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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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古都華!
奈良県産ではあすかルビーしか食したことがなかったのですが、これはいつぞやにテレビで紹介されてから有名になったみたいです。

話題になるのもわかります。今まで食べたいちごより甘くて濃厚でおいしい!
箱買いすればよかった…。



ちなみにこちらは、少し前に抽選で当たった長野県産のいちご(ブランド名忘れた)。
どちらも争奪戦になりました。

大粒をがぶりといくのが春のしあわせ…。










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難波の初春は、浴衣と雪駄と鬢付け油の香りでにぎわうはずでした。
せめて中止にならず良かったというべきか。
しかし無観客開催の中継が、これほどむなしいものとは思いませんでした。

がらんとした会場、土俵がポツン。土俵入りで力士が呼ばれるたび沸き起こっていた歓声はなく、ただ柝の音が響くのみ。取組でも、時間になっても静かで引きの映像もないからいつの間にか始まっていて、立ち合いを見逃してしまう始末。呼び出しや行司の声も鮮明で、ぶつかり合う痛々しい音まで聞こえてきます。なんなら高安のうめき声までリアルでした。

ただ、この静けさにより、今までは意識していなかったあれこれを知ることができました。
それにはNHKの頑張りが大きいです。土俵に迷惑をかけないようアクリル板を貼った放送席から、歓声がないことによって聞こえてくる数々の所作の説明をしてくれました。また合間合間で読み上げられる応援メッセージも、盛り下がった視聴者の心をふたたび盛り上げてくれました。
さらに、外食できない力士が持参する弁当を相撲協会の公式Twitterが紹介したところ、あまりのレベルの高さにバズっていました。
普段はスルーされているいろんなことが注目されたのは、怪我の功名というものでしょうか。

もちろん、もっとも評価すべきなのは無観客の中で取組を続けなければならなかった力士たちの奮闘です。
誰かが独走したり上位力士の休場が相次いだりすると、たとえ観客がいてもつまらない場所となったでしょう。
両横綱が優勝を争い、一人大関の貴景勝は成績こそ振るいませんでしたが休むことなく、大関取りに挑んだ朝乃山が期待どおりに白星を重ね、平幕が先場所に続いて優勝争いにからみ、炎鵬が派手な相撲で勝ち、新入幕のサラブレッドが将来に期待を抱かせ…。
これで観客が入っていれば、と思わないでもありませんが、ボルテージの上がらないこの状況で、力士たちはなかなか見ごたえのある十五日間にしてくれたのではないでしょうか。

場所中には千代丸が高熱により休場し、ドキリとさせられた時もありました。万が一コロナの感染者が出た場合は、場所中であっても即座に中止という規定でした。幸いにしてコロナは陰性だったものの、結果を待つ間の関係者の心労はいかばかりであったことか。いや、誰よりも不安だったのは千代丸自身でしょう。

このところの相撲協会にも八角理事長にも良い印象を持ったことがないのですが、初日の協会あいさつはちょっと感動してしまいました。
最近すっかり忘れていましたが、相撲はもともと神事でした。四股は、邪悪なものを地面の中に押し込める力があり、横綱土俵入りは世の中の平安を祈願するものであること。そして、力士は健康な体の象徴。この言葉を聞いた後に見る大相撲の一連の所作は、静けさの中もあって、本来の意味により近い神聖なるものに映りました。柝の音が鳴るたび、行事の声が響くたび、そして力士が四股を踏むたび、そこにこの世の平安への祈りを捧げずにはいられませんでした。

十五日経って、平安はいまだ訪れてはいません。
それでも、この国に春を告げる場所が終わるとともに、春はいつもと変わらずやってきました。

早く「いつもの」日々が戻りますように。
二ヶ月後の東京で、「いつもの」相撲中継が行われますように。






新型コロナウイルスが最初に報道された時は、まさに対岸の火事でした。
日本で初の感染者が出た時も、やはり身近には感じませんでした。10年程前の新型インフル騒動の時は時間が経つにつれなんとなく収束していったので、これも「そのうちおさまるだろう」と軽く考えていました。
いよいよ「大変なことになった」と感じたのは、地元で感染者が確認されマスクが店頭から消えてからです。

1ヶ月経ってもまったくおさまる気配がないどころか、事態はますます深刻化しています。
新型インフルの時もマスクがまったく売っておらず、職場がマスク必須化されたこともあって仕方なくネットで相場より遥か高い値段で購入したのですが、ウイルスが全国的に広がっている今回は本当にもうどこにもありません。そんなことからも、この10年で市場が大きく変化していることを感じます。
ちなみに新型インフルの時に入手した高値の箱入りマスクは、ほとんど使わないうちに職場も世間も誰もマスクをしなくなっていましたが、今回はそうもいかないでしょう。

朝も夜も、ニュースはコロナのことばかり。
「マスクは意味がない」「いや、意味はある」「使い捨てマスクは洗って使おう」「いや、再利用できない」
いろんな人がいろんなことを言うものだから、何を信じてよいのやら。

無知で考えナシの自分ですが、それでもわかりましたよ。
トイレットペーパーはマスクと違って国産だから、供給がなくならないことくらい。
すぐに「デマです」「あります」「大丈夫です」と、メーカーからも政府からも発表されましたが、時すでに遅し。
週末にしか買い物できないので、「そろそろ買い足しておくか」と考えていた矢先です。
トイレットペーパーだけでなくティッシュもキッチンペーパーも、何もかもが売り切れ。
どういうこっちゃ。

デマが流れるやいなや買いに走った人が、みんなそのデマを信じたとは思えません。
「デマを信じた人が買いだめしたら困る」と不安になってお店に行った人が大半なのではないでしょうか。

テレビをつければ、
「ご覧ください! 紙製品の棚が空っぽです! 入荷未定と書いてあります!」
「海外でもトイレットペーパーを買うための行列ができています!」
刺激的な映像をトップで流しておいてから、「冷静な行動を」と語っても意味がありません。デマを流した人よりも悪質だと感じます。もっと報道すべきことがあるでしょう。
このまま買えなかったらどうしてくれるのよ。すずさんみたいにチラシをもんで落とし紙にするしかないわ。

…いや、震災の時にわかっていたはずなんですけどね。買いたいものがあればすぐに買えるという状況が、どれほどありがたいことなのか。
さらに、「マスクがないと言っているあなた! 非常用持ち出し袋を開けてみましょう!」という言葉を見かけて、探してみたら、ありました。そして使用期限が切れているアレコレも、ついでに整理しました。
非日常というものは、ある日突然やってくるようでいて、実はひたひたと迫りくるものです。
常に備えを大切にしようと思いながら、日々の安楽に身をゆだねて忘れてしまう。ダメなところです。









どこにも行けなかったので、明日の朝ごはんのパンを買おうと仕事帰りに立ち寄ったパン屋さんで見つけたアーモンドチョコ。
「これ今日はよく出たのよ~」とレジを打っていたお店のおばあちゃん。
最後のパンを打ってレジに表示された金額は、ちょうど1000円。
「ピタリ賞! 何かあげなきゃね!」
小さいパウンドケーキをおまけしてくれました。
やったー! 自分用も手に入りました。






温泉に行きたい…。

めっきりパフォーマンスの落ちたお肌を抱え、ため息ばかりの毎日。
この鬱屈を晴らすには、やっぱり温泉しかない!

しかし日帰り温泉となると、アシが公共交通機関しかない我が身では選択肢が狭まる。スーパー銭湯では味気ない。十津川温泉を体験して以来、贅沢になってしまっています。

行く先を求めぼんやり地図を眺めていると…。

名張方面に、その名も「榊原温泉口」なる駅が。
近鉄一本で行ける温泉地がこんなところに!
さっそくリサーチしてみると、かの清少納言が有馬・玉造とならべて三大温泉と評しているほどの名湯ではありませんか。しかも、日帰り温泉施設は駅まで送迎してくれるうえに、源泉かけ流し。これは行ってみるべし!



来ました。

なんというか…。

静かです。



まあ、気を取り直して、隣の温泉施設へ。
2時間1000円。受付で作務衣をもらい、更衣室で着替えて、階下のお風呂へ。

源泉風呂・加温風呂・露天風呂とあります。
HPには、源泉→加温→露天の順で入ると良いとありました。しかし、この源泉風呂が、31.2度。冷たい。いきなり入れない。よって順番を違えて、まずは加温であったまる。
ぬるぬるして、気持ちいい。良い質のお湯です。
ぬくもってからは行ったり来たり。何人ものお客さんが出たり入ったりしていきましたが、2時間消費しないともったいない! の気持ちで粘ります。しかしさすがに身体がふやけてきたので、ギブアップ。
化粧をするのがもったいないほど、枯れたお肌がトゥルットゥル(当社比)。
まんぞくまんぞく。

牛乳を飲んでひと休みしたあとは、隣のホテルでお昼ご飯。



月替わりの朔弁当。このボリューム!
もちろんデザートまで完食しましたが。

送迎バスまで時間があるので、近くを散策してみました。



林性寺。猫が描かれているというめずらしい涅槃図があるそうですが、公開は3月の数日間だけのよう。



射山神社は縁結びで有名なようです。お伊勢参りが盛んな頃には、温泉大明神としてにぎわっていたのだとか。

少し歩いただけでも、温泉街というには活気のなさが気になりました。
温泉施設が点在しているだけでこれといった目玉がなく、伊勢神宮の宿にするにはやや距離があって不便で、といって温泉だけのために立ち寄るお客もそうそういないのでしょうが…。
近鉄電車でも榊原温泉が宣伝されているのを見たことありませんでしたし。

しかし声を大にして言いたい。

せっかくこんないいお湯があるのに! もったいない!!

またお肌が疲れてきたら、ちょっと奮発して榊原温泉に行きたいと思います。




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