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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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6/7~9 vsG ○○○

交流戦好調の巨人相手に、しかも東京ドームでまさかのスイープとは…信じられません!!
これは、チームの状態が上向きになったということでしょうか。
原因はひとつしかありません。4番西川の活躍!!
初戦は東-戸郷。「戸郷に東はもったいないよ…また勝てないやん…」と試合前からあきらめモード。ところが! 初回、西野が相手センターの拙守もあって一死三塁のチャンスを得ると、今日も! 4番! 西川! 先制タイムリー! 「交流戦から打つ」という半ば願望の見込みは間違いではなかったのです!
前回、危険球で降板するまで絶好調だった東は今日も好投。怖い巨人打線にチャンスを作らせません。4回に紅林の(まさかの)ホームランで追加点をもらった後もほぼ、危なげない内容で8回を投げ抜きます。しかし戸郷もさすが巨人のエース。5回以降はひとりのランナーも出せず、東より少ない球数で8回を投げ切らせてしまいました。
9回も得点できず、2点差のままいよいよ試合は9回裏。東はすでに111球を投じていましたが、解説は東の完投を期待していました。3連投になるマチャドはないとして、2番から始まる巨人打線を他の誰が抑えられるというでしょう。やはりここは東に投げてもらうしかないと思っていました。
ところが! 登板したのはマチャド! 連投を感じさせない圧巻の三者凡退!!
あとから志願だったという報道を目にしましたが、チームとしても本人としても、3連投を避けて逆転負けした前回の反省もあったのでしょう。怖い打順を完璧に封じた、見事な〆でした。
ブルペンを休ませてくれた東の復活も好材料。連勝中の雰囲気が戻ってきました。
3連勝ですっかり気を良くしたオリファン。土曜の試合は観られませんでしたが、Xで「天賦の才」「古田島優勝」がトレンド入りしていたのを目にして察しがつきました。
そう、今日も! 初回から! 4番が先制打に盗塁と大活躍!! 4回の頓宮のポテンヒットで二塁から迷わずホームインできたのも、相手守備をよく知っているからこそ。パ・リーグに帰ってからもこの働きをしてくれると信じているぞ…。
先発は齋藤響ちゃん。怖い巨人打線にも臆することなく、無死一・二塁でも強気の投球で2三振を奪いピンチ脱出。5回1安打6三振と敵地で堂々たるピッチングを披露しました。
6回は井口が無死一塁から抑え、7回には富山が作った二死満塁のピンチで古田島が登板。火消し成功し吠えて、「古田島優勝」トレンドゲット。試合終了後のハイライトでは、抑えてベンチに帰る古田島が7・8回両方とも抜かれていて、すっかり注目選手のひとりになっていました。無失点記録がいつまで続くかはわかりませんが、プレッシャーに感じず古田島らしい投球を続けてほしいですね。
9回表に追加点を取れていれば前や才木をお試しできたようにも思いますが、一死満塁から凡退したのがまだまだ課題だと感じます。結局また山田に負担をかけてしまいました。
プレッシャーといえば、誰かが打つと打てるようになる頓宮が2安打4打点と大活躍。昨年は森と連動していたと考えれば、つまり今年は西川の存在が頓宮の復活のカギだったわけです。太田・西川・紅林・頓宮が主軸としてつながれば、これほど頼もしいことはありません。
勝ち越したので気楽に見られる3戦目。先発は佐藤一磨、みやくれ世代の育成投手で支配下に上がったばかりです。打たれても仕方ないと割り切って堂々と投げてほしいなあ…とおおらかに構えていたら! 今日も! 初回から! 4番が! 鮮やかな先制タイムリー二塁打!! 紅林の犠飛でなんといきなり2点の援護!!
その裏、初登板の佐藤はヘルナンデスに二塁打を打たれるも吉川・岡本を抑えてゼロ発進。3回にはまたも西川のタイムリーで追加点が入ります。佐藤は先頭を出しても慌てることなく後続を断ち、5回無失点。初登板、しかもビジターの地で最高の投球を見せてくれました!
6回からは継投へ。まず登板したのは鈴木…でしたが、東京ドームとの相性の悪さゆえか、ヒットからの連続四球で満塁に。ここで吉田にスイッチ。押し出しの恐怖にかられるも、犠飛の1点にとどめて火消し成功! 今までなら泥沼だったはずの継投が、なぜか最近うまくハマっています。これも好循環ゆえか…。
7回にも1点追加し、佐藤の初勝利に向けて視界は良好。山田→本田とつないで最後はマチャドで〆! まさかの5連勝、パ・リーグひとり勝ちのおまけつきでセ・リーグ球場遠征を終えました!
二日連続で初々しいヒーローインタビューが聞けたのもうれしい限り。巨人戦中継は意外と相手チームの知識が豊富で敬意もあって、非常に快適でした。
さあ、ホームに戻って巻き返しです!

【ヤスオーの野球坊主】
 このカードの相手は巨人である。巨人は確かにセリーグでも上位にいるチームだし、交流戦の成績も良い。しかしこれはおそらくだが途中加入したヘルナンデスが今かなり打っているからであろう。大城や秋広が潰れてしまっているし、特に下位打線は立岡、岸田、小林、泉口、門脇、中山あたりが何人も並び明らかに貧相である。もちろん野球界を代表する強打者の岡本はいるし、坂本や丸もそれなりには打つだろうが、後者2人は年齢的にもうピークは過ぎているだろう。そもそもクリーンアップに守備型の選手の吉川が入っている。むしろヤクルトやDeNAの方がスタメンを見るに強さを感じる。上に気に入られることしか能のない2名のコーチを2軍に追い出し、4番に置けばよいという西川の使い方をやっと見つけ、前カードのDeNA戦で勝ち越した勢いのあるオリックスなら、巨人相手なら2勝1敗もいけると思っていた。
 初戦の先発戸郷は確かに難敵である。しかしこちらも東を立てている。勝負は五分五分だと思っていた。結果的にこの試合を取れたのは非常に大きい。3戦目はおそらく負けるだろうが、2勝1敗が現実味を帯びてきた。戸郷は自分の目で見てもやっぱりすごい投手だった。こんな投手からは連打するのは不可能であるし四球もほとんどくれないので、エラー絡みかソロホームランぐらいしか点を取れないのだが、何とその両方が起きて2点も取れた(初回の西野の3塁打は実質はヘルナンデスのエラー)。やはり今のオリックスは運というか、勢いがある。1点ではなく、2点というのが大きい。東も良い投手なので、巨人もエラー絡みかソロホームランぐらいしか点を取れない。オリックスのようにその両方が起きて2点を取るというのはよほど運がないと無理なので、巨人は2点取られた時点で監督も選手も半分あきらめているように見えたからである。ただ、今日の勝ちは東や西川や紅林が頑張っただけである。中嶋はマチャドに3連投させるという軸ブレブレの采配をしていた。3連投もありという運用なら中日戦で才木を抑えに出して負けた試合もマチャドを出せば取れていたし、今日だけマチャドに3連投させるのは意味不明である。対広島3戦目で6点差で勝っているのにマチャドを出すのも、今日いきなり3連投でマチャドを出すのも、結局は今目の前の試合をとにかく勝ちたいからである。3連覇をした中嶋でも、今シーズンは負けすぎて疲れたのであろう。まさに「貧すれば鈍する」である。明日の試合は両先発の顔ぶれを見て勝てる可能性が大いにあるのに、マチャドは100%使えない。今日は東に完投させ、明日のためにマチャドを温存すればよかったのではないか。東を大事にしたいなら、腹を括って他の投手を出すしかないのだ。
 2戦目は5対0というまごうことなき完勝である。昨日マチャドを使ったことを責めたが、5対0では使う必要がない。点の取り方も、先制、中押し、ダメ押しと素晴らしかった。1点打線だった頃が懐かしいぐらいである。頓宮が活躍したことも喜ばしい。以前メンタルの弱いことを責めたが、能力に関してはまったく否定していないし、太田椋と同じく絶対に活躍してもらわないといけない生え抜きの強打者である。中川は素晴らしい選手だがドラフト下位なこともあり線が細いし、杉本はオッサンだし、紅林は守備負担の大きい遊撃手だし、この生え抜き3人にクリーンアップはしんどい。太田と頓宮が3、5番あたりにどっかり座れば本当に強いチームになる。しかしカードが始まる前に言ったが、巨人は強打者が岡本しかいないので、岡本が打たないと本当にどうしようもない打線である。僕はチームの強さは打線でしか見ないので、巨人が今セリーグ首位なのが不思議で仕方ない。何回も言うがヤクルトやDeNAの方が打線に強さを感じる。西武を1位予想していた人気ユーチューバーの高木豊を筆頭に、チームの強さは投手力であると今でも言っている昭和脳の人はまだたくさんいるが、メジャーも日本も投高打低が当たり前の時代である。DeNA戦で先発の石田にアクシデントがあり、DeNAでは先発ローテでも勝ちパでもない緊急登板の京山すら150キロを連発し、オリックスは打てなかったのである。投手のレベルが年々上がっている中、いかに打てる野手、特にホームランを打てる野手を確保するかがチーム作りの最も重要なポイントなので、打線が強いチームが強いのである。なので僕は高木豊とは真逆に西武を最下位予想したのである。
 3戦目もオリックスが勝った。僕はこのカードをオリックスの2勝1敗と予想したが、まさか3タテするとは思わなかった。そして西川も4番が最適解とは言ったがここまで活躍するとは思わなかった。菅野と相性が良いとか東京ドームではよく打つとか色々言われているが、オリックスの試合を開幕から見てきた人なら、ここまでの活躍は誰も予想していなかっただろう。僕も、いつまでこんな奴レギュラーで使っているんだ、守備が良い分渡部や茶野をレギュラーで使った方がマシだろうと言っていた。今は申し訳ない気持ちで一杯である。打者というものは、打順が何番であろうが、チャンスだろうがなかろうが、いつも一生懸命打とうとしているのだろうが、オリックスはなぜか4番になると打たない選手がたくさんいた。森やセデーニョはあまり変わらなかったが、この2人は今一軍にいない。しかし西川は4番に入れるとチャンスに強く、とにかく打点を稼ぐのである。以前も言ったが、この選手は開幕から打たないし守備も下手だし本当にダメダメで、本人はおそらく不調で落ち込んだり悩んだりしているのだろうけど、それを表に出さなかった。他の選手を鼓舞したりはしないが、チームが勝ったら自分のプレイがダメでもニコニコしていたし、精神力は相当強いんだろうなと感心していた。あのレジェンド選手であり、レジェンド監督でもある落合博満は「心技体」という言葉を順番が違うと正面から否定し、体力がある選手が技術を身に付ければ心は動じることはない、体力がないから練習できないし技術が身につかない、技術がないからピンチで狼狽してしまうということから「体技心」と言っていたが、西川はどんなに不調でも心が動じなかったからこそ今の活躍があるような気がする。まあセリーグで活躍していたから「体技」はあるだろうし順番はよくわからないが。建仁寺は偉大である。




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