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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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4/11・12 vsE ○○

どよーんとした週末を耐え、舞台は仙台へ。同じように得点力が上がらない同士の対戦ですが、相手は天敵・則本。山下といえども1点くらい取られて、後ろがさらに打たれて負けるんじゃ…と戦々恐々でした。
しかしさすがは開幕投手に任命されても平然としていたシュンペーター。いきなりピンチを作るも後続を抑え、上々の立ち上がり。味方の無援護もなんのそのの泰然自若ぶりはまさに山本の系譜です。
すると3回表。若月ヒットからゴンザレスがライトスタンドへ弾丸のようなホームラン! ゴンザレスは6回にもソロホームラン! ついに則本キラー現る!! しかもパテレにまとめられるほど好守備も連発!! まさか正ショートが紅林でも野口でもなくゴンザレスになるとは…誰も予想できまい…。
でもせめてかめはめ波はカメラに向けてやってほしいなあ。
ほぼ毎回のようにランナーを出すもストレート・カーブ・フォークを操り毎回のように三振を奪ったシュンペーターは5回で降板。森が怪我でDHに回ったため、若月は練習も含めてはじめて相手役をつとめたそうですが、落ちる球もしっかり止めていましたし安心して観られました。まさに怪我の功名というやつですね…2安打していますし、森も打席に専念して3出塁ですし、もうこの布陣でいいんじゃ…なんて思ってしまう…。
しかし心配なのは山下のあと。いちばん不安だったのが山﨑颯ですが、現実になってしまいました。ヒットと四球で無死一・二塁。なんとかピンチ脱出したものの、相手の不調に助けられただけのような…。まだ時間がかかりそうです。
8回にはゴンザレスが猛打賞のヒットを打つと、森が連打(走塁死)で二死三塁。そしてようやく、中川がタイムリーを放つと、杉本の2ランでトドメ。あとは近藤・本田とつないで連敗ストップ&山下初勝利!
ヒーローインタビューでは年齢にそぐわぬ落ち着きぶりでした。宮城より大人びているような…。けれどまだまだ伸びしろを感じます! あとは怪我だけ気をつけて!
2連戦は初戦を勝てば気楽なもの。早川も好投手ですからなかなか打てないだろう…と想像していたら、初回に太田が先制2ラン! ご飯を作りながら遠目で観ていたのでてっきりセンターフライかと思いました。強風のおかげです! しかも杉本の一打も風に乗ってスタンドイン、なんとなんと田嶋に4点も援護が!
楽天キラー田嶋は本領発揮。ランナーを出しても動じることなく無失点を続けます。4回には相手のミスにつけこんで1点追加。が、早川以降の中継ぎに完全に抑え込まれて、すこーしイヤな予感はしたのです。
7回、おそらくこの回が最後であったろう田嶋ですが、キラー炭谷にヒットを打たれると辰巳にもつながれ、ちょうど100球に達したため宇田川に交代。ところが制球が定まらず、連続四球で押し出ししてしまいます。宇田川も今年はWBCから厳しい場面をまかされてばかりでしたから、こういうこともあるでしょう。だから点は取れる時に取っておかないと…。
小深田は打ち取るも、二死満塁で迎えるは島内。昨年までなら走者一掃のタイムリー間違いなしでしたが、今のとこ不調の続いている島内はここでも三振。難を逃れました。
すると次の回、一死二・三塁のチャンスで回ってきた頓宮。西垣の初球は側頭部を直撃。テレビ越しにも聞こえてきた鈍い音に血の気が引きました。そのままシートに隠されるように担架で運ばれ、不穏な空気が流れましたが、あとで届いた情報によると意識はあるそう。昨年の伏見も頭部死球を受けて数日後には試合復帰していましたから、大事ないと信じたい…。が、頭は怖いので無理はしないでほしい…。
心ここにあらずのまま気がついたら2点入っていました。代打大城や前日からノーヒットだった茶野にもタイムリーが出たのは良いこと。
野口は左投手だから交代というわけでもないでしょうね。この日はまるでいいところがありませんでした。打撃もそうですが、とくに守備は酷かったです。中嶋監督がめずらしく名指しでゴンザレスを褒めていたことで焦りがあったのかもしれませんし、センターを無難にこなしていたのにまたショートに戻されるという事情もあったとはいえ、本職ですからね…。
点差はつきましたが、調整もかねてかワゲスパック→平野のリレーで2連勝! 9回には大里が代打から守備につき、地元東北で一軍初出場を飾りました。
借金返済、貯金1。そしてなんと! 得点・打率・ホームラン数がパ・リーグトップ! これほんまにオリックス!? というか、そんなに打ててる気しないのやけど!?


4/14 vsM ●☂○

中嶋監督はエース対決を避けるフシがあるので、週明け早々から報道されていた「佐々木-山本の日本最強投手対決!」は実現するのかなと訝しんでいました。
ところが、蓋を開ければ本当でした!
4月の佐々木朗希@ZOZOマリンといえば、よみがえるあの悪夢…。
しかし今回は離脱者なし! しかも打線は絶好調! 頓宮はお休みですがきっとあんなことにはならないはず!!
…が、試合は三者三振からのスタート。見送ればストライク、振ったところで掠りもせぬ。悪夢の再現がよぎりだす…。
しかしこちらの先発も、日本のエース山本。佐々木に投げ負けるはずがない。中村に長打を浴びますが危なげなく後続を抑え、上々の立ち上がり。
2回には好相性(オリ比)の宗がゴロを放ち連続三振を止めるも、4回で10三振をくらうという、ますます二度目のアレが現実になりそうな状況にヒステリーを起こすオリックスファン。しかも4回裏、不運なヒットが続き山本が先に失点してしまいます。
一方、5回をパーフェクトで終えた佐々木ですが、球数は稼げてきた(オリ比)のでそろそろ疲れてくるはずだと見守った6回表。先頭西野が四球を選び、「完全試合阻止!」と歓喜するオリックスファン。若月はバントの構えから追い込まれますが、6球目をセンターへ弾き返し初ヒット。「ノーノーもなくなった!」と狂喜乱舞のオリックスファン。さらに太田がバントを決め、一打逆転の大チャンス。…が、茶野・ゴンザレスが続けず撃沈。茶野にスクイズサインは出せなかったでしょうし、致し方ありません。
山本は6回を101球9奪三振1失点で降板。一方、佐々木は7回を投げ切り105球11奪三振。これだけ見れば甲乙つけがたい、日本最強エース対決にふさわしい投手戦でした。しかし、負けは負け。オリックスファンとしては悔しさしかない!! 相手が誰であろうと山本なのですからマストウィンなのです!! (が、大前さんのYouTubeで意見の分かれていたどちらがマシか論争でいえば、昨年よりはマシ派)
山﨑颯の失点ももったいなかったですね…。結果論とはいえ、1点差なら益田や澤村からチャンスが生まれたかもしれないだけに。やはり調整が必要なのかもしれません。
翌日は雨で流れ、日曜スライド登板になった宮城。捕手に復帰した森を相手に今日も快投でした。3回、藤原に粘られ先制されるものの、続く友杉のセーフティスクイズは落ち着いて処理して追加点は許さず。するとその裏、頓宮が同点ホームラン。無事にスタメン復帰しただけでなく、なんとこの日は猛打賞。なぜか宮城の日には打つ頓宮。
さらに次の回、二死一・二塁で宗がベースに当たるラッキーヒットで追加点! 本調子には見えないながらなかなか攻略できなかった種市をようやく降板させます。が、そこからのブルペン陣もまったく打てないオリックス…5安打8四死球で2点て…(しかもうち1点はホームラン)。今日もストレスの溜まる試合でした。
しかしそんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれたのは宮城の緩急自在な投球。ハイライトは4回裏の対安田。95キロのカーブに空振りし追い込まれた安田は膝をつき苦笑い。そしてすぐさま150キロストレートをアウトコースにズバリ! 実況も球速差に言及せざるを得ない、宮城の持ち味を存分に発揮したシーンでした。
結局宮城は8回途中109球で降板。途中までは完投もうかがえるくらいの好投でした。もっと援護があればね…。
ランナーを背負った場面で交代したのは宇田川。今年の登板はこういう状況ばかりですが、ここでもいきなり四球を出してピンチを広げ、ファンの胃を壊しにかかる宇田川。しかも打席は山口。ストレートで押して追い込むと、最後はフォークで三振! 9回、代走小田がオーバーランでチャンスを壊し、1点差のまま最後を〆るのはもちろん平野。一発のある相手にためらいもなくストライクを投げそのたびにファンの息を止めかけるも、次々フライに打ち取り試合終了。ゼエゼエ…。
ともかく、エース相手に左右のエースを立ててのドローは充分な結果です!
ビジター週で貯金達成! まだまだ先は長し!








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4/4〜6 vsH ●●○

レッドソックス吉田の活躍に喜んでいたら、正尚がいないという現実を思い知らされる虚しい夜…。
藤原丈一郎くんの2年連続始球式、丈一郎くんのオリ熱に感化された東儀秀樹の生演奏という豪華な本拠地開幕戦だったのに…。
で、本拠地開幕9連敗だと!? そんな記録もあったの!?
早くからこの試合を指定されていた田嶋でしたが、かなりの気合を感じました。前半は完璧に近いピッチング。しかし6回の2発にやられてしまいました。牧原から栗原までつながる上位打線はもはや反則レベルですね…。
とはいえ援護があれば結果は違っていたはず。石川にいつまでもいつまでもやられっぱなしのこちらの打線はどうなっているのか。
初回の森のセカンドゴロが抜けていればと惜しまれます。これに限らず今日は何度も牧原の守備にやられました。森は最後にホームランを放って完封阻止してくれたものの、冴えない表情が気になります。毎試合先発捕手に4番と負担がかかりすぎのような…。捕球ミスも目立ちますし…。
というわけで、いきなりテコを入れてきた中嶋監督。太田・頓宮を上げ、もちろんスタメンで使いましたが結果は不発。不発どころか1点も取れず…。昨年攻略したはずの和田ですが、またもや沈黙打線に元通り。チャンスは再三作るも、そこからが続きません。とっても既視感…なにこの懐かしい感じ。早くもストレスがたまって胃が悪くなりました。こんなんで身体は秋まで持つのだろうか…。
野口は打撃開眼したのではなかったのか。紅林が下でもさっぱりですし、競争相手がいないとこうなっちゃうのでしょうか。打撃と守備が連動しているのは全員のことですが、初回の柳田のゴロはどうしてゲッツーにならないのか不思議なくらいでした。今のところ一生懸命さが目につくのは茶野だけです。疲れてしまう前にお立ち台に上げてほしいです。
黒木はソフトバンク相手ですから仕方ありません。よくここまで復活してくれました。今年は先発ローテとして頑張ってほしいです。
3戦目はWBC後初登板の山本。マストウィン…のはずですが、この貧打では勝ち目がきわめて薄い。
と、いうネガティブ思考はもしかしてチーム内にも生まれていたのか。初回、1番に昇格した茶野がヒット、西野が四球と、いきなり高橋礼を攻めます。ここで3番森。先制タイムリー! …と思いきや、バント!? 森がばばばバント!?
…で、案の定小フライになりアウト。その後もなにも起こらず無得点。森にバントのサインなんか出るわけありませんから独断なのでしょうね。
2回にはまたも無死一・二塁を作るも無得点。バスター→併殺→ゴロという見事な流れ。
しかしこんな惨状には慣れっこの山本。おかまいなしに、スイスイ相手を倒していきます。ランナーが出ても(エラーさえなければ)失点しそうな気配はなし。新フォームでもNPB球に戻ってもいつもの山本でした。
3回、またも先頭の茶野が出塁。三度目の正直、ようやく森にタイムリーが生まれました! さらにランナーふたりが溜まったところで高橋礼から板東にスイッチ。そして! 出た! ラオウのスリーランホームラーーン! 森の昇天ポーズもカメラに入れてよ!
点差は4点、山本なら余裕のセーフティリード…のはずですが、復帰登板の今日はもちろん球数制限あり。6回85球でお役御免となりました。ですから4点取った後も再三チャンスを潰していたオリックスに余裕などなかったのだ…。
7回、代わってマウンドに上がったのは阿部。先頭を出し、ツーアウトを取ってから今季不調の今宮につながれ、嫌な予感が首をもたげます。そして代打の(あまり打てる気配のなかった)アストゥディーヨにぶつけた時点でもうパニック。打順は1番に戻って周東。ストレートの四球で押し出し! 近藤にとどめを刺される未来が見える…。
ベンチは今日絶対に勝つ気でいたのでしょう。ここで宇田川投入。近藤には強い当たりを打たれましたが、西野の正面でなんとかチェンジ! 宇田川は8回も回またぎ。いきなり柳田に二塁打を打たれますが、ゴロの間の1点にとどめ、リードを守ります。
正直、ここで津森や又吉を出されていたら2点差の最終回を抑えられる気がしませんでした。しかしマウンドは回またぎのルーキー大津。ツーアウトから満塁となり、迎えるは茶野…のはずが、嘉弥真を出されたことで代打で頓宮! この起用が大当たり! 走者一掃のタイムリー!
再び4点差になれば気は楽なもの。山﨑颯が最後を〆、相手の連勝を止めスイープ阻止! 五割復帰!
しかしもうちょっと楽に勝てないものですかね…。


4/7〜9 vsF ○●●

山本に続き宮城の復帰登板。帰宅したのは試合中盤でしたが宮城は立ち上がりからまったく危なげなかったようです。6回途中までノーヒット。度重なるエラーにも、クロスファイアを取ってくれない球審にも動揺することなく、淡々と投げ込む姿は、去年の宮城ではありませんでした。我が家の解説者曰く「大人になった」。ずっとコンビを組んでいた伏見がいなくなり、ダメになりやしないか不安だったのですが、独り立ちするという言葉に嘘はありませんでした。また、WBCの経験も宮城をさらに成長させてくれたはずです。6回93球7三振と、今年も二桁勝利を確信させるスタートとなりました。
打線は序盤から2得点。5回には鬼門の無死一・二塁から頓宮にタイムリーが出て3-0。…と、この時点では宮城の出来もあって、「山本宮城で2連勝♪」と余裕をかましていました。
雰囲気が急転したのは7回表。宮城に代わって登板したのは阿部。え…昨日の今日で…?
という不安は的中。いきなり清宮に死球を与えると一死後谷内につながれ、代打マルティネスは三振にとるものの、続く江越に2つ目の死球で満塁…。にわかに上がる心拍数。
そして決して本調子ではない万波に2点タイムリーを浴び、あっという間に1点差。血圧も急上昇。
比嘉が火消しに成功し追加点は阻んだものの、阿部はあきらかに昨年の阿部ではありません。
途中、マウンドにコーチとトレーナーが駆け寄る場面がありました。すぐに下がりましたが、実際はおそらくどこか悪いのではないかと思います。それならそれで治療に専念してもらいたいのですが…。
その裏、宮西から茶野がヒットを放ちます。続く太田の追い込まれてからの5球目、インコースをズバリとつかれたように見えました。…が、判定はボール。そして6球目を打ち返し、チャンス拡大!(が、いささか気まずい) そして森のタイムリーで1点追加!(さらに気まずい)
8回はワゲス、9回は平野が〆て、なんとか2連勝! …が、12安打4点ってどういうこと?
土曜日は外出していたので、試合は経過を追うだけでした。…観られなくて良かったと思いました。
そりゃ、村西-上沢という時点で分が悪いとは思っていましたが、メンバーも代わりましたしいいかげん上沢を攻略してくれるだろうと多少は期待していたのです。多少は。
チャンスはそこそこ作れていたようですが、点が入らない。無死満塁から伏見の防具に球が入り込んでしまった1点と、その直後の若月のタイムリーの計2点だけ。4回には村西が四球から崩れるいつものパターンで逆転タイムリーを浴び、代わった本田も追加点を取られてしまいました。
問題はその直後の回。茶野が出塁、西野の二ゴロは二塁封殺の判定でしたが、茶野の足が早く入っているように見えました。もちろん監督はリクエスト。ベンチも観客もセーフを確信していましたが判定は変わらず。球場は騒然、中嶋監督もベンチを叩き怒りをあらわにしました(すべてあとから観た)。
しかもその後中川が二塁打を打つものだから、判定が覆っていれば…と思わずにはいられません。前日の太田の2-2からの一球も試合展開を変えましたが、今回は映像で見返しているにもかかわらず同じ判定なのはまったくもって納得がいきません。どうして真上からのカメラが出なかったのでしょう? 以前も同じことがありましたね。試合によって出る出ないの差はなんなのでしょう。「確たる証拠がない」ことが当初の判定どおりの理由だそうですが、確たる証拠がなくても覆っている例はいくらでもありますし、土煙があろうとなかろうと茶野の体勢が確たる証拠にならないのはなぜなのか。
まあ、それをのぞいても8安打6四死球で2点の攻撃もどうかと思います。
本田のあとは東が2.1回1失点、近藤が1.2回1失点とまんべんなく失点して結局6点を献上し完敗。で、よくわからないのが、回の途中から出てきてまたがせる継投策。前日の阿部の連投もそうですが、去年まではあまり見ることのなかった起用です。これは投手コーチが高山から平井に代わった影響なのでしょうか。正直、平井コーチにいい印象がないのですが…。
というわけで、イヤ~な気分で迎えた日曜日。先発はニックス。割と期待していたのですが、開始早々四球→ヒット→3ラン→ホームランで4失点という、初回から白目をむく展開に。
ところが直後、茶野・太田・森が連続ヒットで5球で満塁に。再び黒目に戻るも、頓宮は内野フライ。杉本がタイムリーを放つも中川・宗が続けず1点どまり。えええー…。
2回のニックスは四球を出すも無失点。少し立ち直ってきたかなと思っていたら、3回から山岡に交代。えええー!? どういう継投!!??
そして先頭万波にホームランという、そらそうなるわという展開。それだけにとどまらず、連打を浴びて計3失点。結局8回途中まで投げた山岡、その球数はなんと106球まで達しました。そしてまた漆原が回またぎ。なんという泥縄…。
オリックスを1位予想した解説者はのきなみその理由に投手力を挙げていましたが、こんな運用では、いつぞやのように中継ぎがボロボロ離脱していく気がしてなりません。
ちなみに今日も11安打2点という残塁祭り。なんか記録でも狙っているのでしょうか。ちなみに相手は10安打7点なのに…。

というわけで、山本・宮城でしか勝てなかった一週間でした。早くも借金生活の始まり。左右のエースでも勝てなくなったら本当に終わりだと思うので、そこはなんとか拾っていきたいところですが…。
あと一本の出ない打線がなあ…。







3/31~4/2 vsL ○○●

13年ぶりの開幕カード勝ち越し!!
はじめてオリックスの試合を開幕から観て、ハマってしまったきっかけのあの開幕3連勝以来とは…!!
(あれからずーーーっと負け越してたんかい、というのはおいておいて)
2戦目は初回、エンスから中川が粘って四球をもぎとると、杉本が2ランを放ち先制。ベンチ前の昇天ポーズは大前さん推しメンの石川も参加していました。
3回には4点追加して6点リード。これなら山﨑福も楽に投げられるはず…が、突発性炎上病は今年も治っておらず。突如連打を浴び2失点。福田のファインプレーがなければ実質6連打でした。これでは5回から交代もやむなし。次は勝ちがつくまで、せめて6、7回は投げ切ってほしいです。
DH若月→解除して抑え捕手というトレンドワード入りの起用もありました。驚きはしません。だって、じゃあ誰が若月以上に打てるんだ? という層の薄さですから。試合前「ヤマサチに大谷ルール適用すればいい」とこぼしましたが、あながち冗談ではありません…。
3戦目は平良の前に打線が沈黙。試合前から分が悪いと予想はしていましたが、山岡は6回途中までソロホームランの1失点で、思ったよりは粘れたと思います。幾度ものチャンスで無得点だった攻撃がもったいなかったです。ワゲスの調子がオープン戦から変わらずいまいちなのも気がかり。
パ・リーグは開幕3試合を終え、ソフトバンクが3連勝で首位。オリックス・楽天が2勝1敗で続きます。
とはいえ残りは140試合。今の勝敗数など勘定には入りません。
まだまだこれから!








3/31 vsL ○

開幕投手は本当に山下舜平大だった!
「西武はシュンペーターを打てない」と断言した我が家の西武ファン。そして「オリックスも光成を打てない」とも。
とにかく苦手な高橋光成。野口、ゴンザレスという新戦力に期待するも初回はなんと三者三振。イヤーな予感がふくらみます。
その裏、マウンドに立った山下。試合前コメントでも緊張を感じさせない大物感を漂わせていましたが、浮つく様子もなくツーアウトを取ります。そして「ここは骨っぽい(=ここしか打たない)」というクリーンアップ、まずはさすがの外崎がしっかり四球を選び、4番山川。高めストレート、打った瞬間「アカーン!」と目を覆いました。大歓声のち目を開けると、ベンチに帰っていく山下。あ、あれ?
完全にホームランコースでした。それをレフトフライに押し切れる球威! やはりただものではないシュンペーター!!
3回にはフォークを連続暴投する場面もありましたが無失点でこらえ、そして次の回。骨っぽい外崎にヒットを打たれると、栗山に甘い初球を外野に運ばれ先制されてしまいます。
しかしその直後、西武戦に強い宗by我が家の西武ファンが先頭出塁。プロ初ヒットを打った茶野が初バントを決め野口のポテンヒットですかさず同点!
6回のマウンドにも上がった山下は、またまた外崎に14球粘られヒットを打たれたところで降板。しかし開幕投手抜擢が決してサプライズなどではなかった、それだけの実力があったことを示してくれました。
あとを受けたのは宇田川。まずは侍対決・山川を三振に取ると、栗山は歩かせたものの柘植をしっかり打ち取りお仕事終了。…が、7回に登板した阿部が愛斗に一発を浴びてしまいます。打線は高橋の前になすすべなく、ほぼあきらめていた9回表。
今年も終盤のオリックスは健在でした!!
3打席ノーヒットの森に「かっこいい応援歌がだいなしや!」と愚痴っていたのはここだけの話。こういうところでホームランを打てる吉田正がいなくなって、その穴は森とて埋めることはできないだろうと思っていたのですが。いやー、さすがです! 味方になってくれて良かった…。
9回裏はワゲスパックが抑え、10回表。西武戦に強い宗がティノコの初球をホームラン! その裏は平野が(なんとか)抑えて、劇的な逆転勝利! 今年も開幕戦おりほー!
同じ球場、同じ相手ながら、昨年とは違う顔ぶれで勝てたというのもうれしいです。山下の好投、同点ホームランの森、野口や茶野の活躍など、まったく想像できませんでした。
しかしこんな試合があと142試合も続くのかと思うと…胃がいくつあっても足りない…。







3/4 vsT ○

開幕投手候補の山岡ですがまだ肌寒い屋外球場だったせいもあるのか、制球乱れ球数を要しました。攻撃はルーキー杉澤の先頭出塁、来田のタイムリーと若手がアピール。そして特筆すべきは、7回に登板した山下舜平大! ついにベールを脱いだ秘密兵器! 最後の1球以外は全球156・7・8キロのストレートで圧倒!! これは期待せずにはいられない!!!


3/5 vsT ○

同じく開幕投手候補の田嶋。キャンプ中から好調でしたが、この日もストレートが走っていました。森との相性も問題なしのようでひと安心。打線は頓宮が絶好調!
2番手のルーキー曽谷は150キロのストレートと大きな変化球でアウトはすべて三振という、期待を寄せずにはいられないピッチング…のはずが、井上に2ランを浴び、次の回は連続四球で満塁にして降板と、ほろ苦いデビュー戦になってしまいました。回の途中で肩を落としながらベンチに戻ってきた曽谷に田嶋が大丈夫と励ますように出迎える場面は、なんだか胸が熱くなりました。


3/7 vs侍 ●

オリ目線で見ると酷い試合でしたね…。種市・岩下をまったく打てない打線はいつもの見慣れたオリックス。阪神戦で浮かれた気分に冷や水を浴びせられました。コールドにならなかったのも、準備していた投手を投げさせるため代表側があえて手を抜いたとしか思えない…。代表に勝利した中日打線の頑張りや、大谷やヌートバーにも立ち向かっていた阪神の投手陣を見習ってほしかったです。中嶋監督は「ふわふわしていた」と表現していましたが、誰もかれも集中力を欠いた打席ばかりでした。「どうせ負けないといけない試合」だったにしろ、選手もそう思っていたのだろうか…。
まずい外野守備がふたつもありました。野口・杉澤はまだ慣れていませんし歓声もあったでしょうから仕方ないにしても、福田・中川は何やっとんねんとテレビにツッコんでしまいました。


3/9 vsT ●

初回にゴンザレスがタイムリー。…で、得点はそれだけ。7安打2四球で1点…。
先発の村西は4回に初ヒットを許すとそこから崩れて3失点。フォームは変わったようだが、こういうところはあまり変わっていないようですね。


3/10 vsG ○

先発シュンペーターが4回途中5三振の好投! ほぼストレートとカーブ(と落ちないフォーク?)だけでこの内容は末恐ろしさを感じます。まだまだ発展途上ですから、一軍登板は今シーズン後半くらいかもしれません。打線はまだ冬眠中ですかね…。好調だった頓宮の怪我も痛いですね…。


3/11 vsG ○

田嶋→山岡という開幕投手候補ふたりのリレーでしたが、両者とも2失点というどっちつかずのような結果に…。打線も5安打5得点で、いいんだか悪いんだか…いや菅野をまったく打てない時点で悪いような…。


3/12 vsF ●

先発黒木は足を攣って途中降板となりましたが、6番手に名乗りを上げることができたのではないでしょうか。打線は今日も11安打2点というストレスの溜まる展開に。育成ルーキー茶野はいいアピールをしているようです。相手スタメンで伏見がコールされると大きな拍手が起こった京セラ。伏見もこちらの石川も互いにヒットが出たのでウィンウィンということで。ちなみに我が家の西武ファンは、森・若月・石川が横一線で正捕手争いをしていることに納得がいっていないようです。まあ確かに…。


3/14 vsE △

静岡遠征は若手のみなのか…? 相手に較べるとあきらかに見劣りする面々でしたが、結果は引き分け。若手に混じってなぜかスタメンだった西野がいいアピールを続けています。代打の神様になるはずが…それもこれも期待されている選手が今ひとつだから…。太田はこれじゃ本当にミスターSOKKENになってしまうぞ! 紅林も地元でエラーしている場合か! 東はよく無失点で済んだなという内容のようでした。


3/15 vsE ●

いくら苦手の早川相手といっても、もう少し何とかならんかったんかいと思わないでもありませんが、二軍のようなスタメンでは厳しいか…。それにしても4番内藤とは、期待感の大きさをひしひし感じます。もちろんまだまだこれからの選手ですが、投手の育成メソッドはあれだけ確立しているのに(おそらくこの日投げた入山や西濱も伸びてくるはず)、なぜ野手はいつまでたっても生えてこないのでしょうか。


3/17 vsC △

各球団開幕投手が調整に入っている金曜日、いまだ公表されていないオリックスは山下舜平大が先発。今日はフォークのお試し日で80球限定のようでした。2失点したものの10奪三振。観るたび成長している姿にはワクワクします。しかし打線は森・中川で4得点取るもその後は沈黙。いつものやつですね…。


3/18 vsC ○

先発山岡はエラーがらみの1失点にとどめるものの球数多く、開幕に不安を残す結果となりました。今日は山岡→山﨑福リレー。さあ、開幕はどの山だ…?
打つ方は来田が好調キープ。しかしオープン戦くらい打ち勝つ試合が観たいですね…。


3/19 vsC △

中継ぎが打たれて負け試合濃厚でしたが、なぜか最近マツダが得意なオリックス。9回に劇的逆転…のはずが、その裏に追いつかれて結局引き分け。負けなかったからまあいいか…。
打撃好調な野口が先頭打者ホームラン。ショートかセンターで開幕スタメン濃厚ですね!


3/21 vsD ○

ホーム開幕が内定している田嶋が立ち上がりに2失点するも、しり上がりに調子を上げて6回100球7三振。打つ方は中川・杉本にホームランが生まれ、茶野もタイムリーで絶賛アピール中。一方、今年こそスタメン二遊間と信じていた太田・紅林は二軍戦に出ていました。開幕スタメンに赤信号が煌々と灯っています。


3/22 vsD ○

黒木→コットン→近藤で完封勝ち! 攻撃もいきなり1番野口が出塁して先制すると、中川・杉本という打つべき人、茶野・杉澤という打ってほしい人がしっかり結果を残して6得点、ひさびさの気持ちいい快勝ゲーム! まあ、WBC優勝の直後の試合だったのでほぼほぼ観ていなかったのですが…。


3/24 vsT ○

いよいよオープン戦もラスト3試合となりました。開幕はちょうど一週間後、しかし先発は山下…。ということは…? やはり…(*ºωº*)
そのシュンペーター、今日も155キロ超を連発! フォークの精度も上がってきたのか、3回までは無失点と好投していましたが、4回に大山に先制2ランを浴びてしまいました。しかし失点はそれだけ、6回90球7三振で降板。中嶋監督は案の定明言こそしませんが、いよいよ現実味を帯びてきました。
野口や中川は良い打撃を続けています。西野も好調です。少し心配なのは森。開幕すれば大丈夫…と思いたい。
試合前に支配下登録が決定した茶野ですが、落球にノーヒットといいところは見せられませんでした。


3/25 vsT ●

京セラながら阪神主催で行われたゲームは完敗。山﨑福が大山に連日のホームランを打たれるなど4失点。石川とのバッテリーでしたが、まだ組み慣れていないのですかね。攻撃陣は秋山に手も足も出ませんでした。
そしてTが6番DHに復帰! …が、まったく気づかないほど存在感がありませんでした。 


3/26 vsT ○

先制点は初回の杉本の2ランでした。ホームラン王を取った時のラオウが戻ってきた! …と思いたい。3回には野口にも一発。お見事な技ありホームランはシーズンに期待が持てます。ちなみにこの日、BS松竹東急の中継の解説が坂口でした。1番(今日はショートでしたが)野口…ぐっちの再来…と思いたい。
さらには颯一郎→宇田川の侍リレーが実現! なんて豪華なファンサービス! …が、その回だけ見逃すという痛恨のミスを犯してしまいました。
オープン戦のしめくくりは、中継ぎ以降無失点、上位打線で稼いだ得点を守り切るという実にオリックスらしい勝ち試合でした。

…で、オープン戦1位ってホント?
いつも下の方をウロウロしていたオリックスが!? 
2005年以来18年ぶりだそうです。そら青天の霹靂なわけだ…。
もちろん、オープン戦の順位などシーズンには関係ありませんが、完全最下位を回避できたことは安堵しています(←トラウマ)。

今年こそ胃の痛くならない試合をたくさん観られますように…と期待していましたが、今年も神経をすり減らすことになるような気がします…。というか、今年もきっと混戦パ・リーグ、まず上位争いに食い込むことが大事なのですが。

まずは開幕戦! シュンペーター(たぶん)を援護して、高橋光成を打ち崩して、開幕戦連勝を続けられますように!




* SNOW FLAKES *
STOP  *  START
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さや
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プロ野球&連ドラ視聴の日々さまざま。
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