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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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サモア戦も朝4時から。起きて観るつもりでしたが体力が足りずあきらめました。
しかし時折目が覚めて経過をチェックしていました。勝っている、よかったよしよし。
そしてまたスマホをのぞくと、後半39分、6点差!? 1トライ1ゴールで逆転!?
飛び起きてあわててテレビをつけると、すでに試合終了していてハイライトが流れていました…。
夜の再放送でSH流の欠場、堀江のイエローなどいろいろハプニングがあったことを知りました。最後のサモアの追い上げなどリアルタイムで観ていたら心臓がもたなかったかもしれません。
姫野のジャッカルや松田の安定したキックなど見どころはたくさんあったものの、後半早々相手の退場があり数的有利な状況でモールで押されたり2トライを取られたりしたことは気になりました。

最後の相手はアルゼンチン。日本と2勝1敗で並び、勝った方が決勝T進出とわかりやすい構図になりました。アルゼンチンは日本より世界ランクも上、チリ戦は主力を温存しての圧勝、正直勝ち目は薄いかなと感じます。それでも日本の桜たちがエベレストを目指す冒険を最後まで見届けるべく、その時を迎えました。
しかし開始早々、トライを奪われあっという間の7点差。それでも最初のスクラムで押し勝つと、日本が自分たちのペースをつかんだように見えました。得点にはならなかったものの、SH齋藤が後ろに蹴って攻撃につなげるという見せ場もありました。そして前半16分。ファカタバがみずからキックしたボールをつかむと、そのままトライ! 気まぐれにバウンドするはずの楕円形のボールがまるで吸い込まれるようにファカタバの手に収まるという、奇跡のような瞬間でした。コンバージョンも決まって同点に追いつきます。
前半半ば、イエローが与えられ日本がひとり少ない状況に。アルゼンチンはその隙を見逃しません。トライとPGで8点差にされてしまいますが、くらいつく日本。前半終了間際、パスをつないで最後はSH齋藤が決めました!  松田のキックも冴え、1点差で折り返します。
このまま耐えてほしいところですが、後半6分でふたたび8点差にされるトライを決めたのは今日2本目のWTBカレーラス。駆ける速さもさりながら、容易には倒せない身体の強靭さも画面からも伝わってきます。しかし日本も追いすがります。PGを獲得しこれを決めると、見せ場は後半16分。レメキがフィールド中央付近からドロップゴール! 『ノーサイド・ゲーム』で見たやつ!!
2点差!!
ところが興奮冷めやらぬ中、スクラムから出したボールを運ばれ9点差とされてしまいます。勝利のためトライを狙いに行く日本。相手ゴール前でペナルティーを獲得すると、ボールを回して最後はナイカブラが右隅にトライ! 難しい角度も松田が決めてふたたび2点差に!!
残り時間が少なくなってきました。守り抜きかつ得点を必要とする日本。疲労と焦りの色が滲み始めたその隙を、アルゼンチンの風が突っ切っていきました。カレーラスのハットトリックは、わずかに残っていた希望を奪っていきました。
最後は反則からPGを決められ12点差で、ノーサイドとなりました。

2大会連続の決勝T進出はならなかったものの、桜たちは勇敢に戦い抜きました。
それと同時に、世界のトップとはいまだ実力差があることも、思い知らされました。日本が勝てなかったイングランドやアルゼンチンは、点差が示すとおり、追いついても追い越せない堅さと速さがありました。
それでも、追いつけるまでになった日本は、まだまだここで終わるチームではない。
4年後には新たな姿で、今大会で得たレガシーを引き継いで、チームジャパンはふたたびエベレストの頂上に挑むでしょう。その日を楽しみに待ちたいと思います。
ジョセフHC体制は終わりますが、日本大会、そして今大会と、今まで見たことのない新しい景色を見せてくれました。ラグビーの面白さも、奥深さも知ることができました。本当に楽しかったです。







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