10/26 ☆B-S☆☆
負ければ王手をかけられる大事な一戦を任されたのは、CSで復活を遂げた山岡。この日はいきなり塩見に打たれ、山崎のバントを握りそこねてピンチを作るも、目覚めた山田、怖い村上を抑えてツーアウト。そして天敵オスナの打球は三遊間を抜けそうなきわどいところに飛びましたが、紅林が追いついてきっちり一塁に送って、ピンチ脱出! そして貧打に次ぐ貧打のオリックスは、大きくスタメンを変えてきました。9番太田、1番佐野皓。その佐野がいきなり先頭でツーベースヒット! こりゃ先制や! と思うやん…? できないんだな…これでも…。 なにせ先発は昨年の日本シリーズも、交流戦でもまったく打てなかったベテラン石川。投球術に翻弄されて、毎回四球からチャンスを作るも得点ができません。一方、山岡もランナーは出しますが気迫の投球で相手を封じます。 3回裏、先頭中川が死球で出塁。吉田正に和田から打ったような一本を夢見るも、そううまくはいきません。相手の四球攻めのせいなのか、吉田はどんどん自分を見失っているように映ります…。 ということで、「この回は終わり」と思っていました。頓宮は期待できないし杉本はパターン入っているし…と。 しかし、いくらベテランでも失投はあるもので。 それを逃さなかった杉本の勝ちでした。相手のレフトが青木だったことも功を奏したような気はしますが、ともかくも欲しかった先制タイムリー! 山岡はその直後もゼロで抑えます。しかし5回表、1アウトから塩見に三塁打を打たれるとベンチが動きました。山岡もファンも驚きの投手交代。確かにここは1点もやりたくないところ、三振が欲しいところです。絶対に負けられない一戦、中嶋監督が送り出したのは宇田川。その期待を裏切りません。山崎・山田を連続三振! なんて頼りになる宇田川! こうなれば追加点が欲しいその裏、中川が相手のエラーで出塁するも吉田正がゲッツーという最悪の展開に…。 6回はもちろん宇田川が続投。村上に四球を出し、暴投で進塁されてしまいます。オスナに最低限の進塁打を打たれ、青木にも四球で一・三塁の大ピンチに。しかしここからが宇田川の真骨頂! ここもサンタナ・中村を連続三振! そして7回のマウンドにはもちろん山﨑颯一郎。宇田川の好投に刺激されないわけがなく、三者凡退で終えます。 懸念は継投でした。なにせ(案の定)追加点が取れず、点差は1点のまま。このまま颯一郎→ワゲスパックと直接つなぎたいところですが、宇田川・山﨑颯は明日使えなくなる。だが他の投手で逃げ切りはまず不可能…。 8回表、選択したのは颯一郎の続投でした。腹をくくった中嶋監督。そう、短期決戦に明日はないのです。 9回表も満塁から得点できず、その裏はシリーズ初セーブに挑むワゲスパック。が、いきなり二塁打を打たれこちらは顔面蒼白…。 しかしランナーが一塁でなく二塁にいることが良かったのか? サンタナ・宮本と連続三振! そして代打・内山。よみがえるトラウマ。しかしファウルゾーンに高く上がった飛球を若月がキャッチして、試合終了! 勝ったーーーーーーーーーーーー!! (やっと)勝ったあーーーーーー!!! (3安打で)勝ったあああーーー!!!! 1勝2敗! 昨日負けた時にはスイープも覚悟しましたが、これで神宮行きが決定! 明日勝てばイーブン!! 胃がいくつあっても足りない試合展開でしたが、そういえばオリックスってこういうチームだったわ…。 吉田正が悪い状態に陥っていること、宇田川・颯一郎がおそらく投げないであろうブルペン陣は心配ですが、他がカバーしていけば良いのです。今こそ「全員で勝つ!」野球を体現する時! 京セラ今年最後の試合を勝利で締めてもらいましょう!! PR |
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