10/18 パ★☆B-M セ★☆T-C
いよいよ始まったファイナルステージ。ロッテは怖いほどに勢いつけて乗り込んできましたが、ここは絶対的エース山本が立ちはだかってくれるはず! …が。 先頭荻野の打球を取れずにはじいて内野安打に。さらに藤岡の当たりも山本を超えてセンター前。どちらも山本のフィールディング力なら確実に取れていたはずです。…何かがおかしい。これが試合勘というものなのか。 角中は送りバント。怖いポランコですが、オリックス戦の打率は高くありません。山本なら大丈夫! …じゃなかったー! あっさり打ち返されて2点を献上。ロッテの勢いおそるべし! さらに安田は内野安打、岡にも打たれて満塁、山口のゴロの間にポランコ還って追加点。 え…山本が3失点? しかも初回から? どういうこっちゃ…。と、現実を受け止められないオリファン。 相手先発は美馬。しかしここに来て捕手に松川を入れてくるあたり、イヤな予感がしました。松川には手玉に取られたイメージしかないのです(今年ロッテに相性が良かったのは松川の不在のおかげでもあると思っている)。案の定、19歳のテンポの早いリードにチャンスをもらえぬオリ打線。立ち直ったかと思うと四球でランナーを溜める山本。さらには中川が死球で指を痛める始末。 アカン…ズルズル4連敗する未来しか予想できない…。と、ネガティブに落ちていくオリファン。 しかしこの中川への死球が、バッテリーの計画に狂いを生じさせたようでした。4回裏、ヒットと四球で二死一・二塁。インコースをつけなくなったことで外角を狙った紅林、見事に右方向へ打ち返しタイムリーツーベース! まだ1点差ですが球場の空気はあきらかに変わりました! そして宗はいわゆる「あっち向いてホイ」打法、本人も見失う三塁ベース後方に落ちるヒットで紅林還って同点! しかし勝ち越すことはできず、6回も代わった中森の前に9球で三凡。ちょっとイヤな流れだなあ…との不安は的中。2アウトから荻野にタイムリーを許してしまいます…。どういうこっちゃー! その裏、中森が続投するかと思いきやマウンドは中村稔。右打者が続くところですがオリキラーぶりを買われたのでしょう。しかし勝ち越したことで逆にプレッシャーがかかったのかもしれません。先頭のセデーニョがしっかり四球を選ぶと、続く杉本の当たりは外野の頭を越えていきました! 一生懸命走るセデーニョ! 無事ホームインでふたたびどうてーーーん! 交代した東妻の暴投で無死三塁、ゴンザレスも四球を選び打席は紅林。今度も右打ち成功で勝ち越しーーー!! 火のついた猛牛打線は止まることを知らず。宗のバントで二・三塁にすると、若月のゴロは大きく跳ねてホームへは投げられずもう1点! そして中川がとどめのタイムリーで4点目! 大逆転劇にエースが燃えないはずはない。7回もマウンドに立った山本。犠飛で1点返されるも、ゲッツーで終えてリードは守りました。決して本意ではない、悔しさしか残らないであろう116球。このリベンジは日本シリーズの舞台で果たさねば! 8回は復帰登板の山﨑颯。先頭を出すも後続を抑え、その裏には若月が逆方向のタイムリーツーベースでトドメ! 最後はもちろん平野が(四凡で)〆、逆転勝ちで先勝!! 吉田正尚と能見さんの解説も良かったです。始球式もサプライズでしたし。オリックス戦を地上波で放送してくれるとはすごいなMBS! 試合終了後には名場面集まで流してくれましたし。阪神戦の裏なのに! その阪神も逆転勝ちで先勝。試合はもちろん観ていないのですが、森下のホームランや投手村上のタイムリーなんて、勢いがつきそうな勝ち方です。それに加えてブルペン陣がしっかりリードを守り切る、今年の阪神の強さが詰まった一戦に感じました。 PR |
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