6/24 vsH ●
…この流れで負けますかね…。 難敵バンデンハークから小島・若月ら伏兵の活躍もあって4得点、田嶋が粘りながらも最少失点に抑えて折り返し。内川のホームランは、ありゃ相手を誉めるしかない。ただそれまでもかなり神経を使いながら投げていたことが伝わっていたので、続く柳田に長打を打たれたところで交代かな、と思ったら、続投。が、やっぱりデスパイネにも打たれ。しかしまだ1点勝っているし、これも田嶋にとって経験と思えばやむなしか。 で。 なぜ、黒木? なぜ、黒木?? もう答えは出ているとばかり思っていたのですが…。 こういうの、黒木にとってプラスになることはありえませんね、決して。 そもそも勝ちパターンに定着しつつあった黒木を、昨年無茶使いしてダメにした事実をお忘れなんですかねって話です。 悲しくなって買い物に出て、帰る頃には試合終了しているだろうと思いきや、まだ終わっていなかった。増井劇場もサヨナラのチャンスで安達ゲッツーも見ずに済んだといえば済んだのですが。 しかし武田のドストライク送球は見ることができました。 この流れ、こりゃ次でサヨナラやと思うやん? 先頭小島が四球を選んで、駿太が苦手なバントを決めて、西野がヒットでつないで、ここまで来たらサヨナラ間違いなしやと思うやん? しかもさっき併殺打った安達、ここは汚名返上してくれると思うやん? まさかの初球打ち! しかもあわやピッチャーライナーの投ゴロかーい! おまけに寺原の足に打球が直撃して投手交代。ううう…。タラレバですが、寺原続投ならチャンスあったと思うんだよな…。 投手は嘉弥真に交代。代打大城? え、吉田正は? もうおらんの? 8回裏一死ランナーなしで使ってた!!?? なんじゃそりゃ!!! 嘉弥真の右打者の被打率は.000。左のほうがやや高い。左ならTがまだ残っていたのですが…彼の信頼度はもはや大城以下なのか…。 やはり打ちにくそうにしていた大城がそのまま打ち取られて、次の回柳田にブチ込まれて、終わり。 回またぎの比嘉を攻めるのは酷かもしれませんが、どうして最後の最後でストライク投げるかな…。途中まで四球でもOKという配球に見えましたが、追い込んで欲が出たのかな…よりにもよって柳田相手に…。 でもって、与太話ですが、7回裏の二死三塁の場面での小島の一ゴロはありゃファールですね。当たってないのに走らないのはハッタリと判断されたってことですかね。あれリクエスト要件に入らないのですね。チャンスだったしタイムリー打った小島だったし、タラレバ言いたくなってしまうんですよね。早く忘れたいのはやまやまなのですが、どうしても誤審には神経質になってしまうんですよね。 6/26 vsL ○△● このイヤ~な流れを断ち切った、さすがアルバース先生! 一死一・二塁でも一死三塁でも得点できないジメジメ野手陣、一死一塁から次打者若月の場面でバント選択という謎采配をものともせず、相手打者を手玉に取りました。 ただきっちりと球数を稼ぐあたりはさすが西武打線。ちょうど100球の1点差で黒木を登板させた場面は、「いいかげんにしろ(最大フォント)」と書かなければいけなくなると覚悟しましたが幸いにも無失点。9回に控えの大城がダメ押し点を入れ、増井が抑えて連敗ストップ。 翌日は最近連発中のロメロが先制2ランを放つもその後のチャンスで無得点だったことがあとあとまで響きました。しかしこのところ絶不調のおかわりにおかわりさせる金子はいかがなものかと思う。勝てた試合だと思うのですがね。 最近延長ばかりで中継ぎ陣がフル回転ですが、勝ち試合はひとつもないという…。 勝ち越したい3戦目はもうそろそろ結果を出してほしい山岡…ですが、やっぱりダメでした。 今季まるで相手にならなかった多和田から先制したのに、追い込んでいながら打たれて逆転。次の回も性懲りなく追加点を献上。連打で1点差に追い上げた直後に2被弾。…なんなんでしょう。解説には「追い込んでから変化球を振ってくれない、おかしいなと思うべき」などと若月がボロカスに評されていましたが、変化球のクセを見抜かれているのかもしれません。 まあ、考えようによっては、おそらく休養日であっただろう勝ちパターン以外の投手を接戦で出して打たれて負けるなどという展開にならずに済んだのかもしれません(THISISネガティブ思考)。想定どおり本日昇格の齋藤・金田が登板しました。貴重な変則左腕の齋藤でしたが、左の源田に四球を与えたのはもったいなかったですね。そして浅村からのキツイところで交代した金田が打たれ止まらないという、この期に及んで5得点の猛攻を浴び、もはや『ガラスの仮面』の白目状態。最後はお目覚め山川のホームランで、9回を前になんと9点差。嗚呼、おそるべし山賊打線。しばらく当たらなくてよかった。 で、アッサリ終わるかと思った9回表でしたが、なぜかこの日粘っていい働きをしていた大城がこの打席でも10球目で四球を選択。いつもこのくらい存在感を示してくれたら毎試合スタメンだと思うのですが…。そこからなぜかオリ打線が爆発。後藤にまで今季初ヒット、初タイムリーが出て(そういや外国人投手には強かった)、〆はTの満塁ホームラン。いや、楽しかったよ、最後は楽しめたけれどもよ。Tよ、打つべきところがあったであろう。中島が負傷して間があいたけれども、あそこは畳みかける場面であったろう。なぜここで打ち、あそこで打てないのだ…。 ここぞの場面でいかにノンプレッシャーの境地になれるか、Tにとってはもはや永遠の命題。 中島は肉離れとのことなので、復帰に時間がかかるでしょう。小田に続いて、小谷野が降格したこのタイミングとは…。吉田正が元気にDHで復帰しているのは救いですが、あいかわらずペラペラの選手層で中島も必要なピースであったことは否めません。マレーロが起爆剤になることを祈ります。 6/29~7/1 vsF ○●○ ようやく本来のコントロールを取り戻した感のある西ですが、さすがにもう少し援護がないと苦しくなりますかね。せめて100球以上は投げてほしかったのですが。途中まで完投ペースだっただけに、いくら勝ちパターンが休養日をはさんでいたといってももったいなかったです。 それにしても吉田一・山本・増井の新勝利の方程式は安定感があります。そしてこの日、増井が12球団セーブを達成。古巣札幌ドームで少し控えめなヒーローインタビューでしたが、日ハムファンからも大きな拍手が送られていました。移籍選手にありがちなブーイングでなくてよかったです。 翌日の先発は山崎福。昨年日ハム相手に完封勝利した福、試合中に札ドから宿舎へ強制送還された福、いずれの福か。と、期待と不安半分ずつ抱えながらL今井を見ていたら、いつの間にか降板していました。最後のほうもベンチにいたので、追い出されはなかったようですね。へー。 その後を敗戦処理の面々が無失点に抑えただけに、Tの離脱でますます貧弱になった打線の決定力不足が響きました。豆腐メンタルだのニゴロ量産機だの槍玉にあげていても、やはりオリックスにTは必要なのだ…。 勝てば3位浮上の日曜日、初勝利挑戦10回目のディクソン。持ち味の低めを狙う投球が冴えていました。持ち駒不足で試行錯誤の日替わり打線がこの日は的中。前日のエラーまがいで信頼を失った感のある小島をはずして起用された福田が大当たり。三番西野も機能しましたし、一から四番までは固定できそうな雰囲気です。 しかしこの日も6点を取りながら、勝ちパターンを登板させるはめになってしまいました。先発完投が今シーズン一度もないのですが、このままだといくら6月防御率1点台と絶好調の中継ぎ陣でも、そろそろ疲労が蓄積してきそうです。とくに増井は(おそらく山本も)オールスターに出場しますし。 (結果)37勝34敗3分 貯金キープ 交流戦を終えて、パ・リーグはさらなる大混戦。 3位に3チームが並び、5チームがAクラスという前代未聞の順位表になってしまいました。首位西武も一時の勢いを失っており、その差は4G。楽天を除く全チームが優勝を射程圏内にとらえています。 来週からはその3位の座を争うロッテ・ソフトバンク戦が続きます。ひとつ貯金を減らすと、すわBクラス陥落! オールスターまでは凄絶デッドヒート! ここにきて離脱が相次ぎ、ペランペランの選手層で、オリ達はどこまで持ちこたえられるでしょうか。野手・投手ともになんとかうまいやりくりをして、この試練を切り抜けてくれるよう望みます。 PR |
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