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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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11/11 vsAUS ○

オリックスの育成選手だったことすら忘れていたジョージの二塁打から先制点を献上した侍ジャパン。新たな日本の4番・鈴木のホームランで追い上げるも、あとが続きません。シーズン終盤の不振をいまだ引きずっているような吉田正尚。このままでは、エンジンがかかる前に大会が終わってしまうぞ…。
しかし、互いに無得点のまま敗色濃厚になってきた7回、先頭の吉田がイチロー打法のヒットで出塁します。ここで稲葉監督は代走周東のカードを切りました。ノーアウト一塁で周東、これが正しい周東の使い方!
その前に源田が牽制死していたこともあり、二盗には慎重になっていた周東でしたが、三振の間に二塁へ進むと、二死になってから果敢に三盗を決めました。そしてバッター源田が選んだのは、意表を突くセーフティスクイズ! 捕球した投手も動揺したのでしょうか、一塁へ投げればアウトでチェンジだったのに本塁へ突っ込み、周東はそのグラブをかいくぐってベースにタッチ!
こうなれば日本のペースです。吉田から始まった流れに棹差して、甲斐野がピシャリと三人で抑えると、その裏には押し出しで勝ち越し。最後はもちろんヤマヤスで〆!
日本、苦しみながらも機動力と投手力、そして相手のミスにつけこむ攻撃で勝ちをもぎとりました。翌朝の紙面を飾ったのは周東と源田ですが、忘れてはならない。最初にヒット打ったのは吉田正尚なのだ!(しつこい)


11/12 vsUSA ●

吉田が打てず、山岡が打たれ、ディクソンが抑える…。
オリックスファンにとっては切ない試合であった…。
プエルトリコ相手に無双した高橋でしたが、アメリカには通用せず。これはアメリカ打線が高橋のような変則投手を苦にしないということなのか、日本チームを対策済みだったということなのか。
いずれにしろ、侍打線が打てなければ話になりません。WBCの時と同様、昨今主流の動く球にやはり対応できませんでした。そんな中気炎を吐いたのは鈴木と浅村。ふたりで全得点を稼ぎましたが、間にはさまれていた吉田が…(TдT) いつになったらライトスタンドへ弾丸ライナーを見せてくれるんだい。あと2試合しかないよ。そりゃ代打松田を出されるよ。
山本は打たれているのに実況席がおかまいなしにベタ褒めするから、失点したらどうするんだとヒヤヒヤでした。
そして9回、1点差にもかかわらず3人であっさりと〆たアメリカの侍・ディクソン。さすがオリックスが誇るクローザー! なんとトレンドワード入り! さらに同時刻、ZOZOマリンで行われていた試合では、台湾のジャン・イーが6回途中無失点の活躍で韓国に完勝! そしてネットに書かれるのだ、「どうしてこんないい選手たちがいるのにオリックスは最下位なの?」…(ヽ´ω`)
あ、アデルはうらやましいくらいめちゃくちゃいいバッターでした。


11/13 vsMEX ○

今永の安定感は素晴らしいですね。先発から甲斐野・山本・山崎と盤石なリレーで、予選から負けなしのメキシコに初めて土をつけました。
打線も初回、不調の坂本のヒットから先制という理想的な展開。結局得点は序盤の3点だけでしたが、投手陣が打たれそうにないこともあって、安心して観戦することができました。
そして外されていた吉田…。先発が左だからという理由だけではなかろう。このままでは出番なしで終わってしまうぞ!
昼間のオーストラリア-アメリカ戦では、アメリカが惜しくも敗れたものの、9回一死満塁のピンチで登場したディクソンが颯爽と2三振。若手主体のチームの中で、ディクソンのようなベテランをよく選出してくれたなあとうれしくなりますね。
日本はお休みの15日も、ディクソンは台湾相手に3セーブ目を挙げました。この日、韓国もメキシコに勝利したことで、日本と韓国の決勝進出が確定。前回のプレミア12で敗れた韓国相手に、2試合連続で戦うことになりました。はてさて、負けても許される消化試合と負けられない本番、いったいどんな試合になることやら? そしてオリックス勢の活躍はいかに?









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