7/2 vsベルギー ●
朝起きて、スマホを開いて、真っ先に飛び込んできた見出し。 「日本、逆転負け」 「負け」は予想していたものの、「逆転」の二文字に驚きました。 前評判からして、圧勝されるものと思っていたからです。 試合は結局ハイライトでしか見られませんでしたが、最後のカウンター攻撃にはベルギーとの力差を見せつけられました。 それも、圧倒的な強さの、わずか片鱗。 敗退後の日本は世界から称賛を浴びました。ベルギーを本気にさせた2本のシュート、最後まで貫いた攻めの姿勢、きちんと片づけられたロッカールームの写真、涙を拭きながらもいつものようにスタンドを清掃するサポーターの姿。 それはそれで、日本人として誇らしい。ポーランド戦後の批判は悲しかったですし、それを賛辞に変えた選手たちの、強者に真っ向から挑んだ姿は負けてなお美しく、サムライの異名のごとく潔く輝いていました。 それでも、勝負の世界は「負けて得るものなんて何もない」のかもしれない。 負けて称賛されるようでは、きっとまだまだなのだと思います。 フィジカル面で圧倒的に劣る日本のサッカーが、世界の中心で戦える日の来ることを祈って。 ・・・・・・ 決勝はフランス-クロアチアの顔合わせとなりました。 なんとなく勝てば初優勝のクロアチアを応援していたのですが、延長戦を戦い続けて体力的にきつかったかもしれません。フランスも蓄積疲労はあったでしょうが、すべての面において相手を上回っていました。 試合後の、モドリッチの茫然とした表情が印象的でした。 ハイライトではカットされていましたが、クロアチアの攻撃中に乱入者があって試合が中断されたとか。報道が少なく試合展開に影響はなかったのかどうかはわかりませんが、ちょっと信じがたい出来事です。世界が注目する一戦でなぜこういうことが起きてしまったのか、日本もオリンピックが迫っている時だけに他人事ではありません。 先んじて行われた3位決定戦を制したのは日本を破ったベルギー。ここはなんとなくうれしいですね。欲を言えば優勝してほしかったですが。 ドイツやアルゼンチンがグループリーグで敗退したり、開催国ながら世界ランク最下位のロシアの躍進があったり、話題に富んだワールドカップだったように思います。日本が敗退してから報道がめっきり減って、自分の中でも興味が薄れてハイライトもちゃんと見られませんでしたが…。 サッカーのワールドカップは、やはりの他のスポーツより特別感があります。 大会の歴史、世界での普及率やファンの熱狂ぶりなど、いろいろな理由はありますが、来年行われるラグビーワールドカップも国内でこのくらい盛り上がってほしいなと思います。 PR |
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