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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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5/17・18 vsF ○●

「日ハムに強い山岡だし、加藤は前回打ったし、3連勝間違いなし!」と楽観視していた試合前。結果的には3連勝だったとはいえ、思いがけない内容となってしまいました。
互いに無得点だった4回表、この回の山岡はちょっと抜けぎみだなと感じていたのですが、野村への3球目が顔面を直撃! 鼻から血を流していた野村はそのままベンチへ下がり、茫然としていた山岡ももちろん退場。日ハムキラーだった山岡のまさかの降板というピンチをまかされたのは、日曜に復帰していた阿部。まったく肩を作っていなかったはずですが、こういう時の阿部は本当に頼もしい。三振ゲッツーで切り抜けます。
今日こそ阿部ちゃんに勝ちを! といきたいところですが、あいかわらずの貧打線。加藤はゲッツーで球数を節約したりとノッてきます。
交代するかと思いきや6回も続投した阿部は、やはり限界だったのか1アウトから長打四球安打で満塁にされてしまいます。ここで近藤に交代。やはりどん底を味わった人間は違う。二者連続三振でこのピンチも脱しました! 大喜びで近藤を出迎える阿部の姿も良かったです。さっそくふたりのキャンプ中の微笑ましいワンシーンをアップするBsTV! わかってる!
続いて登板したのは本田。すっかり自信をつけたのか、ランナーを出しても落ち着いていました。危なげなく終えるとオリックスのラッキーセブンは頓宮の長打からまたも出た、中川の三塁打! 打率の低さが意外に思えるここぞの一打! さらには今日昇格したばかりの佐野皓が代打で登場、追加点を奪うタイムリー! 8回にも代打西野が3点目をもぎとり、最後は平野で〆!
…とめでたい完封勝利ではありますが、野村の怪我がなければどこかしらでやられていたはずなので、あまり素直に喜べない気持ちもありました。敵ではありますが野村は期待の若手ですし、怪我さえなければ日本を代表するバッターになれる逸材だと思っているので、なんでよりにもよって野村なのかなと…。山岡の精神状態も心配ですが…。
また、どこかで報復死球が来るのかなと案じていましたが、新庄はそういうことをする性格ではありませんでしたね。
この日昇格していた吉田正は、二軍戦にも出ず上げてきたのでどこかで代打があるかもと期待していたのですが、結局出番は来ませんでした。その翌日にはいきなりベンチ外に。すわ故障かと騒ぐマスコミに「なんで言わなアカンの」と塩対応の中嶋監督。こちらも心配なのですが…。
先発はワゲスパック。前回は盗塁されまくった同じ相手ですが、若月がランナーを刺せるくらいにフォームを修正してきたようです。そこまでは良い。
打たれちゃ意味ないー!
なぜか打ちあぐねていた生田目をようやく攻略し、同点に追いついた6回は交代と思い込んでいました。続投の時点でマズイと感じたのですが口に出す前にアッサリ勝ち越しを許してしまいました。それでも1点差ならまだなんとかなったように思います。追加点を献上したのは比嘉ですが、ちゃんとゲッツーを取っていれば防げた失点のように見えました。つまり紅林ですね…。そこであきらめて違う試合を観ていたのですが、その後もエラーを重ねたようで…。この間から守備のミスが目立ち、そのたび監督の険しい顔が抜かれていましたが、翌日ついに降格したのでどうやら怒りは限界に達したようです。富山も今年はずっといいところなし。コロナでずいぶん出遅れて調整不足は仕方ないにしても、ここまでダメになるもんかね…。


5/20〜22 vsE ○○○

目下6連敗中、首位にいる原因はオリックス銀行のせいなのではないかと疑わしい楽天相手に、左右のエース田嶋山本(宮城)で負け越すわけにはいきません。
田嶋は毎回ランナーを背負いますが、粘り負けしない強さがありました。4回には無死満塁と絶体絶命のピンチを招くも、炭谷のセンターフライはランナーがマルモレホスでセンターが福田ではなく佐野皓という幸運も重なりスタートを阻みました。7回無失点としっかり役目を果たし、プロ初勝利(笑)あの田嶋もつい苦笑いするインタビュアーの間違いでしたが、田嶋のコメントはいつも定型文でなく自分の言葉で感謝を語ってくれるので、聞いているこちらももっともっと応援したくなります。
ビドル劇場は肝を冷やしましたが…。炭谷に代打銀次なら左対左でも打たれそうな気がしていたので、こちらとしては助かりました。しかしまさか1−0のまま終わるとは…。大城のホームランがなければいったいどうなっていたのでしょう。そもそも3番大城4番中川って…。よくこれで4位に踏みとどまっていられるものです。
翌日は山本ですから、難敵早川であろうと勝ったも同然! と白星勘定していました。試合は観られなかったのですが、伏見が先制打を放てば次の回は中川のタイムリーで追加点、さらには前日マルチで期待値の上がっていた杉本がホームラン! 3点しか取ってはいけないはずのオリックス打線が中盤でまさかの5得点! これは山本も楽に投げられる…はずが、気づけば5回で100球を超える球数を投げさせられていました。昨日の田嶋もそうですが、こうやって先発を苦しめるのが楽天のいやらしいところです。
それでも阿部・近藤・黒木の中継ぎ陣がしっかり無失点に抑えてくれました。復活組に加えて阿部の存在は本当に頼もしいです。ビドル・平野を休ませることができましたし。最後の富山は少し危なっかしかったですが…マッカーシーの初ホームランの2点が大きかったです。怪我をしないロメロとは言わない、マレーロくらいにはなってほしい!!
勝ち越したおかげで、負けてもきっと寛容になれるはずの3戦目も試合は観られず。まあ則本相手は厳しいよね…と途中経過をのぞけば、なななんと! 3点先取しているではありませんか! そうこうしている間に杉本のタイムリーで4点目の表示が! おまけにたまたま映像を観ることができた瞬間、頓宮の2ランが! これは夢か! 仙台の則本から6点も取れるなんて!!
しかも宮城は球数こそ稼がれたものの、5回無失点。6回に先頭を出し不調の浅村にタイムリーを打たれたものの、後続を抑えて6回1失点と復調の兆しを見せました。今年は右打者に相性が悪いので、左の多い楽天は与しやすかったのかもしれませんが、これで3連勝と勝ち星先行。ここからが宮城の正念場です。
その後、阿部・本田・ビドル(調整か?)はコンディションの影響もあったのかエラーで出塁を許すこともありましたが得点を与えず、スイープ成功! 対楽天への借金も3に減らしました!(まだまだ勝ち足りないが)

そして長らく目にしていなかった順位表をのぞくと…さささ3位浮上!? ゲーム差なしとはいえ、Aクラス! こりゃ驚きです!
あれだけコロナで離脱者を出し、吉田正を欠き、杉本紅林は不調、宮城も昨年のようには勝てず山本も万全とはいかない中で、借金2で交流戦を迎えられるとは…GWの6連敗の頃には想像もしていませんでした。
これもひとえに昨年活躍できなかった選手の頑張りby我が家の解説者。野手では大城・中川が打撃でも守備でもいいところを見せてくれていますし、頓宮も打点を稼いでいます。ルーキー野口もやっと外野に慣れてきたところでまたショートに戻されるという乱暴な起用にも頑張って応えてくれています。そして、投手ではなんといっても阿部の奮闘が目立ちます。昨年フル回転してくれた富山・吉田凌・山田の復調が見えてこない中、近藤・黒木・本田とそこそこ使える中継ぎが出てきたことは本当に心強い。一時はどうなることかと思っていたブルペンがやっと整備されてきました。
いよいよ交流戦です! 昨年のようにうまくいかないであろうことは覚悟していますが、なんとか借金返済、あわよくば貯金で終えて、吉田正やTの復帰を迎えたいものです!






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プロ野球&連ドラ視聴の日々さまざま。
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