新しいレンジ。
「新しいレンジがほしいな~こわれてくれんかいな~」と思っていた我が家の平成元年(89年)製の電子レンジ。 令和元年、ついに壊れました。 いつもどおりチンしていたら突然、 ボン!!! という音ともに焦げ臭い異臭が…。 「これはヤバイ!」と即コードを引っこ抜き、その週末、電気店に走りました。 電子レンジのない数日間、文明の利器のありがたさをどれだけ感じたことか…。 夫が飲み会の金曜の夜、「ご飯作るのめんどくさいな~」とコンビニに寄り、手に取ったのはパスタ。レジの人にはもちろん「あたためますか?」と訊かれましたが、いつものように「いりません」と答え、店を出て歩くこと数秒後。 (;´༎ຶД༎ຶ`)…レンジなかった…。 ええ、湯煎しましたとも。 そして手に入れたのは、念願のオーブンレンジ! 揚げ物も蒸し物も焼き物も全部できるヤツ!! 増税前で宅配に何日もかかるため、その場でお持ち帰りしました。 設置してみると思いのほか大きくて狭いキッチンがさらに手狭になったうえ、白色が売り切れで赤しかなかったのが残念ですが…。 オーブンを手に入れたら、絶対に作ってみたいものがありました。 それは、「焼きりんご」。 幼い頃に読んだ外国の童話によく登場していました。りんごを丸ごと焼く? なにそれ美味しそう! シナモンという響きも何やら優雅な感じ! どんな味がするんだろう? 読んでいるだけで口につばが湧いてきます。母親に「作って作って!」とせがんだものの、我が家のオーブンはその時壊れていて使えませんでした。なくても困らないため買い替えることもありませんでした。 それから、焼きりんごはずーっと私のあこがれでした。 説明書に付いていたレシピに「焼きりんご」の文字を見た瞬間、当時のことがよみがえり、さっそく焼いてみました。 あいにくシナモンは家にありませんでしたが、レシピどおりにスイッチを押すと、焼き時間「60分」とな。そんなに焼いて黒焦げになったりしないのだろうか? 心配でちょくちょく見に行くも、庫内が広いせいか黒焦げになる様子もありません。 1時間後、ようやくできあがりました。 これ! このシワシワな感じ! 味は…間違ってりんごの切り身を電子レンジにかけたものと大差ないかも…。 でもレンジにかけたりんごが意外においしかったように、これもジュワッと甘ずっぱさが広がります。バターと砂糖をレシピより控えめにしたのであまりスイーツ感はなかったのですが、バニラアイスと合わせたらもっとおいしいかも。 というわけで、30ウン年越しの夢がかないました。 あとは、「オーブンレンジさえあればもっとマシなご飯作れるから!」という言い訳がもうきかなくなったので、レシピ片手にお料理を(週末だけ)頑張っています。 PR |
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