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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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9/10・11 vsH ○●

山本だからマストウィン! …のはずですが、勝ちを消されたり援護がなかったりで勝てないことも多いうえ、山本の天敵である三森や牧原がスタメンに戻ってきていますから、安閑とはしていられません。
その初回、いきなり三森にポテンヒットを打たれると、内野守備のミス連発で失点という不運な立ち上がり。それでも三振と併殺で1失点で済ませるところはさすが山本。気合を感じました。
気合を感じたといえば、同点の3回裏の吉田正。打った瞬間確信の弾丸ライナーは勝ち越しの一発! もちろんガッツポーズも満面の笑みもないけれど、ベンチに帰ってきてのハイタッチはいつもよりちょっと力が入っていたような気がしました。
4回にはこの日から戻ってきた杉本が二塁打で出塁。第一打席はチャンスで三振していましたが、降格前より良くなっていると信じていいのだろうか。そして紅林がヒットでつなぎます。紅林は初回の遊ゴロをタイムリー内野安打にしてしまい、4回にも送球エラーをかましていましたが、2回の同点タイムリーとこのヒットで取り返した…か?
しかし次の若月はランナー還せず。二死二・三塁となりチャンスは続くものの、次の1番中川は申告敬遠。2番渡部は一軍ノーヒットですから、そりゃそうなります。
この日は1番中川・2番渡部という、またまた斜め上を行く打順でした。なぜ中川と吉田正の間に打率.000を挟むのか…バント要員にしかならないではないか…。
初球からなぜか振らない渡部。カウント2-1からのど真ん中も見逃して追い込まれてしまいます。こりゃボール球振って三振のパターンか…と9割諦めモードで迎えた5球目!  高めストレートを振り抜いた打球はライト前へー! 本当にうれしそうなガッツポーズ、激しくボール返還要求する中嶋監督、ベンチ観客席全員の大喜びもすべてが絵になる初ヒットでした!
5回には大城にもタイムリーが出て差は4点に。山本は今宮にソロを浴びるもののリードを守って降板。この日も平野不在だったため阿部・ワゲスパックの盤石リレーで、首位攻防戦初戦を獲りました!
安達が守備で脇腹を痛めたのと、平野がちょいちょい不在になる理由は気になりますが…。
ともかくも!
デーゲームで西武が敗れていたため、なななんと!
オリックスが(去年以来の)単独首位!!


↑ 記念撮影

日曜日の先発は宮城とばかり思っていましたが、山﨑福でした。相手が千賀とあって勝てれば儲けもの、宮城は楽天戦に回してそこで確実に1勝を取りに行く…という計算なのでしょうか。
さて蓋を開けてみれば、いきなり柳田に3ランを浴びるヤマサチ(「それ入るん!?」と呆れるくらいとんでもない打球でしたが)。千賀から1点取るのも難しいのに、4点なんて絶対無理だろうと嘆いていたら、3回にも三森にソロを浴びるヤマサチ。こらあかん、としばらく別の試合を観ていました。
チャンネルを戻したのは6回。疲れが出始めたのか、千賀からランナーを溜めると打席にはT-岡田。いきなりファールゾーンに打ち上げ! …と思ったら、屋根に当たってフライにならず。助かったTは6球目にタイムリー! まあ4点差だったもんね!
一死一・三塁、紅林の打球はセカンドゴロゲッツー…かと思ったら、三森がはじいてさらに1点! またもラッキー!
さらに続く伏見はショートゴロゲッツー…かと思ったら、一塁塁審の手がアウッ…と上がりかけてからのセーフセーフ! これにはもちろん藤本監督リクエスト。しかし映像を見ても実にきわどい! セーフといえばセーフだしアウトといえばアウト…ということで判定どおりセーフのままに! 中嶋監督は渡部に代打・頓宮を送るも、ここは千賀の意地が勝ちました。
ヤマサチが降板して以降、村西→山田で無失点を続けているオリックス投手陣。次に送り出されたのは西武戦で圧巻の投球を見せた宇田川。ここを三者凡退に抑えて流れを持ってきてほしいところでしたが、先頭に四球を出しパスボール、バントで一死三塁の大ピンチ。しかしここからが宇田川の真骨頂。柳田・デスパイネを連続三振に斬ってとり、今日も存在感を発揮しました。
7回裏は三凡に終わるも、中嶋監督は攻めの姿勢を崩しませんでした。8回表に登板したのは山﨑颯。もちろんアッサリ三人で終わらせます。負けているのに颯一郎はもったいなさすぎない? と思いましたが、もしかしたらナカジマジックはその裏に起こる出来事を予見していたのかもしれない…のは言い過ぎか?
相手はもちろん勝ちパターンの藤井。打ち崩すのは難しかろうと思っていましたが、先頭杉本がヒットで出ます。しかし続く宗が一ゴロゲッツー…と思ったら、ファースト中村の送球が乱れ今宮が捕球できず、転々としている間に杉本は三塁へ! 二死無走者のはずが無死一・三塁の大チャンスに!
ここでT。さっきは打ちました。4点差だったので。ここでは打たないだろうと思いました。
…たまには裏切ってくれよ!
そして紅林も難しい低めを打ち上げて浅いフライ。大チャンスがあっという間にツーアウト…しかも次は小田…。そりゃ「終わった」と思いますよ。
もちろんフォークを振らされて三振。甲斐がこぼしたのを見て一塁へ走りますが、どうせアウトだろ…と思ったら、甲斐の送球が遅れて余裕のセーフ! アウト判定はもちろんリプレイ検証で覆り、満塁に!
そして頓宮が初球をレフト前へ弾き返し、1点差! これは完全のこちらの流れ!!
…と思ったのですが、ここは藤井の意地が勝ちました。中川でダメならやむなし。9回はモイネロですから、ここで同点に追いつけなければもう無理です。
終わってみれば惜しい負けだったものの、想定内の負けといったところでしょうか。しかし終盤の追い上げは頼もしく感じました。相手のミスのおかげとはいえ、ある程度つけこめたことは大きいです。そこで追いつけなかったこともまた、大きいのかもしれませんが…。


9/12・13 vsE ●△

楽天は2.5G差の4位とはいえ、優勝争いの一角です。そこに宮城・田嶋の左腕二本柱を送りこむのですから、2連勝狙いだったはずです。
…もちろん、相手あってのことですから、そう簡単にはうまくいかないのはわかっています。
しかしこの時期、負けは負けでも内容のある敗戦にしてほしかったというのが切実なところです。
則本は相当気合が入っていたようでした。頓宮のホームランで先制するものの、それ以外はつけ入る隙がありませんでした。しかし宮城も負けてはいませんでした。ランナーを背負っても怯むことなく、立ち向かえていたと思います。
潮目が変わったのは3回。杉本のクッション処理が拙いのは今に始まったことではありませんが、その後の悪送球も含めてあまりにも不用意なプレーに映りました。正直、この日の杉本は打席も含めて、言ってしまえばすべてが雑でした。中嶋監督の言う「そういうことを言わなくても理解している」ようには見えませんでした。いや、理解していないとは思いたくないけれど、それをまったく感じられませんでした。
そして同点のまま迎えた5回。宮城が先頭から連続ヒットを打たれバントで進められるも、続く岡島の打球はショートの頭上に上がったフライ。助かった! と思ったのも束の間。前進守備から下がって取りに行った紅林が捕球した直後、レフトから走ってきた中川と交錯してしまいます。紅林のグラブからボールがこぼれてしまうものの、落球したのは捕球してぶつかって倒れた後。アウト、と思い込んでいました。
そういうルールがあるのはもちろん知っています。しかし、フライを落球してもアウトになったプレーは幾度も観てきました。紅林が落球したのはそのどれよりも遅いタイミングでした。
中嶋監督が激怒するのは当然です。ただ、交錯していなければ落球もなかったわけで、はっきりいってしまえばこちらのミスにつけこまれた判定だということなのでしょう。
その後宮城は三振を奪うものの、続く鈴木に2点タイムリーをくらってしまいます。本来ならばなかった失点でした。もちろん1点目もそうです。宮城はさまざまなことが起きた中、よく投げたと思います。
我慢しながら中継を観ていましたが、6回表、吉田正の見逃し三振でもう耐えきれずにテレビを消しました。
正尚は2球目の低く見えたストライク判定に、背を向けて打席をはずしていました。いつもは首を傾げることはあっても、打席をはずすことなどありません。さらに3球目の遠目をストライクにされ、もうこの打席は彼の中で無意味になったのでしょう。4球目のど真ん中を見逃すと、さっさとベンチに帰っていきました。怒っている、と感じました。それはこの打席で突如として広がったストライクゾーンに対してだけではないだろうし、不可解な判定も味方のミスも含め、この試合で起きたことすべてに怒っていたのかもしれません。こんな感情的な正尚を見たのははじめてだと思います。
なんだか悲しくなってしまいました。
正尚を責めたいのではありません。真剣であるからこその反応だと思います。
こんな時にこんな試合になってしまったことが、悔しいし悲しいのです。
中継を観るのをやめたのは、ベンチの雰囲気を見るのが怖かった、というのもあります。
覇気を失っているであろうベンチを見たくなかったのです。このままズルズル行きかねません。中嶋監督のことですから、何らかの手は打ってくるとは思いますが…。
これで負けるわけにはいかなくなった2戦目。吉田正が昨日の9回からの2打席連続ホームランで先制すると、田嶋も楽天キラーぶりを発揮、ランナーを出しても併殺で切り抜け得点どころか二塁も踏ませません。さらに4回、まさかのまさたか3打席連続ホームラン、しかも2ランで3-0!
いける、と思いましたよ。
たとえ吉田正以外がサッパリでも、吉田正をレフトにしてまで起用した杉本がDHで1併殺3見三振でも、今日の田嶋の出来ならこのまま最後までいける…勝てる…と。あんなに肝に銘じていた禁句を…思ってしまいました…。
相手も優勝を目指すチームですから、そう簡単にはいきませんでした。ちなみに前日のようなモヤモヤはこの日は一切ありませんでした。打った浅村の気迫が勝っていました。
もちろんまだ同点ですから、あきらめてはいけません。田嶋がなおもランナーを背負うと、7回から阿部を投入。勝ち越しは許しませんでした。
その後は互いにランナーを出すもスコアボードには0が並び続けます。5回終了時点では9時前に終わりそうだった試合もついに延長12回。オリの攻撃は三者凡退に終わり、勝ちがなくなりました。しかし今日もソフトバンクが圧勝している以上、負けと引き分けでは大違い。なんとか引き分けで終わらせたい最終回にマウンドに上がったのは小木田。2アウトを取ると浅村にヒットを打たれ、島内・鈴木に連続四球で満塁にしてしまいます。
ここまで耐えてきての敗戦はさすがに堪えます。平野はなぜか下位打線の11回に登板していました。1番から始まる12回に小木田は荷が重かったか…。
打席には代打・銀次で投手交代。てっきり左の山田が出てくるものと予想していたら、なんと対左の被打率が非常に悪い吉田凌! えええ大丈夫!?
我が家の解説者によると「山田は押し出しがある。吉田凌はストライクを投げられるから押し出しはない」からだそうですが…。
凌はもちろんスライダー連投で勝負。解説どおりストライク先行で追い込むと、最後もスライダーでゴロに打ち取り、試合終了!
なんとか引き分けで終われたと、直後は安堵したものの…。

いやいや。

この2試合は、連勝を目指していたのではなかったか?
4位楽天を相手に1敗1分で、優勝どころかCSも怪しくなってきました。
2戦目は絶対に取らなければならなかった、いや実際取れた星ではないですか?
その原因はもう誰の目にもあきらかなのではないですか?
守備も打撃も覇気を感じられない選手を見るのは腹が立つし辛いです。
12回までやって代打にも出てこないベテラン選手より、二軍で結果を残している若手がいます。むしろそちらを先に上げるとばかり思っていました。
残された時間はわずかとなりました。先発や中継ぎが耐えて耐えてこの順位にいることに、打撃陣はもっと応えてほしいです。昨年がマグレだとは思いたくありません。底力を絞り出してほしいです。



<ヤスオーの野球坊主>

【1戦目】
楽天の強さが出た試合でしたね。楽天戦では、相手チームのファンが絆、絆とネット掲示板で審判の判定にケチをつけるのは毎度のことですが、僕が楽天の優勝予想をしているのは、それも込みですからね。ちょっと話が古いですが、水泳の鈴木大地選手がバサロスタートで金メダルを取るとバサロが禁止になったりなど、オリンピックでは日本人が金メダルを取るとルールが変わるのは有名な話です。キムヨナも確かバンクーバー五輪のために何年も前からトロントに練習拠点を移したはずです。楽天が審判を引退した奴を自分のチームの寮長にしたのと同じで、人脈作りというか、応援してほしいのでしょう。スポーツの勝ち負けを決定づけるものというのは、速い球を投げることができるとか、ホームランをたくさん打てるとか、そんな単純なものだけではないのです。
紅林の落球の件ですが、野球規則を張り付けてあれは落球だというバカがいますが、40年野球を見てきて、あんなシーンを何回も見てきている僕からすれば、あれは論ずるに値しないレベルでアウトです。だからこそ中嶋監督があれだけキレているわけで。しかし、今日の宮城なんぞは真っ当に挑んで打てるわけないのは近くで見てる審判もわかるでしょうから、こういう千載一遇のチャンスは逃すわけにはいかないのです。
ちなみに先日のロッテ戦でも島内のライン際の当たりがありましたが、この時もやっていましたね。今までと違ってシーズンも終盤で毎日落とせない試合が続くので、インターバルがある5回までによほど差がつかない限り、こういうことは毎日あるはずです。ちなみにこのチャンスは楽天が潰しちゃったので、いつものゾーンを狭くするやり方をしていました。こんなことばかりしているので、楽天は6回以降の逆転勝ちが不自然に多いし、中継ぎ投手にばかり勝ち星がついています。毎日野球をチェックするパリーグファンなら全員わかっていますが、シーズンも終盤で最近あまりにも露骨で、ネット掲示板もとても荒れています。
結局何が言いたいかというと、楽天優勝を言い続けている僕の意見が正しいことが証明されつつあるということです。

【2戦目】
杉本はソフトバンク戦のマルチ2戦に比べ、昨日は併殺打1本に3三振(それもすべてが無気力な見逃し)と非常にわかりやすく打撃成績を落としました。1戦目でも怠慢守備(無気力なクッション処理と悪送球)で楽天の反撃のきっかけを作りました(もちろん1戦目もノーヒット)。中嶋は、水本代理監督時代に活躍した西村は早めに守備要員を出すくせに、自分が見出して去年活躍した杉本は、最高級の贔屓をして代えませんからね。いや承認欲求や社会的地位なんかは人間が最も欲するものですから、それを与えてくれた杉本は僕が中嶋でも贔屓するでしょうし、中嶋を批判するつもりはないですが。自分の人生の役に立った人間が、こんな人間性が低い選手だったことが運が悪かったです。
T岡田は上がってきてからずっと役に立っていませんから、単純にダメなんでしょうね。去年でも、こいつは杉本や紅林のように、中嶋の社会的地位向上に繋がる美談記事は読んだことないので、贔屓枠でもないでしょう。実際に小田の代打でも出てこないぐらい中嶋の信用はないです。杉本と違って贔屓枠ではないぶん影響は少ないですが、なぜこの人が上がってきたのか不思議です。おそらく、バレラもマッカーシーもいない今、背広組のゴリ押し枠なのでしょう。インプットの少ない年寄りの背広組は、こいつが人気者と思っているはずですから。




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