4/5~7 vsH ●○●
目下7連勝中の相手(しかも休養充分)に勝てるビジョンは微塵もなく、なんとかサンタテだけは回避して! という祈る思いが通じたか、1勝2敗で切り抜けることができました…。 初戦は乱調の石川から先制点をもぎとるも、緊急登板の二番手からもらった大チャンスを潰した次の回にあっさり逆転を許し、その後も得点できないまま終わるという最悪の展開。山﨑颯は先週に続き、なかなか期待にこたえる投球をしてくれませんね…丈一郎くんがあんなに推してくれたのに…。 2戦目の田嶋は最高のピッチング。昨年からいったい何回勝ちを消されてきたのか…。不憫すぎます。いつまでも平野に抑えを任せなければいけないチーム事情も問題ですが、1点しか取れない打線もたいがいです。もう桜も終わりというのに、いつまでヒエヒエ状態なのか。そんな中、後藤と宜保が意地を見せてくれました、最後を締めた黒木も良かったです。今年は黒木の復活劇が見たい! スタメンに頓宮の名前を見た時は目を疑いました。専属捕手の伏見がコロナで離脱し、若月の打撃成績がドン底だから仕方ないとはいえ、神経質そうな田嶋の相手に経験の少ない(そして捕手能力を買われているようには見えない)頓宮を抜擢するとは…大丈夫なのか? ところが、田嶋はピンチでもイライラするどころか笑顔をのぞかせる余裕ぶりで、ベンチでは頓宮と目を合わせて会話する場面がありました。田嶋は伏見以外受けつけないだろうと勝手に想像していましたが、意外や意外。これは頓宮との相性バッチリなのか、田嶋に自信と余裕が出てきたのか、いずれにしても左のエースとして活躍してくれそうなのは間違いありません。 援護さえあれば!!! それは山﨑福も同じです。中盤まで、三森のホームラン以外は完璧でした。相手のレイも「なんで日本に帰ってきたんや!」と恨み節をぶつけたくなるくらいの好投手。バレラはよく打ってくれました。打った瞬間ファールと思ってすっかり気を抜いていました…。その逆転2ランの直後、先頭四球は確かにいただけません。確かに突然乱れることのあるヤマサチですが、ここは続投でも良かったのではないかなあ…。そして出てきたのが小木田って。いくら今季不調といっても、グラシアル・中村・松田と名だたるベテランをルーキーに抑えろというのは無理だよ。 予想どおりの結果だったので、怒り心頭でその後は観なかったのですが、どさくさにまぎれて張も打たれたみたいですね。この間好投したと思ったらこれですから、いったいブルペン事情はどうなっているのだろうか…。 4/8~10 vsM ●○● 伏見に続いて、宗・黒木・頓宮・水本コーチが陽性に。宗は打撃不調とはいえ守備は欠かせませんし、黒木はようやく復活したところだし、頓宮は前日猛打賞と気を吐いていたし、水本ヘッドも重要な存在だし…。 ちょっとちょっと! これはもう楽天みたいに中止しちゃうんじゃないの!? …というのは杞憂に終わり、試合は実施。そしてむなしく敗戦。 離脱者のせいではもちろんないです。打線です。開幕この方ずーっと問題はひとつ、打線。山岡の好投にこたえられない打線が悪い。得意だったはずのロッテ相手でも打てない杉本は、いったいどうしたら昨年の姿になってくれるのか。これでは山本の連勝記録も危ういだろうな…。 というのも、マリンの山本にはあまりいい思い出がないからです。この日も初回にいきなりエラーするわ、あわや満塁ホームランの犠飛で先制されるわの大炎上(山本比)。それでも1失点にとどまるところはさすが山本。そして粘っていれば勝機はあります。左投手ならスタメンの佐野皓(右打席)が、チームのホームラントップに立つ2号3ランで逆転。やっぱり一発の力はすごいなあ! 早く杉本や正尚もバンバン打ってくれないかなあ! 結局山本は7回122球被安打9四死球6の2失点で降板。強風でコンディションは良くなかったとはいえ、当初の球数なら5回が限界かと思われたところをしっかり7回投げ切ってくれたおかげで、小木田離脱でさらに手薄になったブルペンには影響なく、ビドル→平野で済みました。さすがです。そして8回のダメ押しの1点も効きました。もう1・2点欲しかったですが…紅林もなかなか調子が上がらないですね。 翌日には、佐野皓・太田が抹消。いやもうこれはあかんでしょ!? もうさすがに中止でしょ!? …という懇願もむなしく試合は実施。しかも相手は佐々木朗、こちらといえば半分二軍みたいなスタメン…。「こりゃ〜負けやね! アッハッハ!」なんて虚しく笑っていた試合前の自分にツッコミたい。 「ただの負けやない、完全試合や!!」 相手を褒めるしかありません。途中から白目むいていたのでしかとは見えていませんが、ストレートもフォークもありえない軌道でバットにかすりもしなかった記憶はかすかに残っています。正気に戻ったのは最後の打者、杉本が3球連続フォークと(高卒ルーキーの捕手と3年目の投手に)手玉に取られ19個目の三振をしたところですね。代打の中川・山足が(たぶん)OB野田さんの奪三振記録は破られまいとなんとかバットに当てたおかげでタイ記録で済んだとはいえ…。 怒りやら悔しさやら何かスゴイもん見せられたやらで、日曜というのに深酒に溺れてしまいましたよ。 これから日本のみならず世界のエースになるであろう佐々木の踏み台になれたのなら、それはそれでやられがいがあったというものです!(ヤケクソ) ただ、これだけは疑問です。試合を中止にする基準はいったい何なのか。もちろんこの結果がフルメンバーでなかったせいとは微塵も思っていませんが(スタメンが揃っていても同じだったかもしれない…)、残った面々が普段と同じ精神状態で試合にのぞめていたかどうか。そしてそれは佐々木千隼が罹患した相手のロッテも同じだったのではないかと思います。 楽天やDeNAが中止になってオリックスが中止にならなかった理由は何なのか。火曜日からもビジターの試合が続くだけに、そこははっきりさせてほしいです。 PR |
* カレンダー *
* 最新記事 *
* ブログ内検索 *
|