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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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4/20〜22 vsL ○○○

ひさびさの快勝…スコアだけを見れば、なのですが。田嶋ー上間で序盤はまさかの乱打戦、どうなることかと思いました。我が家の解説者によると、オリックスへの流れは吉田正のホームランが引き寄せたのではなく、その前の松本のグダグダピッチングのせいだそうです。こちらとしては、「あれだけグダグダして1点だけかい!」だったので、吉田正の執念弾が分水嶺と思ったのですが。積極的な継投もうまく行きました。今日は何かにつけ早めに動いてきましたね。やはりここまでの試合運びでさすがに思うところが出てきたのでしょう。
快勝の次は貧打…とはよくある話ですが、今井からなかなかチャンスを作れないうちに山本が逆転されるという、実によろしくない展開。それを打ち破ったのはスタメン起用に応えた宗と、8回まで投げ切った山本でした。いやその前に、ジョーンズの同点タイムリーを予言していた我が家の解説者。ジョーンズは皆が打てず雰囲気が停滞している時に打つのだそうです。ヒギンスも今日は完璧。理想的な逃げ切りで連勝! 勝ち越し!
こうなると欲が出てくるものの、さすがにサンタテなんて…と、勝ち越した余裕もあり劣勢でも割と冷静でした。終盤まではどちらも拙攻だったので、頓宮ムランで同点になった時は「せめて引き分け!」と欲が顔を出しましたが。能見は不運もありましたが、ここまでの貢献(火消しだけでなくコーチ業やイケメン度も含めて)を考えると責められません。
最終回、漆原があっさり抑えるもその裏の相手は増田。先日ソフトバンク相手にセーブ失敗していますが、こちとら打った記憶がナイ。連打でチャンスを作るも2アウト。我が家の解説者に「ここでジョーンズは打つ?」と訊くと、「いや、打たない」。
結果は三ゴロ、やっぱりな——と100%敗戦を疑わなかったのですが。
ミスは試合の行方を左右します。今までこちらがさんざんやらかしてきて思い知らされています。
あのタイミングでアウト宣告する塁審もたいがいだと思いますが。セーフ判定ならあそこから一塁に転送してもゆうゆう試合終了でしたからね…。そしてこれは我が家の解説者に教えてもらったのですが、小田の走塁指標はチーム1、12球団の中でも高数値なのだそうです。ナルホド、佐野皓より先に小田を代走に出していた理由がわかりました。
満塁でT。なぜか今季得点圏の鬼と化しているT。ここでも粘る! ファウルで粘る! なぜ今日に限って実況が大前さんでも濱野さんでもなく知らないポエマーだったのか! 「ここが輝く時!」なんて、絶対「生き返れ福留!」的なヤツを狙っていただろう!
ポエマーの声が聞こえたわけではなかろうが、Tがはじき返した7球目の内角直球は走者一掃フェン直三塁打! あともう少しでサヨナラ満塁ホームランだったのにィ!
もう同点になっただけでうれしいのに、次の杉本も粘る! 粘って粘って最後は源田もあきらめた内野安打!
4×4×…4×…。
逆転サヨナラされたことはいっぱいあったけど…。
オリックスが打つなんて、しかもTと杉本が決めるなんて、シンジラレナーイ! これは夢か! 幸せな夢なのか!
泣いて狂喜乱舞したかったけれど、我が家の西武ファンが不機嫌きわまりないので自重しました…。ただでさえペナルティを背負っている佐藤のフィルダースチョイスから始まった逆転劇ですから、気持ちはとってもわかる…。
それにしても、勝っているせいもありますが、ベンチの雰囲気が良いですね。このカード、ベンチからよく声が聞こえてきました。とりわけ目立つ野太い声は水本コーチらしいですが、試合前のハイタッチも水本コーチの発案だそうです。Tが打席に入っている時、全員が前のめりなのも今までにない光景。打つことをわかっていたような、安達のニヤニヤも印象的でした。


4/23~25 vsF ○●△

遅くまで大興奮したあとの札幌への移動ゲーム、しかも前回1勝もしていない日ハムが相手で先発は超苦手のバーヘイゲン、おまけに安達は休養日。山岡に勝ちをつけてほしいけれど難しいかなあ…と思っていたら、意外や意外、完勝でした。
我が家の解説者によると、チーム状態はモヤの存在と連動しているらしいです。いつぞやのロメロのよう…。この日は警戒されている吉田正は抑えられましたが、代わりにモヤや杉本が猛打賞でした。吉田正個人軍ではない、こういう打線を待ち望んでいたのです。紅林のうまいタイムリーも良かったです。攻守において先を越された太田ですが、守備のミスは減ってきたので打撃も昨年の良さを取り戻してほしいものです…。
2戦目は買い物に行っている間に5失点。よってほぼ中継を観ませんでしたが、失点はその回だけ。苦手の宮西を攻めて満塁とした場面では追加点を取れず、追い上げはしたものの悔しい敗戦となりました。
3戦目はサンデー宮城が胃腸炎で離脱し、ブルペンデーに。初めての開幕ローテで疲労も溜まっていたのでしょう。いや、疲労だけじゃなくストレスもあるか…投球スタイルがベテラン風なので忘れがちですが、まだ19歳だもんね。
代役の竹安は初回いきなりランナーを溜めて1失点、それでも1アウトからショートゴロ併殺でなんとか切り抜け…と思いきや、安達がまさかのエラー。安達はその後も無死一・二塁のチャンスでど真ん中をバント空振りし二塁ランナーがアウトになるなど、すっかり精彩を欠いていました。攻守においても精神的にもチームの支柱である安達がやらかすと、いつも致命傷になってしまいます。
チャンスらしいチャンスもなく8回まで進み、宮西相手ですっかり敗戦モードでしたが、みるみる頼もしくなった紅林(あわててチャンネル替えたからタイムリーの場面は観ていない)、代打の切り札ジョーンズ(西武戦のFCといいツキに恵まれているだけのような…)打点の鬼T(本日犠飛2本)でまさかの逆転成功!! しかし本日のスタメンがいつもなら抑え捕手で登場する若月だったため、代打を出せず勝ち越し点は1点どまり。嫌な予感はしたのだ…。富山が良すぎただけに、ヒギンスが…西武戦は完璧だったのになあ…。
ともあれ引き分けで終われたのは、我が家の解説者によると相手の采配ミスのおかげだそうです。一死一塁からわざわざ代打バントしたところで、代打の切り札大田は申告敬遠されるだけですから。不安定な宮西を勝ちパターンからはずさなかったこともそうです。こちらはヒギンスを早々に見切って比嘉に代え、なんとか同点でとどまりましたが、ヒギンスの信頼度が高くなかったからできた交代かもしれません。
敗色濃厚な試合を引き分けにできたというべきか、勝ち越しただけにもったいないというべきかは微妙です。それにしても抑え漆原×→ヒギンス×ときて、あとはもう平野くらいしかおらんぞ。それとも絶好調の富山か…。
とにもかくにも、今週だけで借金を3返せたのは、チーム状態がまずまず上向いている証拠でしょう。
緊急事態宣言により、火曜日からはせっかくのホームゲームですが無観客試合となります。相手は楽天・ソフトバンク、おまけに魔のGolden Weak。
ますます勝ちパターンが不安定になりましたし、吉田正の足の状態も気になりますが…なんとか今年こそは巣ごもりで試合を見守るファンにGoldenなWeekを過ごさせてくれますように…!








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