6/10~12 vsT ●●●
青柳だし勝つのは難しいだろうなあ…と予想はしていたものの、吉田正はまだベンチのうえ、2番Tで福宗を分断したスタメンを見た瞬間に「おいおい…」とますますふくらんだ不安は的中。初回から絶好調の大山にタイムリーを打たれた直後、福田がヒットを放つも打線はつながらず無得点。その後も青柳に翻弄されているうちに、山﨑福は5回2アウトからの宗の連続エラーで気持ちが切れてしまったのか大山に特大3ランを打たれ、ここで実質試合終了。 5点差あれば青柳をますます楽にしてしまうだけに、痛すぎるミスでした。どうも宗のエラーは連鎖してしまう傾向にあるような…。その後は宗らしい好守がありましたし、タイムリーも打ったので、気持ちを切り替えてほしいです。 2戦目はマストウィンの山本。復活した福宗中の上位打線で幸先よく先制し、そこから追加点を取れないところが永遠の課題とはいえ、5回に右佐野の出塁からタイ宗リー(byタモンズ)で2点目ゲット。今日の山本の出来なら、8回無失点、あわよくば完封も…なんて余裕をぶっこき、たとえ二塁ランナー安達が投ゴロで飛び出してアウトになろうと、Tが先頭でもチャンスでも三振しようと、野口がサッパリだろうと、寛容でいられたのです。 8回表、2―0。 ツーアウトランナーなしから内野安打で近本出塁。 それでも、まさかここから何か起きるなんて思わへんやん…? なんで、佐野は突っ込んだん…? 突っ込む必要どこにあったん…?? 最低でも一・三塁が、なぜか1点取られてランナー三塁。理解の追いつかない中パスボールであっという間の同点劇。 昨日からいったい何個ミスしとるんですかね…? それでもまだ同点。その裏に先頭杉本が出塁するも、T三振からの安達ゲッツーという、相手にどうぞどうぞと流れを押しつけるような攻撃には萎えました。平野がなんとか四凡に抑えた後の9回裏、伏見の大飛球は惜しくもファールとなり、その後ワンアウトからバントでチャンスを作るも得点できず。10回表は近藤が先頭を出すもバントゲッツーに抑え、いよいよこちらのターンかと思いきや、チグハグな攻撃でまたもサヨナラできず。 そして11回表。最近ちょっと打たれぎみの本田がまたも先頭にヒットを打たれ、そして盗塁→悪送球→外野に転々と転がる間に熊谷一気にホームインという、悪い夢でも見ているかのようなシーンに思わずテレビを消してしまいました。 続くピンチは阿部がまたも見事に消火、渾身のガッツポーズをくりだすも(動画で観た)、いつになったら阿部に勝ち星をつけてあげるのですかね攻撃陣は…。 吉田正がやっと登場してヒットを打って帰っていきましたが、代打で出すとこ他にあったんじゃ? ミスを取り返すような佐野皓のヒットで小田が三塁を陥れ、思わずまたテレビをつけてしまいました。 もう同点間違いなしと思っちゃったんだよ…。 なんでそこで0−2から打ち上げる…? 最後の最後までいいとこなかった福田でした。 昨日から切り替えてヒットと好守備を連発した宗もさすがにこの流れで打てというのは無理でした。 なんとまあ、超満員の京セラドームで情けない試合を披露したものです。あまりの酷さに泣けてきました。 貯金できたと喜んだのが遠い昔のことのよう。ヤクルトの2戦目からずっと流れが悪いです。最後くらいは勝ち星で終わってくれないと、試合のない4日間がつらすぎる…。 というかすかな希望さえ叶えてくれない、それがいったん負のスパイラルに入り込むと抜け出すのに時間がかかりすぎて気がつくとシーズン終了しているオリックス・バファローズ。 宮城の援護運に賭けようという意気込みも初回の攻撃でシナシナになりました。アカン、ガンケル(も)打てそうにない…。 というわけで、宮城が2点取られた時点でチャンネルを変えました。明日は月曜だし昼間から深酒するわけにはいかないので…(༎ຶ ෴ ༎ຶ) よって試合はほとんど観ていないのですが、福永に微妙な初ヒットが出たことと、能見さんの登板で球場を盛り上げたことと、杉本が最後の最後で交流戦首位打者確定のタイムリーを放ってガンケルの完封を阻止したことくらいなんですかね、良かったことといえば。 さてこのようなバッドエンドで交流戦は終了。8勝10敗と借金2個増やしてしまいました。 終わってみれば収穫のない3週間だったような。 吉田正が戻ってきたかと思えばまたベンチウォーマーになっているし、本田が8回に定着したかと思えば打たれ出してるし、杉本も打率こそ戻してきましたがここぞの長打はまだないし、紅林は復調の気配すらないし、野口・福永のルーキーたちはいいアピールをできなかったし…。 イカンイカン。あまりにも酷い一週間を過ごしたせいかネガティブに拍車がかかっています。 幸いなのは今年もパ・リーグが負け越してさほど差が開かなかったこと。なんとか気持ちを切り替えて、再開するリーグ戦で巻き返しを願います! PR
6/7〜9 vsS ○●●
京セラに戻っての交流戦最後の6連戦は優勝争いの正念場でもありました。相手は首位のヤクルト。日本シリーズのお返しだー! …といきたいところでしたが、スタメンを見て、あれ? 3番中川圭太? 吉田正尚は…? まさか、広島戦での併殺を逃れたあの全力疾走でまた足を痛めたのか…? と、試合前から不安がいっぱいでしたが、オリックスのエースに望みを託すしかありません。山岡は初回にランナーを見事な牽制で刺すなど良い立ち上がりでしたが、2点先制した直後に3連続四球で押し出しの1点を取られてしまいます。それでも続く打者をゲッツーに打ち取り難を逃れると、味方の援護もあって7回を投げ切り、さすがと唸らされる投球を見せてくれました。 打線も初回のチャンスに連続三振した時はどうなることかと思いましたが、福田猛打賞に中川が2打点、マッカーシーもよくわからんホームランと上位打線が機能してサイスニードから6得点。カード初戦全勝だったヤクルトにはじめて土をつけました。 2戦目も勢いを持続させ、序盤に先制。ワゲスパックも最高の立ち上がり…確かに立ち上がりは良かったのですが、案の定中盤につかまってしまいます。隙を見せればすぐにつけこんでくるところはさすがのヤクルト打線。昨日のように点差があれば…安達と伏見の存在の大きさをつくづく思い知らされる…。 同点のまま終盤。黒木も近藤も先頭を出してしまう不安定なピッチング、一方こちらはランナーすら出せず。流れは完全にヤクルトへ持っていかれていましたから、本田が失点するのもやむなしでした。9回裏はマクガフ相手にチャンスを作るものの、併殺で試合終了。 やっぱりヤクルトは強いな…と実感させられました。しかも3戦目は打てたためしのない石川が相手。おまけにこちらは増井…。 とはいえ、昨年もヤクルト相手には好投していました。今年も12球団からの勝利&セーブに期する思いがあったのか、頑張ったと思います(期待値よりは)。ただ、相手が悪かったとしか…。それでもチャンスはあったのだから、もう少し何とかできなかったのかとは思いますがね。 それにしても、今回も高津監督の采配にしてやられた感が強いです。いきなりスタメン起用された坂口や奥村がしっかり結果を残す、清水やマクガフを休ませながらここぞで田口を投入する、高津監督の勝負勘には脱帽です。 と、いうわけで直接対決に負け越しオリックスの交流戦連覇はなくなりました。といいますか、もうそれどころでない雰囲気がプンプンするのは気のせいでしょうか…。
6/7
DeNA○ 楽天✕ 巨人✕ ロッテ○ オリックス○ 阪神○ 6/8 日本ハム○ 楽天○ 巨人✕ 中日✕ ヤクルト○ ソフトバンク○
6/3~5 vsC ○○○
数年前から3連敗か3連勝のこのカード。互いのエース同士がぶつかる今年も、そのジンクスは続くでしょうか。 1ラウンド目は大瀬良-田嶋。初回にいきなり中村奨成にタイムリーを打たれた時は、「まさか今年は中村に神られるのか…」と不安がよぎりますが、2回に杉本のヒットから伏見の2ラン(ファールかと思った)が飛び出してすぐに逆転。田嶋は決して調子良くはなく、ランナーを出してばかりいましたが(そして中村には猛打賞を打たれましたが)粘りの投球で追加点を許しません。一方、こちらは4回に太田のタイムリーで1点追加(相手には不運な走塁妨害となりましたが)。さらに5回、杉本敬遠からマッカーシーのタイムリーという最高のかたちで点差は3点に。しかし大瀬良以降の投手からは二度の併殺もあり得点できず。今日は本田・平野の休養日ですからもっと点が欲しいところでしたが、6回から継投したK・阿部・黒木・近藤がしっかりゼロに抑え、ようやくカード初戦を白星で飾ることができました。 今日は田嶋の粘投、頭部打撲の影響を感じさせない伏見の活躍が光ったとはいえ、オリックスの連勝を支えているのは強力になったブルペン陣by我が家の解説者。黒木・近藤という経験者の復帰あり、新星本田の台頭ありと、開幕の頃が嘘のように充実してきました。あとは打線だけ! ということで、山本が投げる2ラウンド目は福宗正杉の打順が復活。相手もエースの森下ですが、4番に復帰してもなお好調を維持している杉本のホームランで幸先よく先制! これは復活したよね? 大丈夫だよね? もう信じていい? 山本はさすがの投球で、相手に得点を許しません。しかしこちらが再三のチャンスを潰していれば、プレッシャーがかかっていくのは当然です。しかも初めての球場で球数も稼がれて、暑さによる疲労もあったでしょう。ですから7回にはじめての四球を出した時点で、少しイヤな予感はしたのです。坂倉のタイムリーは辰巳くらいしか無理だろうという打球だったので仕方ないところはありますが、野口には落ち着いて処理してほしかったですね…。 終盤に逆転されて敗色濃厚の8回表。山本の代打中川が出塁すると、福田バント、宗のヒットで一・三塁と最高のかたちで吉田正に回ります。まだ快音響かせていない吉田正、ここでも一ゴロで「ああああゲッツー!」と頭を抱えましたが、全力疾走が実り、相手リクエストも覆らず一塁セーフでなんとか同点! そしてこうなれば8回のオリックス。代走小田があっさり盗塁を決め、カウントの悪くなった杉本は敬遠。次打者は今日2三振1併殺でいいとこなしのT。そりゃそうなるわ。 左に継投かなあと思ったら森下はそのまま続投。Tは疲れの見え始めた森下の失投を逃しませんでした! うまくレフトに打ち返して逆転成功!! あとは本田・平野で〆るだけ!! …と、そんな甘くはありませんでした。本田は先頭に死球を出すと野間にヒットを打たれ、無死一・三塁の大ピンチ。次は菊池ですからスクイズもあるだろうと同点は覚悟しましたが、空振り三振。次の中村は野間に走られ二・三塁となるも、スライダーを振らせて空振り三振。最後のマクブルームは裏をかくかのように三球で見逃し三振! 本田は同じピンチでも、巨人戦で岡本と対戦した時よりずっと落ち着いて見えました。自分で作ったピンチをしのぎ悠々とベンチに引き上げていくその姿は、まるで平野のよう…。 その平野も不運なヒットでふたりランナーを出しますが、最後は代打長野を打ち取って試合終了。山本はリーグトップの6勝目、ナイターではロッテが敗れなんとこの日もパ・リーグひとり勝ち! ひさびさに順位表を見れば、いつの間にか3位にいる! 借金も1まで減っている!! ここまできたらどっちかサンタテの法則に賭けたい最終ラウンドは、雨天中止かコールドかという雨雲との戦いでもありました。 先発宮城は天候と慣れない球場のせいか、調子は今ひとつに見えました。3回には中村(やっぱり)にタイムリーを打たれ先制されてしまいます。それでも直後、交流戦首位打者・杉本のタイムリーで同点に。画面越しにも伝わるほど激しい雨で、どちらかがリードしていればコールドゲームになったかもしれませんが、5回を過ぎても試合は続行。そして6回、不運なポテンヒットから坂倉に長打を打たれ、勝ち越しされてしまいました。 法則もここまでか。仕方ない。この雨の中宮城はよく頑張った。 と、諦めモードだったのですが、ここからの宮城の踏ん張りが試合の分岐点でした。 続くふたりの打者にランナーを進めさせなかったことで、ここまで2安打の8番上本を敬遠できる状況にできたのです。広島は9番アンダーソンに代打を出さざるを得ず、その代打も抑えたことで点差を1点にとどめることができ、なおかつアンダーソンも降板させることができました。 こうなると勇気が湧いてきます。さらに次の回、先頭Tがストレートの四球になった瞬間、なぜか勝てるような気がしました。これが相性というものでしょうか。かつてのソフトバンクやロッテも、オリックス相手にはきっとこんな気持ちだったに違いない…。 相手のエラーもからみ無死満塁で、紅林そのままかと思いきや代打安達のカードを切った中嶋監督。強気に勝ちを取りに来ていました。それに応えない安達ではない! 見事な右打ち、逆転タイムリー! 中川はちょっと不運な三振だったものの、福田のしぶといスクイズと宗の内野安打でこの回一挙4得点! 吉田正がいなくても打線がつながるところを見せてくれました!(吉田正はたぶん足場の悪さを考慮したのでしょう。バッターボックスで何人も足を滑らせていましたから、欠場して良かったと思いました) あとは近藤・本田・平野と盤石リレーでスイープ成功! な、な、なんとこれで借金完済! 交流戦も3位浮上! ノッてきましたオリックス!! …と、言いたいところですが、次からは圧倒的な強さを見せているヤクルト、さらにはBIGBOSSをサンタテして波に乗る阪神戦が待っています。なんとか五分で持ちこたえて、交流戦を終えてほしいところです。
5/31
巨人✕ ヤクルト○ DeNA○ 楽天✕ 阪神✕ 日本ハム✕ 6/1 ソフトバンク○ ヤクルト✕ DeNA✕ 楽天○ 西武✕ 広島✕ 6/2 巨人○ ヤクルト○ DeNA✕ 楽天✕ 阪神○ 日本ハム✕ 6/3 (予想間に合わず) 6/4 ヤクルト○ DeNA○ ソフトバンク✕ 阪神○ オリックス○ ロッテ✕ 6/5 ヤクルト○ オリックス○ 巨人✕ 楽天○ 中日○ 阪神○ |
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