5/10・11 vsF ○●
ここに来てのコロナ禍にさらなるダメージをくらっているオリックス。なんだこれは。昨年の反動にしてもあんまりではないか? というわけで二軍戦かと見まがうようなスタメンで加藤相手に勝てるわけなかろう…と思っていたのに、わからんもんです。大城・中川圭と昨年活躍できなかった組のおかげで3点先行。さすがに発奮したのでしょうか。昨年活躍できなかったといえば山岡もですが、野村に2ランを打たれその後もピンチになった時はハラハラしたものの、なんやかんやで8回投げきるところはさすがオリックスのエース。追加点がなくプレッシャーは大きかったと思いますが、ようやく出た9回の野口のタイムリーは大きかったです。2点差なら平野も多少気楽だったでしょうし…。 というわけでひとつ勝ったことでタモンズ並みに浮かれまくり。負け続きの後にまばゆく輝く白星の尊さ…。ああ、この懐かしい感じ。うっかり忘れていましたよ。人間とは愚かなり。 が、しかし、連勝して! という切なる願いは聞き届けられず。大前さんも「接戦なら勝てた」と断言する金子ーワゲスパックのカードでしたが、ワゲスパックの大乱調で早々に閉幕。被盗塁の数(とランナーの顔ぶれ)が想像を超えていました。クセを完全に見抜かれたのでしょう。さすがBIGBOSSです。そして日ハム戦は外野守備でヒットを損することが多く、この日も抜けたと思った打球がフライになっていたのですが、我が家の解説者によると、コントロールの良い金子だからこそ指示がハマるのだそうです。守備のミスで何人もランナーを出したこちらとは大違いです。もちろん原因は守備位置でもワゲスパックのコントロールでもありませんが。内外野問わずあれだけエラーするとはね…。どうしてこのチームはエラーの連鎖をしちゃうのでしょう。 5/13~15 vsM ●○○ 福田が1番センターに復帰。それは良いのですが、絶不調の紅林3番はどうかと…。中嶋監督が代行になった時の4番中川もそうでしたが、これと見込んだ選手に関しては我慢強いですね…。それは百万歩譲るとしても、見込みあると思っているとは思えない5番バレラがいちばん不可解です。9回の打席途中で交代していましたが、どうやら骨折したようなので長期離脱でしょう。ま、いてもいなくても打てないのでとくに問題ございません。 佐々木朗を相手にはなっから敗色濃厚な中、田嶋はよく投げました。1点差なら蜘蛛の糸くらいのチャンスが残ったかもしれませんが、富山が致命的な2失点を献上してしまい試合終了。 が、しかし。グチらずにはいられない、二塁塁審に対する二度のリクエスト。 初回の高部の盗塁セーフは、紅林と太田が強く要求していたので実際はアウトなのでしょうが、これという確たる映像がなかったので仕方ないでしょう。しかし、6回の宗の二塁アウトは納得いかないです。解説の星野さんがアウト判定の瞬間「え?」とつぶやき「人間の目で見てもアウト」と言い切っていましたが、覆りませんでした。判断したのは人間の目ではないのでしょうか。さらに、どうして高部の時のように上からの映像が出なかったのでしょうか。昨年の楽天戦を思い出しましたが、映像の出る時と出ない時の境目はいったい何なのですかね。あまりに腹が立ってチャンネルを変えた西武-楽天戦では、もっと微妙な判定が覆っていました(しかも西武側に)。うらやましかったです。 しかも二塁が白井審判っていうね。試合前からマスコミに因縁だのなんだのさんざん煽られていましたが。まさかね、それは関係あるわけないですよねー。 翌日は山本。負けるわけにはいかない。…のですが、福宗の1・2番コンビで幸先よく先制した後、まさか1本のヒットも出ないとは思いもしませんでした。相手は一軍初先発。いくら貧打きわまりないこの打線でも、2、3点は取れると疑いもしませんでしたよ…。試合は佐藤の降板後からしか観られなかったのですが、そんなに良かったのですかね。 完投ペースだった山本もさすがに負担がかかったのか中盤から球数がかさみ、8回で降板。9回の平野は怖くて観ませんでした。「そろそろ終わったかな…」と速報をのぞくとまさかの1アウト二塁(;゚д゚) テレビをつけた瞬間宗の大ファインプレーが飛びだしたものの、次の山口に四球を出して心拍数がふたたび上昇。そしてエチェバリアもフルカンに。「四球でも松川に代打は出せないから平野の経験値なら抑えてくれるはず…暴投さえなければ…」と、満塁になった時のことしか考えていなかったのですが、7球目の低めの球を一呼吸置いて球審がストライクコール。田中アナも「ストライクゾーンを通過していました!」とちょっと言い訳じみた実況をしていましたが、見切ったはずだったエチェバリアは大激怒。井口監督も出ていかざるをえず、勝利のハイタッチをよそにごちゃごちゃしていたロッテベンチ前ばかりが映像に。しまいには井口監督退場のアナウンス。勝ったはずなのに後味悪い…。いや、本音は「昨日の判定のほうがよっぽどひどかったわい!」ですが。 そして冷静に試合を振り返ってみれば、「2安打ってナニ!? 佐々木朗希より打ってないやないか!」。杉本が復帰していたことも気づきませんでした。 さて、いまだ渦中の白井球審が裁いた3戦目は、2回表にしてレアードが暴言により退場というますます不穏な展開に。「佐々木朗の時はあれだけ狭かったのにストライクかよ」という思いからなのであれば、理解できないこともないです。しかし佐々木の時は山﨑颯も平等に狭かったし、今回はロメロの配球が外角に偏っていたので比較はできませんが、ストライクを取ってくれるコースで攻めるのは至極当然です。レアード退場以降も何人ものロッテ打者が球審にゾーンの確認をしていたようでしたが、積もり積もった不信感の表れなのでしょうか。 もちろん、日によって、審判によって、酷い時は展開によってゾーンあるいは判定がまちまちになるのはいいかげん何とかしてほしいものですが、観ていてあまり気持ちのいい光景でなかったことは確かです。 それはさておき、宮城は立ち上がりが完璧で今日は期待できるかも!? とワクワクしたのですが、やはり中盤で崩れてしまいました。フィルダースチョイスも痛かったですが…。7回は確かに滅多にない援護でビックリしたのかもしれない(笑) 前回は手も足も出なかったロメロですが、この日は各打者の粘りが目立ちました。貧打なりに打開しようという努力が実を結んだのかもしれません。ここぞの長打なんていったい何試合ぶりなのか(涙)紅林の右打ちタイムリーも良かったですが、最終回のゲッツーは送球が危うくてハラハラしました。中嶋監督もお怒りでしたかね。 その最後を〆たのはお休みの平野に代わってまさかの本田でした。「3点差なんて一発でひっくり返るやんか!」といきなり先頭を出した時、いや登板した瞬間から動悸が止まりませんでしたが、結果的に三凡で試合終了。漆原・張・Kとさまざまな速球派がはね返されてきたクローザーの壁を、まさかひとみちゃんがあっさり超えてしまうとは…。表情も落ち着いて見えましたが、実は先発より向いていた? とにかく平野の後進の育成は急務(去年からずっと)ですから、期待しかありません。 問題は杉本ですね。福田はともかく杉本はまだ上げなくていいんじゃ? という杞憂は的中、どう見ても開幕時の悪い状態に戻っています。しかし監督は使い続けるようですね…。コロナ直前のように試合をこなしながら復活してほしいのでしょうが、観ていて辛いです。ジョーンズにリモートコーチしてもらえませんかね…。 なんやかんやありつつも、ひさびさのカード勝ち越し…。二軍ではマッカーシー・Tがホームランを打っており、昇格が待ち遠しいです。 PR |
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