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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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11/5 vsVEN ○

代表戦はいつも固い雰囲気で始まりますね。とくにこの時期はシーズン後ひと息入れていますし、戦える状態を保ったまま試合に臨めというのも無理があるでしょう。それにしても、日本シリーズ出場したメンバー含めて全員がガチガチでした。
そんな中、気炎を吐いたのは菊池。二度の同点打のうえ猛打賞、代表戦ではいつもめざましい活躍を見せます。
侍ジャパンの5番に座った吉田は、いずれもランナーを置いた打席で4つの外野フライ。飛ばないボールであることに加えて、なぜか吉田の打席になると左投手が出てくるのです。あげくに最後の打席は敬遠です(しかも追加点につながった)。右投手とはいえ、なにゆえ4タコの打者を敬遠…? ベネズエラはなぜここまで吉田を警戒していたのか? 春のメキシコ戦を見ていたのか? それとも2016年のひとり打ちまくってレベルの違いを見せつけた台湾ウィンターリーグか?
いずれにせよ、左を打てないことを露呈してしまったため、今後の起用が気がかりです。終盤のチャンスで左を出されたら、即代打山田か外崎を出してもいいと思うんですけど、選手を借りている立場の稲葉監督には難しい決断ですかね。
山岡は少し悔しいマウンドになってしまいました。登板直後に逆転した時は「さすが山岡の勝ち運(*´∀`)」と喜び、さらにその直後再逆転された時は「さすが山岡の吐き出し( ̄□ ̄;)」と青ざめ、降板後に負けが消えた時には「さすが山岡の負けない運(///∇///)」と、オリックスファンにとっては浮き沈みの激しい試合でありました。リベンジの機会に期待です。
メキシコでは、アメリカ代表のディクソンが抑えで登板していました。9回裏、一発出れば同点のピンチで打者ペゲーロという、オリックスファンにはトラウマが刺激されそうな展開にもかかわらず、しっかり〆てスーパーラウンド進出を決定させました。日本のオリックス陣も頑張って!
ともかくも、相手の自滅につけこんだ逆転勝ちで、侍ジャパンは幸先よいスタートを切りました


11/6 vsPUR ○

高橋礼は打てない! 打てるわけない!
相手のあまりの無抵抗ぶりに眠くなりそうな展開でした。吉田はスタメンをはずれましたし、日本も鈴木の3ラン以降はほぼ見どころなしでしたし。おかげで山本の登板を見逃してしまいました…。
一方その頃、張奕(ジャン・イー)は7回102球無失点の好投。いとこの陽岱鋼は台湾では英雄ですが、きっと張も同じくらいファンが増えたのでは? スーパーラウンドでは、いや来年もオリックスでさらなる活躍を見せてくれるはず。
それにしても、勝ったところで「ここまではあたりまえ」といった扱いしかされないのが侍ジャパンのつらいところ。坂本にようやく当たりが出たとはいえ、選手たちの本来の実力ならばもっとつながってもおかしくないはず。投手力と守備力で勝ち取ったスーパーラウンドですが、慣れた日本の球場でバカスカ打つ侍ジャパンを見てみたいです。あわよくば鈴木と吉田の連発も…。


11/7 vsTPE ○

すでに日本行きを決めている両チームですが、ここでの勝ちがスーパーラウンドに持ち越されるため、捨て試合がない予選というのはよくできたルールだと思います。
すっかり日本の4番らしい威圧感を身につけた鈴木の先制タイムリーから、吉田のタイムリー(どん詰まり…)と続いて、主導権を手にした侍ジャパン。さらには鈴木に2試合連続ホームランが飛び出し、流れはすっかりこちらのものに。先発の今永から大野とつなぎ、再三ピンチを背負うも失点は許しません。さらには山岡・甲斐野・岸という豪華リレーで、ずっと以前から変わらない日本の武器である投手力を見せつけます。当たりのなかった丸にもタイムリーが出て、気分よく日本に帰れます。
試合開始が遅かったこともあって、9回表には力尽きてしまったのですが…朝起きて最後に登板した山本が失点したことを知りました。点差があったからだよね…。はじめての代表戦だしね。これも経験だよね。






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