5/21~23 vsF ●●○
このところエスコン負けなしの日ハム。今や勝ち星リーグトップでエース格のヤマサチ相手に、絶好調太田とスタメン茶野のタイムリーで3点を先制し、喜んだのも束の間。初エスコンのマウンドが合うかどうか心配していたエスピノーザがつかまり、あっという間に同点に。さらには次の回、水野に2ランを打たれてジ・エンド。その後は見どころもなく、相手の勝ちパターンの前になすすべなく敗戦。先制した回、4点目を防いだ万波の守備にもやられました。相変わらず伏見にも打たれまくるし…。試合後、監督はエスピノーザの首振りを批判していました。本人が自分を見つめ直して良い方向に向かうといいのですが。 そして2戦目。「セデーニョが6番…うーん…」と首をひねった試合前の予感は的中。序盤のチャンスはセデーニョの併殺で粉砕。最近併殺ばかりのような…。試合前に手首を打撲したらしい宗が先発出場して2エラー後結局途中から交代したのも「うーん…」だし…。2失点でこらえていた先発カスティーヨは7回に力尽き、追加点を献上。しかしこの交代のタイミングがやや遅い気もしました。先発福島を攻略できず、中継ぎからチャンスすら作れない打線ですから、カスティーヨに行けるところまで行ってもらおうと考えた…のでしょうか? 4点差で登板したのは現役ドラフトで獲得した鈴木。オリでの一軍初登板は酷な場面となりました。郡司にヒットを打たれて満塁になるものの、マルティネス・代打野村を打ち取り無失点で切り抜けます。ちなみにその時は違う試合を観ていました。 ところが次の回。先頭の代打廣岡がヒットを放つと、我が家の解説者が「4点差で堀は舐めすぎ。この試合はまだわからん!」とチャンネルを戻しました。 「そんなわけあるかい」と不機嫌きわまりないオリファンでしたが、続く太田もヒットで続くと身を乗り出します。点差が開いたことで河野ではなく堀を出してきたのでしょうが、確かに堀相手には悪いイメージはありません。さらには代打山足のゴロをマルティネスがファンブルして、なんとなんと無死満塁に! そして打順は1番へ。福田への2球目は頭付近をかすめ、福田は死球をアピールするも判定はボールのまま。それで発奮したのかわかりませんが、4球目のインコースを振り抜いた福田の打球は、なんとなんとライト方向、日ハムブルペンの中へ飛び込んでいきました! まさかまさかの同点満塁ホームラン!! 「ほれ見たことか、河野で行けば良かったのにオリックスを舐めすぎ」とドヤ顔な我が家の解説者。 しかしまだ同点です。監督も試合後言及していましたが、ターニングポイントはここでした。交代した杉浦はおそらく緊急登板、一気呵成に行くべき場面です。試合前から我が家の解説者が批判していたとおり、2番に西川を入れていたことが凶と出ました。あっさりアウトを献上すると、続く中川の打球も松本のファインプレーに阻まれ、相手に流れを渡してしまいます。 8回裏、ホームランを放っていた田宮に意表をつかれるセーフティバントを決められると、五十幡のバントを森がエラーし、無死一・二塁の大ピンチに。案の定やないかいと頭を抱えましたが、水野のライトフライを中川がスライディングキャッチ、ランナー田宮は飛び出しており犠飛にならず。さらに万波の強烈な二ゴロをセカンド山足がダイビングキャッチ。こちらも好プレーで難を逃れます。 9回表は田中正に瞬殺され、その裏は井口が上位打線を三者凡退。試合はまさかの延長へ。 10回表1アウト。山足の打球はライト線! もちろん二塁打と信じて疑いませんでした。…が、万波のレーザービームで二塁はまさかのゆうゆうアウト。嘘やん!? ボーゼンとしている間に10回裏が始まりました。そしてまたもや目を疑いました。え? 井口続投!? 9回裏は郡司・マルティネスにかなり粘られ、打ち取った後やり切った表情をしていたのに!!?? それこそ、野村を舐めすぎやろ!? 先ほどのチャンスに凡退していた野村ですから、やり返す気持ちが強かったのでしょう。打球はセンターオーバー、福田がクッションボールを見失ってしまい三塁打になってしまいます。そらそうなるよね。 先日のお立ち台での井口のコメントに感動していたものだから、相変わらずの扱いの雑さに怒り心頭。我が家の解説者は隣で「なんで田宮と勝負すんねん」と首をかしげていましたが、頭が沸騰していたのでその時は気づきませんでした。 負けたこと自体は勝敗のつくことですから仕方ないにしても、采配で負けるのは納得がいきません。相手の采配で追いついた試合ですから贅沢なのかもしれませんが…。 そして3戦目は髙島先発のブルペンデー。正直、今季初の3タテを覚悟していました。しかし初回、左の上原相手に抜擢された1番廣岡が四球を選ぶと、前日ホームランの福田にバント。そこから中川→森→紅林→西川→太田と、まさかの5連打! まさかの3得点! が、しかし、4点目を欲張ったところはまたも怒りが湧いてきました。水野が打球をはじいたと見るや梵コーチは腕を回していましたが、ランナー紅林はまだ三塁に到達するかしないかだったのですがね…今年何度も観た場面ですね…副音声の大前さんもお怒りの暴走でした。 こういう時はたいていこの後得点できず、あの時止めていれば…となりがちです。しかし今日は違いました。髙島がその裏をあっさり抑えると、2回も廣岡から打線がつながり3点追加。6-0と信じられないスコアに。 髙島はランナーを出すも危なげなく3回を投げ切ります。試合前は「短い回を全力で」と話していたものの、これなら5回までいけそうだ、と期待したのも束の間。4回からは古田島に継投。えええー…。 球数か投球回かはわかりませんが、今日の展開で予定どおりに行く必要あります? ただでさえ中継ぎ層が貧相なうえに登板過多なこの状況で? しかも古田島は6点差にもかかわらず先頭に四球を出すと、連続ヒットで満塁にしてしまいます。なんとか無失点で切り抜けたものの球数を要し、安定感のあった髙島の内容とは正反対になってしまいました。 一方3・4回と第二先発の鈴木健矢に抑えられていた打線ですが、5回表に若月の2ランが飛び出します。ま、まさか森より先に若月がホームランを打つとは…。 8点差となって「野球が楽しい!」とひさびさの感覚に酔っていたオリファン。 しかし、試練はここから訪れるのでした。 5回、連投の鈴木博志が登板。先頭を山足のエラーで出塁させると、森がフライをスルーする実質エラーでランナーを抱え、マルティネスに3ランを献上…。二夜連続の古巣対決でしたが、今日はマルティネスの勝ちでした。点差があってもあきらめずにくらいついてくる日ハム打線。しかし鈴木は連投ですし、2エラーですから悪くありません。 やはり5点差じゃ足りない! と渇望するものの6回表は無得点。そしてその裏。 まさかの鈴木続投…。 えええ!? 連投やぞ!!?? 案の定、ヒット→四球で無死一・二塁。そして投手交代。はあああ? 登板したのは本田。もはや祈るしかなく手を握っていましたが、水野に打たれて無死満塁に。しかしここからがかつての火消し役・本田の真骨頂でした。加藤・松本を連続三振。郡司も二ゴロに抑えて、ピンチ脱出! で、7回。 井口!? はああ!? 連投やぞ!? なにこの酷使っぷりは!!?? これまた先頭二塁打に始まるも、なんとか無失点。5点差とは思えない緊迫感! 溜まっていくフラストレーション!! 8回はひさびさの山﨑颯一郎。瞬速で三者凡退に。 9回表、回またぎの山本から代打西野のタイムリーで待望の追加点。6点差になったその裏は吉田が登板。まあ予定どおりでしょう。ランナーを溜めるも失点は防ぎ、試合終了。 グッタリ。 終わってみれば大差のはずが、全然気楽に観られませんでした。 ブルペンデーで勝てるとは思っていませんでしたが…それにしてももうちょっと楽に勝てないものか…。 5/24~26 vsL ○●● 目下絶不調の西武相手とはいえ、北広島→所沢の大移動でオリチームは疲労困憊、相手の高橋光成も勝ち星こそないものの調子は悪くありません。そしてマメで抹消されて以降今ひとつの東。どう転ぶかわからない一戦でしたが、本当にあっちこっち転がりまくる展開となりました。 ちなみにエスコン3連戦で精神的に疲弊していたため、我が家の西武ファンが不在なのをいいことに試合はほとんど観ませんでした。 初回、東はいきなり二塁打をくらうと、おかわりの犠飛で先制を許します。2回にも連打をくらって2失点、いきなり3点ビハインドの展開に。 しかし3回表。援護をもらった高橋光成が突如乱れ始めます。3連続四球から、中川が犠飛を放ってまず1点。森がヒットでつなぐと、紅林が走者一掃のタイムリーでなんとなんと逆転に成功! 4回には昇格即スタメンの高卒ドラ1・横山聖哉がプロ初安打! タイミングは微妙でしたがヒットはヒット、今後が楽しみです(リクエストしなかった風情のある西武ベンチに感謝)。 3失点で粘っていた東は5回、ランナー一塁で二死を取ったものの、蛭間に同点タイムリーを浴びてしまいます。やはり1点差で勝とうなんて甘かった…。 その後は互いにゼロ行進で、試合はいよいよ9回に。また延長か…と自転車操業のブルペン陣を案じていると、相手投手のアブレイユから西野が粘って四球を選びます。さらに中川がヒットでつなぎ、森の打球は左中間! 今年も終盤に試合を決めるベルドの森でした! さらに紅林・西川が連続四球。太田の打球は一ゴロゲッツー…かと思いきや、平沼がベースを踏み損ね? チェンジならず。そして宗が走者一掃の三塁打! 難敵アブレイユから一挙5点のビッグイニングを作りました!! こらもう、勝ったと思うよね。 5点差ですから、肩を作っていたであろうマチャドがお役御免なのはわかります。 9回裏のマウンドは富山、普通だと思います。 先頭西川に内野安打を許しますが、あとは難なく2アウト。あとひとり。 なぜ、交代? なぜ、吉田!? 5点差でやることか!!?? はっきり言って、舐めすぎです。 あっさり外崎にヒットを打たれると、おかわりには死球。5点差で左右病で投手交代させて死球って、そら誰でもキレますって。私もキレました。 で、セーブシチュエーションになって、マチャド。いや、もう今日はお休みモードだったよね。それがいきなり肩作り直して登板しろって、そりゃあんまりだよね。 いったいどうなってんの!? 蛭間に2点タイムリーを打たれ、なんとか岸を抑えて試合終了したものの、ハイタッチに並ぶ選手の顔が誰ひとり晴れやかでなかったことが、この試合を象徴していたと思います。 ぜんっぜん、うれしくない。 なんだこれは。 なんなんだこれは。 なんなんだここ最近のまったく理解不能な継投は。 怪我や不調で使える投手が少ないのはわかります。しかしこんな泥縄や皮算用でシーズンを乗り切れるとは到底思えません。本当に4連覇を目指しているのかと疑いたくもなります。 というわけで寝覚めの悪い週末。 土曜日の先発、曽谷の立ち上がりは上々。しかし2回、味方がチャンスで得点できなかったその裏、おかわりにホームランを献上してしまいます。これは打った相手を褒めるしかありません。その後崩れなかったのは、成長を感じます。 そして次の回。先頭福田が四球を選ぶと西野は送りバント。中川が内野安打でつなぎ、森のタイムリーで同点、さらに紅林の犠飛で逆転します。4回裏、同点に追いつかれてしまいますが、5回表、またも先頭福田から打線がつながり森のゴロの間に勝ち越し。6回には西野・中川の連続タイムリーでさらに点差を広げます。曽谷は5・6回を危なげなく三人で抑え、球数も順調。これで曽谷→マチャドの直接リレーで勝利が見えてきました。 …はずでした。 試合が暗転したのは7回。曽谷が突如乱れます。ヒット→ヒット→タイムリー→ヒット→犠飛→ヒット…と、頭が追いつかない間に1点差に…。 「70球で落ちる」という投手コーチの見立ては正しかったのか…このところは100球前後投げて勝ち投手になっていたのに…どちらも楽天だったけれども…。 ボーゼンとする中、井口に交代。また井口かよ! とツッコむ余裕もありませんでした。そりゃ準備もろくにできていなかったでしょう。外崎に逆転タイムリーを浴びてしまいました。そしてこの逆境を跳ね返す力は、今のオリックスにはなく…。 …言葉がない。 日曜日はブルペンデーが予定されていました。先発予定の山下が回避したことによるものですが、そもそも二軍戦でも乱れていた山下を一軍で投げさせるプランに無理があったのではと思わなくもありませんし、そのくらい切羽詰まっているという証左かもしれませんが、切羽詰まっていることは前からわかりきっていることですし、それならばなぜ意味不明のマシンガン継投を行ったのか、あげく富山まで抹消させたのはサッパリ理解できませんし、ブルペンデーに備えて中継ぎを出し惜しみ逆転を許してしまったのなら本末転倒も甚だしいし、とにかくあらゆるすべてが理解不能で頭が沸騰しそうな毎日なのです。 とはいえ、曽谷も70球で降ろされるような立場ではいけません。一本立ちしたローテ投手として、あそこはしっかり投げ切ってほしかったと思います。 さて、本当かどうかはわかりませんし本当ならどうかと思いますが、前日の練習中にブルペンデーの先発を告げられたという鈴木。ピンチを背負うも、3回を無失点で投げ切ります。球数も少なかったですし、もう1イニング行けたのでは…と思わないでもありませんが、髙島とは違い満足感溢れるベンチでの表情を目にすると、欲張らないで正解かな…という気がしてきました。いつも厳しい場面での登板ばかりですが、よく仕事を果たしてくれました。 4回は髙島。ヒットに死球と乱調で結局回途中から山田が出てくる始末。山田は回またぎ、なんとか無失点で5回を終えます。 一方、打線は苦手のボー・タカハシ相手に今日も得点できず。唯一のチャンスは2回、一死二・三塁で西川が内野フライ、若月三振と撃沈。あのう…いや、言うまい…。 5回には横山が今度こそキレイなセンター前ヒットを放ちました。守備も無難に捌いていましたし、将来が楽しみですね! 6回裏は、支配下登録された育成出身の才木が登場。三振含む三者凡退と、上々の一軍スタートを切ります。 そんなフレッシュな戦力が流れを持ってきたか、次の回、太田が三塁打でチャンスメイクすると、西川が先制の犠飛を放ちます! さっき言わないで良かった! その裏は本田が抑え、残すはいよいよあと2回。8回は阿部。まあ、妥当な選択でしょう。しかし先頭にヒットを許し、バントで進められ、代打古賀の当たりは強烈ながらもライトライナー。 さああとひとり、というところでした。 なんで交代? なんで交代!? 「どうしても勝ちたい」というベンチの気持ちはわかります。しかしツーアウトです。あとひとりです。ここは阿部の経験値に賭けるべきではなかったのでしょうか。 マチャドの肩はできあがっていたのかどうか…。金曜も点差のあるところで無理くり肩を作って登板しましたが、失点しましたし…。 そこから試合は見ていません。 血圧が上がって倒れそうな一週間でした。 こんな最悪の状態で交流戦に入るのか…。 (ノ ̄□ ̄)ノ ┫:・'∵:.┻┻:・'.:∵ PR |
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