どうしてこうなった。
…いや、わかってはいたことですが。 金子が自由契約を選択、その二日後には日ハム入りが決定しました。 優勝したいもんね。仕方ないよね。 栗山監督なら気を遣ってくれそうだし、ベテランキャッチャーの鶴岡もいるし、守備もまあまあ固いし、ホームランの出にくい球場だし、いいんじゃないでしょうか。 そしてその三日後には、西が阪神入りを表明。 サンスポがすっぱぬいてすぐにブログで否定していたものの、大方トークショーイベントまでは発表しないつもりだったのだろうと予想していたので、驚きも悲しみもありませんでした。 ただただ、むなしい。 驚きも悲しみもない自分がいちばん虚しい。 以前の金子のFA騒ぎの時は「行かないでー!」とやきもきして、残留の報を目にした時は大きく安堵したものですが、そんなふうに心を動かされないことが、むしろ悲しい。 「環境を変えたくなかった」と西はコメントしていますが、「じゃあ残ればいいじゃん!」とはとても返すことができません。 そんなチームになっちまったってことです。 浅村にお断りされ、金子に出ていかれ、西にも愛想をつかされ。 「不徳のいたすところ」と言うならば、この責任はいったいどう取るつもりなんですかね、球団本部長は。 終わってしまったことはどうしようもないので、これ以上戦力流出しないように尽力することが最大の目標なのでしょうけれど、果たしてそんなチームにできるのかどうか。そもそも、強くする気があるのかどうか。ここ数年のチーム状況を見ているととても信じられません。 西武のようにどれだけ選手に出ていかれてもまた強くなることのできるチームはいいです。オリックスにそんな雰囲気は皆目感じられません。選手だけに責任を負わせて、根本的な問題を放置している今の球団体質は、まるで社員を切り捨て幹部の地位は守り続けようとするブラック企業のようです。 お願いだから、これ以上失望させないで…。 PR |
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