もう終わってしまいましたね。ソフトバンクの先発と救援陣からは取れて2点と毎回のように書いていましたが、今日2回1失点で調子イマイチの和田が2回で降ろされたところから考えると、工藤は2点すらくれないんですね。巨人は終わってみたら全試合1得点ですし。別にこの采配がすごいわけではなく、ソフトバンクの救援陣は敗戦処理でも簡単に150キロを投げるぐらい豪華な布陣ですから、情に流されない監督なら普通にできることです。そう考えると、こちらはゼロに抑えないと勝てないということですから、巨人がどうこうとかではなく、こんなチームに勝てるわけないですね。もちろんペナントレースなら工藤もここまで情を捨てる采配はしないですし、勝ちパターンの投手も休ませたいし、色々な選手を試したいから、相手チームが勝つこともあるんですが、本気出したら1勝すら難しいんです。つまり、短期決戦で、ソフトバンクに4勝するなんて、不可能なんです。それぐらい強い。だからこそ僕は今までのブログで巨人に奇策を使えだの死ぬ気で戦えだのワーワー言っているわけで。こんなチームと普通に戦って短期決戦で勝てるわけがない。
今日は、巨人がソフトバンクのブルペン陣の中で、工藤の信頼度が下から3~4番目ぐらいの松本裕樹に約3イニング食われてました。しかし巨人の打線が弱いわけではなく、球も速くて力があるし、変化球でストライクも取れるし、明らかにいい投手なんです。巨人なら先発2番手を戸郷と争うぐらいの位置になるでしょう。先発の弱い我が西武なら高橋光とエースの座を争うでしょう。さらに、こいつが仮に調子が悪かったとしても、同レベルの投手の泉もいますし、少し落ちますが杉山や椎野も決して雑魚ではないし、6回まで持たせればあとは勝ちパの投手がいるし、まあ、やはり4点取られたらもう何してもダメだったですね。巨人の先発の畠は決して悪い投手には見えませんでしたが、まあ、ソフトバンクを無失点に抑える力はないですし。 もう終わってしまったので、巨人の悪口を言うつもりはありません。仮にセリーグの2位の阪神が日本シリーズに出てきても、阪神は明らかに守備力で巨人より劣るし、ソフトバンクを0に抑える超一流の先発もいないし、矢野監督も奇襲をするタイプではないし、結果は同じだったでしょう。さらに、巨人や阪神が例えば今年のFAでヤクルト小川、横浜梶谷、西武増田、ロッテ唐川あたりを2人取ったとしても、この選手達は一流ですが、例えばメジャーに行った楽天の田中や日ハムの大谷や、かつて巨人にいた松井秀喜のような、試合を1人で支配することのできる超一流の選手ではないので、選手層の厚いソフトバンクには勝てないでしょう。つまり、5年ぐらいの長期スパンで見ていかないいと、どのチームもソフトバンクには勝てないと思います。パリーグは楽天とかいう球団が西武を中心に選手をかき集めて強くなった気で結局Bクラスでしたが こういう小手先のチーム作りが一番ダメです。ソフトバンクは強奪はちょいちょいしつつ、育成をメインにチーム作りをしていますからね。 PR |
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