6/27 vsE ●
相手の苦手な地方球場、しかし先発はこちらの苦手な辛島というホコタテ対決。 朝には「ロメロの電車直撃場外弾が飛び出すかも?」などというニュース記事が掲載されていたというのに、初回からペゲーロに柵越えをくらうという何とも苦々しい幕開け。 同点には追いつくものの、日替わり打線の5番・中島が完全に裏目。ダメな時は無気力に見えるくらい完全にダメで、終盤に代打を出される始末。ベンチも完全には信頼をおいていないと思われますが、このベテランとは思えない波の激しさが要因でしょう。 島内にも被弾して、金子は結局7回3失点。今の楽天打線なら防げた失点かもしれません。もったいない。 ロメロムランが出て1点差に追い上げますが、近藤・黒木を温存したあたり、ベンチもさすがに学習したようです。しかし、その前のマレーロのショートゴロには抗議に行ってほしかった。Tも二塁からアピールしていましたし、リアルタイムのテレビ映像でも完全にセーフとわかるくらいのタイミングでした。新米一塁コーチの中村に審判に詰め寄る勇気を求めるのも難しい話かもしれませんが、いちばん近くで見ていたのだからもっと強い態度に出てほしかったです。それを含め、無視したベンチには試合に対する姿勢を疑います。 二日前にも、一塁に駆け込んだ武田が守備のノータッチをアピールし、福良監督も審判への確認に立ち上がったのかと思いきや、選手交代を告げただけ、というひと幕がありました。 監督が福良になってからというもの、佐竹コーチが退場になったことはあっても、監督みずから抗議に出た記憶がありません。 もちろん抗議に行ったからといって判定が覆るわけではありません。下手をすれば審判の心証を悪くして、扱いが不利にならないともいえません(あってはならないのでしょうが相手も人間だけに)。それでも部下の訴えを黙殺し続ける上司のもと、チームがひとつにまとまることがあるでしょうか。マレーロは内野安打を一本損し、打率が下がったのです。その一本が今後の契約にかかわるわけです。上司たるもの、その重要性をもっと意識した行動をとってほしいと思うのです。結果的に職場放棄することになった佐竹コーチが正しいとは言い切れないのかもしれませんが、部下はどちらの行動に心動かされるか、印象としてはあきらかですね。 敗戦処理を請け負ってつないだ大山・金田が一回無失点。前日の引き分けでの登板で何かをつかんでくれていたら、うれしいです。 6/30 vsL ○ 「山岡が金曜? 来週は菊池だぞ! おまけに前回ボッコボコにされた西武打線だぞ!」と戦局不利の予測で、ほとんど試合を見ずにいたら、なぜか勝ってしまった。最後は指先が冷たくなりましたが。 2回、エラーと四球でピンチを作るも併殺で切り抜けた直後、マレーロのホームランが飛び出して先制。その後山岡は立ち直って、終始安定した投球を見せました。西武打線の調子が下降気味なこともあって、つけいる隙を与えません。投手の調子が良いと捕手業も楽になるのか、若月はこの日2安打。マレーロのおかわりにつながりました。 「3点も取ってもらったので」とインタビューでは落涙もののコメントを残した山岡ですが、少なくとも菊池が降板したあとはもっと得点しなければいけませんでした。9回も一死二塁から無得点。Tの三球三振はありえないだろう…いや、予想していたけれども、たまには予想を裏切っておくれよ。1、2点追加していれば、山岡は初完封間違いなしだったのです。9回裏に平野でファンの心臓が止まりかけることもなかったのです。しかし山岡が8回2安打で、平野が1回2安打って、どういうことだよ。 この日は急逝した森コーチの追悼セレモニーがありました。現役時代はまったく知りませんが、さほど年齢の変わらない人が突然亡くなるというのは切ないものです。直球を投げ込んだポンタも意識していたのでしょうか? 7/1 vsL ○ 近年、我が家では7月になると野球の話ができなくなります。 要するに毎年7月になると西武の調子が落ちてくるからなのですが。 原因はドームなのに熱中症患者を輩出する、この西武ドーム(あ、今はメットライフドームか)の構造にあると思うのですが…。 この日に限っていえば、松葉の対西武の相性の良さが出ましたね。監督から名指しで評価を受けた大城のラッキーなタイムリーも功を奏しました。駿太もこのバッティングが毎試合できたならと思うような、思い切りの良いスイングでした。しかし得点できたのがこの回だけとは…。 3回のバント試行で2回失敗、実質は3回失敗(成功時も十亀が万が一をおそれて三塁に投げなかっただけ)した若月と、3安打したロメロの後全部アウトになったTが主な原因と思われます。このふたりは金子先発時を除けば、ロメロとともに毎試合レギュラー固定なのですから、しっかりしてもらわねば困るのです。若月はバント失敗と併殺が目立ちますし、3割バッターのTが得点圏2割3分とは、数字詐欺もいいところです。 あと、西野と安達の上位固定の目論見が破綻したことも、日替わり打線の一因であり、大型得点につながらない要因となっています。大城も守備位置をたらい回しにされて大変ですし、小島はそこまで信頼に足る選手ではありませんし、モレルも怪我で降格。なかなかレギュラーを固定できません。なにげに打率3割の武田がちょいちょいスタメン落ちしているのは疑問ですが。 7/2 vsL ○ ソフトバンク戦を見据えたローテ変更で、ディクソンが中5で登板。梅雨時、メットライフドーム、中5…ウーム。 満載の不安要素が的中、いきなりのエラーで2失点。ロメロムランと誕生日のマレーロの活躍で追いつくも、すぐに勝ち越されます。ウーム…Tのレフト、完全に狙い打ちされてなくなくない? しかし、少しでも弱みを見せると食いつかれるのがハイエナパ・リーグ。オリックスも例外ではありません。相手のエラーにすかさず乗じて、またまたロメロ&マレーロの助っ人コンビで見事逆転。しかも2点リードの段階で金田を登板させる賭けに出て、案の定無死一・三塁のピンチを招くも、そこから3人アウトを獲り継投成功。どうやら今は西武が喰われるターンなのでしょう。 しかしこのままではまたも平野劇場に胃を痛めてしまう、そんな追加点取れない病をやっと小島が払拭。大城といい、あちこち守れて時々活躍する、そんな選手が重宝されてきました。 黒木が強打者を抑えてくれたおかげで、平野も難なく4球で片づけ、ひさびさのスイープ! このところ西武には好相性です。我が家の雰囲気は最悪になりますが。 (結果)34勝37敗1分 あとちょっと… リーグ戦再開後はまずまずの結果…と言いたいところですが、やはり対楽天が気になります。昨年も前半コテンパンにやられたソフトバンクには後半巻き返したのですから、やり返してほしいものです。 オールスター出場選手が決定しました。ファン投票や選手間投票で名前がないのは、まあ、当然として、山岡&黒木のドラ1・2コンビが監督推薦で選ばれたのには驚きました。全国放送で名前が呼ばれるのもうれしいですし、ドラフト1位と2位が両方活躍しているという事実もうれしい。金子とTという先輩がいますから、楽しんできてほしいです。T、ずいぶんひさしぶりだな…。 めざせ、オールスターまでに借金完済! スッキリした気分でオールスターを楽しませて! PR |
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