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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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10/9 パ☆L-H☆ セ☆☆G-T

我が家に戦慄が走った夜でした。
5番松田で7番グラシアル? 工藤は何考えてんだ? →その松田が先制タイムリー
内川に代打長谷川!? 工藤は何考えてんだ!! →同点タイムリー
若いバッテリーの動揺は避けがたく捕逸で逆転されると、9回には榎田がつかまり、終わってみれば4点差でソフトバンクが先勝。
途中まで流れは西武にありました。しかし「西武は5点必要byテレビの解説者」「ニールで絶対に星は落とせないby我が家の解説者」という言葉の裏をかくように、ソフトバンクは西武ベンチの予想もつかない一手を次々と打ってきました。シーズン中はむしろ動きの少ない方でしたし、1stの采配もオーソドックスの枠を出ないものでしたが、Finalになるとガラリと変わるのはなぜなのでしょう。恐るべし、短期決戦の工藤。
セ・リーグは観られませんでしたが、阪神は先発望月が5失点した時点で勝敗は決したようでした。その後の投手が岩貞はじめ無失点に抑えただけに、2回から交代していれば勝機はあったのかもしれないなあと感じます。巨人有利の情勢は揺るぎません。


10/10 パ☆L-H☆☆ セ☆☆☆G-T

2戦目になると、5番スタメン中村にも、その中村が先制タイムリーを打っても、昨日ほどの戦慄は走りませんでしたが、工藤采配のズバズバぶりにはそらおそろしいものを感じます。
1戦目の終盤、1点差にもかかわらずグラシアルを降ろしてまで出てきた高谷のリードに手も足も出ない状況を見て、我が家の西武ファンは「明日はスタメン高谷!」と言い切っておりました。「えーでも打たないし走られるし、抑え捕手だけでいいんじゃ…」という第三者の想像は甘かった。高谷で目先を変えられた武田の投球に、西武は凡打の山を築きます。それでも思わぬアクシデントで高谷が交代すると、山賊打線が息を吹き返し一気に3点差まで詰め寄りました。だからこそ、グラシアルの一発は絶対に許してはならないものでした。結局あの1点が最後まで響きました。
優勝の立役者である森は守備で精彩を欠いていますが、代わりのきかないポジションのせいで精神的にも疲弊が激しいのか、みるからに元気がありません。秋山もチャンスで一本出たとはいえ、昨年同様抑えられている印象です。「昨年のリベンジを」という気概が逆にプレッシャーとなって、チーム全体が追い込まれているように見えるのは気のせいでしょうか。
セ・リーグは巨人が勝ち抜けに王手。投打ともに強さが光っています。意表をつくダブルスチールはさすが百戦錬磨の原監督。CSを知り尽くす丸の存在も心強いでしょう。奇跡を起こしてきた阪神ですが、ここで力尽きてしまうのでしょうか。もうあとがないだけに、西の復帰が待たれます。


10/11 パ☆L-H☆☆☆ セ☆☆☆G-T☆

まずい展開になってまいりました(家内安全的に)。 ←2年連続2回目
西武は毎試合初回に点を取られており、ビハインドでのスタートです。我が家の解説者によると、まったく無警戒の1番牧原に打たれ→今宮にバントされ→柳田かデスパイネどっちか四球→5番中村に打たれるという流れが続いています。さらに我が家の解説者いわく、「グラシアルに較べれば中村はそこまで怖くないと油断してしまう」のだそうです(オリックスファンからすれば得点圏の中村はグラシアルと同じくらい抑えるすべがないのだが)。ソフトバンクキラーの十亀ですが、今日もその隙をつかれてしまいました。
その裏、「先頭が大事」とみずからをキーマンに指名していた秋山がヒットで出ます。しかし相手は中5とはいえ全力の千賀。あと一本が出ません。
ソフトバンクはその後も点を積み重ねます。去年の西田のように、今年のラッキーボーイは牧原かもしれません。牧原らしいポカもありますが、アグレッシブな守備で取り返しました。
最終回にはダメ押しの一打を福田に打たれ、その福田のファインプレーで試合は終了。その前には周東のジャンピングキャッチもありました。点差があっても欠かさない集中力はさすがのひとことです。
どうあがいても並ぶことのできない層の厚さを見せつけられて、西武はその爪と牙をもがれてしまったかのようです。どんなに考えてリードしても打たれる責任を感じているのか、森はずっとうつろな表情ですし、外崎もめずらしく後逸するし、ベンチの熊代も元気なく、チーム全体が完全に心ここにあらずといった様子です(我が家の西武ファンも)。
台風休みをはさんで気持ちを入れ替えて、崖っぷちの獅子の逆襲を信じたいです。
セ・リーグのほうは、阪神が意地を見せました。
4番から下がってもチャンスで回ってばかりでしかも打てないという、誰かさんを思い出すような大山が、これまた誰かさんを思い出すような決勝ホームラン。逆転したのに追いつかれ、得点できないまま投手が消耗していた9回のことでした。
藤川も魂の回またぎでその裏をピシャリ。負けられない状態から勝ち星を重ね3位に滑り込んだ阪神らしい勝ち方でした。ジョンソンも戻ってくるようですし、潮目が変わることを期待します。


10/13 パ☆L-H☆☆☆☆ セ☆☆☆☆G-T☆

3連休の終わりを待たずして、ソフトバンクが4連勝、その後ほどなく巨人も3勝目を決め、今年のCSは終幕となりました。
はじめて初回を0点に抑えた西武。今日こそは、と期待したものの先制できないまま、ふた回り目の今宮に先制ホームランを打たれます。キーマンと目した牧原を2打席連続抑えた直後のことでした。直後のチャンスも俊足好打の源田がまさかの併殺。不調だった秋山がつないで作ったチャンスでしたが、不穏な空気が漂ったのは言うまでもなく、一発とタイムリーで追加点を重ねていくソフトバンクに山賊たちはすっかり気圧されていきます。
この日も辻監督の継投は後手後手に見えました。早がかりの継投は短期決戦のセオリーですが、投手力の弱い西武には流れを変えられるような第二先発がいないことも後手の理由であると思います。また、メヒアと栗山を両方起用するとここぞの代打がいなくなり、攻撃もペナントと同じ正攻法で戦うしかありません。3戦目以降は同じスタメンで真っ向勝負を挑んできたソフトバンクを前に、今年も層の薄さがあだとなってしまいました。
柳田が本調子になってきて、中村が復帰し、中継ぎ陣も安定してきた今のソフトバンクはまるでフリーザの最終形態。それらを欠いてペナントは後塵を拝したものの、このCSの戦いぶりは王者のそれです。真の優勝チームであるはずの西武でしたが、なすすべなく、太刀打ちできずの完敗でした。
その最終形態フリーザに挑むのは、セ・リーグの優勝チームとなりました。
夜のニュースで達川が丸の「サードチラ見」を指摘していましたが、あの意表をついたセーフティーはお見事のひとこと。西の粘投も実りませんでした。その瞬間は立ち上がれず茫然としていた西でしたが、足の痛みに耐えてよく投げたと思います。もう立派な阪神のエースです。
そのニュースでも「ソフトバンクに挑む巨人の図」で展望が述べられていましたが、確かに投打走守何を取っても隙がないソフトバンクに対し、投手陣が手薄に映る巨人。何をどう考えても利はソフトバンクにあり。
…が、そこは経験豊富な原監督。接戦に持ち込んでくれると信じています。
いや、そうならないとつまらないんでね。4試合で終わりって、他ファンにとってはつまらないんだよね。
…我が家の西武ファンは気が狂うを通り越して放心状態ですが。









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