忍者ブログ

いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
<<  < 3031323334353637383940 >  >>
5/10・11 vsF ○●

ここに来てのコロナ禍にさらなるダメージをくらっているオリックス。なんだこれは。昨年の反動にしてもあんまりではないか?
というわけで二軍戦かと見まがうようなスタメンで加藤相手に勝てるわけなかろう…と思っていたのに、わからんもんです。大城・中川圭と昨年活躍できなかった組のおかげで3点先行。さすがに発奮したのでしょうか。昨年活躍できなかったといえば山岡もですが、野村に2ランを打たれその後もピンチになった時はハラハラしたものの、なんやかんやで8回投げきるところはさすがオリックスのエース。追加点がなくプレッシャーは大きかったと思いますが、ようやく出た9回の野口のタイムリーは大きかったです。2点差なら平野も多少気楽だったでしょうし…。
というわけでひとつ勝ったことでタモンズ並みに浮かれまくり。負け続きの後にまばゆく輝く白星の尊さ…。ああ、この懐かしい感じ。うっかり忘れていましたよ。人間とは愚かなり。
が、しかし、連勝して! という切なる願いは聞き届けられず。大前さんも「接戦なら勝てた」と断言する金子ーワゲスパックのカードでしたが、ワゲスパックの大乱調で早々に閉幕。被盗塁の数(とランナーの顔ぶれ)が想像を超えていました。クセを完全に見抜かれたのでしょう。さすがBIGBOSSです。そして日ハム戦は外野守備でヒットを損することが多く、この日も抜けたと思った打球がフライになっていたのですが、我が家の解説者によると、コントロールの良い金子だからこそ指示がハマるのだそうです。守備のミスで何人もランナーを出したこちらとは大違いです。もちろん原因は守備位置でもワゲスパックのコントロールでもありませんが。内外野問わずあれだけエラーするとはね…。どうしてこのチームはエラーの連鎖をしちゃうのでしょう。


5/13~15 vsM ●○○

福田が1番センターに復帰。それは良いのですが、絶不調の紅林3番はどうかと…。中嶋監督が代行になった時の4番中川もそうでしたが、これと見込んだ選手に関しては我慢強いですね…。それは百万歩譲るとしても、見込みあると思っているとは思えない5番バレラがいちばん不可解です。9回の打席途中で交代していましたが、どうやら骨折したようなので長期離脱でしょう。ま、いてもいなくても打てないのでとくに問題ございません。
佐々木朗を相手にはなっから敗色濃厚な中、田嶋はよく投げました。1点差なら蜘蛛の糸くらいのチャンスが残ったかもしれませんが、富山が致命的な2失点を献上してしまい試合終了。
が、しかし。グチらずにはいられない、二塁塁審に対する二度のリクエスト。
初回の高部の盗塁セーフは、紅林と太田が強く要求していたので実際はアウトなのでしょうが、これという確たる映像がなかったので仕方ないでしょう。しかし、6回の宗の二塁アウトは納得いかないです。解説の星野さんがアウト判定の瞬間「え?」とつぶやき「人間の目で見てもアウト」と言い切っていましたが、覆りませんでした。判断したのは人間の目ではないのでしょうか。さらに、どうして高部の時のように上からの映像が出なかったのでしょうか。昨年の楽天戦を思い出しましたが、映像の出る時と出ない時の境目はいったい何なのですかね。あまりに腹が立ってチャンネルを変えた西武-楽天戦では、もっと微妙な判定が覆っていました(しかも西武側に)。うらやましかったです。
しかも二塁が白井審判っていうね。試合前からマスコミに因縁だのなんだのさんざん煽られていましたが。まさかね、それは関係あるわけないですよねー。
翌日は山本。負けるわけにはいかない。…のですが、福宗の1・2番コンビで幸先よく先制した後、まさか1本のヒットも出ないとは思いもしませんでした。相手は一軍初先発。いくら貧打きわまりないこの打線でも、2、3点は取れると疑いもしませんでしたよ…。試合は佐藤の降板後からしか観られなかったのですが、そんなに良かったのですかね。
完投ペースだった山本もさすがに負担がかかったのか中盤から球数がかさみ、8回で降板。9回の平野は怖くて観ませんでした。「そろそろ終わったかな…」と速報をのぞくとまさかの1アウト二塁(;゚д゚)
テレビをつけた瞬間宗の大ファインプレーが飛びだしたものの、次の山口に四球を出して心拍数がふたたび上昇。そしてエチェバリアもフルカンに。「四球でも松川に代打は出せないから平野の経験値なら抑えてくれるはず…暴投さえなければ…」と、満塁になった時のことしか考えていなかったのですが、7球目の低めの球を一呼吸置いて球審がストライクコール。田中アナも「ストライクゾーンを通過していました!」とちょっと言い訳じみた実況をしていましたが、見切ったはずだったエチェバリアは大激怒。井口監督も出ていかざるをえず、勝利のハイタッチをよそにごちゃごちゃしていたロッテベンチ前ばかりが映像に。しまいには井口監督退場のアナウンス。勝ったはずなのに後味悪い…。いや、本音は「昨日の判定のほうがよっぽどひどかったわい!」ですが。
そして冷静に試合を振り返ってみれば、「2安打ってナニ!? 佐々木朗希より打ってないやないか!」。杉本が復帰していたことも気づきませんでした。
さて、いまだ渦中の白井球審が裁いた3戦目は、2回表にしてレアードが暴言により退場というますます不穏な展開に。「佐々木朗の時はあれだけ狭かったのにストライクかよ」という思いからなのであれば、理解できないこともないです。しかし佐々木の時は山﨑颯も平等に狭かったし、今回はロメロの配球が外角に偏っていたので比較はできませんが、ストライクを取ってくれるコースで攻めるのは至極当然です。レアード退場以降も何人ものロッテ打者が球審にゾーンの確認をしていたようでしたが、積もり積もった不信感の表れなのでしょうか。
もちろん、日によって、審判によって、酷い時は展開によってゾーンあるいは判定がまちまちになるのはいいかげん何とかしてほしいものですが、観ていてあまり気持ちのいい光景でなかったことは確かです。
それはさておき、宮城は立ち上がりが完璧で今日は期待できるかも!? とワクワクしたのですが、やはり中盤で崩れてしまいました。フィルダースチョイスも痛かったですが…。7回は確かに滅多にない援護でビックリしたのかもしれない(笑)
前回は手も足も出なかったロメロですが、この日は各打者の粘りが目立ちました。貧打なりに打開しようという努力が実を結んだのかもしれません。ここぞの長打なんていったい何試合ぶりなのか(涙)紅林の右打ちタイムリーも良かったですが、最終回のゲッツーは送球が危うくてハラハラしました。中嶋監督もお怒りでしたかね。
その最後を〆たのはお休みの平野に代わってまさかの本田でした。「3点差なんて一発でひっくり返るやんか!」といきなり先頭を出した時、いや登板した瞬間から動悸が止まりませんでしたが、結果的に三凡で試合終了。漆原・張・Kとさまざまな速球派がはね返されてきたクローザーの壁を、まさかひとみちゃんがあっさり超えてしまうとは…。表情も落ち着いて見えましたが、実は先発より向いていた? とにかく平野の後進の育成は急務(去年からずっと)ですから、期待しかありません。
問題は杉本ですね。福田はともかく杉本はまだ上げなくていいんじゃ? という杞憂は的中、どう見ても開幕時の悪い状態に戻っています。しかし監督は使い続けるようですね…。コロナ直前のように試合をこなしながら復活してほしいのでしょうが、観ていて辛いです。ジョーンズにリモートコーチしてもらえませんかね…。
なんやかんやありつつも、ひさびさのカード勝ち越し…。二軍ではマッカーシー・Tがホームランを打っており、昇格が待ち遠しいです。





PR
5/3〜5 vsH ●●●

山本で勝てないのはキツイですね…。
それくらい「勝ってあたりまえの日」に数えてしまっているのですが。
確かに去年の今頃もなかなか勝てずにいました。それを克服して後半戦負けなしだったわけで、今年はその上を行ってくれると勝手に思っていただけに、精神的にも星勘定的にもキツイです。
自分は試合を観られなかったので何がダメだったのかはわかりませんが、我が家の解説者が言うには「去年からソフトバンクにばっかり当てるから対策されたんや!」だそうです(要するに今年当てるべきは楽天と言いたいらしい)。
柳田の一打は対策うんぬんを越えているように思いますが、満塁弾をくらい膝に手をつく山本の姿は観たくなかったですね…。写真だけど。
そんな苦しい中にも良いことはあるもので、池田のタイムリーはあっぱれです。さすが大阪桐蔭のキャプテン、根性を感じました。
翌日には山本が抹消。日程の都合もあったでしょうが、疲労回復につとめパワーアップして戻ってきてほしいです(ついでに若月も抹消…)。
さらに安達の休養日とあって、5番以降が二軍戦かと見まがうようなスタメン。これで勝てたらもはや奇跡。先制された直後、昇格したばかりの中川圭の長打と頓宮の犠飛で同点に追いついたまでは良かったのですが、見どころはそこだけでしたね…。最後も無死二塁でしたが得点できる気配がなかったです。唯一の期待どころの吉田正がソフトバンクを苦手としているのも不利ですし。
宮城は良かったです。立ち上がりの悪さと球数の多さは課題ですが、無死二・三塁から粘りましたし、その後の再三のピンチも脱しましたし。打線がまともなら勝ちがついていてもおかしくなかったでしょう…。今までは接戦をものにしてきましたが、ここにきて3連敗。ついに力尽きた感があります。いつかはこうなるだろうと思っていました。つくづくコロナが痛い…このピンチをチャンスにできない控え層の薄さも痛い…。
で、3戦目も、覚悟していたとはいえ予想を裏切らない結果に。又吉・モイネロを使えないはずだから接戦なら終盤にチャンスが生まれるかも…と抱いていたかすかな望みも、こういう時に限ってキレイに裏切られるのです。
試合は経過を追っただけですが、まー、打てないうえにミスが出ればこうなります。ワゲスパックは何も悪くないです。2戦連続で好投しているのに勝てないどころか今回は負けがついて、メンタルは大丈夫かな…。齋藤も敗戦処理くらい果たしてほしかったですがね…。
打線はこれ以上どうしようもないと思うので、チャンスを作って吉田正に(敬遠されない状況で)回すしかないでしょうね。そのためには宗と紅林に何とかしてもらわねば。
せめて福田だけでも戻ってきてくれませんかね…。


5/6~8 vsE ●●●

初回の2得点のみで中盤まで進んだ時点でこの結末を想像していた自分は根っからのオリックスファンなんだぜ! なんなら鈴木大地にホームラン打たれるところまで予言したぜ!!(ヤケクソ)
田嶋は良かったです。勝ちを消されるのは何度目でしょうか。毎試合完封しろとでもいうのでしょうか。
そしてこの悪い流れ…否、もはや激流は誰にも止められない。山﨑福も楽天打線相手に最低限試合は作ったと思うのですがね。ところでもうどうでもいいんですけど、なぜ敗戦処理もできないバルガスを今まで大事なところで投げさせていたのでしょうかね。
こんな試合でも頑張って良かった探しをするとしたら、吉田正が凡退した後でタイムリーを打った頓宮でしょうか。正尚個人軍の様相を呈してきたところですから、確実性がつけば心強いです。
真黒週間もついに最終日。「今日は安達が出られるから、吉田頓宮安達を並べれば得点できるかも…」というかすかな期待の蜘蛛の糸は、安達抹消の報でちょんぎられました。
ここまで来たらもう悟りを開くしかありません。
でもねえ、5番バレラ? 吉田正と頓宮の間にバレラ? 大前さんも愚痴らずにはいられないセカンドバレラ?(…と、まったく悟りを開けない)
困った時の竹安は、本領発揮でした。4回投げて失点はエラー絡みの1点だけ。その後も富山→近藤→本田→ビドル→平野と投手陣「は」頑張りました。とくに近藤と本田は厳しい判定も味方のミスも立派に乗り越えてくれました。結果的に黒木が勝ち越し弾をくらったものの、その直前にサヨナラ大チャンスを逃したことを思えば責められますまい…。
2年前も虚しい気持ちになっていました。しかしあの時は、「ベンチワークさえまともになれば」という思いがありましたが、今回はもうどうしようもないように感じます。
そして重い気分の月曜に、さらなる追い打ち。安達・吉田正(・大下)がコロナ陽性とな…。
いやーもーどーせーっちゅーねーん!?
最近頭頂部に心労が表れている中嶋監督が倒れないことを祈るばかりだ…。






4/26~28 vsF ○○●

相手先発・加藤は前週、現在首位の楽天相手に90球完封するなど絶好調。しかも山本はなぜか日ハムが苦手。三連打で先制を奪われてしまいます。が、2点目はよけいでした。ダブルスチールって…。「なんか何年か前にオリックスが何度もやろうとしてことごとく失敗していたような…」と記憶の底に追いやっていた苦い思い出がよみがえりました。若月はその後の打席でも案の定結果を出せず、山本が続投しているのに代打を出されるという懲罰を受けました。中嶋監督もさすがに腹に据えかねたのでしょう。
2点失ってからの山本は気迫の投球でした。味方は得点する気配がないどころか守備でもポロポロするし、自分が耐えるしかないとでも覚悟を決めたのでしょうか。なんやかんやで7回を投げ切り二桁三振を奪いました。しかし依然としてビハインドは変わりません。中軸に回るこの8回で逆転しなければ、まさかの山本2連敗が濃厚になってしまいます。何とかして!
…というこちらの願いが届いたかどうかはわかりませんが、紅林の今季1号は値千金の同点2ラン! が、「吉田正も続いて山本に勝ちを!」という望みは聞き届けられませんでした。
その裏はビドルが抑え、9回裏に登板したのは村西。例によってランナーを出し、2アウト二塁で迎えるは代打清宮。ここで中嶋監督がくり出したのは驚きの一手。村西に代えて同じ右サイドの比嘉を登板させました。左打者にもかかわらず、です。しかしもう祈るしかありません。カウント2-2からの5球目は、内角に食い込むストレート! 実況解説も唸るしかない、見事な一球でした! ここぞの場面でこの一球を投じられるのはさすが場数を踏んだベテランです。中嶋監督もこの経験値を買ったのでしょう。まさにナカジマジック!
試合は延長へ。こうなれば延長不敗のジンクスに賭けるしかない、という淡い期待どおり、伏見が四球で出ると代打バレラがヒットで続きます。ここで北山が誰もいない一塁へ牽制球を投げてしまい、無死二・三塁と大チャンスに。福田斃れるも紅林が死球で満塁。こうなれば吉田正尚が打たないはずがない! とまで思えるようになった吉田正尚! あのシーズン当初の不調は何だったのかと言いたくなるくらいの頼もしさ! 2022オリックス延長不敗伝説を作っちゃって!
…と浮かれた気分に冷や水をかけられたのは2戦目の試合前。前日2安打でついに復調かと思わせた杉本がコロナ陽性で抹消…。村西も抹消…。やっと去年に戻りかけた打線が…毎回危なっかしかったとはいえ貴重な中継ぎ投手が…。
宮城は先週頓宮とのバッテリーが良かったので継続かなと思いきや、また伏見に戻りました。吉田正の先制2ランで幸先よく始まったと思いきや、追加点を取りあぐねている間に今川の2ランで同点に。その後も三塁コーチの判断ミス含め拙攻が続き、踏ん張っている宮城を援護できません。そして7回には守備ミスが続いて無死満塁…。「終わった」と思いましたよ。
しかしここでとんでもない救世主が現れました! その名は阿部!!
キャンプの時点で我が家の解説者が「顔つきが違う」と褒めていました。2年目とはいえ年齢を考えれば活躍できないと首元が涼しい立場、シーズン前から今年に賭ける思いは強かったのでしょう。そして敗戦処理から好投を続け、徐々に信頼を高めてきました。そしてこの起用です。意気に感じないわけがありません。3安打放っている今川を浅いフライに抑えると、次の石井は伏見がベンチ際でナイスキャッチ。そしてラスボス近藤もセンターフライ! 大大大ピンチを見事無得点に抑えました! 感動!!
こうなったら阿部ちゃんに勝ちを!! と誰もが願ったことでしょう。…が、チャンスは作ったものの得点はできませんでした。
またも延長が見えてきた9回。堀から先頭来田が四球を選ぶと、福田がヒットで続くという理想的な展開。西野がしっかりバントを決めれば、あとには吉田正が控えています。…の前に、紅林が勝ち越しタイムリーを放ちました。なんだかんだいって、頼もしい3番になりつつあります。そしてあたりまえのように吉田正が追加点を取って、あとは平野で〆!
ヒーローインタビューこそ紅林でしたが、真のヒーローは阿部でしょう! 「平野の後釜が決まった」by我が家の解説者
…と浮かれきった気分に冷や水をバケツでぶっかけられたのは3戦目の試合前。その阿部が抹消…(ついでに山足も抹消)。なんで? なんでなん!? なんでいっつもいっつも活躍した選手から抹消されていくん!!??
というわけで、昨日以上にローテンション。相手は伊藤だし、どっちみちビドルも平野も休養日だし、勝ち目は薄いかな…と予想はしていたものの、薄いどころか試合直後に消え失せました。いくら田嶋が日ハム苦手といっても、序盤で5失点は打たれすぎ! そして今川に打たれすぎ! 5回で伏見に代打小田を出したのは、今川に2試合で3本打たれた懲罰なのか…。代わってからもヒットは打たれていたけれど…。オリックス戦以外でも頼むよ…。
と、なんの見どころもない試合だったのでほぼ違うチャンネルにしていたのですが、唯一ここに戻したのが8回裏。近藤大亮の復帰登板! もちろん手術前と較べればまだまだかもしれませんが、球速表示が辛いと感じていた東京ドームで150キロを計測していましたし、背番号20の頼もしい姿はあの時と同じでした。黒木も早く戻ってきてほしい! 近藤黒木平野のリレーをもう一度見たい!
そして近藤の復活にきちんと触れてくれたのが、近藤アナ&岩本の実況解説。野球中継を観始めた直後は近藤アナのあまりのホーム贔屓に嫌気がさしていたのですが、相手チームの選手の近況や特徴にも詳しいし、ナイスプレーやタイムリーもきちんと褒めるし、最近すっかり印象が変わりました。岩ちゃんも1戦目の比嘉の三振は投手目線でベタ褒めでしたし。むしろパ・リーグでいちばんマシなふたりなのではという気がしています。


4/29〜5/1 vsL ○○●

ワゲスパックがいよいよ初先発。初回は三者三振、次の回も好調の山川を抑えるなど好スタートを切りました。こちらも「当たりや! ビドルに続いていい助っ人が来てくれた!」と期待値が急上昇。中盤から四球を出したり、頓宮との息が合わなかったりと怪しげな場面はありましたが、5回無失点と上出来の顔見せでした。
しかしそんなワゲスパックを援護できない貧打線。なにせ! 今日も! 福田が離脱したのです! なんでここまで試練を与えられにゃならんのだ! 連休だからか? 今年もGolden Weakというのか!?
ということで、ただでさえ苦手な高橋光成相手に福田抜きで戦うにはあまりにも駒不足。序盤のチャンスはエンドラン失敗で潰し、中盤はゲッツーの連続で潰し…そりゃ吉田正は四球ばかりになります。
それでも試合が互いに無得点で進んだのは、ひとえに投手陣のおかげ。6回は小木田が2安打許すも無失点、7回は富山がいきなり二塁打を打たれるも無失点、8回はビドルが3四球1暴投も無失点、9回は平野が一死二塁から無失点…と、いずれも踏ん張りました(こちらは胃痛でボロボロ)。そんな投手陣に報いるべく、今日もやってきました終盤のオリックス! 8回以降しか打たないオリックス! ネットでは「夏休みの宿題」と名づけられていましたが…ホント、これをなぜ初回からできない? それともモイネロやら益田やら北山やら平良やらの一流中継ぎ抑え相手にしか本気出さない?
勝ったのはいいけれど、試合後ベンチに座り込んで放心状態だった中嶋監督の精神状態が本気で心配になります。観ているだけのこちらでも胃がもたないのだから、監督の心境たるや…。
あと、オリックスでコロナ陽性者が続出している理由のひとつに、サヨナラ勝ちで一斉にはしゃぐ機会が続いたせいなのではと思わなくもありません…。
2戦目は外出していたため試合は経過のみでした。案の定隅田を打ちあぐねる貧打線。しかし山﨑福は頑張りましたね。やはり伏見が合うのですかね。だからこそ、勝ちをつけてほしかった…。吉田正の一発で勝ち越した直後に、ばばばバルガス!? ヤマサチは限界のようでしたから交代は理解できます。そのうえビドル不在で一軍に復帰したばかりの投手が多い中選択肢が絞られたのはわかりますが、ばばばばバルガス…?
で、こちらも案の定ですね。ヤマサチの初勝利は3球で消えました。というか、まだ一軍だったのかい。
その次の回は近藤が京セラ凱旋。その時の雰囲気をリアルタイムで観たかったです。ピンチこそ招いたものの、最後は無失点に。さすがの近藤でした。
少し時間を置いて速報を開いた瞬間、8回裏に「1」の文字。思わず「神や!」と叫びそうになりました。帰宅して映像を観てさらに「神やー!」と悶えました。今日も歩かされ祭りになるかと思っていたのに、2本塁打とは。3番紅林に当たりが出ず5番は日替わり、つながらない打線を一発で救う4番、その名は吉田正尚! またの名を神!
田中アナの「捉えたー!」の実況も神に後光を添えていました。昨年のTのロッテ戦での逆転3ラン(ビジターだけど)といい、田中アナの「捉えたー!」はいつもドラマチックです。
ドラ1・2の同期お立ち台も本当に感慨深かったです。もちろんヤマサチに勝ちがつけばもっと良かったのですが…。
気づけば貯金チャレンジも成功! あまり気にしていなかったけれど開幕日以来の貯金1! この貧打+コロナ禍でどうして貯金できたのか、不思議でなりません。
スイープ期待の3戦目は高卒ルーキー池田が昇格即スタメン。先制された直後にバレラのタイムリーで同点に追いつきます。…が、バレラが二塁でアウト。バレラがすごい勢いで訴えていたのでリクエストに出るも結果は覆らず。映像でもしっかり避けていましたよ? なぜアウトのまま? タッチ避けてスライディングしたらあかんの?? その後のラベロのは覆すほどではないからアウトのままなのはわかりますが。
ラベロは酷かったですね…。吉田正・安達の後で2併殺、山岡が終盤の大ピンチをしのいだ直後も初球ポップフライですからね。バレラが最近出塁率が上がって守備でも貢献する場面が増えただけに目立ちます。というかいつまで一軍で使ってるの…?
このところ大前さんのKazuTubeに加えてタモンズ安部のオリの晩酌を聞くようになったのですが、止まらない愚痴にオール共感でした。9回も西野のヒットからチャンスを作って、どうして小田の時に無策だったのでしょう。スクイズなら同点止まりでブルペンに負担がかかるから、逆転サヨナラ以外は負けでいいとでも判断したのですかね。
いつもこんな展開で勝てるわけがないし、ビドルはずっとしんどいところを任されてきたのだからこんなこともあります。前日の吉田正のお返しのようなものです。むしろ絶好調だった山川をこの1本に抑えたのだから投手陣は頑張りました。山岡も7回を今季最多投球数で投げ切ってさすがです。
問題は打線…って書き飽きたけど打線。なんとかなりませんかね…。誰か救世主は現れないかね。佐野皓がなにげにスイッチをやめて右打席専門になっていました。最後の当たりも惜しかったです。オリの荻野になってほしい!







4/19〜21 vsH ●○○

期待していた1番佐野皓がおらずルーキーコンビ…。そして3番紅林もなくなり…もう杉本を4番に戻しちゃうの? と、スタメンの並びを観た瞬間にモクモク膨れ上がった不安は的中、ナカジマジック不発で山本に負けがつくという最悪の展開に。
安心の二遊間と書いた直後のこの惨状…。とはいえ、紅林は今季初エラーですし、ベテランの安達は若手のミスをカバーしてほしかったところですが(リアルタイムでは怒り心頭だった自分と違い冷静だった我が家の解説者によると)病気を抱えながら怪我まで重なり、おそらく強引に復帰したばかりですから、情状酌量の余地はあります。
問題は12球団イチの低打率を誇る、打線の凍りっぷり。
中嶋監督の言う「のほほんとしている」出る資格のない選手が本当にいるとは思えませんが、この世の終わりみたいな顔で打席に立ってあっけなく三振してとぼとぼベンチに帰ってどんより雲を背負っているラオウはもう見たくないよ!
山本でまさかの負け、そして続く相手は和田・千賀…。早くもサンタテを覚悟した2戦目は、いきなり宮城が天敵今宮にホームランをくらうという展開。昨年は相性の悪さを感じた宮城-頓宮のバッテリーでしたが、その後はしっかり追加点を防ぎます。試合後のコメントでも宮城の成長を感じましたが、もう心配はなさそうです(死球さえなければ)。
打順は元に戻りましたが、あいかわらず和田から得点を奪うことができません。このチームはいったいいつになったら和田に勝つことができるのか…。しかしあきらめなければ好機は来るもの。5回に入り、三塁打を放った福田が相手のエラーを誘ってダイヤモンド一周、同点に追いつきます。そこからは一気呵成。疲れの見え始めた和田から安達が値千金の2点タイムリーで逆転成功!
宮城はしっかり7回を投げ切り、あとはビドル・平野の勝ちパターンに任せます。どちらもヒヤヒヤでしたが…。だからこそ、試合終了した瞬間のぴょんぴょん跳びはねる宮城の姿はより眼福でした。
さてサンタテは回避したものの、田嶋には申し訳ないが千賀相手に勝ちは厳しい…。そのうえ杉本のようやく出た良い当たりを中谷にファインプレーされたり、その中谷に長打を打たれたり、ルーキー野村が2ランを放てば佐藤には初安打を献上と、試合は完全にソフトバンクペース。田嶋も2失点で粘ったものの、要所を締める千賀から無得点のまま試合はいよいよ9回表。特例で昇格していた阿部が3アウトを奪い気迫のガッツポーズを見せたことで、ベンチの士気が上がったかもしれません(by我が家の解説者)。9回裏はもちろん完封を狙う千賀が続投。先頭の代打野口が内野安打で出塁します。そして福田もヒットで続き、西野が一球でバントを決める理想的な流れ。そして、紅林にまさかの四球で満塁に。まさかの、と言いたくなるくらいそれまでの千賀に隙はありませんでした。そしてここでモイネロや又吉に交代されていれば、おそらく勝ち目はなかったと思います。しかし千賀続投を選んだ時点で、試合の趨勢は完全にオリックスに傾きました。
こういう時、絶対に打ってくれるのが吉田正尚! 
と、言い切れるくらい頼りになるのが吉田正尚!!
2点タイムリーで同点になるも、頓宮が続けず試合は今季2度目の延長戦へ。平野・ビドルがランナーを出しつつも無失点でしのぎ、11回裏。9回と同じ野口からという打順でしたが、相手は難敵モイネロ。野口の当たりは上林の好守備に阻まれるも、福田が3安打目を放って出塁します。そしてまたも西野が2つ目のバントをきっちり決めて、3番紅林。
次の吉田正には先程代走渡部を出してしまっています。…という厳しい場面で、決めてくれました! 紅林!! 中嶋監督から熱いキック(コーチも含めて3連発)をもらっていましたが、エラーを取り返してあまりある殊勲打でした!
山本で負け、和田・千賀に勝つとは…これぞ野球の不思議な面白さでもあります。 


4/22~24 vsM ●○●

ロッテはここ2試合で2安打しか打っていないと聞いていましたが、もちろん油断はできません。そしてその2安打を打った菅野のヒットから先制を許してしまえば、相手は乗ってしまいます。4回には2本のホームランを浴びてしまう山﨑福。8回途中まで120球を投じましたが、ロメロから得点できる気配もなく、今季勝ちなしの3敗目を喫しました。チームも6度目の完封負け。すでに昨年の数を超えている…。
この日負ければサンタテ濃厚(弱気)の2戦目は、バレラベロに代わって来田・野口が入るフレッシュなスタメンに。初回に先制するも、中盤に伏見のパスボールで同点にされてしまいます。この日伏見はバント失敗もあり精彩を欠いているように見えました。コロナから復帰後、咳が止まらないという記事を見ましたが…今も続いているのなら、体力は相当消耗しているとは思います。自分も喘息持ちでしたからよくわかりますし。しかしその伏見がサヨナラにつながる一打(エラーと来田の走塁のおかげとはいえ)を放ったのですから、少しは救われた気持ちになっているといいのですが。
7回はバルガスに継投。8回はビドルが完璧に抑えるも打線は上り調子の石川にゲッツーをくらうなど、なかなか追加点が取れません。8回のチャンスでは復帰した代打宗がコールされるも無得点。試合はそのまま延長へ。
10回表、比嘉が先頭の小川に長打を打たれ、ゴロの間に生還というかたちで先に点を奪われてしまいました。左の続くところでしたから抑えるのは難しかったかもしれませんが、我が家の解説者曰く、三塁ランナーが俊足の小川なのにスライダーを続けて空振りしていた中村にストライクコースのシンカーを要求した伏見のミスだと。バットに当たれば還ってこられますから。
万事休すの10回裏。先頭福田が二塁打を放つと、バレラの打球はショートゴロ。…が、相手のエラーで無死一・三塁と大チャンスに! 代走佐野皓が盗塁して二・三塁になったら逆転サヨナラかな? とワクワクしていたら、松川が前にはじいたタイミングでスタート、で、アウトに…。その後紅林が四球を選んだだけにもったいなさすぎる盗塁死でした!
…しかし紅林の時のゾーンはちょっと不可解でしたね。前半は石川寄りの判定が多いように見えましたが、後半はこちら寄りになっているように感じました。そういうのいらんのですけど。
それはともかく、得点圏の吉田正の頼もしさといったらない! 一瞬ホームランかと勘違いしたフルスイングの犠牲フライで同点に! しかし宗が続けずまたも同点止まり…。
11回に登板した村西は連続四球でボヤ騒ぎを起こすも、なんとか無失点に。そしてその裏、先頭の来田が今季初ヒット! そして今日1安打でちょっと振れているように映った杉本がしっかり四球を選ぶと、バント(バスター)代打の山足がなんとか三塁に進め、中村のエラーでサヨナラ勝ち!
延長に一度も勝てなかったオリックスが…去年は9回終了だったから優勝できたと言われていたオリックスが…今季なんと、延長負けなし!!
この勢いで佐々木朗も打破してしまえ! という祈りが届いたのか、先頭福田が初球を打ち返し、試合開始数秒にして連続パーフェクトの夢を打ち砕きました!
って、パーフェクトパーフェクトとしつこく推していたのは、大谷のいない日本球界に新たなヒーローを求めるマスコミの力が大きいですよね。今年は京セラの実況に関テレのアナウンサーが多く起用され、大前さんや濱野さんや田中大貴アナの登板が減っていて淋しい限りだったのですが、まさかその関テレが佐々木目線の中継を(ダイジェストとはいえ)するとは思いもしませんでした。こちらがホームなんですが。
完全試合の時と較べると、佐々木はあきらかに本調子ではありませんでした。以前はかすりもしなかった球を当てられて球数が増えていましたし、制球も荒れていたし、球審の判定に不服そうな様子を見せる(詰問するほどのことかとは思いますが)など前回のような余裕はありませんでした。無死満塁の投ゴロで二塁に投げたあたり、冷静さも欠いていたようです。疲労以上に、過熱報道によるプレッシャーもあったのではないか?
その隙につけこみきれなかったのは、ひとえに山﨑颯の文字どおりの一人相撲…。自分のエラーがなければ終わっていたイニングで3失点ですから。監督の様子を見るにこれが最終テストかな…。ワゲスパックも二軍で好投していましたし。
打線も粘りを見せましたが、あと一歩及ばず。バルガスを回またぎさせなければ9回ワンチャンあったんではないかい? とは思いますけどね…。どういう了見なんでしょうね…。昨年も序盤は戦力の見きわめのような起用で試合を落としていたので、今年も同様だと信じたいですがね…。

しかし、この難敵ぞろいのローテで五分に終われたのは大きいと思います。吉田正はすっかり心配いらなくなりましたし、杉本にも復調の気配が見られました。宗も打撃はまだ本調子ではなさそうですがとにかく一軍に戻ってきてくれたことはありがたいですし、野口や来田が若い力を発揮すれば、年長者の西野や阿部が意地を見せるという相乗効果もありました。また、近藤が支配下復帰というれしいニュースもありました。
戦力はそろいつつあります。
まだまだこれから!








4/12~14 vsE 中止

テレビから目を背けるためスマホをつければ、ヤフートップにでかでか掲載された「完全試合達成!」の写真に追い打ちをかけられた日曜の夜…。
この状態では仙台で討ち死に間違いなしと思いきや、ついにあの頑丈な若月までコロナで離脱。そしてようやく中止の報が入りました。日曜のスタメンがルーキー福永だったのでおかしいなと思ったのですが、もしかしたらその時点でコンディション不良だったのかもしれません。
福永には、チャンスがめぐってきたということで奮起を期待しましょう。打線の結果に目がいきがちでうっかりしていましたが、宮城との初コンビで、案外いい雰囲気だったように思います。インコースもしっかり要求していましたし。中盤に大量失点してしまいましたが、我が家の解説者曰く死球から崩れる宮城の悪癖だったようですし。打つ方はまあ、相手が悪すぎましたが、打力は若月も伏見もどっこいですし…。
チームは千葉から大阪までバス移動という修学旅行みたいな強行軍だったようですが…いい中休みと思ってリフレッシュしてほしいです。


4/15~17 vsL ●○○

新たに陽性者が出なかったことで、週末の京セラから試合再開。高橋光成から何度もチャンスを作るもなかなか得点にはつながらず、ようやく先制点が入ったのは4回でした。そしてその直後、それまで気合を感じる投球をしていた山﨑福が先頭四球。きなくさい雰囲気が漂ってきた…と感じる間もなく、あっさり同点。さらにエラーも絡んで逆転…。なぜだヤマサチ…。だから先週もあっさり交代させられたんだな…代えても代えなくてもアカンのやな…。
打線も紅林に復活の気配あり、スタメン起用された西野が2安打と結果を出すなど、良かったところはあるものの、中軸にはあいかわらず快音がありません。
で、困った時の3番紅林。そして杉本を8番に落とすという打線改革に出た2戦目。相手は前回コテンパンにされた隅田だったので苦戦は予想していましたが、京セラ連勝中の山岡も序盤からピンチ続きと想像以上の苦戦ぶり。それでも失点しないところはさすが山岡(西武の貧弱打線のおかげby我が家の解説者)。
紅林の失点を防いだ守備がクローズアップされていましたが、大きかったのはこの日から復帰した安達の存在かもしれません。安達&紅林の二遊間は誰よりも安心感がありますし、そして安達のヒットが得点につながりました。Tも早く戻ってきてー。
そして村西(・ビドル)・平野という胃痛リレーで無事に試合終了。一週間ぶりの白星を手にしました。
日曜日はほぼ佐々木朗希を観ていたので、吉田正の同点2ランもバルガスのヒヤヒヤ回またぎも渡部の〆の大ファインプレーも見逃してしまいました。完全試合って、他人事ならあんなに楽しいのですね…。「打ってあげなよ! かわいそうやろ!」と画面越しに何度叫んだことか。先週と違って援護がないことで余裕がなかったのか、佐々木の表情はずっと固かったですし疲労している感じもありましたから、交代は正解だったのでしょうね。しかしこれでまた来週オリックス相手に投げることが確定してしまったという…。
まあそれはともかく、再開カードでオリックスはひさびさの勝ち越しを決めました。吉田正のホームランは復活のきざしか? 一年越しでやっと定着しそうな1番佐野皓の活躍もうれしいです。ホームゲームが続くうちに少しずつ借金返済してほしいですね。



* SNOW FLAKES *
STOP  *  START
* カレンダー *
12 2025/01 02
S M T W T F S
5 6 7 8 9 10
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
* プロフィール *
HN:
さや
性別:
女性
自己紹介:
プロ野球&連ドラ視聴の日々さまざま。
* ブログ内検索 *
<<  <  *  NEW *  BLOG TOP *  OLD *    >  >>
Copyright©  さや
Designed & Material by ぱる
忍者ブログ ・ [PR]