10/4 vsM ●
前日のソフトバンクvs楽天の直接対決はソフトバンクが勝利。ロッテも西武に敗れ、CSはソフトバンクが一歩リードといったところでしょうか。負けられなくなったロッテ相手に挑むのは、復帰登板の宮城。森ではなく若月がマスクでした。ここはいろいろなオプションの試行でしょう。 宮城はややストライクゾーンに苦しむところはあったものの、お試しとしては及第点の5回1失点。それもエラーによるものですから、問題はなさそうです。時折咳き込む様子があったのは気になります…後遺症が長引かなければいいのですが。 打つ方は美馬の前になかなかランナーを溜められず。ようやく5回、押し出しで同点に追いつきます。なお満塁で森が続けなかったのが残念です。まあ、「森でダメなら仕方ない」と思える場面ではありますが。 6回は小木田が抑え、その裏。我が家の解説者が「もう限界やろ」と予言したとおり、美馬からゴンザレスが値千金の2ランホームラン! 誰? マーゴにひき肉パフォーマンス教えたのは! 普段なら「よし、勝ったな!」と思えるのですが、なにせ消化試合中で人がいません。山岡以外なんとも頼りないブルペン陣の中で7回に選ばれたのは横山。前回の好投で多少注目を浴びた招き猫投法ですが、さすがにもう通用しませんでした。あっさり3失点で撃沈。荻野に代打角中を投入するというロッテの采配勝ちでした。代わった吉田凌も2四球で、追加点は許さなかったものの、これでCS生き残りの目はなくなったでしょう。8回にはワゲスパックまで炎上。おいおい…誰もいなくなってしまうぞ…。 10/6・7 vsM ●○ マリンに移動しての2連戦。先発澤村という苦しい台所事情の相手に、二軍で好投していた竹安ならあるいは…と期待したものの、4回途中11安打4失点。こちらもブルペンデーになってしまいました。 代わった漆原も流れを止められず、次の回も打たれて2失点。しかし今日はこの試合だけだったためチャンネルを替えることもできず、「ぐぬぬ」と耐えるしかありませんでした。 4人目の黒木に至っては、先頭四球に始まり連打を浴びて5失点。拙い守備も絡んだとはいえ、野手が集中力を欠くのも無理はないほどボッコボコ。ロッテ打線の爆発ぶりたるや、6人目の打者藤岡が(ボール球を)見逃し三振でようやくワンアウトになった場面をアナが「スリーアウト」と勘違い実況するくらいでした。最終テストだったと思うのですが、なんのためらいもなく不合格を出せる結果になったのは残念です。 最後の村西も1失点し、無失点だったのは横山だけ。なんと21被安打12失点の大敗でした。一方こちらの得点は、ロッテの8人の継投の前に犠飛の1点だけ。スタメンは本番を想定したものと思われますし、先発が打ち込まれたりコロコロ投手が代わったりとやり難さはあったかもしれませんが、それでももうちょっと意地を見せてほしかったというのが本音です。 打席での覇気のなさはまさに数年前までの消化試合といった雰囲気。この空気のままCSに入るのはとっても嫌な予感がします。 と、いうファンの思いをすぐさまどうにかしてくれるのが、今の中嶋オリックス! 試合後に行われたという緊急ミーティングで緩んだネジが締め直されたようです。翌日、初回にセデーニョのヒットに相手エラーも絡んで先制。先発山﨑福がその裏同点に追いつかれてしまうものの、その後はランナーを出しても粘りの投球で勝ち越しを許しません。すると4回、杉本が放った一打はレフト上段のホームラン! ヤマサチは6回1失点でお役御免。7回、小木田が三者凡退で終えると、次の回に森のタイムリーでようやく追加点が入ります。宇田川がこれまた三者凡退に抑えた直後には杉本に今日2本目のホームランが飛び出します。〆はもちろん山岡。あっさり三人で終え、マリン最終戦は快勝! すんごいひさびさに感じる白星! 打つべき人が打ち、抑えるべき人が抑えた、理想的な試合展開でした! 惜しむらくはまったく観られなかったこと…。今年で引退するウグイス嬢の谷保さんへの花束贈呈も含め、リアルタイムで観戦したかった一戦でした。 さて、CS争いはますます面白くなりました。オリックスファンとしてどこが勝ち上がってくるのか気になるのはもちろんですが、今年も最終戦まで目の離せないパ・リーグになったことがいち野球ファンとしてうれしく思います。 ナイターのソフトバンク-楽天は、楽天が先制した直後にソフトバンクが逆転、その後も追加点を重ねるという展開に。立ち直ったスチュワート・ジュニアの前にアウトを重ねる楽天打線に、盛り上がっていた観客席も次第に意気消沈していきました。 しかし6回、二死走者なしから四球・ヒットで一・二塁とすると、辰己に同点3ランが飛び出します! 満員の球場が一気に沸き返りました。しかし継投勝負となったその後は、互いにチャンスをものにできず、試合は12回へ。楽天は酒居以外のベンチ入り選手全員使い切る執念を見せるも得点できず、4時間50分の熱戦は引き分けに。これでソフトバンクのCS行きが決定しました。 最後の1枠はロッテと楽天、最終戦の直接対決で勝った方が手にします。結果如何で2・3位の順位も変動するだけに、昼から夜まで目の離せない10.9になりそうです。 PR |
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