中嶋監督の胴上げ後地上波中継がばっさり切られ、優勝特番は深夜でとても起きていられないし、現実感のないまま床につきました。
それでも横になりながらネットニュースの文字を追っていると昂揚感でなかなか寝つけず。 しかしコンビニは行かねば…。 しかし朝イチ(自分比)で出向いた近所のコンビニは2紙売り切れ! どういうことだ!? もしやオリックスファンが増えたのか!? ということで、今回も自転車かっ飛ばし別のコンビニでゲット! もちろん全紙一面…気持ちいい…。 テレビのテロップもですが、シブイ書体が目立ちます。 それにしても、宮内オーナーの胴上げ前に終わってしまった中継は残念でした。せめて監督インタビューくらい流してほしかったですね…。実況もフジ系とはいえ終始ヤクルト寄りでしたし。日本シリーズの中継ってあんな感じでしたっけ…。 ということで、特番の録画で口直し。丈一郎くん良かったねーーー! たむけんも共同会見で頑張ったねーーー! 梨田さんまたヨシダマサタカと一文字違いネタしてるーーー! 今シーズンは終始ごきげんの野田さんにこちらもうれしくなるよーーー! 余韻はまだまだ続きます。 次はミドパ(御堂筋パレード)! PR
に・・・ほん・・・いち・・・?
まだ信じられないよーーーー!!! うわあああーーーーーーーん!!! 。・゚・ヽ(゚`Д´゚)ノ゚・゚・。
10/29 ☆☆☆B-S☆☆
来ましたー! 日本一に王手! 昨年は届かなかった3勝目! しかも1安打完封で決めました! 本来山本が投げるはずだった6戦目の先発は、中5の山﨑福。前回4回無失点と好投しましたが、今日もそれを上回る快投! 初回、先頭の塩見にいきなりヒットを打たれるものの、続く青木をゲッツーに取り、結果3人で終了。その後は味方の好守備もあり、1安打無失点で5回を投げ切ります。 一方、相手先発は小川。1番抜擢で当たっている太田が今日も先頭でヒットを打つものの、強硬策実らず先制できず。その後も初戦と変えてきた配球に対応できません。こちらも5回2安打という、投手戦というよりは貧打戦の様相に。インターバルのハイライトもファインプレー集にしかならないという…。 それでも試合が動きがちな6回。先頭太田がまたもヒットで出塁すると、宗が今度は送りバント。しかし不調の中川は初球をあっさり打ち上げ2アウト。吉田正は案の定申告敬遠、またも杉本にチャンスがめぐってきました。インコースを攻められここまで打てる気配のなかった杉本ですが、案外冷静だったようです。4球目、少し中に入ってきたストレートを右に打ち返しタイムリー! 攻略されつくしてもう打てないだろうと思っていました…ハイ、浅はかでした。失投を逃さないのはさすがです。 その後、安達が冷静に四球を選んで満塁まで行くものの、紅林が見逃し三振。ここは小川が何枚も上手でした。 6回からは継投に。先陣を切ったのは宇田川。2アウトから山田・村上に四球を出すものの、オスナを高めストレートで三球三振! 7回は下位打線で平野が登板。前回に較べ丁寧かつ冷静に投げているように映りました。2三振を奪って三者凡退。そして上位に回る8回は山﨑颯。代打宮本・塩見から三振を奪うと青木も二ゴロでここも三凡! 最強のオリックスリリーフ陣をこれでもかと見せつけます! …が、頑張っている投手陣に報いることができない打線。むろん点差は1のまま。9回裏は山田から始まりますから、一発で同点あるいは逆転されてしまうことも大いにあり得ます。 なんとかならんのかとヤキモキして迎えた9回表。マウンドにはマクガフが上がりました。前回の悪い印象を払拭させようという狙いだったのでしょうか。しかも打順は一昨日と同じく安達から。ところが、四球どころかヒットで出塁! 紅林はバント。一塁からの送りなら決めてくれるはずという期待どおり、うまく投手前に転がします。マクガフはもちろん一塁へ送球、決まったと思った瞬間、送球はベースカバーに入った山田のグラブにおさまらずファールゾーンへ転がっていきました! ライトのカバーも遅れ、安達は迷わず三塁ベースを蹴って本塁へ! 紅林も一気に三塁へ! ここでようやく追加点!! なおもまだ無死三塁、もう1点欲しいところで伏見は力んだのか邪飛を打ち上げてしまいましたが、代打・西野がしっかり外野へ打球を飛ばし、犠牲フライでさらに1点! 3点あればワゲスパックも楽なはず。それでも前回のことは頭から離れませんでしたが、プレッシャーなど感じさせない飄々としたピッチングで山田を外野フライに打ち取ると、村上は内外しっかり攻めて三振。そしてオスナも二ゴロであっさり〆!! キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! 山本不在で不利と言われた神宮で先に勝ちを取りました! 全員で勝ったと言える白星!! ヤマサチから無失点でつないだ投手陣は言わずもがな、中川や安達のファインプレーもありました。打つほうはなかなか状態が上がりませんが、少ないチャンスで得点したり、粘って四球を取ったり、オリックスらしい野球が戻ってきました。 今季、楽に勝った試合なんてめったにありませんでした。こんな感じで、首の皮一枚つなげてここまで来たのです。 あと1勝。 命運は中4日の宮城に託されました。 ヤクルト打線を起こさず、リリーフにつなげていけば、勝機はあるはずです。 今日もヤクルト飲み干して、試合開始に備えます!
10/27 ☆☆B-S☆☆
連勝で神宮に向かいたい5戦目の先発は田嶋。終盤あまり良いところを観られませんでしたが、この日も初回から失点してしまいます。なぜここまでオスナに打たれるのか…。杉本の強肩と若月のナイスタッチで2点目は防いだものの、次の回、不調のサンタナに打った瞬間の一発をくらってしまう田嶋。尻上がりに調子を上げていっただけにもったいなかったです。 さて相手先発はルーキーの左腕山下。今年2先発とデータは少ないですが、投球を見るにこれまでの相手よりは与しやすそう…。 という、ごく一般的な想像すら軽く超えてくるのがシベリア並みにヒエヒエのオリックス。凡打の山を築いていく打線に「いったい誰なら打てるんだ!?」とストレスマックスでした。 ようやく目が覚めたのは4回裏。杉本がヒットで出ると、宗の当たりはラッキーなポテンヒットで1アウト一・二塁。続く太田の当たりは惜しいショートライナーでしたが、次の紅林がセンターへ抜けるタイムリー! さらに若月がレフト線へタイムリー二塁打で同点! さすがにルーキーには緊張する場面だったのか、次の佐野皓は死球で満塁に! そして打席は西野。左でもセカンド西野でいいと3戦目のあとに書きましたが、やっぱり左腕に西野は悪手だったようです…。あえなく二ゴロで同点どまり。 その裏の田嶋は、先頭青木にヒットを打たれると山田に四球でランナーを溜めてしまいます。このシリーズあまり存在感のない青木を左腕相手に2番起用とはいったいどういう了見なのか訝しんでいましたが、高津監督の眼力には脱帽です。この青木・山田という並びが田嶋には脅威となり、初回に続いて連続出塁。それでも村上を一ゴロゲッツーに取り、なんとか2アウト…と思いきや! 田嶋が落球してアウトひとつしか取れず一・三塁! しかも次オスナ! 中嶋監督は交代を決断しました。昨日回またぎした宇田川・山﨑颯を今日も投げさせるかどうか、マスコミの見解も分かれていましたが、そこはブレない中嶋監督。ふたりはもちろんベンチ外でした。だからこそ田嶋にはせめて6回は投げ切ってほしかったところですが、同点に追いついた直後で凡エラーまでしてしまう状態では、これ以上は無理という判断だったのでしょう。 登板したのは秘密兵器・比嘉。昨日は「三振が欲しいところ」で宇田川でした。ここは「併殺が欲しいところ」。そしてそれができるのは比嘉しかいない! そして比嘉は裏切らない! これ以上ないというコースにスライダーを投じ、計算どおりショートゴロゲッツー!! ピンチは脱したものの、ヤクルトも継投に来られると追加点は難しいかなと考えていました。しかし相手もブレない高津監督です。山下は5回投げさせると決めていたのでしょう。やや疲れているようにも見えましたが、中村のリードどおりに投げていれば打たれることはないという自信がベンチにはあったのかもしれません。そしてそれはここまで大方うまくいっていたのだろうと思います。 しかし、吉田正尚にもプライドがあります。 初戦から執拗な四球攻めに遭ったせいで、打席ごとに迷いが生じているようでした。そして打ち気にはやり力んで凡打をくり返しているうち、もはや歩かされることもなくなり、簡単に打ち取られるようになってしまっていました。 さすがにここまでされて黙っている正尚ではありません。 ど真ん中のストレートを振り抜いた打球はバックスクリーンへ! ようやく出たオリックスの1本目はやっぱり吉田正尚、貴重な勝ち越しホームランでした! このまま逃げ切れるかは勝ちパターン不在のブルペンにかかっています。6回は近藤。ここまでの試合ではヤクルト打線を抑えてきましたが、この日は2失点。逆転を許してしまいました。なおも続くピンチで阿部に交代、神宮以来のマウンドでしたが、山田を打ち取りチェンジとなりました。 近藤の失点は不運が続いたものでしたが、不運だけで片づけていいかどうかは疑問です。きっかけとなった二塁打は宗なら止められたと思います。そして長岡のポテンヒット、塩見の内野安打は、絶対アウトにしてほしかった当たりでした。セカンド西野が完全に裏目となってしまいました…。 逆転されたその裏、先頭太田が二塁打で出塁、いきなり同点のチャンスを迎えます。なにげに太田・紅林がいい活躍をしています(我が家の解説者曰く「対策されていないから」)。紅林ならタイムリー、最低限進塁打は打ってくれるだろう…とワクワクしながら観ていたら。 バント? いやいや、攪乱だよね。 え、バント?? 絶対無理だって! 二塁ランナー、しかも太田を進めるバントは無理だって!! という叫びも虚しく本当にバント。そして失敗。 …逆転されてベンチはテンパっていたのですかね? 2アウトになって代打・福田がヒットを放ちなんとか一・二塁にするも、またも西野が凡フライで3アウト。先ほどの守備を取り返そうという気迫は画面ごしに伝わってきましたが、力み過ぎていました。 7回は阿部が続投。1点ビハインドに変わったとはいえ、打順はクリーンアップです。これも阿部に対する中嶋監督の何かのメッセージだったのかもしれません。 阿部は四球と二塁打で一死二・三塁とピンチを作ってしまいますが、中村をショートゴロで三塁ランナー挟殺。そして一発もあるサンタナを迎えますが、フルカウントからスプリットをしっかり落として空振り三振! 出た、阿部ガッツ! これを見たかった! しかしその阿部ガッツに応えられない打線。7・8回は清水から得点どころかランナーも出せず。こちらも8回平野、9回ワゲスパックといずれも三者凡退に抑えますが、1点差のままついに9回裏を迎えます。 相手はもちろんマクガフ。京セラのマクガフといえば昨年の日本シリーズ初戦が思い出されます。今年もあの再現を…と、かすかながら望みは捨てずに見守りました。 先頭は代打・安達。これは四球を獲りに来ているな、という狙いどおりに四球をもらうと、球場が大きく沸き上がります。 続く福田も四球を取れますから、「一・二塁から西野のところで山足が送りバント」「いや中川はどうせ打たんから正尚が歩かされるだけ」と我が家で言い合っている間に、福田は手堅く送りバント。そして西野がそのまま打席に入りました。 気負ったままの西野は2球連続空振りで追い込まれてしまいます。それでも3球目、くらいついた打球はマクガフを直撃! 一塁めがけて西野はヘッスラ! 打球をはじいて焦ったマクガフの送球は大きくはずれ、安達が一気にホームイン!! 同点ーーーー!! こうなれば一気呵成といきたいところですが、ランナーは一塁。「中川が打って一・三塁なら正尚と勝負してくれるはず!」「いやー歩かせるんちゃう?」と我が家で言い合っている間に中川は三振…。 2アウトとなるもランナーは一塁のまま。もし一塁が空いていれば、吉田正尚と勝負する選択肢を相手に与えなかったでしょう。 舞台は整いました。 打席に立つは、千両役者!! 「捉えたーーーーー!!」 そんな実況が聞こえた気がしました!! 打った瞬間、総立ちになった超満員のスタンド。 こんな場面をずっと前に見た気がします。 もう一度この時が来るのを待っていました。 奇跡の連続だった今年の京セラドーム。 最後の最後を飾ったのも、大逆転勝利をもたらす奇跡のサヨナラホームランでした! さあ、星は五分になりました。 決戦は東京の地へ移ります。 山本はいません。正尚も勝負を避けられるようになるかもしれません。 それでも、信じます。 この2022年、何度も何度も苦境を乗り越え、首の皮一枚、土俵際で粘りに粘って生き残ったオリックスが、最後まで全員で勝つ野球を見せてくれることを。 神宮でも奇跡を見せてくれることを!
10/26 ☆B-S☆☆
負ければ王手をかけられる大事な一戦を任されたのは、CSで復活を遂げた山岡。この日はいきなり塩見に打たれ、山崎のバントを握りそこねてピンチを作るも、目覚めた山田、怖い村上を抑えてツーアウト。そして天敵オスナの打球は三遊間を抜けそうなきわどいところに飛びましたが、紅林が追いついてきっちり一塁に送って、ピンチ脱出! そして貧打に次ぐ貧打のオリックスは、大きくスタメンを変えてきました。9番太田、1番佐野皓。その佐野がいきなり先頭でツーベースヒット! こりゃ先制や! と思うやん…? できないんだな…これでも…。 なにせ先発は昨年の日本シリーズも、交流戦でもまったく打てなかったベテラン石川。投球術に翻弄されて、毎回四球からチャンスを作るも得点ができません。一方、山岡もランナーは出しますが気迫の投球で相手を封じます。 3回裏、先頭中川が死球で出塁。吉田正に和田から打ったような一本を夢見るも、そううまくはいきません。相手の四球攻めのせいなのか、吉田はどんどん自分を見失っているように映ります…。 ということで、「この回は終わり」と思っていました。頓宮は期待できないし杉本はパターン入っているし…と。 しかし、いくらベテランでも失投はあるもので。 それを逃さなかった杉本の勝ちでした。相手のレフトが青木だったことも功を奏したような気はしますが、ともかくも欲しかった先制タイムリー! 山岡はその直後もゼロで抑えます。しかし5回表、1アウトから塩見に三塁打を打たれるとベンチが動きました。山岡もファンも驚きの投手交代。確かにここは1点もやりたくないところ、三振が欲しいところです。絶対に負けられない一戦、中嶋監督が送り出したのは宇田川。その期待を裏切りません。山崎・山田を連続三振! なんて頼りになる宇田川! こうなれば追加点が欲しいその裏、中川が相手のエラーで出塁するも吉田正がゲッツーという最悪の展開に…。 6回はもちろん宇田川が続投。村上に四球を出し、暴投で進塁されてしまいます。オスナに最低限の進塁打を打たれ、青木にも四球で一・三塁の大ピンチに。しかしここからが宇田川の真骨頂! ここもサンタナ・中村を連続三振! そして7回のマウンドにはもちろん山﨑颯一郎。宇田川の好投に刺激されないわけがなく、三者凡退で終えます。 懸念は継投でした。なにせ(案の定)追加点が取れず、点差は1点のまま。このまま颯一郎→ワゲスパックと直接つなぎたいところですが、宇田川・山﨑颯は明日使えなくなる。だが他の投手で逃げ切りはまず不可能…。 8回表、選択したのは颯一郎の続投でした。腹をくくった中嶋監督。そう、短期決戦に明日はないのです。 9回表も満塁から得点できず、その裏はシリーズ初セーブに挑むワゲスパック。が、いきなり二塁打を打たれこちらは顔面蒼白…。 しかしランナーが一塁でなく二塁にいることが良かったのか? サンタナ・宮本と連続三振! そして代打・内山。よみがえるトラウマ。しかしファウルゾーンに高く上がった飛球を若月がキャッチして、試合終了! 勝ったーーーーーーーーーーーー!! (やっと)勝ったあーーーーーー!!! (3安打で)勝ったあああーーー!!!! 1勝2敗! 昨日負けた時にはスイープも覚悟しましたが、これで神宮行きが決定! 明日勝てばイーブン!! 胃がいくつあっても足りない試合展開でしたが、そういえばオリックスってこういうチームだったわ…。 吉田正が悪い状態に陥っていること、宇田川・颯一郎がおそらく投げないであろうブルペン陣は心配ですが、他がカバーしていけば良いのです。今こそ「全員で勝つ!」野球を体現する時! 京セラ今年最後の試合を勝利で締めてもらいましょう!! |
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