、イスラエルと続きます。あたりまえですが、どれをとってもたやすい敵ではありません。しかも初戦のオランダの先発はおそらくソフトバンクのバンデンハーク。球数制限が80球になることもあり、粘りの攻撃で早めに降板させたいところですが、そう簡単に攻略できないことはよーーーーく知っています。
侍ジャパンのさらなる奮起を期待します。








3/3 vsキューバ △
なぜ我がオリックスがWBC一次ラウンドの強化試合相手という栄えある立場に立たされたのか…。
とはいえ、こちらとしてもこの時期に緊張感ある舞台で試合ができるのはもうけもの。
野手はほぼフルスタメンでした。今年の伊藤はファーストではなくサードをやるのか…? しかしタイムリーなど打点をたたき出していますから、第一候補なのかもしれません。駿太も3の3、ついに今年こそ?
投げる方では松葉がキューバの弱点をあぶりだし、西も無問題。吉田一が打たれましたが、映像を見ていないのでなんとも…修正してくれればいいのですが。
結果は引き分け。日本の初戦の相手にして最大の難敵と目されていたキューバにこの結果は、なかなかの奮闘なのではないでしょうか。

3/4 vs中国 ○
さすがに勝たなあかんやろう…という相手に、早々から主軸の活躍と足攻で得点を積み重ねました。先発はドライチ山岡。3回無失点となかなかの投球。コークはよくわかりませんが、ドラ2黒木も2回無失点、4三振と期待が持てる結果です。打つほうはロメロのホームラン、吉田雄が二安打と開幕に向けてアピールすべき人たちが目立っていました。

3/5 vs日本 ●
おいおい…どうして阪神戦が金曜でオリックスが日曜なんだよ。どうしてオリックスが侍ジャパンの最後の実戦相手に選ばれるんだよ…?
しかもここまで1勝3敗の侍ジャパン。最後くらいは勝って本戦に臨んでほしいけれど、今年初観戦のオリックスが負けるところも見たくない…。
ひじょーーーに複雑な気持ちでテレビの前にスタンバイ。
経験したことのないゴールデンの全国ネット放送、超満員の球場、そうそうたるゲスト解説に公認サポーター中居くん。
日本じゅうが注目する舞台でオリックスが試合するのは、今年最初にして最後かもしれません(いや、今後も…?)。選手にはこの雰囲気を味わい、楽しんで、これからの糧にしてもらいたいと思います。そして、いつかは観客に応援される側で出てほしいとも。
先発は金子。1回限定というのが淋しいですが、いきなり山田にヒットを打たれるも後続を断ちます。そしてその裏、大荒れの藤浪から西野・安達が足を絡めて鮮やかに先制。さらには中居くんも注目する吉田正がタイムリー! これが2017オリックスの攻撃のかたち! たぶん全国のファンの目に刻まれたに違いない!
と、気分よくなったところで投手交代。昨年は開幕早々に姿を消した近藤ですが、浮わついた球を連打されいきなりピンチを招きます。そして鈴木の一発であっさり逆転。全オリックスファンが昨年のトラウマに泣いたであろう。
しかしその後は球場の雰囲気に慣れたのか、制球も定まり球に力がよみがえってきました。今年はローテに定着してもらわないと困る選手です。
攻撃の方では二番手・平野にひねられるものの(これは仕方ないよなあ)岡田を打って同点に。しかし増井・松井・千賀・宮西と、パ・リーグの投手に軒並み凡退の山を築きます。いつものオリックスであった。
いっぽうの侍ジャパンも、立ち直った近藤とその後を投げた澤田から勝ち越すことができません(澤田はなぜ打たれないのか不思議なくらいの投球だったのですが)。実況も解説もファンも不安の色が濃くなってきます。
しかし、あくまで勝ちではなく調整に徹するオリックス。最終回、2イニング目のウエストが先頭の平田に打たれます。にわかにボルテージの上がる観客席。そんな中で全国ネットに発奮しているのか小田が見事な守備を見せますが、バッテリーは鈴木を怖がってしまい、あげくやっぱり打たれました。秋山に。パ・リーグに。
最後の最後で盛り上がった侍ジャパン。オリックスとしてはひと仕事終えた感じです。これで気分よくWBCに送り出せますね! 勝ち上がっていけたらそれはオリックスのおかげ! と、思うことにしよう…。
楽しかったのは一回ウラだけでした…。

3/6 vsオーストラリア △
前日の日本戦でイロイロ疲れた感のあるオリックス。とくに安達。キャンプから絶好調の西野の出塁後バントを決められず、守備でも精彩を欠いて途中からいなくなりました。
先発・山田はいきなり失点するも、その後を抑えます。続く山崎福が4回7奪三振と良い投球をした模様。今年こそローテ定着を!
攻撃では、投手力の高いオーストラリア相手に結局初回しか得点できませんでした。キューバ戦で期待値の上がった駿太は三歩進むも三歩下がった状態。しっかりして。あと、中居くんにも言及された吉田正がなにげに活躍できていないのも若干気がかりです。




2/1 キャンプスタート!

さあ、ついに2017年シーズンが始まりました!
今年こそ、今年こそ―! の思いで、みんな目の色変えてレギュラー競争に挑んでくるはず!

…のはずが。
早くも、一軍から降格第一号が…。

そのべー…。
ニュースの写真を見て、あまりのぽっちゃり感にガクゼンとなりました。昨年終盤にチャンスをもらってヒーローインタビューまで受けて、今年の期待度は相当高まっていたというのに、このふがいなさ。いきなり信頼を失って、ここから這い上がるのは至難の業です。身体以上にその心を鍛え直してほしいものですが。胃腸炎で待機の奥浪といい、ちょっと危機感が足りないようですね。


2/3 大谷、WBC代表外れる

どうしてWBCをめぐっては、こうもゴタゴタがなくならないのでしょう?
前回は出る出ないでもめて、今回は出す出さないでもめて…。
代表チームを常設し、来る本番に備えてきたにもかかわらず、結局各球団の消極的な姿勢は変わらなかった、むしろ、さまざまな要因から消極的にならざるをえなかったということなのでしょうか…。
この問題は、各方面のコメント内容が異なったことであらぬ憶測を招き、大谷と栗山監督が早々に謝罪会見を開いたことでなんとか収まりましたが、今後の動静によっては波紋を呼ぶことになりそうです。
報道されている限りにおいては、日ハム球団側の姿勢に疑問を感じます。投手起用が不可能な事実が公になっていなかったことは連絡の行き違いであったとしても、野手としての出場についてはなぜか明言を避け、小久保監督に全権を委ねました。「出場させない」以外の選択肢はないのですから、みずからはっきりと「辞退」の意思を示し責を果たすべきではなかったかと思います。また、シーズンとWBCを天秤にかければ前者がより重要なのは明白なことであり、やむを得ない辞退であったにもかかわらず、本来であれば必要のない「謝罪」をしなければならなかった大谷には、代表の顔としてスポンサーがらみの事情含め大きな責任感を背負わされていたことをあらためて感じ、WBCの存在意義にも疑問を抱かざるを得ませんでした。
チーム編成から投手起用までいちから練り直さなくてはならなくなった小久保監督はひとり割を食ってしまった感がありますが、開幕までもうわずか。開き直って大会に臨んでほしいですね。
たとえ大谷がいなかろうと、いろいろのゴタゴタがあろうと、始まったら始まったで盛り上がるものです。
代役・武田含め、誰ひとり怪我することなく、大会を楽しんでほしいと思います。



1/8 まみれてみろい!

「野球まみれ」

…あんまり良い響きではありませんが…ま、まあ、それくらい野球に対して一生懸命、否、一“勝″懸命になれという上からのメッセージですね。

昨年は、このキャッチフレーズ発表会に出席するはずだった安達が、潰瘍性大腸炎による入院療養のため欠席となってしまいました。
奇しくもその一年後である今年、同じ病気で入寮延期となってしまったのが、智弁学園出身で育成5位の中道捕手。
幸いにも病状は安定していて12日には無事入寮、自主トレにも合流できたようで何より。安達もサポートを買って出てくれているようですが、同じ病気の先輩がいるというのは心強いことだろうと思います。個人的に応援しているので、ぜひとも元気にシーズンを過ごし、一日も早く支配下枠を獲得してほしいものです。

1/18 WBC戦士誕生?
「オリックスから誰も選ばれないし、今回のWBCは(も?)気楽に見られるわ~( ゚∀゚)アハハ」
いや、負け惜しみではありません。前回は確かにちょびっと悔しかったけれど(結果的にトレードで来た糸井が出場していたのですが我がチームメンバーという実感がなかったので)、実際に金子や西が代表で試合に出ていると、保護者のような気持ちになってドキドキしてしまい試合に集中できなくなるので、いち野球ファンとして客観的に楽しむためには、その方が良いということに気づいたのです。

…が。

最後の最後で、平野選出だとぉーーーーーー!!!???

正式発表でないのは気になりますが、NPBとは球が違いますしサッカーのようなサプライズ選出が通用しません。内々に通知されたということで間違いないでしょう。
おそらく最後のひと枠で残していたメジャー組との交渉がまとまらなかったのでしょうが、なぜにここで平野??? 12球団で唯一選出のなかったオリックス、中でも昨シーズン結果を残している平野に白羽の矢が立ったのか?
平野は一度たりとも代表に選ばれたことがありません。もちろん強化試合も経験していません。つまりさまざまな投手を悩ませてきた、かのWBC球に触ったことがありません。それを、本番まであと二か月を切ったこの時期にいきなり指名されて、対応できるものなのでしょうか?
いったんは12球団で唯一出場者ナシと報道されて悲しかったですし情けなかったので、うれしいことはうれしいのですが、これはこれで平野のコンディションが心配になりますね…。
ただ選ばれたからには、オリックス代表として矜持を示してきてほしい!
願わくば、日本の勝利の瞬間にマウンドでガッツポーズする平野を見たいと思います。だぶんその瞬間までテレビを正視できないでしょうが…。


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