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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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昨年の話ですが、ひさびさの旅をしてきました。

観音寺に行きたくてあれこれ計画を立ててみましたが、やはり電車だけでは難しい…。
というわけで、こんぴら詣で&屋島でとどめることになりました。

まずは瀬戸内海を超えて高松へ。ちょうどお昼なので、ランチはもちろん讃岐うどん。
高松駅前の《めりけんや》


讃岐うどんがブームになった時、とくにめずらしいものと思っていなかったので「わざわざ行くほど?」と驚いていたのですが、ひさびさに食べてみるとやっぱりおいしい…。
わざわざ行くほどの気持ちになるのもわかります。

そして琴電で琴平へ。


思えば電車で香川を旅するのははじめてです。

琴平について宿に荷物を置き、金刀比羅宮へ。
…の前に、おやつ。



おいりソフト。いわゆる「映え」らしいです。



長い階段が続きます。



本宮までは785段…まだまだ!



ま、まだまだ…。



やっとついた…(ぜいぜい)。



猫が散歩していました。



馬もいます。





え、まだあるの…。



登り切ったら785段、その先が御本宮!
そしてこんな絶景!



ここまで来たら、行くしかないでしょう…奥社へ。



常盤神社



白峰神社



そろそろか…と思いきや。



がっくり。




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朝の快晴が嘘のように、午後から突然の大雨。

雨具を持っていなかったので、止むまで待つか、バスに乗るか、気まぐれな雨雲レーダーに右往左往。
結局バスを選択し、濁流の小川を超え、渋滞に巻き込まれているうちに、小康状態になりました。

電車の止まった駅は迎えを待つ人たちでいつにない混雑。

コンコースを抜けると、大きな虹!



隣で同じように空を見上げていた学生が友達を呼びました。
「来てみー! 虹、エグいで!」

…そうか。今の若者は、こういう表現を使うのか。



自分のつたない技術と安物スマホでは、「エグい」虹は撮れませんでした。









藤井聡太監修の緑茶!

こだわりのキレと渋みがクセになります。

そしておみくじはいつも大吉か大大吉。

ローソンに行くとついつい買っちゃうのですが、数量限定のせいか最近は売り切れが多い…。
買いだめしておけばよかった…。










正倉院展に行けなくなったこともあり、お香を切らしてしまいました。
百貨店に寄ったついでに、仏具屋さんであれこれ試嗅。
何の香りがいいかなあ…と迷いましたが、今年の大河にハマっている身としては購入せざるを得ない。
やや甘い香りです。

今までお寺やお土産屋さんでいろいろお香を購入してきましたが、いちばん好みだったのは唐招提寺で売っていた「瓊花」かな。
お寺の静かで厳かな雰囲気も好きでした。
もう十年以上前なのか…。






ロシア勢の欠場により、金メダル候補となった日本勢。そのプレッシャーにも負けず、見事男女そろっていちばん高いところに日の丸を掲げました。

オリンピックと同じメンバーとなった女子シングル。ピーキングの難しさと蓄積疲労はいかんともしがたいものがあったでしょう。河辺選手も樋口選手もSPでは3Aを回避したものの、ミスもあって得点を伸ばせず。そんな中、坂本選手がここでもすばらしい安定感を見せました。オリンピックでさらに自信を得たのか、滑りや振り付けひとつひとつにエネルギーが漲るような、これでもかと自分の世界を見せつけるような、そんなスケートに感じました。しかし80点を超えた瞬間の反応は、やっぱりキュートな花織ちゃん。
FSも河辺・樋口両選手は万全には程遠く、二桁順位にとどまりました。最終滑走の坂本選手の結果に来年の3枠が託されます。そして、直前に滑ったルナ・ヘンドリックス選手が怪我をおして素晴らしい演技を見せ、プレッシャーはさらに大きくなったことかと思います。しかし、彼女はやっぱり強かった。持ち味のスピードもジャンプの高さも最後まで失われることはなく、そして今季の坂本選手の魅力といえば、最後のステップで自分の世界に観客を惹きこむ大きな渦を作り出せるところです。あっという間に感じた4分間。ラスト、伸ばした手を力強く握ってリンクにたたきつけた坂本選手。誰にも文句は言わせない、まぎれもない世界チャンピオンの誕生の瞬間でした。そして得点が出た直後、指を3本立てて確認していたのは、日本の3枠獲得を意味していたのでしょう。順位より、そちらのプレッシャーが大きかったのかもしれません。
世界は広いですから、ロシア不在の今大会に色々言う人はいます。しかし、大技はなくても、坂本選手もヘンドリックス選手も、濃密で上質な演技を見せてくれました。世界の表彰台にふさわしい、素晴らしいスケートでした。

一方男子は、友野選手がSPで100点を超える得点をたたき出すと、オリンピックメダリストの宇野・鍵山両選手も負けじとプログラムをまとめて、SP終了時点で日本男子が3位まで独占と幸先良いスタート。1・2・3フィニッシュの期待もかかりましたが、FSでは、連戦の疲れもあったか友野選手はジャンプのミスが続き、結果6位に。それでも代打の代打という突然の出場で一桁順位という結果はさすがです。友野選手の『ラ・ラ・ランド』のコレオシークエンスは絶品だとつくづく感じました。
鍵山選手が4回転4本を跳べば、宇野選手はそれを超える5本にチャレンジ。オリンピックでは鍵山選手の後塵を拝した宇野選手でしたが、今大会では意地を見せました。
オリンピック後、「挑戦し続ける」と誓った言葉に嘘はありませんでした。さらに、演技中笑顔がこぼれるような心の余裕も感じられました。宇野選手は、これからもきっともっとどんどん強くなる。来季、どんな宇野昌磨を見せてくれるのか。今から楽しみです。

ペアではりくりゅうが日本選手史上最高の銀メダルを獲得。アイスダンスかなだいペアは16位。どちらも演技を観られなかったのが残念でしたが、来季のさらなる飛躍、そして国内のカップル競技の底上げを期待します。

今大会、テレビで観ているだけなのに気分が昂揚したのは、観客の大歓声があったからかもしれません。他国の選手にかかわらず国旗や応援ボードを掲げ、ミスがあれば手拍子で後押し。日本ではよくある光景ですが、同様にフィギュアが愛されている国で世界選手権が開催されたことにうれしい気持ちになりました。日本ではまだ自粛されている歓声ですが、あるだけでこれほど雰囲気が変わるのだなとなんだか新鮮でした。早く全世界でこのような光景が復活してほしいものです。

オリンピックシーズンのフィギュアが終わりました。これからまた新たな4年間が始まります。
そして同時に、宮原知子選手が引退を発表しました。
浅田真央・安藤美姫・鈴木明子・村上佳菜子と、世界で戦える日本選手が次々引退・休養を発表する中、10代の頃から日本女子を牽引してきたのが宮原選手でした。平昌オリンピックFS後の涙のガッツポーズは今でも脳裏に焼きついています。
その後の4年間は苦しみの連続でしたが、もうやり残したことはないと決意できるまですべてを出し尽くせたのだとするならば、いちファンとして贈る言葉は「ありがとう、おつかれさま」のひとことです。北京オリンピック中、『せやねん!』で要望どおり芸人たちにツッコまれながら恥ずかしそうに笑っていたさっとん。これからの人生も笑顔の連続でありますように。








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