5/16~18 vsM △●●
今は順位を気にする時期ではない…と思いながらも、やはり負けたくはない首位攻防戦。初戦を任された宮城。初回に折れたバットが身体に直撃するも、冷静にアウトを取ってピンチを脱します。すると3回、相方の紅林が今季1号ホームランを放ち先制点をプレゼント。しかし4回、連打からゴロの間に同点を許してしまいます。あとで映像で観たのですが、バットが当たったのか左手首がかなり赤くなっていました。そんな状況でも7回を投げ切った宮城はさすがです。勝ちをつけてあげてほしかったです。 打線は種市相手にほぼなすすべなし。なんと9回を投げ切らせてしまいました…。 同点のまま試合はまたも延長へ。8回から阿部→本田→山﨑颯→平野→ワゲスパックと、こちらが無失点で凌げば、相手にも益田→ペルドモ→西村で抑え込まれ、またも12回ドロー…(ヽ´ω`) 斬りこみ隊長である茶野の調子が落ちてくるとこうなってしまいます。日曜は6タコ、今日も5タコ。疲労も溜まってくる頃でしょう。 ということでさっそく打順を8番に落としてきた中嶋監督。そして森が昇格。まだ10日経っていないのですが、Tが特例抹消され代替選手としての登録という裏ワザ的復帰でした。Tも昇格した日のタイムリーだけでしたね…そんな気はしていたが…。 屋外球場が得意でロッテもお得意様のはずの田嶋でしたが、この日は打たれ出すと止まらない炎上たじーバージョンでした。途中からイライラして観るのをやめたのですが、見どころは誰も打たないと打つゴンザレスのホームランくらいでしたかね…。あと、打球が三塁ベースに当たってタイムリーになるという悲惨な事態もありました。 なんとか1勝してドローで終えたいこのカード、最終戦はなんと捕手に石川を起用。若月の蓄積疲労が顕著でしたし、前日途中交代していたのでなんとなく予想はしていましたが、意外にヤマサチと相性が良かったのか、突発性炎上病も起きることなく、6回途中2失点と無難にまとめてくれました。 しかしこれもめぐりあわせなのか、とにかく今は流れが悪い。打線は森が帰ってきてもまだまだ低調、9回に1点を返すのがやっとの状態。しかもなまじっか攻め込んだせいで、途中から登板した益田に100セーブを達成させてあげるという、優しいメモリアルオリックス。 宜保のファインプレーを頓宮が取り切れず失点につながったり、宗はどこか悪いのか三塁を守ったゴンザレスが慣れないマリンで落球をくり返したり、2日連続で三塁ベースに嫌われたり、ツキもありませんでした。ヤマサチは2敗目、チームもカード勝ちなしで、ロッテに首位を明け渡しただけでなくゲーム差を1に広げられてしまいました。 見どころは、ライン上を転がる打球にグラブでパタパタ風を送ってファウルにしようとする可愛いヤマサチだけでしたね…。 あと、ロッテ寄り解説(西村元監督)もイライラに加速をつけました。オリックス推しのBS松竹東急で実況は大前さんなのだからオリックス応援放送のはずなのに、なんで終始ロッテ目線で語るのかね…次からは野田さんや星野さんでお願いしたいです! さて、17日には鈴木とG廣岡のトレード発表がありました。いまだにK、と呼んでしまいますが、鈴木も中継ぎとして花開きそうな時期はあったのですけれどもね…なかなか安定しませんでしたね…。数年前の交流戦で原監督が鈴木を褒めていたので、その時の印象が強かったのかもしれません。中継ぎに苦労している巨人から求められての移籍ですから、頑張ってほしいです。 一方、廣岡は智辯学園出身。地元ですし、内野手不足のオリックスを救う活躍を期待します。石岡だって、彼のおかげで得たあの1勝がなければ優勝はなかったのですから。 5/19~21 vsF ●●○ 「大阪代表バファローズ高校」と銘打ったイベント3連戦。日ハムさん、あのユニフォームでやってきたのね…。なんだか野球漫画に出てくる強豪校(高校名はカタカナ)みたいな威圧感がありますね…。 金曜の試合前には智辯学園ブラスバンド部の演奏がありました。智辯出身の選手がいないのは残念だと思っていたら、ばっちりのタイミングで廣岡が移籍。さすがに即一軍はありませんでしたが、廣岡へのエールを送ってくれました。ちょっと感動。 …が、試合内容は高校生もきっと退屈だったであろうゼロ行進。今のチーム状態で加藤を打てるはずがないという予想を覆すことなく、ハイスピードで凡退をくり返すオリックス打線。2回に相手のエラーも絡んで無死二塁となりますが、本日昇格即スタメンのセデーニョが内野フライ、紅林・茶野も打ち取られ、果たしてチャンスだったのかどうかもわからない結果に。5回も紅林がヒットを打つも、茶野がストライクを見送ったタイミングでなぜかスタートを切っており二塁アウト、茶野も三振で終わり。どちらかがサインを間違えたとしか思えない不可解な攻撃でした。 一方、比較的日ハムを苦手としている先発陣が多い中、唯一といってもいい日ハムキラーの山岡は快投でした。援護の見込めない中、捕手に復帰した森との相性も良く、ランナーを出しても三振を奪って得点を与えません。しかし80球を超えると乱れてしまう最近の山岡、6回から本田に継投。2回をしっかり抑えるも、8回に登板した阿部が先頭に四球を出し、意表をつくアルカンタラのセーフティでランナーを溜めてしまうと、代打ハンソンに来日初安打のタイムリーを許してしまいます。 たった1点、しかし今日の加藤相手に1点は重すぎました。中5日の登板だったからか9回は田中が登板しましたが、「なんとか森まで繋いでくれ!」という願いも虚しく、1番から始まる攻撃も三者凡退で試合終了。 …なんてこった。 ちょっと前まで「先発全員安打!」とはしゃいでいたはずなのだが…。 まあ、打線は水物とはよくいったもの。ずっと好調なはずがありません。今が底の底なはず。昨年までを思えば、5月中盤まで3連敗していなかったことがまず異例なのです。 そして山本なら、きっと連敗を止めてくれるはず! のはずが。 あれ…? 先発竹安…? あわてて公示を見ると、発熱による特例抹消!! ついでにゴンザレスも足指骨折!!?? ((((;゚Д゚)))) これはまずいぞ…。 試練が始まったぞ…。 というわけで、試合前の履正社高校の応援も耳に入ってきませんでした。 困った時はいつも助けてくれた竹安ですが、初回から満塁のピンチを何とか凌ぐも、2回表、先頭にボール3つを投げたところで違和感を訴え降板。怪我明けでようやく二軍で投げ始めたところでしたし、本来ならもう少しじっくり調整すべき状態だったのでしょうね…。重傷にならなければ良いのですが…。 緊急登板の投手が緊急降板し、第二緊急登板に選ばれたのが山田。以前に同じような緊急事態でピンチを救ってくれたことがありましたが、さすがに今日は準備不足だったのでしょう。不調の野村にタイムリーを許してしまいます。それでもその後は追加点を許さず2.1回を投げ切りました。 一方、問題はやっぱり打線。北山ならなんとか糸口を見つけられるのではないかという淡い期待も、今の絶不調打線には荷が重い話でした。ランナーは出せども点は入らず。そうこうしている間に村西が決して当たってはいるわけではない相手打者にホームランやタイムリーをくらって計3失点。こちらは犠飛で1点返すのがやっとの状態。悲しくなって鈴木の巨人初登板にチャンネルを合わせ現実逃避していました…。 8回にはようやく頓宮・若月で2点差に追い上げるも、代打セデーニョを送ったところで宮西が登板、初見で打てるわけもなくジ・エンド。9回はもちろん田中正義の前に手も足も出ず三者凡退。 …4連敗(›꒪⌓︎꒪‹) 昨年までならこういうチームの停滞時、来田や元など二軍の活きのいい若手を上げてカンフル剤にしていましたが、今はそんな若手もいません。内藤は手術してしまったし…。 というわけで、さしあたり廣岡が登録された日曜日。しかし石岡と違って内野は連携が必要ですし、さすがにスタメンはありませんでした。 バファローズ高校最終日のゲストは大阪桐蔭吹奏楽部。今日は試合前のパフォーマンスのみならず、試合中も応援団とコラボしてくれるという豪華イベントが待っています。4年前は勝利を見せられなかった(OB中田翔にいいところを持っていかれた)高校生たちに、今日こそは報いなければならぬ! 相手先発は前回なぜか右打者多めのスタメンで攻略できなかった変則右腕の鈴木。初回は三者凡退に終わったものの、2回、頓宮がヒットで出ると西野も続き、打席はセデーニョ。 試合前は「DHセデーニョ!? 左の福田がいるのに何故!? せめて若月じゃないか!?」と、8割、いや9割方「打たない」と決めつけていたオリファン。ベンチからタイムをかけた後の3球目、とらえた打球はセンターオーバー! …さすが中嶋監督です、ハイ。脱帽です。 さらには小田にもタイムリーが出て3点先制! とってもひさびさな気がするこの響き! 3回には宗の二塁打の後、中川がバント失敗するものの、森が後輩の応援に応える(ポテン)タイムリー! さらに西野にもタイムリーが出て5-0!! なんだか今日はいけそうな気がしてきました。 こちらの先発はコットン。試合前は3回もてば充分くらいの期待値でしたが、4回もマウンドに立った時は、日ハムには相性が良さそうだし点差もあるし楽に投げ切ってくれるだろうと考えを変えていました。 しかし、万波に長打をくらうと、大阪桐蔭OBの福田の打球は無情にもバックスクリーンへ…( ̄□ ̄;) まだ3点リードはありますが、スパッとコットンを降ろしたベンチ。「相手の勢いを削ぐには比嘉しかないんや!」と我が家の解説者が力説したとおり、比嘉が後続を断つと次の回、ランナーふたりを置いて中川に打った瞬間の一発が飛び出します! PL出身の中川がかつてのライバル大阪桐蔭の応援を浴びながら打ったこと、相手バッテリーが伏見・齋藤綱記という元オリックス勢だったこと、あらゆる背景が劇的なスリーランでした。 5回には本田が1点失うものの、その裏さらに2点追加でなんと今季最多の10得点! その後は黒木が2回を無失点。8回に阿部が万波に一発くらってしまいますが、最後は山﨑颯が〆てようやく連敗ストップ! しかも快勝!! いつも以上に気分が良い!!! タガが外れたように打ちまくった打線は13安打。不調だった茶野や宗にもヒットが出ましたし、これで悪い流れが断ち切られると良いのですが…。 ブラスバンドも素晴らしかったです。あんなにたくさん応援歌があるのにすべて美しいハーモニーで奏でてくれて、感激度が倍増しました。チャンテの琉球バージョンも見事でしたが、最高だったのはなんといっても吉田正尚の境地バージョン! すかさずそれに触れた大前さんもさすがです! また来てほしいなあ。 真っ黒週間は回避したものの、宮城降格・山本離脱と危機的状況は続いています。杉本が二軍で復帰したものの昇格はまだ少し先のようですし、なんとか調子を上げて交流戦に入ってほしいものです。 PR |
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