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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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8/1~3 vsE ○○●

8月のホームゲームは緑のユニフォーム、いよいよ夏の陣がスタートです。
相手先発は京セラではてんで打てない早川。そんな難敵に対し、9番廣岡・1番野口・2番山足というまたもや予想の斜め上を行くスタメンで挑んだオリ打線。しかし3回、その山足が二塁打を放つと、紅林のタイムリーで先制! 4回には頓宮のソロで追加点! 5回も先頭野口のヒットを足掛かりに頓宮・宗の連続タイムリーで5-0! 6回には若月のソロまで飛び出します!
こちらの先発は山本ですから、こうなればもう安心。7安打されながらも7三振を奪い無失点のまま7回で降板。なんやかんやで…山本だなあ、という感想しか出てきません。
8回は阿部が登板。先頭を出すも最後は浅村を三振に取るなど、すっかり安定してきました。そして6点差の9回は…山岡? 山田か吉田凌で良くない? どういう起用法? ベンチとしてはいろいろなパターンを試したいのでしょうか?
山岡は不運な内野安打でランナーを出すも2アウト。しかしそこから四球、ヒット、そして押し出し。残念です。今やどんな場面で起用されても全力で応えなければいけない立場でしょうから。交代機に中嶋監督がマウンドまで行ったのは、山岡に対する期待のあらわれでもあったのでしょうか。
結局山﨑颯が登板する羽目に。緊急だったせいかランナーひとり返して4点差。もうひとり出れば浅村まで回るという、楽勝ペースのはずが絶体絶命のピンチで、なんとか小郷を抑え試合終了となりました。
後味はちょっとよろしくありませんでしたが、おとなりさん+@のお立ち台は楽しめました。
2戦目はこのところ勝ち星に恵まれていない宮城が先発。序盤は球数を擁しながらも無失点で凌いでいくうち、宮城らしいリズムでアウトを取れるようになりました。4回に先制されてしまうものの、タイムリーではなくゲッツーの間の1点ですから上出来です。5回も満塁のピンチをゲッツーで凌ぐとその裏、無死一・三塁から宜保のタイムリーで同点に追いつきます。一気に逆転までいけそうな雰囲気でしたが、走塁ミスでチャンスを潰してしまったのはいただけませんでした。
宮城は6回1失点。勝ちこそつきませんでしたが、前回を思えば充分な内容でした。
7回は宇田川に交代。…が、いきなり岡島に被弾。ええ…最近ようやく昨年の宇田川になってきたと思ったのに…。
しかしまだチャンスはあるはず。あきらめずに観ているとその裏、先頭渡部の代打・廣岡が四球を選ぶと、野口がしっかりバントを決めます。そしてまたも宜保! 素晴らしい同点タイムリー!
さらに紅林が四球を選び、中川の当たりはライトオーバー…と思ったら小郷が背走でナイスキャッチ。あわてて戻る紅林、二塁ベース空過でダブルプレーという、またも走塁ミスでチャンス消滅。まあ、リクエストが覆る前提はそもそも存在していたのか、など思うところはありますがね。リクエストの結果に反論した田口コーチが退場にならなかったのも不思議ですけれども。わけわからんことばかりですね。
不穏な空気の中でも阿部がしっかり三凡に抑えると、その裏は一死満塁のチャンス到来。その前の回にファインプレーした廣岡に期待するもあえなく三振。野口も三振で勝ち越しできず。これは相手の酒居が見事だったと褒めるしかありません。
9回表は平野がしっかり四凡で抑え、その裏も安楽を相手に2アウトランナーなし。しかしそこから中川が四球を選ぶと、頓宮がヒットで続きます。そして宗が粘りに粘って値千金の四球をもぎとり満塁に! 打席はセデーニョ…ではなく、代走に出ていた茶野! 初球のストレートをファウルにすると2球目、同じコースを今度はセンター前に打ち返してサヨナラー!! 宜保との初々しいお立ち台も、解説海田のサヨナラの瞬間の「ウォ!」やピックアップインタビューでの阿部への絡みも面白くて、中継の最後まで堪能し余韻に浸りました。
カード勝ち越しを決め、これで復帰登板の田嶋も気楽に投げられるだろう…と期待していたら、なんと発熱で登板回避! 代役ワゲスパック! なんてこった!!
…しかし、昨日の勢いでなんとかならんかなあ、と楽観視していたわけですよ、ちょっとは。
なんともならんかったですね。やっぱり。
ワゲスがいきなり2失点、その裏1点を返すも、3回には2アウトから2失点。4回から交代した小木田も2被弾で5失点。打線は今年得意にしていたはずの相手先発田中に対し、さすがに対策されたのか手も足も出ず。8点差の完敗でした。まあ、仕方ありませんね…。


8/4~6 vsL ●○○

真夏のビジター9連戦はベルーナドームから。夏のベルドは熱中症だとかサンタテだとか、いい思い出がありません。なんとかひとつ星を拾えればいいのですが…。
初戦は、先頭茶野が四球を選ぶも、宜保が初球ゲッツーというなんとも縁起の悪い出だしとなりました。その後は立ち直った平良相手に無抵抗…という案の定の展開に。先発山﨑福は何度か突発性炎上病を発症しかけるも、6回途中1失点とまずまずの投球でした。その後は比嘉→山田のリレーで迎えた8回。代わった平井から先頭若月がレアな三塁打を放つと、茶野があっさりタイムリー、2球で同点に追いつきます。さらに宜保が前の打席は失敗した犠打をきっちり決め、8月になって好調の頓宮が勝ち越しタイムリー!
我が家の西武ファンが「オリックスは普通に強いわ」と真顔でつぶやいていましたが、長年普通でないオリックスを見てきた身としては、夏のベルドの1点差で普通に勝てるなぞもちろん考えてはいませんでした。
そして宇田川がコールされた時点で、イヤな予感がモクモク湧いてきたのです。
阿部→山﨑颯か、山﨑颯→平野のリレーなら、この結果でも受け入れられたかもしれません。連戦を見据えてお試し起用が続いているのかもしれませんが…なんだかなあ!!
2戦目の相手はこれまた苦手としている今井。こちらも西武に好相性の山下とはいえ、蓄積疲労もあるでしょうし、なにより援護がなければ意味がないのですが、打線はいきなり三者連続三振と不穏な幕開け。2回も頓宮・セデーニョの連続ヒットから宗がゲッツー。3回は盗塁失敗、4回はまたも併殺とチャンスらしいチャンスはまるでなし。どれだけゲッツー打つの…チーム併殺数はもちろんリーグ独走中…。
一方山下は先輩方の拙攻なぞなんのその、天敵外崎以外は危なげなく抑えていきます。しかし5回、ようやく頓宮の一発で先制点をもらった直後、ランナー二塁からペイトンのタイムリーであっさり同点に(あいかわらず西武の助っ人にはよく打たれるオリックス)。ピンチはなおも続くも、廣岡の好返球で難を逃れました。
真夏の投手戦は終盤へ。7回、頓宮が粘って四球を選ぶと、宗がヒットで一・三塁。中川三振に斃れるも、今季申告敬遠されるくらい強打者となった若月が勝ち越しタイムリー! 頼りになります! どこにも行かんといて!
その裏も山下は続投。いきなり死球で肝を冷やすもエンドラン失敗に救われ、しかし不運な内野安打でまたもランナーを背負う羽目に。2アウトとなって打席は今日打たれているペイトン。ここでベンチが動きました。相手は左打者ですが、選ばれたのは昨日サヨナラ被弾した阿部。見事リベンジ成功! 白星に向け光明が見えました。
8回は山﨑颯が難なく抑え、追加点は取れないままいよいよ9回。連敗ストップがかかった僅差の最終回、ここを任せられるのはもちろん平野しかいません。おかわりにヒットを打たれるも安定の四凡で〆! 連敗脱出! ノルマの今週5割を決めました!
3戦目の両先発は東-宮川という、どちらに転ぶかわからない顔ぶれに。初回は両チーム三凡に終わるも、2回二死一・二塁のチャンスから今日も若月が先制打。しかしその裏、いきなり無死満塁と「東、お前もか」とつぶやきたくなる大ピンチに。しかし古賀のあたりはサード正面! 5→2→3と渡ってゲッツー完成! 長谷川も打ち取って無失点で切り抜けました! 打たれても抑えてもあまり表情が変わらない東、この落ち着きは不思議です。
4回には中川のホームラン、さらにセデーニョに2ランと3点追加。試合の趨勢がなんとなくオリックス寄りに流れてきた空気を感じました。この予感はめずらしく当たり、5回はセデーニョタイムリー、6回は紅林のタイムリーから中川の2ラン、7回には茶野にもタイムリーが出て、打ちも打ったり12安打9得点! 東は5回を投げ切り2勝目ゲット!
勝負の8月、まずは勝ち越しスタートです!
まだまだこれから!!






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7/25・26 vsH ●●

山本&宮城で有原&スチュワート・ジュニアに挑むソフトバンク戦。1勝1敗なら御の字、願わくば1勝1分…いや2連勝…。
なんて、甘い現実はありませんでした。
まさかの2連敗…(゚Д゚;)
初回、相手エラーで先頭の中川が出塁するも宜保がバントできずに三振、紅林ゲッツーで攻撃終了した時点で、イヤな予感はしました。
2回も一死から宗がゲッツー、さらには3回にも野口のゲッツーと3回連続ゲッツー祭り。紅林のエラーから相手に先制されていただけにイライラは増幅。調子を上げていく有原から得点できる気配もないまま、試合はあっという間に終盤。8回も続投した山本ですが、ついに力尽き、柳田に決定打となる2点タイムリーを献上してしまいます。
その裏も瞬息のうちに攻撃を終え、9回のマウンドは小野。うーむ…本気で小野に敗戦処理が務まると思って送り出したのですかね。大前さんも暗に触れていましたが、連戦の初日に相手を勢いづかせるような投手を出すのはどうなんですかね…。
ということで、有原に完封勝利&連敗ストップをプレゼント。
翌日は初回にセデーニョのタイムリーで幸先よく幕開け。宮城が踏ん張れば…との願いもむなしく、4回表、今宮のソロで同点に。不運なゲッツーでチャンスを潰した直後、甲斐に3ランを被弾する宮城。さらには6回にもソロを浴びてまさかの5失点。その間、打線はもちろん援護なし。中盤からほとんどまともに観ていなかったのですが、9回は無死三塁から廣岡・Tというよくわからない代打攻勢も実らず無得点。見事な完敗でスチュワート・ジュニアに初勝利を献上するという、今日もメモリアルなオリックスでした。


7/28~30 vsF ●○○

13連敗を止めたあと2連勝中と勢いづく日ハムに挑むエスコン3連戦。先陣をまかされたのは山下。山本・宮城・山下という、オリックスの誇る3本柱でまさか3連敗はなかろう…と考えていた自分は甘かった。
初回、2アウトからエラーでランナーを背負うと、ヒットと四球で満塁に。そしてハンソンへの初球、マウンドでよろめきながらも球を投じた山下がボークを取られ、中嶋監督の猛抗議も実らず先制点を献上。さらに4回にもタイムリーを浴びて3失点。その間こちらの攻撃はというと、上沢の前に得点できる気配なし。今日も天敵に8回を投げ切らせ、無抵抗の完封負け。
3本柱でまさかの3連敗…。そりゃ3試合で1得点じゃ、勝てるわけありませんって…。
水曜に特例で抹消された紅林がすぐ復帰してほっとしたものの、頓宮・杉本が絶不調なうえ、セデーニョにも長打が出なくなり、連勝中の得点パターンが成立しなくなりました。
今度はこちらが大型連敗のターンに入ってしまうのか…。
と、こちらの不安を見越したかのように、すぐさま動いてくるのが中嶋オリックス。翌日は1番大城・2番渡部・9番山足という、あいかわらず予想の遥か上をいく布陣に。
2回、中川・宗の連打から若月のタイムリーで先制すると、野口のゴロの間に追加点。そして山足は内野ゴロ、三塁ランナー若月が挟まれてアウト…かと思いきや、伊藤のタッチをかわしてホームイン! アウト判定もリクエストで覆り、ひさびさに感じる3得点が入りました!
が、今日も取ったら取られる山﨑福。奈良間のタイムリーと宗のエラーで2失点。なんとかそれでとどめたものの、2点差の5回には清宮のソロでまたも1点差に。
そこからは中継ぎ勝負。山岡②→山﨑颯の山脈リレーで踏ん張るも、相手投手からも得点できず、いよいよ試合は9回裏へ。マウンドはもちろん平野。連敗中のビジター、しかも1点差ですから、最後を任せるのは颯一郎でもなく阿部でもなく平野だろうと思っていました。
先頭を三振に取るも、次の郡司がヒット。まあまあ、いつものことだから。
加藤の当たりは二ゴロ併殺…かと思いきや、平野のグラブに当たって方向が変わり、不運な内野安打に。ま、まあまあ、運がなかっただけだから。
しかし松本剛の当たりがライト前に落ちた瞬間、その余裕もなくなりました。
一死満塁で清宮…。もし犠飛で済んでも次は万波…。
これは完全に逆転サヨナラの流れ…。大型連敗ってこんな感じで続くよね…。
清宮はフォークを見きわめ、フルカウント。さすがに「終わった」と覚悟しました。
しかし!
そこはさすがの平野劇場支配人!!
満塁フルカンからでもフォークを厭わない!!
手を出してしまった清宮の打球は大城の正面、4→6→3と渡ってゲッツー!!!(大前さん風)
終わったー…_(º﹃º_)⌒)_
ひとつ勝つのって…そういえば、すごく大変なことだったわ…。
ひさびさの勝利の翌日は、スタメンを見ると1番杉本!? こりゃまた斬新な…。
ところがその杉本が先頭打者ホームランを打つものだから、まさにナカジマジック!
ポンセはペースを乱したか、続く宜保にもヒットを打たれると、四球とエラーで満塁に。そこから宗のタイムリーに頓宮の押し出し、野口のポテンで初回に一挙4得点!
谷間の先発は任されたのは東。いきなりの大量援護にも不安定なストライクゾーンにも冷静にアウトを取っていきます。3回には2失点するものの、実質杉本のエラーみたいなものですから…。その杉本、次の打席ではチャンスで三振。取り返そうと焦りましたかね…ひさびさのホームランが出て気楽になるかと思いきや、なかなか難しいですね。
杉本だけではなく、その後毎回のようにチャンスを作りながら得点できないオリックス打線。このままズルズルいって結局終盤に逆転負け…というのは今まで何度も見てきました。だからこそ追加点を! とイライラも募ってきた6回。ようやく出た追加点は紅林のホームラン! 7回には若月のホームラン! 若月が活躍しすぎて怖い! 8回も頓宮のタイムリー、9回には代打・平野大和のプロ初ヒットから宜保のタイムリー、先発全員安打を達成するセデーニョの内野安打(喜び方が可愛すぎ)とお祭り騒ぎ! 終わってみれば9-2の快勝でカード勝ち越し!!
5回投げ切った東が今季初勝利。吉田凌・宇田川・比嘉・小木田も無失点でしのぎました。
しかしこのカード、中嶋監督の顔は終始硬かったです。もちろんヒットやホームランに喜ぶ姿はあったものの、山下のボークの時の長い抗議に始まり、選手のミスには怒りをにじませていたり、継投に悩んでいるのか頭を抱えていたり、チーム状態が下降線なのもあってか悩みはつきないのでしょう。
とはいえ7月は貯金5、首位キープで終わることができました。森の離脱は痛かったものの、代わりにセデーニョが大活躍、紅林も3番にふさわしい打撃でなんとか持ちこたえられました。若月もほぼフルスタメンで奮闘しています。中嶋監督のことですから、森はコンディションが万全に戻るまで昇格させることはないでしょう。それまで今の戦力で踏ん張らなければなりません。そのために待たれるのは頓宮・杉本の復調。勝負の8月、ベルーナを含め屋外球場ばかりの厳しい日程で勝ち抜くには打ち勝つしかない! 頼みます!!







7/22・23 vsF ○○

オールスターが終わっての後半戦スタートは、日本ハムが相手。10連敗中とはいえ相性の悪いチームですから不気味です。しかも先発小木田というブルペンデー。2回、伏見に先制タイムリーを浴びるとそこから止まらず4失点。ああ、連敗爆弾処理班か。
…が、その裏、先頭セデーニョのホームラン、さらにランナーを置いて野口が2ランとすぐに3点を返すことに成功。その後は本田②→山岡②の継投で相手を0に抑えるも、こちらも追加点は取れず。しかし7回、相手のバント失敗ゲッツーで流れはこちらに傾いたようです。その裏、二死一・三塁で紅林が同点タイムリー! 宇田川・平野が三凡で抑えるも勝ち越せないまま試合は9回裏。なんとか野口が打ってくれないものか…という願いはかなわず、1アウト。ちなみに試合は速報でチェックしており、チャンスになったらテレビをつけようと思っていたのですが、「若月がサヨナラホームラ…いや、打つわけないか」と、目を離していた次の瞬間! 画面には1×の文字が!! 見逃したあー! 痛恨の極み!
というわけで後半戦は白星スタートと幸先良い幕開け。
2戦目の先発は山﨑福。初回にいきなり清宮にホームランを打たれ今日も先制されてしまいます。しかし2回に中川が同点ホームラン。昨日は失点につながる消極的な守備をしてしまい、途中交代させられていました。主力でも容赦ない中嶋監督。愛弟子の中川が発奮しないわけがない。この日は華麗なスライディングキャッチも披露していました。
しかしその後のチャンスでは得点できず、3回からは三連続相手エラーで先頭を出しながら無得点というストレスフルな膠着状態で試合は終盤へ。
7回も先頭出塁。ここまで耐えてきたポンセですが、死球に四球とさすがに限界に見えました。そんな隙を見逃さなかったのは今日も紅林! ようやくのタイムリーで勝ち越し! さらには今日も! 出た! セデーニョのスリーランホームラーーーン!!
8回には野口のタイムリーで1点追加し差は6点。
いや、これは「勝った」と思いますって…。
9回のマウンドには本田。確かに不運ではありました。無死一塁から打球が三塁ベースに当たる内野安打、さらには中川が薄暮の打球を見失って満塁に。
それでもホームランを打たれるとはなあ…。
我が家の解説者は「流れが止まるからむしろホームランのほうがいい」と言いましたが、こちとら楽勝ペースがいきなり2点差ですから、たまったものではありません。
こんな時には試合展開など我関せずの平野だろう、と思いきや、登場したのは山﨑颯一郎。その後しっかりと3人で抑え、ようやくのおりほー! 抑えの実地試験は着々と進級しているようです。
それにしても、中嶋監督みずからがマウンドに行き、本田のみならず内野陣にも声かけしていたのには少し驚きました。活を入れなければならない何かがあったのか…絶対に明かすことはないのでしょうが、今年はいろんな中嶋監督の姿を見せてくれますね。
ともかくもこれで5連勝! と、浮かれたいところですが、何が起こるかわからないのが野球。オールスター前にスイープして連敗記録を伸ばしていたソフトバンクが、このロッテ3連戦もまさかの3連敗でまさかの12連敗となりました。月曜、唯一行われたナイターは佐々木朗希から初回に先制、先発石川も7回を投げぬき、9回はオスナ。いや、これは「勝った」と思いますって…。
一死三塁でゴロを拾ったオスナがランナーの挟殺プレーに走っていってアウトにしたのには驚きましたが、それが勝利への執念であったとしても、少し平常心を失っているようにも見えました。それでも2アウト一塁、勝利は目前でした。まさかそこから、サヨナラ2ランが生まれようとは誰が予想したでしょうか。
ソフトバンクも次からはますます目の色変えてかかってくるでしょう。こちらも兜の緒を引き締めて挑まなければなりません。







7/19・20 ☆彡オールスター☆ミ

火曜に行われたフレッシュオールスターは、オリックスから野口・福永・曽谷・入山が出場。野口は3安打2打点1ホームランで優秀選手賞を獲得。残念ながらMVP獲得はならずも、さすが一軍スタメンの貫禄を見せつけてくれました。曽谷はランナーを出しながら1回無失点、福永も盗塁阻止と見せ場を作る一方、宇田川曲線を期待していた入山はデッドボールにタイムリーと乱調でした。まだ一年目ですから、これからですな。
さて一軍はというと、なんと8人選出の人気ぶり。ファン投票では山﨑颯・森・頓宮・杉本が出場権獲得。オリックスからよよよ四人も! ファン投票なんて蚊帳の外、監督推薦でかろうじてひとりふたりが出場…そんな時代もあったねと、涙が出てきます。
選手間投票では佐々木朗希や山本を抑えて山下舜平大が1位。ファン投票でも6位に入っていましたが、こんなに注目されているとは思いもしませんでした!
監督推薦では山﨑福、紅林が選ばれ、人気選手の山本・宮城は選外となりました。そのふたりだけでなく伊藤や甲斐など、WBC代表選手はひとりも選出しておらず、中嶋監督は代表選手の体調を考慮した結果と語りました。これには自軍の投手を温存したいだけだとネット界隈で批判が起こり、なぜか昨年のオールスターの投手起用を持ち出して叩いたメディアもありましたが、予備日も含め短期間での開催日程に言及した中嶋監督の姿勢は一貫していると思います。
試合前のホームランダービーは観られませんでしたが、杉本が見せ場を作ったようで何より。
さて、パの先発は佐々木朗、受けるキャッチャーは若月。森の辞退により代替選手としての出場でしたが、「若月の壁性能」がトレンド入りするほど、佐々木の球を受けるのが初めてとは思えない見事なキャッチングを披露! 2回からはプラスワンで選出された山本、続いて田中→和田(→山﨑福)と、錚々たるメンバーの相手を務めました。途中出場の杉本も2安打、山﨑颯も1回無失点とまずまずの活躍。
打ってはH柳田・近藤、F万波など、連敗中のチームの主力が大爆発。パの圧勝で終わりました。
広島に舞台を移しての2戦目は、1回表、1番杉本とセ先発九里の小芝居で幕を開けました。そしてパの先発は山下。全球ストレートで初回を抑えると、2回もカーブは1球だけ、ヒットを浴びるも3人で攻撃を終え、敢闘選手賞を受賞! なにげに紅林も3安打、若月も2打点とオリ勢の活躍が目立ちました。
が、今日も主役の座を譲らなかったのは万波。2夜連続のホームランでMVP+マイナビドリーム賞で荒稼ぎ。試合はもちろん今日もパの圧勝でした。
さてオールスターの見どころといえば、試合だけではなくベンチの様子や舞台裏。他球団の選手との微笑ましい交流が、今は各球団のYouTubeで観られるという便利な時代になったものです。オスナに変化球を教わる山下や颯一郎、人気者のバウアーにも人気の山本、宮城がいなくて淋しいかと思いきやしっかり電話連絡済の佐々木朗希、あこがれの源田を前にモジモジしながら芝をむしる紅林…などなど。
ヒリヒリしたペナントから離れたこんな時間もあって良い。夏の小休止です。



7/11~13 vsM ○●☂

前半戦最終週は、ロッテ・ソフトバンクとの直接対決。なんとか五分で終わってほしいもの…。
初戦の相手はメルセデス。3回、満塁からセデーニョが逆方向へホームラーーーン! 今日も大活躍!!
と、喜んでいたのも束の間。直後の4回表、山﨑福がまたも突発性炎上病を発症。ヒット→ヒット→死球→犠飛→タイムリー→スクイズ(無警戒)で、あっという間の1点差…。
しかし今日はなんとかそこで踏みとどまれました。5回80球で勝ち投手の権利を手にします。
しかし踏みとどまったのは打線も同じ。チャンスを作るも併殺×3やら走塁死やらで追加点は取れず。しかし宇田川→阿部(ボヤ)→山﨑颯が同点を許さないまま、最後も平野で〆! 取るべき初戦をものにしました!
というのも、翌日はコットン-佐々木朗といういわゆる「捨て試合」。初回にセデーニョがタイムリーを放ち佐々木からまさかの先制点をもぎとるも、直後に逆転2ランを浴びるという予想を裏切らない展開。3回から登板したワゲスパックもいきなり連打をくらい3失点。そしてこちらの攻撃といえば、三振に次ぐ三振。球数を稼いだおかげか佐々木は7回で降りたものの、7回14奪三振って何なの…。
そして佐々木がいなくなった瞬間、打線が目を覚ましました。先頭野口が長打を放つと、中川タイムリー、宜保が二塁打で続き、セデーニョのタイムリーで2点差に! 一時は大差負けも覚悟しましたが、3イニングを投げ切った小木田をはじめ小野・山田も得点を許さなかったこと、ペルドモのみならず益田も引っ張り出せたことは収穫でしょう。最後も惜しかったです。野口がファウルで粘り二塁打を打つもTが続けず試合終了。益田キラーでしたから期待しちゃいましたよ、ちょっとだけ…。
13日は雨天中止。これで今週の五分はなくなりました。


7/15~17 vsH ○○○

山本・宮城・山下という布陣で挑むソフトバンク戦。相手は連敗中ですが、ペイペイドームの鷹は難敵。しかもいきなり有原、オリキラーが相手です。
ところが初回、2番に定着した宜保が三振で2アウトになるも、12球の粘りが効いたのか紅林ヒット、セデーニョ死球の後、頓宮のタイムリーで先制。その後は沈黙してしまいますが山本には無問題。飄々とアウトを重ねます。6回にはまたもおとなりさん頓宮のホームランで追加点。7回にうっかり三森にホームランを打たれてしまいますが、今日も8回1失点と夏男ぶりを発揮。9回には野口のタイムリーが生まれ、「2点あれば大丈夫だろう」とすっかり油断していました。
その裏、出てきたのは平野でなく山﨑颯。理由は「なんで言わなアカンの」案件でしょうから、もちろんわかりません。抑え引継ぎ中ということにしておきましょう。
しかし、甲子園といい、鷹の祭典で客席が緑に染まった今日といい、超満員の球場は苦手なのか。いきなり柳田・栗原に連打を浴びてしまいます。外出中のため一球速報でのチェックだったのですが、続くデスパイネはゲッツー、心の中でガッツポーズ。「さあ、そろそろ試合終了したかな」と再び画面を開くとまさかの1点差。おまけに今宮も四球、電車内で「ギャー!」と叫びそうになりました。
交代した宇田川が3アウトを取り、やれやれと胸をなでおろしましたが、帰宅してから見逃し配信で9回裏を確認したら、デスパイネのゲッツーは宗のファインプレーだし最後の川瀬のライナーも紙一重、リアルタイムで観ていたら息が止まっていたでしょう…。
翌日は宮城-東浜の沖縄対決。柳田のタイムリーで先制されるもすかさず宗のホームランで追いつきます。宮城もその後は立ち直り、東浜も好投を続け、互いに一歩も譲りません。
そんな息詰まる投手戦にケチをつけたのは、たった一球のボール判定。
本当は一球だけではありません。「それストライク?」「それボール?」と感じる判定はいくつもありました。近藤のその打席だけでも、ストライクと思ったらボール判定という球がありました。おそらくその帳尻だったのでしょう。ただその帳尻が押し出し、勝ち越しのかかった一球だったのですから、そこだけ抜き取られて問題視されてしまうのは仕方ありません。相手の立場なら悔しくて寝不足になります。
試合は延長10回にセデーニョが松本からホームランを放ち、その裏平野がピシャリと抑えて2連勝。カード勝ち越し、首位ターンを決めましたが、素直に喜べないモヤモヤが残ってしまいました。なんだか今年はこういうモヤモヤが多いような気がします。
3戦目の相手はスチュワート・ジュニア。オリ打線が苦手そうな投手だなあ…と思っていましたが、予想どおりに大苦戦。足で揺さぶれば勝機ありという前評判は聞いていたものの、盗塁できる選手は少ないですし、そもそも塁に出られないのですから意味がありません。
一方、こちらの前半戦トリを飾るのは山下シュンペーター。ソフトバンクには前回京セラでは打ち込まれてしまった(山下比)ので、地元でやり返してほしいと思っていたら、初回から無失点投球。先頭を出しても動じることなくアウトを重ね、気づけば5回を投げ切っていました。
すると6回、ランナーふたりを置いてセデーニョ! 今日も値千金の先制3ラン!! なんだこの神助っ人は!?
こうなると連敗中のチームには焦りが生まれます(経験済)。その裏も三人で抑えた山下、7回を投げ切りました。球数的にはまだ余裕がありましたが、オールスターもありますし無理させなかったのでしょう。
8回は阿部が三森に粘られたあげくヒットを打たれヒヤリとするも無失点。追加点のチャンスを潰した9回裏は、平野と思いきや宇田川が登板。今年は日替わり抑えで行くつもりなのか。先輩を見習い四凡で抑え、なんと敵地で3連勝!! 結局セデーニョの一発だけだったので気づかなかったのですが、なんとなんと二塁も踏ませぬ快勝でした!!

あまり順位表を見ないようにしていたのですが、前半戦終了時点で貯金は17となりました。
貯金17!?
借金じゃなくて!!??
信じられぬ…。
吉田正尚の穴は誰にも埋められないと思いきや、移籍してきた森の大活躍のみならず、首位打者キープの頓宮や、ルーキー茶野・ゴンザレス・セデーニョなどの新戦力が穴を埋めるどころか上積みしてくれました。投手力のチームのはずが、蓋を開けてみればなぜか打線が活発で投手が不安定という思いがけない内容に。
しかしその不安定な投手陣も、ベールを脱いだ山下や山﨑福の覚醒で先発はなんとかやりくりできています。固定できなかった後ろも山﨑颯・阿部・宇田川の復活でようやく安定してきました。離脱している田嶋も来月には戻ってきてほしいものです。
なにせ8月は過密日程。ただでさえ疲労の溜まる時期ですから、ここをなんとか乗り切ってくれればアレが見えてくるような気がします。いや、今は言うまい…。











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