7/12~14 vsH ○●○
相手先発は今年好調の大関ですが、チーム状態が悪いと力んで失点してしまうんですよね…わかるわー…。とってもよくわかるわー。 そして打線は1番ヒット→盗塁→タイムリーという、本当にオリックスの攻撃なのかと思うくらい理想的な先制劇。石岡は今日も2安打1犠打1盗塁の大活躍! そしてワゲスパックも(まさかの)6回1失点で2勝目。阿部が0.00でなくなったのは残念ですが、なんとか逃げ切り3連勝! そしてソフトバンクに相性の良い宮城で4連勝…と行きたいところでしたが、千賀の前にノーノー回避するのがやっとでした。宮城もいきなり2エラーされてはね…打って返してくれるわけでもないしね…。 というわけで、2エラーのうちひとつを担ったTが二軍落ち。今年のTはいまいち頼りになりません。 ソフトバンクの連敗が止まり、勢いに乗りやしないか不安でしたが、3戦目は山﨑福とレイの投手戦に。中盤、中川出塁→吉田正ホームランという頼もしい中正コンビで先制。ヤマサチは完封も狙えるくらいの快投でしたが、7回にデスパイネに打った瞬間の同点2ランを被弾してしまいます。とはいえ、7回2失点なら上出来です。その後も逆転は許しませんでしたし。毎回書いていますが、ひとえに追加点を取れない打線のせいです。執拗なまでのエンドラン(そして失敗)は何だったのでしょうか。 「こりゃ絶対相手の流れだ」と信じて疑わず、まさか勝ち越すなんて思わなくてチャンネルを変えてしまいました。おかげで紅林のホームランを観逃した…。 阿部が新たな天敵・リチャードから始まる打順を抑え、平野がクリーンアップを難なく片づけ、2カード連続勝ち越し! 9連戦も勢いに乗ってほしいものです! 7/16~18 vsE ●○● 今年すこぶる相性の悪い楽天ですが、山本・田嶋(・誰か)なら、まあサンタテは無理でも、勝ち越しは当然っしょ! …と、白星が増えるとすぐ気が大きくなる悪い癖。 でもさー、山本が楽天に土をつけられるなんて思わんやん…。 試合は観られなかったのですが、途中経過で、大前さんのごとく「ゲェーッ!」となりました。 3ランは山本の失投ですかね…。 石岡はそろそろ電池が切れる頃でしょうし田中を打てというのは無理でしょうが、杉本はいいかげん初回の先制のチャンスで打てるようになってくれませんかね。そして敗戦処理もできない中村勝の3失点がなければ、結果論ですがどうなっていたかわかりませんね。 まさかの、と言いたくなる黒星スタートで暗雲が立ち込めてきた9連戦。2戦目も楽天キラー田嶋が登板しますが、大乱調。初回に打撃妨害と犠飛で2点先制、2回にも中川の2点タイムリーで4点の援護をもらうも、常にランナーを背負う状態で球数を重ねてしまいます。それでも何とか2失点で粘れたのは、5回表に追加した2点が大きかったでしょう。無死満塁が二死満塁になり、このまま無得点で終わってしまったら相手に流れが行ってしまうところでした。紅林はちょいちょいいいところで打ってくれます。今日のような、打線が投手を助ける試合がもっと増えてほしいものです。 5点差になれば、田嶋が早くに降板しても張→黒木→本田→ビドルで楽に逃げ切れ…るはずでしたが、なぜかランナーを溜めてツーアウトから失点するビドル。そして颯爽と現れ4球でセーブを勝ち取っていく平野…。締まったのか締まらなかったのかよくわからない試合でした。 さあ連勝だ! と意気込んで予告先発を見たらワゲスパックと知ってガッカリ。待ち球傾向の楽天打線に制球難のワゲスパックは相性が悪いだろうと思っていたのです。そして案の定の結果。藤平を打てなかったのは大誤算ですが。 誤算といえばKも張もヒドかったです。Kが出てきた時点で打たれるやろなとは思いましたが、まさか1球で同点とは…。 1点差が1点差になったもののまだチャンスはあったはずなのに、直後の攻撃のライナーゲッツーで潰えました。で、次の回から捕手交代、なんてわかりやすい懲罰…。 まあ、マッカーシー逆転打の前の吉田正の見逃し三振で観るのをやめていたので、すべて一球速報からの情報ですが。観ていたら血圧が上がって寝られなくなっていたかも…。 オールスター前の借金完済は非常に厳しくなりましたが、次はホームに帰って日ハム戦です。 が、相手はコロナ禍に巻き込まれ監督も不在の状態。これでも試合するの…? どういう基準なの…? なんとなくやりにくさはありますが、やるからには勝利をもぎとってほしいものです(オリックスもコロナ禍に完全試合されてるし…)。 PR
7/5~7 vsL ●●○
京セラに3位西武を迎えての3連戦。1戦目は杉本のホームランで幸先よく先制したはいいものの、得点は(やっぱり)それだけ。毎回のように先頭を出しながら堪えていた宮城もついに7回に力尽き、あっさり3点を献上。すぐさま同点に追いついたものの、「同点止まりじゃなあ…」という悪い予想を裏切らず、本田が8回の先頭・森に勝ち越しホームランを打たれてしまいます。「本田が8回の男になる!」とは何だったのか…。その裏にまたもすぐさま追いついたのですが、やっぱり同点止まり。9回から毎回のようにサヨナラのチャンスを作るも、あと1点が取れません。そして引き分けも見えてきた12回、ビドルが愛斗にホームランをくらって、しゅーーりょーーー。「ビドルが8回の男!」とは何だったのか、いやホンマに。 2戦目はワゲスパックだったので、「どうせ打たれるやろ」と達観していたら意外や意外、西武打線がなぜか高めを打ちあぐねてくれたおかげで接戦に。この日も杉本のホームランで先制しますが、4回には宗のエラーから追いつかれてしまいます。そして6回、交代したKが「やっぱりな」と言いたくなるくらいあっさり山川に勝ち越しホームランを献上。なぜかすぐさま追いつくものの、7回に黒木が暴投から失点。西武の勝ちパターンから逆転は難しいと見たか、8回は能見が登板。本塁クロスプレーの微妙な判定で2点差になってしまうのですが、後から思えばこの失点が悔やまれました。その裏、難攻不落と思われた平良から吉田正の同点2ランが飛び出します。どうした、七夕は明日だぞ!? しかし同点止まりでは昨日の二の舞なわけですが、いつまでたっても同じ投手を打てない・同じ打者に打たれるという、舞い続けるのはオリックスの得意技。11回、先頭の源田に三塁打を打たれた時点で次は森・山川、もう無理です。近藤は悪くありません。無理して突っ込んだ中川とカバーの遅れた福田のせいです。 2試合連続延長負けはこたえるなあ…。「延長負けなし!」なんて喜んでいたのが遠い昔のことのよう、気づけば延長戦5連敗…。3戦目はドラ1・椋木の初登板だっただけに、できれば勝ち越し、せめて1勝1敗で迎えたかったのですが、連敗したあげく勝ちパターンが投げられないという最悪の展開となってしまいました。 椋木はランナーを出すも、(広めのストライクゾーンにも助けられ)無失点で凌いでいきます。一方打線は、福宗を降ろし野口・中川・安達の上位打線で挑むも、初回の二死満塁のチャンスを生かせず無得点。相手先発・今井の戦績的にはオリックスが有利だったようですが、苦手な印象しかありません。椋木は6回を投げ切るも、援護なし。この球団において初登板初勝利などという贅沢は許されないのか…。 あきらめかけていた6回裏、ようやく杉本のタイムリーで先制すると、外崎のエラーと紅林の犠飛で一挙3得点。さらに7回にも3点追加して、6-0。「こりゃ勝った!」と思ったのも束の間、8回に登板したビドルが死球から2ランをくらうと雰囲気は一転。6点差あっても逆転負けしたいつの日かの悪夢がよみがえります。さらには昨年の7月7日といえば…。 ビドルがこりずに四球を出すと、いいかげんベンチもあきらめたのか張に交代。祈りは通じ、なんとか抑えてくれました。こうなるとちょっと気は楽になります。8回裏に得点できなくても、本田が先頭を出しても、余裕を持って観られました。 ムックのほわんとしたお立ち台を楽しむことはできたものの、判定にも助けられやっとこサンタテ回避しただけで、とても喜べたものではありません。毎カード3戦目だけ勝っても意味がないのだぞ…。 7/8~10 vsM ●○○ 「山岡だから大丈夫」と信じていたのに…。もちろん打たねば勝てないわけですが、それ以前に打てないなら守りくらいはちゃんとしてほしい…。中村の二塁打はただのレフトフライでしょ…。山口に打たれた時怒りをあらわにしていましたが、山岡が負の感情を表に出すのはめずらしい気がします。先週の今日ですからそりゃ悔しいでしょうが。 京セラでは無類の強さを発揮し、現時点で防御率トップの山岡でしたが、6回にも打たれなんとこの日は6失点。これはもちろん山岡だけのせいではありません。守備もそうですが、やっぱり援護です。何年二木を苦手にしているのか…杉本のように相手はすぐ攻略してくるのに…。9回に吉田正のタイムリーで1点取りましたが、遅すぎました。 週末は神戸の花火大会。スタジアムも観衆で埋まりました。土曜のナイターは初回2アウトから中川がヒットで出ると、吉田正のあわやホームランの二塁打で先制。3回も中川の三塁打から正ムリーと、3番中川の打順が機能しました。 先発は山本。日本のエースが2試合連続でノックアウトされるわけがありません。4回には失点してしまいますが同点は許しませんでした。8回も2アウトからランナーを溜めるものの、120球11奪三振の力投で先週の悪夢を払拭しました。さすがです。足の速い高部をとりわけ意識しているようなそぶりはやや気になりましたが。 とはいえ1点差では、いくら安定感のある平野でも何が起きるかわからないので気が気でない。1点でも追加点が欲しいところで8回裏、先頭の福田が四球で出ると、中川が送りバント。吉田正はもちろん申告敬遠でしたが、ベンチは初回もヒットを打っていた杉本を状態上向きと確信していたのでしょう。ラオウはその信頼を裏切りませんでした! 見事な右打ちで追加点! なにげに正尚の代走でトレード即昇格の石岡が出場していたのですが、打球が飛んできてスタートが遅れたにもかかわらずきっちり三塁へ進んでおり、前評判どおり走塁がうまいなと感じました。 その後二死となってから、ゲレーロの163キロストレートが紅林の頭部方向に。避けた拍子に浮いたヘルメットに当たり直撃はまぬがれたようで、紅林は大丈夫と言いながら一塁へ進もうとしましたが、激高した中嶋監督が捕手佐藤に詰め寄り一触即発(byスポナビ速報)の事態に。その前も杉本が当てられていましたから我慢ならなかったのでしょうか。しかし紅林は丈夫な子だなあ…。そのまま出場を続け最後も守備についていました。試合後はベンチで頭を冷やしていましたが(そして患部を殴る鬼のような正尚先輩)、きちんと病院で検査を受けてほしかったです。頭は怖いし…。 日曜の花火は試合終了後。16時という中途半端な時間に始まった初回、2アウトランナーなしから連続四球、そしてタイムリーを打たれる田嶋…。どういうこっちゃ…。 が、その裏、いきなり1番スタメン(中嶋監督の傾向からなんとなく予想はしていたが)の石岡がエラーで出塁。2番宗のバント失敗で良からぬ雰囲気がしましたが、3番中川が長打でつなぐと、吉田正のゴロで同点。なんか今日もいい感じ? しかし同点のままではどっちに転ぶかわかりません。2回表、先頭山口のレフトに飛んだ打球を石岡がダイビングキャッチ! この大きなプレーが流れを引き寄せました。その裏に若月のタイムリーで勝ち越し。その後立ち直った田嶋はロッテ打線を寄せつけず、5回には石岡の二塁打(プロ初長打だって!?)から宗、吉田正のタイムリーで2点追加。その後も得点を重ね、気づけば5点差に! しかしそのほとんどは夕方の家事で観られなかったという…。しかも8回裏の中川・小田によるプレ花火大会も観られなかった…(チャンネルは佳境の仙台だった)。 最後の黒木はちょっとアレでしたが、なんにせよ快勝には違いありません。今季初の二桁得点のおまけつき。田嶋にもようやく援護運が回ってきました。お立ち台は田嶋と中川のふたりかと思いきや、まだユニフォームのできない石岡まで! エヴァって何でだろうと調べてみたら中日のコーチにつけられたあだ名だったのですね。エヴァを見たことのなかった石岡は映画を全シリーズチェックし、登場曲やガードをエヴァ仕様にするという念の入れよう。中日公式YouTubeの移籍挨拶の様子からも真面目な人柄がうかがわれ、好感が持てました。 快勝の後の花火も壮観でした! 生で見られたらもっと良かったのにな。 さて。 新たなピースが活躍したのはうれしいですが、それと同時に失った存在もあるわけで。 後藤駿太。オリックスの試合を観始めて、ファンになって、最初のドラフト1位でした。前代未聞の外れ外れ外れ1位指名にも関わらず、満面の笑顔で喜んでいた姿は今でも忘れられません。そしてスタメンに大抜擢された開幕戦、レーザービームでパ・リーグを代表する韋駄天を刺した時にはきっと彼は球団を代表するスターになるだろうと信じて疑いませんでした。 しかしそこからが駿太の闘いでした。 上向かない打撃にスタメン落ちすることが増えました。そして2014年の10.2。松田のサヨナラ打のボールを最後に手にしたのは駿太でした。優勝に沸くソフトバンク陣に巻き込まれながら放心状態でベンチに帰っていくその背中。きっとこの悔しさを、彼は晴らしてくれるだろうと信じていました。 しかし駿太の闘いはなおも続きました。焦れば焦るほど自慢の守備でも凡ミスや悪送球が増え、出場機会はますます減っていきました。もがき苦しむ日々の中で、ベンチで涙を流すこともありました。 昨年、オリックスはようやくあの日の思いを上書きすることができたけれど、駿太の悔しさは晴れたのかどうか。 結果がすべての過酷な世界。それはわかっています。 誰にしもいつかはこういう日が来ることもわかっていました。 それでも、今までの誰よりも淋しさがあります。オリックスが石岡を望み、中日が後藤駿太を望んだわけではなさそうな内情も、よりそれを大きくさせました。 ずっと駿太がいつかチームの中心で輝く恒星となることを願っていました。ドラフトの日、どのドラ1よりも喜んでくれたあの瞬間から。クジをまさかの三度はずし傷ついたファンの心を彼が救ってくれたあの日から。 だから、忘れません。 レーザービームも、ライトスタンドに突き刺さったホームランも、去年の迷いなきツーランスクイズも、笑顔も涙も。後藤駿太がオリックスに残していってくれた数々の輝きは、心に刻まれずっと残り続けます。彼はグラウンドではなく、思い出の中で輝く恒星となるのです。 そして願わくば、新しい地で、彼の才能が花開くことを期待します。奇しくも同じドラフトの2位だった三ツ俣が今活躍しているように。ふたりが中日打線を牽引するような、そんな夢を思い描いています。
6/28・29 vsE ●○
則本は右打者が苦手というデータもあってか、宗お休み・一塁頓宮という布陣。「則本はほっともっと負けなし? 最後に勝ったの何年も前やないか!」と試合前は強気でいた自分ですが、試合後は撃沈…。いやーヒドかったです。序盤は6者連続三振、あまりに攻撃が淡白なものだから5回終わっても空は明るく花火は映えず、やっと打ったと思ったら本塁憤死。若月の貴重なヒットが無駄になってしまいました。1本目はライト方向ですからわからないでもないですが、2本目はなんですかねありゃ。レフトが捕球した時は三塁回るか回らないかの距離でした。止まると思って疑いませんでしたが、回った時には目を疑いました。レフトが吉田正かマッカーシーと勘違いしてたんですかねあの三塁コーチは。 宮城はなんやかんや2失点ですから粘ったと言えるでしょうか。8回にようやく1点返すものの、3・4番が続けず。とくに4番の三球三振は見ていられなかったです。今年はロッテが対策してきたのかただでさえ打てていない中とりわけ打てていないのですが、なにげにロッテ戦からノーヒットです。ちょっとよくなったかと思えばこれですから、信用できません。 で、その次の回、黒木が2被弾して終わり。裏に安達が松井からホームランを放ったものの、点差がなければなかった1点でしょうから意味ありません。 というわけでまた連敗が始まるのかと暗い気持ちで迎えた2戦目。前回楽天打線をゼロに抑えた田嶋も悪い流れには逆らえず、先に失点してしまいます。しかし4回、先頭中川がヒットを放つと、ようやく出た、神戸の正尚のホームラン! さらには次の回、満塁から中川のセンターオーバーで2点追加。昨夜テレビに向かって野次った「杉本の打順を落とせ! もう3番中川でいい!」という叫びが聞こえたわけではもちろんないでしょうが、福宗の次に中川を挟んできた打順変更が当たりました。さらに吉田正の犠牲フライで5点目。こうなれば相手も大振りになりますし田嶋も打ち取りやすくなります。序盤はランナーを出してばかりいましたが中盤以降は修正、結果7回1失点で4勝目、ようやく勝ちが先行しました。遅すぎるくらい…。 杉本は最後にようやくらしいタイムリーを打ちました。その前のレフトフライも逆風でなければ入っていた当たりでしたから、また調子を戻してくれればいいのですが。 最後の本田も5点差なのに締まりませんでしたね…。これではいったい接戦の8回は誰が投げるのか、まったくわかりません。 7/1〜3 vsF ●●○ 札幌ドームに移動しての3連戦。相手は上沢とはいえ日ハム戦にいい印象のある山岡ですから、まったく心配していませんでした。いや、正直「勝つ!」と信じきっていました。 どーしてこーなった…。 山岡は95球完投自責0、これで負けがつくってなにごと? 攻撃は9安打7四死球で1得点、上沢に10連敗ってどゆこと? 安達のエラーはヒットでもおかしくないので不運なものでしたが、その後の清宮のライトフライは目視でもフェンス直撃していたのにリクエストなしという幸運に恵まれながら、オリックスキラー石井に三塁打を打たれたのはもったいなかったです。ただ山岡の失投はここだけですからね。7回は野村の二塁打(前回の死球で厳しく攻められなかったのでしょう)からツーアウトまで行きながら、今度は宜保がタイムリーエラー。我が家の解説者曰く、「今のは危なかった、清宮が速度を緩めなかったら衝突して山岡が今季絶望の怪我するところやった」とな。マッカーシー捕れんかったんか、宜保何してんねんと怒り心頭だった自分は清宮の優しさに気づきませんでした。フェン直ヒットは損するし、BIGBOSSにはエンドラン失敗ゲッツーを名指しで怒られるし、清宮にはさんざんな日だったでしょうが少し好きになりました。我が家の解説者は「そういう優しい性格やからあかんのや」ともつけ加えていましたが。 まあそれはともかく、マッカーシーがまさかの3安打うち二塁打2本と大当たりしながら、その周りがサッパリだったのでなかなか得点には結びつきませんでした。唯一の同点機で吉田正が全力疾走できなかったのも痛すぎました。その前の杉本がせめてランナーを進めるとか、ランナー入れ替わるとかしてくれていたら…。なんですぐ元通りになるんですかね。若月が2安打して上位に回しても得点圏の福田はまったく期待できませんし宗もサッパリ。しかも安達が膝を痛めたらしいし、札幌の硬い芝が原因なのであれば怪我明けのTや大城も守らせたくない…。 山本で落とすようなことがあればいよいよ崖っぷちのような気がしていた2戦目。もともと山本✕札ドにいいイメージがないので、打線が働かなければマズイことになると危惧していましたが、初回ですべてを悟りました…。 打てないならせめて守りはちゃんとしてほしいものですが、チーム状態が悪いとこうなっちゃうのが人間心理なのですかねえ…。 3回には二死二塁で得点圏1割台の福田がめずらしくヒットを打つも、三塁コーチがストップをかけてランナー還れず。ホントこのコーチは極端ですね。打者福田で外野は極端に前進していたのでタイミングは微妙だったと思いますが、数日前はお構いなしにグルグル回していたのにね。最終回もマッカーシーがセンターオーバーを打ち、相手野手の返球もそこまで早くはなかったのに一塁ランナーの小田を止めていましたが、いったいどういう状況判断をしたらあそこでストップかけられるんですかね。5点差が4点差になったところでどっちでもいいんですが、少なくとも伊藤の完封は防げたんですけどもね。 それはさておき、結果一・三塁で福田が謎の盗塁死、で、終わり。そりゃ山本も気持ちが切れますって…。 途中から観るのをやめたのですが(最終回だけ観てしまった)、崖っぷちどころかもうガラガラ転がり落ちていきました。自分の精神状態も昨日から凡ミスするわ茶碗は割るわ、ヤバいことになっています。 そのせいというわけではありませんが、日曜日は試合を観られず。途中、初回3得点の数字を目にして、「まさか1番杉本の斬新なオーダーが機能したのか!?」と経過を見たら1アウトから試合が始まっていたことにガックリ。しばらくして覗いてみたら、3回に2アウトから連打を浴び、どうしてひっかかるのかわからん重盗で1点差に迫られていたヤマサチ。次の回には2アウトから四球を出したところで代えられていました。さすがに擁護できません。まあ、初回から援護点がいっこうに増えていないのもどうかと思いますが…。 7回に1点追加するも、直後に近藤が清宮に被弾してまたも1点差。このあたりで帰宅したのですが、まさに心臓がもたん状況でした。そんな中、9回にようやく飛び出した吉田正の会心の一撃、走者一掃タイムリー! この3点がなければどうなっていたかわかりません。 と、勝ったはいいものの、なんとかサンタテを防いだだけの試合でした。もっと楽に勝てないものか…。 次週はホームに戻れるので、どうにか調子を上げてほしいものです。
6/21・22 vsH ○○
この悪い流れで迎える相手が3連勝中のソフトバンク、しかも石川・東浜なんて…と期待値マイナス状態で構えていたのですが、わからんもんです。 しかし序盤はあいかわらずランナー出るも無得点、宮城は死球から失点といつものパターン。それでも宮城が粘っているうち、ようやく安達・中川の連続長打が飛び出し同点に。さらに7回、紅林が大きな勝ち越しホームランを放ちました! そこからは一気呵成。気落ちしたのか石川から連打でランナーを溜め、代わった嘉弥真から宗がバントを決めると吉田正は申告敬遠。前打席はゲッツーの杉本でしたが、ここは意地を見せてくれました。さらにTのゴロで結果この回3点追加、4-1でもう8回、いつもの悪い癖で「勝った」と思っちゃいましたよ…。 宮城は先頭四球を出すと、1アウトを取ったところで近藤に交代。柳田にタイムリーを打たれますがなんとか1失点にとどめます。そして9回裏はもちろん平野ですが、いきなり連続ヒットを浴びて一・三塁。また同点にされるのか…と祈るしかない中、続く中村の犠飛で1点差。もう胃が持たない。しかし代打明石は三振、最後の海野も粘られましたが最後は三振、なんとか逃げ切り成功(›꒪⌓︎꒪‹)でもゲッソリ。 宮城&紅林の尊いお立ち台byパテレでようやく生気を取り戻せましたが…。 翌日の田嶋は初回からピンチを背負います。柳田に二塁打を打たれ、次のデスパイネの打球がセンター前に転がった瞬間失点を覚悟しましたが、福田が完璧な送球で柳田をホームアウトに! 田嶋もこれで乗っていけた気がします。 しかし打線はあいもかわらず序盤から得点できません。若月がバスターを決めて無死一・三塁という大チャンスも後ろが続けず。若月が2打席連続ヒットというめずらしいことをやってのけてもゲッツーで無得点。しかし今年の田嶋はムエンゴにも揺るがない強さがあります。若月とのバッテリーはめずらしいように思いますが、捕手が誰であろうと気にせず自分の仕事を淡々とこなす落ち着きも感じられます。 試合が膠着してきた6回。宗・吉田正が出塁して「もーいーかげん打ってくれ!」という願いが届いたかどうかはわかりませんが、ようやく飛び出した杉本の「ここぞのホームラン」! これを待っていました! 我が家の解説者はずっと「終盤の点差があるところでは意味がない。去年のように杉本が試合を決めるホームランをここぞで打たな意味がない!」と言っていましたから。 今日の田嶋はこの3点で充分と思われますが、昨日のこともあるので取れる時には取っておきたい。7回には(まさかの)若月3安打目から福田の三塁打、宗の犠飛という、これまでの試合では絶対見られなかった理想的なかたちで2点追加。他の試合も並行して観ていたので、いつの間にか9回表が終わってしまっていました。なんと田嶋は完封勝ち! ニコニコのお立ち台も眼福! そしてチームは連勝! メッチャひさびさに感じる連勝! なんだか乗っていけそうな気がしてきました。 6/24~26 vsM ○○● 金曜夜の千葉マリンは風速15m。小柄な山岡が飛ばされやしないか心配になるくらいの強風でした。そして投球も打球も風まかせ。初回の杉本がチャンスで信じられないくらい外のチェンジアップを空振り三振しましたが、あれも風の影響で逃げていってしまったのでしょうね(と思いたい)。 条件は山岡にとっても同じで、どこに落ちるかわからない武器の縦スラが効果的でした。心配していた風の影響による守備ミスもなく、中盤からは三振が増えてピンチらしいピンチを作りません。 打線は本前から何度もチャンスを作るもゲッツーの間の1点だけ。6回も四球とエラーで作ったチャンスをバント失敗で潰しかけましたが、またも救った紅林! そして福田のセーフティスクイズで2点追加! さらに9回には、逆風もものともしない吉田正の特大2ランが飛び出して5-0! こうなると見たくなる、田嶋に続く2試合連続完封勝利。さすがオリックスのエース山岡はファンの期待を裏切りません。9回108球5三振の快投で防御率は1.51、見事パ・リーグトップに躍り出ました。頼もしいエースの復活です。 そして宮城→田嶋→山岡と先発に勝ちがつき続ける連勝に、お立ち台でも言及された山本が刺激されないはずはない。 真夏日のデーゲーム、しかも今日も風強し。悪条件が重なったうえ、比較的苦手なマリン、しかも今年ノーノーを達成した他の3投手は次戦で勝ちなしというよろしくないジンクスもありましたが、日本のエース山本には無問題でした。序盤こそ手探り感覚だったようですが、中盤からは相手を寄せつけず、我が家の解説者いわく「眠たい試合」でした。 打線も前回攻略したとは言い難い佐藤相手に、初回からチャンスを作って吉田正がタイムリー。もう復活したと思ってよろしいでしょうか。 2回には福田のタイムリーでさらに1点。4回も下位打線の出塁から追加点。欲を言えば各回もっと複数得点が欲しかったですが…。せっかく若月の2試合連続猛打賞という世にも珍しいものが観られたのに…。 山本には3点で充分と思われますが、阪神戦のこともあるので取れる時には取っておきたい…というところで、9回に吉田正の2試合連続ホームランが! これはもう完全復活ということでよろしいか!? 3試合連続先発完封の期待も高まりましたが、8回で100球を超えた山本はここで降板。暑さによる疲労もあったでしょうしこれはやむなし。9回に登板した阿部がふたりランナーを出すと平野が登場。2球で片づけセーブを稼ぎトップの増田に並びました。これで4連勝! 6連勝して6連敗して4連勝とは…なんだこのジェットコースターな6月…。 3戦目は黒星となりましたが、途中までは「勝ち越したからまあいいや♪」と寛容だった心も、いざ負けると悔しいもの…。一時は追いついただけに。 ヤマサチは風の影響からか乱調でした。球数も多かったしランナーを背負う場面ばかりでチームとしてもリズムを作れなかったようです。しかし自責ゼロ。今日は守備のミスが序盤の失点に絡んでしまいました。主に伏見ですかね…。パスボールにゲッツーにと精彩を欠いてしまったのは暑さのせいなのか蓄積疲労のせいなのか…。考えてみればコロナの後遺症に加え頭も打ちましたし、直後はなぜか絶好調だったものの揺り戻しが来ているのかもしれません。幸い若月が戻ってきましたからうまく休養できればいいのですが。 ワゲスパック回またぎの時点でもう覚悟していたのでこの結果は仕方ありません。ビドルやKが登板しても打たれたでしょうし、高部を敬遠してもマーティンや岡がいましたし、どのルートを歩いても同じゴールしか見えない( ;∀;) 8回や10回のチャンスに得点できなかった時点で終わりでした。しかしサヨナラ負けが2年ぶりだったとは。かつてはサヨナラ負けしか見たことなかったのに…。 若干後味は悪いですが、紅林や吉田正が復調していますし、ホームに戻って巻き返しを期待することにします。
6/17~19 vsL ●○●
4日間の空白期間で交流戦最終週のイヤ~な空気も払拭されているかと思いきや…。 なーんも変わってないんかーい! テレビ中継は観られなかったのですが、唯一8回、我が家の解説者が「ヤマは8回に来る」と試合序盤から力説していたとおり宗がタイムリーを放って2点差に追い上げたところで、パ・リーグTVをつけてみたら…。 いたく後悔しました。 結局吉田正が復調するのを待たないといけないようですね…。せっかく打てるようになったのに、怪我のせいでまた開幕当初の状態に戻ってしまいました。 もちろん他の打者が打てばいいわけですが、つながらない。そりゃ山岡もこうなります。 山本も援護がなくて先週のようになるんだろうな…と試合前からネガティブ全開。そして案の定、我が家の解説者曰く「捨て試合」の相手先発平井を(も)打てない打線。イライラするのでなるべく経過を見ないようにしていました。 たまにのぞくと、5回に宗がタイムリーを打つものの予想どおり3・4番が続けず、よけいにイライラ。おまけにその裏、山本が外崎にストレートの四球を出すものだから、「1点どまりだからこうなるんだよ!」とますますイライラ。しかし山本は平沼に10球粘られるものの三振に打ち取り、なんとか難を逃れました。 7回あたりでようやく「あれ? 西武ノーヒットなんじゃ?」と気づきました。ドキドキしていた8回裏はあっという間に終わり、ついに9回。「アッサリ」と言いたくなるくらい、あっさりなノーヒットノーランでした。 本来なら「バンザーイ!!」と祝杯をあげたいところなのですが、素直に喜べないのは2点しか取れない打線のせいです。ノーヒットノーランで有耶無耶になっていますが、チャンスはたくさんありました。9安打3四球で2点は淋しすぎます。杉本もセーフティバントして笑っている場合ではないと思うのですがね。 そして、今年ノーヒットノーランが4人目で有難みがないせいか、あまり世間でも話題になっていないような…。さらに「山本だからあたりまえ」みたいな風潮も…。 あとから考えれば外崎の四球がもったいなかったですが、なまじっか完全試合だと9回に野手がガチガチになるだろうから、かえって良かったのかな。 やっと連敗が止まっても、連勝しなければ意味がない。というわけで翌日、いきなり福宗正の3連打で先制した時にはついつい浮かれてしまいましたよ。「流れキター!」と。 杉本がゲッツーになった瞬間、悟りましたがね。「流れなんてなかった」と。 その裏、西武に2試合ぶりのヒットが出た時はもう逆転を覚悟しましたが、源田をゲッツーに抑えて無失点。ヤマサチも4回ツーアウトまでは完璧だったのですけれどもね…。ひとつの四球から、どーしてあーなっちゃうんですかね。 そして打線も、7安打5四死球をもらいながら2点(ソロホームラン含む)しか取れず。いったいどーなっとるんですかね。5回以降、阿部・黒木・ビドル・近藤がノーヒットに抑え、流れをたぐりよせているにもかかわらず、それをみずから手放すようなゲッツーだの盗塁死だの、噛み合わないにもほどがある噛み合わなさです。 杉本のホームランもね…喜びの前に「それ、さっき打つやつ!」と口をついて出てきました。2点差で勝てると思えないことがツライ…そして本当に勝てないのが悲しい…。 この状態で絶好調のソフトバンク戦に向かわないといけないとは…。「貯金! 貯金!」と喜んでいたのが遠い昔のことのよう。今や最下位が目の前に来ようとしています。こちらとしてはもう生温く見守るしかありません…。 |
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