10/26 ☆H-DB
今年の日本シリーズの勝敗予想をしてみたら、我が家は二人とも「ソフトバンクの4連勝」だったので勝負になりませんでした。 名だたる解説者も大半が「ソフトバンクの4勝1敗」。まあ、そりゃそうなります。正直なところ、1敗はDeNAへの忖度だと思っています。圧倒的な成績でパを制しCSもあっさり3試合で終えたソフトバンクに、ギリギリ6戦まで戦ったリーグ3位のDeNAですから、日本シリーズもあっさり終わってしまうのだろうと思っていました。 DeNA先発はジャクソン。2回、二死二・三塁のピンチで8番甲斐を迎えたところで、ベンチは申告敬遠を選択。次は投手の有原ですからDHのないセ・リーグでは定石の作戦です。ところが初球は外角にはずれてボール。2球目はストライクを取るものの、3球目のど真ん中のストレートを有原が打ち返してこれがライト前ヒット! あらゆる意味で大きな先制点が入ります。 結局ジャクソンは5回途中で降板。二死一・二塁で怖い山川を迎えたところで登板したのは、なんと中川颯! 颯が! 日本シリーズに! しかも山川から三振! すっかり見違えた中川颯の姿には感慨深くなります。 その後も継投した中継ぎ陣がゼロに抑えていっただけに、有原のタイムリーは痛すぎる失点でした。 その有原は、立ち上がりにランナーを出すもなんやかんや抑え、気づけば7回無失点…といういつもの有原でした。 9回表、代わった堀岡が3点を献上してしまい、5-0で迎えた最終回。ソフトバンクはもちろんヘルナンデス→オスナの継投。先頭のオースティンが二塁打を放つも、あとが続けず2アウト。しかし梶原がタイムリーを放って盗塁を決め、続く森も粘りに粘って9球目にタイムリー。さらに代打筒香もヒットで一・三塁! 意気消沈していたハマスタはお祭り騒ぎ。 空気は完全にDeNAにありました。桑原の打球は投手前。オスナが拾って一塁へ投じるも、これがそれてランナー生還し3点目! ああ、9回表の3点がなければ! 打席は牧。一発出れば逆転サヨナラ…という期待を一身に背負うも、その打球はあえなくセンター周東のグラブの中へ。 やっぱりソフトバンクの勝ち…。 しかし9回裏の攻撃はDeNAらしさがありました。初回から歩かされたオースティンの打球はさすがでしたし、梶原・森の連打や代打筒香の成功、桑原の気迫のヘッドスライディングなど、見どころがたくさんありました。明日につながると良いのですが。 10/27 ☆☆H-DB 大貫-モイネロのマッチアップはさすがにソフトバンク有利だろう…という予想にたがわず、ソフトバンクが連勝で福岡行き。DeNAは苦しくなりました。 実際、初回に山川が先制どすこい2ランで勝負は決まったようなものでした。3回にはエラーも絡んで3失点。4回には前回の日本シリーズでソフトバンク相手に躍動した濵口も失点、序盤で6-0と大きく点差をつけられてしまいました。 しかもこの日、打線の軸であったオースティンがベンチ外。前日の9回に代走を送られた際は「点差もあるし、怪我されるのが怖いのかなあ」としか思わなかったのですが、まさかすでに怪我しているとは思いもしませんでした。四球上等の攻めをされているオースティンは唯一、ソフトバンクの緻密な対策を超えてくるバッターだと思っていたので、不在の影響は大きすぎます。 しかし潮目が変わったのは5回でした。森の打球がモイネロを直撃。その影響があったかどうかはわかりませんが、代打松尾に長打を浴び、桑原にもタイムリー二塁打を打たれてしまいます。 なおもチャンスを作りますが、牧が併殺で反撃は2点どまり。牧や宮﨑の中軸になかなか当たりが生まれません。 6回からは中川颯・坂本で2回無失点。するとその裏、二死から桑原・梶原がチャンスを作ります。打席に牧を迎えたところでモイネロから尾形に交代。するとそれが裏目に出ました。打球はタイムリー二塁打となり、3点差に迫ります。しかし筒香が続けず、追い上げはそこまで。9回は前日の乱れなど忘れたかのようなオスナがきっちり抑え、試合終了となりました。 今年の日本シリーズはすぐに終わってしまうのかなあ…。 野球ファンとしては、長いこと野球を楽しみたいのですけれどもね。 …と、「去年の日本シリーズは面白かった」というSNSを見つけては、ひそかにほくそ笑むオリファンなのであった。 PR |
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