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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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時差がないと平日はリアルタイムで観戦できないし、ハイライトも深夜放送のため観られないという悲しい矛盾に気づきました。

26日。スケートボードは前日の男子に続いて、女子も日本が初代王者に輝きました。13歳って! 岩崎恭子さんが14歳で金メダルを取った時は、自分も14歳だったので「同い年が…すごいなあ…」と情けない自分と対比して感じるところは多くあったのですが、今は当時の大人たちの驚嘆ぶり、熱狂ぶりが理解できます…。
アーチェリー男子団体の3位決定戦、最後の一本で10点を射抜くその集中力には驚嘆しました。あとで動画で観ましたが、結果を知っていてもドキドキしました。
連日メダルの柔道は、エースの大野選手がオリンピック連覇となる金メダル。プレッシャーもあったでしょうが、最後まで礼を忘れない凛とした立ち振る舞いでした。賛否あったオリンピック開催に最大限配慮したインタビュー内容も素晴らしかったです。
女子の芳田選手は3位決定戦に勝利しての銅メダル。キレのある内股でした。本人は悔しさしか残らなかったようですが、はじめてのオリンピックで世界3位は誇れる結果だと思います。
続くは体操男子団体! 終盤は卓球混合ダブルス決勝も始まっていましたが、メダルを争う緊張感に目を離せませんでした。
前回は内村選手を中心に金メダルを獲得したかつてのお家芸。今回は予選1位通過で、途中まで大きなミスなく、ROC・中国に次ぐ3位で最後の鉄棒の演技に挑みました。
最初は萱選手。前回補欠だった悔しさを晴らすように、着地を耐えたあとは大きなガッツポーズが出ました。続く最年少の北園選手も高得点で、最後の橋本選手につなぎます。
離れ技も回転も美しく決まって、ドキドキしながら祈りを送った最後の着地もピタリと止まり、テレビの中もこちらも両手を上げて大騒ぎ。19歳の大逆転を信じて疑いませんでした。
最後の演技者はROCのゆか。橋本選手もそうですが、ナゴルニー選手のメンタルの強さもはかり知れません。高難度の技も着地も最後まで安定していて圧巻でした。祈りながら待っていた得点が出た瞬間、涙して歓喜するROCの選手たちの姿に、相当プレッシャーがあったのだろうなと、日本が負けたことに少し残念だった気持ちも消え去りました。
わずか0.103点及ばなかった日本チーム。しかし今回の若い4名は初出場、次回につながる立派な結果だったと思います。「連覇ならず」の速報はあんまりではないですか。
さて、体操の裏で行われていた卓球混合ダブルスに移動です。
2ゲーム連取され、やっぱり中国の壁は高いのかな…とあきらめかけていたのですが、じゅんみまペアは決して引きませんでした。準々決勝では涙も見せた伊藤選手ですが、この試合ではリードされた途中から目つきが戦闘モードに変わり、相手男子の球も鮮やかに打ち返してゾーンに入ったかのようにどんどんポイントを重ねていきました。接戦を取り続け、逆転して優勝に王手をかけます。しかし6ゲーム目を取られ3-3に。追い込まれたかと思いきや、7ゲーム目はあっという間に8点先取。焦りを隠せない相手が立て直す間も与えずに得点を重ね、いよいよあと1点。
最後決めたのは伊藤選手のサーブ!
日本が卓球の絶対王者中国を超える日が来ようとは!
興奮しすぎて寝つけませんでした!

若干寝不足ですが27日も頑張って観なくては…。
ウェイトリフティング女子の安藤選手の銅メダルは観られませんでした。怪我を抱えつつも最後フラフラになりながら持ち上げ切ったその精神に感服! 天晴! 同じくサーフィンも観ていませんが、決勝戦での波打ち際で膝をついて落胆している五十嵐選手の写真が印象的でした。自然が舞台ですから、得点には実力だけでなくいろいろな要素がかかわってくるのでしょう。だからこそ面白いし悔いも残ってしまうものなのでしょうね。でも男子も女子も東京ではじめて行われた競技で初のメダリストになったことは、本当に誇らしいし素晴らしいです。
日々メダルを獲得し続けている柔道はこの日も男子の永瀬選手が金メダル。相手選手の得意技を警戒しながら、延長戦も粘り続け、最後に技ありを取り切りました。粘りに粘った印象でしたが、柔道はすべての日本選手に延長でもスタミナ負けしない強さが光っています。
13年前、日本じゅうが歓喜に沸いたソフトボール。その時マウンドに立っていた上野選手が今も日本のエースとして君臨していることが驚きです。初回、ピンチを迎えますがベテランらしい落ち着きで切り抜けます。対するアメリカの先発オスターマン投手も日本に得点を与えません。
ようやく点が入ったのは4回。渥美選手のヘッドスライディングが実り、三塁ランナーが還って日本に待望の先制点が入ります。5回には日本でも活躍しているアボット投手から藤田選手がタイムリーを放ち、点差は2点に。しかしもちろん相手は強豪アメリカ。このままで終わるはずはなく、6回に先頭を出塁させると、上野選手から後藤選手に交代します。
今大会のソフトボールの活躍は、リリーフエース後藤選手の存在抜きには語れません。これまでも幾度もピンチを救ってきました。しかし、金メダルをかけたこの大舞台で、やはり緊張やプレッシャーがあったのでしょう。ヒットを打たれピンチを広げてしまいます。そこを救ったのは渥美選手! サードの腕に当たった打球をノーバウンドでキャッチし、そのままランニングスローでセカンドへ! 相手打者も呆気に取られるダブルプレーでチェンジ! ヘッスラ内野安打に超ファインプレー、これはまさに源田!? 渥美たまらん!
これで流れは日本に、と言いたいところですが、最終回となる7回表。日本の3アウト目はアメリカのレフトのホームランキャッチでした。これには敵ながらあっぱれ! 決勝戦にふさわしい好プレーの応酬です。
いよいよ7回裏。マウンドに立ったのは、リエントリーの上野選手でした。解説の宇津木さんも「うーん」と唸る。打順が4番からということもあり、おそらく2アウトまで後藤選手で、最後に上野選手と予想していたのでしょう。しかし本調子でないように見えた後藤選手より、百戦錬磨の上野選手を選択したのだと思います。
そして上野選手は監督の、そして日本の期待を裏切りませんでした。本当になんて強靭なアスリートなのでしょう。最後のファウルフライをキャッチして、宇津木さんと一緒に「キャー!」と叫びました。前回もそうでしたが、宇津木さん最後はいちファンになっていましたね。
宇津木監督と上野選手の涙、そして宇津木監督がアメリカの監督と抱擁して健闘を讃え合っている姿もオリンピックを彩る美しいシーンでした。









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始まる直前までイロイロありすぎて、「なんだかなあ~…」とテンション下がりぎみだった東京オリンピック。
今でも思うところはありますが、戦う選手に罪はない。
毎日熱狂させられています。

開会式はイロイロのせいで何の期待もしていませんでした。もう選手入場と旗の掲揚と選手宣誓と天皇陛下の開会宣言ぐらいで良いんでないかい…と、途中まではながら見だったのですが。
ドラクエの曲とともにギリシャ選手団が入場した瞬間、グワーーン! と胸が熱くなりました。やっぱりドラクエは昂揚感をかきたてられる名曲ですね。そこから、アイルランド選手団のお辞儀、RPGのお姫様に見えたカザフスタンの旗手の登場で、どんどん自分の中でオリンピック熱が燃え上がってきました(ゲーム音楽はドラクエとモンハンくらいしかわかりませんでしたが)。
さらには無観客を逆手に取った、ピクトグラムのパフォーマンス。有観客ならテレビを意識したパントマイムはできなかったでしょうね。序盤で失敗したことで緊張感が増し、視聴者の心をつかんだのではないでしょうか。終わった瞬間、ポンポンポン…と仮装大賞の得点ランプの音が聞こえたのは自分だけではないはず。ちょっとハマってしまって動画を見返してしまいました。

主な競技が24日(土)から始まったため、たっぷり堪能できました。日本勢メダル1号は女子柔道。渡名喜選手のキリっとした表情に魅せられました。初めてのオリンピックで銀メダルは決して悔やむことではないのになあ…。
続く男子の高藤選手は、リオの銅メダルのリベンジを見事に果たしました。井上監督の安堵した様子にはこちらまでホッとしました。
鉄棒一本に賭けた内村選手が落下したり、瀬戸選手が400m個人メドレーで予選敗退したり、楽観視していたところで意外な結果もありました。大舞台の一発勝負のおそろしさ。

25日は男子スケートボードストリートの解説が話題になっていました。決勝だけ観て「鬼ヤバイ」はそこまで感じなかったのですが、言葉遣いはフランクでも技の難易度をきちんと説明してくれるのでわかりやすく、非常に好感の持てる解説でした。選手たちもオリンピックにありがちな悲壮感や緊張感はあまりなく、他の選手が競技している間もみんな一緒に楽しんでいるような、独特の雰囲気がありました。堀米選手はスケボーというスポーツから連想するチャラさはまるで感じず、そのへんにいそうな非常に好青年という印象を受けました。実はアメリカでは有名でメッチャ活躍している人なんですよね…。
期待されていた競泳では大橋選手が女子400m個人メドレーで日本初の金メダル! 力強くて均整の取れた泳ぎでした。怪我や病気で不振にあえいだ大橋選手の苦労が報われたからこその涙は、胸を打つものがありました。
とにかくこの日は朝から晩まで見どころ満載。チャンネルを合わせるのが大変でした。柔道は阿部兄妹の同時金メダル! とにかく強い、このひとことです。先に終えた詩選手がお兄ちゃんの試合を祈りながら見つめ、勝利の瞬間両手を上げて喜ぶ姿も微笑ましかったです。両親やもうひとりのお兄さんだけでも会場に入れたなら良かったのにとつくづく残念でした。

最後は卓球混合ダブルスの決勝進出を見届けて…。
まだ二日間なのにこんなに疲れて、これから大丈夫なのだろうか!?









懐かしい場所を歩いてきました。



(約)20年前、卒論を書くために通っていた中之島図書館。
提出1か月前からは、昼前に起きてごはん食べて、図書館に来て、5時頃空腹に耐えかね淀屋橋駅のミスドに行って糖分を補給し、戻って閉館までこもり、家に帰って夜ごはん食べて、すぐデータが消えるポンコツパソコンで明け方まで卒論書いて…という、今では考えられない集中力で生活していました。
(もっと早く取りかかっておけよという話ですが)
そんな苦い、しかし印象深い場所です。



中之島公会堂。
こちらも良いような悪いような思い出の場所。


思い出はいつもキレイなものばかりじゃない。

それでも、蓋を開けたら後悔ばかり飛び出てくるような箱には入れたくないな。








そろそろふきんを取り替えようかなと、お店に寄ったついでに新しいのを購入しました。

なんとなく青いアマビエ柄に…。

もうひとつ、パッと目についたのは春めいた黄色のパンジー。

あれ? そういえば、どこかで見たような。

帰って戸棚を捜索すると、出てきました。青いパンジーが!

最近こういうの多いなあ…。

まあ、腐るもんじゃなし。と自分に言い聞かせています。







無観客の花園が終わりました。

御所実業は、準々決勝で桐蔭学園の壁に阻まれました。
箱根駅伝と重なっていたので、スマホ画面のネット中継でしか観戦できなかったのですが、思わぬ大差がついてしまいました。
やはり強豪校ばかり相手にしてきて、スタメン選手の疲労は相当なものだったのでしょうね…。
今回は惜しい結果となりましたが、悲願の全国制覇へ、竹田監督の挑戦をこれからも応援し続けます。

同じ準々決勝、東福岡と大阪仰星の試合では、終わらない延長戦に釘付けでした。いろいろな条件が重なったこともありますが、48分などという時計は少ない経験ながら見たことがありません。
「敵と味方ではなく、最後は30人で試合をしているような感覚」という選手のコメントがすべてです。反則を許されず緊張感ある攻防のはずなのに、その長い長い時間は勝敗などもう関係なく、全員がハイレベルのラグビーを楽しんでいるかのような、観ている者にまでそれが伝わってくるような時間でした。ノーサイドを迎えた瞬間、選手の表情には笑顔と涙の他に充実感も見えました。結果的には抽選で勝敗は分かれたものの、この試合を演出した両校全員が勝者であったと思います。

この場で声を枯らして応援したかったであろう家族や控え部員は、いかほど無念であったろうか。
選手や監督の声が響く以外は静かなグラウンド、それでも最後まで無観客を忘れるような熱い戦いを見せてくれました。
桐蔭学園は強かった。京都成章もあと一歩でした。どのチームもそれぞれ個性があって、改めて高校ラグビーは面白いと感じました。
明日は大学ラグビーです。天理大が初優勝なるか、こちらも楽しみです。

花園は無事日程を終えたものの、同時期に開催されていた高校バスケやバレーにはコロナの影響で辞退や棄権が相次ぎました。
大相撲初場所も始まりましたが、たくさんの休場力士が出ています。
緊急事態宣言はすでに発令されていますが、昨年のように街中の様子が大きく変わることはないでしょう。コロナにかかることよりコロナによって経済が停滞する方を怖れる人が大半で、過半数の意見が社会の構図となるのだから。

情報化社会は多くの情報を与えてくれますが、こちらで受け取る情報を選べることはメリットでもありデメリットでもあります。
精神的に疲弊する情報は、いつからか切り棄てるようになっていました。
それでも忘れてはならないこと。
疫病に苛まれる日々があたりまえになりつつある世の中で、見えない誰かの頑張りが「あたりまえ」にならないこと。
捧げるのは感謝だけではなく、努力。
見返りも目に見える結果もないけれど、頑張れる誰かのひとりになれるように。







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