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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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野球の敗者復活戦は、アメリカが快勝。連戦の韓国は前日投手をつぎこんだこともありましたし、疲労がありましたかね。これで決勝の相手はアメリカとなりました。ハマスタをホームグラウンドとするオースティン(オリファンにとってはトラウマ)は強敵ですし、他のバッターももちろん難敵です。この日登板しなかったディクソンの出番はあるでしょうか。吉田との再戦も楽しみです。
東京での新種目空手の形では、金メダル候補として有力視されていた女子の清水選手は涙の銀メダルでした。空手を観たのは初めてですが、音楽もない、静止している時間もある、けれどその演武の間目を離せず、呼吸、声、手足の動きが空を切る音、その空間を席巻する緊張感が画面を通じて伝わってきました。パリでは落選してしまった種目ですが、海外の選手が金メダルを取った価値も大きいのかなとも思います。
もう決勝進出しても驚かなくなってしまった卓球女子団体ですが、やはり中国の壁は厚かった。ダブルスで最初のゲームを取った時には心躍ったものですが…中国の真骨頂はここから。あとは伊藤選手が1ゲーム取っただけで、完敗でした。どこに打っても返されて、徹底的に研究されていたように感じます。ただ、それだけ日本が強敵になっているということなのかもしれません。
お家芸レスリングでは、女子の川井姉妹が昨日今日で金メダル。阿部兄妹に続く、きょうだい金メダルを獲得しました。野球と卓球でその瞬間は観られなかったのですが…。
20km競歩でも日本人が銀・銅メダル。目指すところは金メダルだったと悔しさもコメントしていましたが、札幌といえど猛暑の中完歩することだけでも凄いのに、メダルまで獲得、畏敬の念しかありません。
翌朝は50km競歩。最も過酷なレースと言われオリンピックでの開催は今回が最後になりましたが、限界に挑戦し続ける選手たちには観ているだけで涙が出てきそうでした。2位争いの壮絶なデッドヒートも、最後の最後で3位の選手を抜いて銅メダルを獲得したダンフィー選手にも、途中で倒れ地面を叩いて悔しがるもすぐに立ち上がり6位入賞した川野選手にも、このレースを戦い抜いたすべての選手に心からの拍手を捧げたいと思います。
男子卓球は3位決定戦。所用から帰宅したのはちょうど水谷選手の第4試合が始まったところでした。1ゲーム目の壮絶なデュースを制したことで波に乗ったのか、水谷選手のボールさばきが冴えわたり相手を翻弄。エースは張本選手と公言し、実際団体戦では張本選手のシングルスでの強さが光っていましたが、やはり最後頼りになったのは水谷選手でした。熱血末っ子の張本選手、クールな次男の丹羽選手、そして彼らをまとめるのが経験豊富な水谷選手という、三者三様の個性がそれぞれ輝いて勝ち取った銅メダルだったと思います。
18時からはサッカーの銅メダルマッチ。終始メキシコの強さが目立っていて、日本はなかなか攻めどころがありませんでした。延長ばかり戦って疲労があったのか…サッカーのことはよくわからないのですが、早々に2点取られて気持ちの面でも追い込まれているように映りました。試合終了後、泣き崩れて立ち上がれない久保選手の姿には、決してオリンピックが最高峰でない世界にいてもなおこの大会に賭けてきた思いの強さがうかがえ、胸を打たれました。
サッカーの時間が早まったことで観ることができたのは空手男子形の喜友名選手。その空間を支配する迫力の凄まじさは、いないはずの敵の姿が見えるようでした。沖縄発祥の空手で、沖縄初の金メダリストと期待され、プレッシャーも想像を絶するほど抱えていたと思いますが、畳に上がって降りるまで、その戦いの中に存在していました。「残心」というそうですが、空手の世界の奥深さに少し触れられたような気がします。
レスリング向田選手の金メダル、クライミング女子の野中・野口両選手のメダル獲得、そして女子バスケの決勝進出を見届け、最後はいよいよ4×100mリレー。三大会連続メダル獲得なるか、誰もが固唾を呑んで見守ったのではないでしょうか。
予選は慎重になったせいかタイム順では最下位。決勝は大外9レーンに配置されました。多田選手は最高のスタートを切ったように見えたのですが…2走山縣選手の手にバトンは渡りませんでした。
きっといろんな背景があったのだと思います。個人戦では調子が振るわずリレーに不安を残していたでしょうし、リザーブメンバーの練習も多くは積めなかったでしょうし、何よりも他国の走力がどんどん上がっていて、もはやバトン技術だけでは追いつかないところまで来ていたように思うのです。それでも攻めていくと決めて、攻める姿勢でのぞんだリレー侍。ひとり責任を負うかのようにうなだれた多田選手ですが、誰ひとり悪くない。攻めた結果なのですから。いつの大会だったか、日本がバトンミスで失格となり、失敗した選手を囲んで慰めていたレースを憶えています。そこから日本は強くなりました。この敗北が日本リレー陣の新たな挑戦の始まりの時なのだと信じています。





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