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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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10/3 戦力外通告①

村西・前・河内・宜保、育成の中田・上野・平野大・木下が戦力外に。支配下の4人は全員育成打診されているそうですが、河内はトミージョンですから妥当として、宜保の怪我はそこまで重かったのかと驚いています。今年の内野の手薄さは宜保の不在の影響が大きかったので早く戻ってきてほしいと願っていたのですが…。
村西・前は起用法からして危うい立ち位置とは想像していたものの、今年の二軍の自転車操業っぷりを思うと、二軍ローテを回す役目を担ってほしいのかもしれません。
育成の4人は支配下を勝ち取るまでの活躍ができませんでした。淋しいですね。
さらに10/8には横山楓が戦力外通告。これまた育成契約となりますが、二軍とはいえタイトルホルダーなのですから来季も支配下目指して頑張ってほしいです。
また、10/23に山中の任意引退の報道が。打撃を期待されるもなかなか支配下に上がれないまま3年が経過してしまったのですが、おそらく育成契約を打診されたタイミングでの決断だったのだろうと思います。淋しいですがこれも野球選手としての生き方のひとつなのでしょうね。


10/9 岸田新監督誕生

次の監督はいったい誰が…? 水本ヘッドコーチはないだろうし、妥当なところで小林二軍監督昇格…?
と、ぼんやり想像していたら、なんと岸田マモさん! 投手コーチからの大抜擢! これはビックリ!!
ついに…推し球団にも歳下監督が…:( ;´꒳`;):
まあそれはともかく、チームが真の底から生まれ変わろうとしていることはわかりました。
岸田監督のもとフレッシュなチームになることを期待します!


10/17 契約合意

エスピノーザ・マチャド・ペルドモの3選手と契約合意でホッとしました。来季の外国人枠がどうなるかはわかりませんが、最優先はこの3人で間違いないでしょう。トーマスの退団は致し方ないとして、ここに名前のなかったセデーニョはどうなるのでしょう…。
10/22にはかねてより報道のあった台湾のチェン・ムーヘン投手を育成で獲得。岸田監督が台湾まで出向いて入団会見を行うなど、期待のほどが見て取れます。さっそく秋季キャンプに参加していましたが、人気の出そうな空気がします。


10/24 ドラフト会議

大半の球団が1位指名を事前公表しなかった今年のドラフト会議。オリックスの予想も野手だ、いや投手だと各所でさまざま。ファンとしてはやっぱり野手で行ってほしい! しかし宗山は間違いなく競合するだろうから、ここは西川史礁で…!
 ↓
やっぱりキタ━(゚∀゚)━!
 ↓
ロッテも西川だと…?((((;゚Д゚))))
 ↓
やっぱりコナカッタ… il||li _| ̄|○ il||l

まあ、競合の時点でこうなることはわかってたよね。長年のオリックスファンならね。
でもさあ…ここまで当たらないなんてことある…?
ゲームのガチャでももうちょっと当たるんとちゃうか…?
しかし落ち込んでいるヒマはありません。外れ1位も外野手を指名。富士大の麦谷選手。経歴を聞けば聞くほど応援したくなる選手です。もはや西川龍馬しかいないとも言える外野の席はスカスカ。開幕一軍スタメンもあるぞ!
2位は大卒投手、3位は高卒投手、4位で捕手登録の大卒選手を獲得し、5位以降はおなじみの社会人投手。…と思いきや、6位の指名順が回ってきたところでトラブル(?)発生。中継は観ていなかったのですが、なかなか選手の名前が発表されません。協議中…の割にはずいぶんと中断が長い。他球団のテーブルはどうやらお怒りの様子。ようやく20分後に社会人投手が指名されましたが、何があったのかはわかりませんでした。会議後に該当者のリストにない選手を指名したためと説明があったためあれやこれやと憶測が飛び交いましたが、とにかく他球団に迷惑をかけたことは確かなので、不手際には違いないでしょうね。
育成では高卒からBCリーグまで6選手を指名。全員の活躍を願います!


10/31 組閣決定

おなじみだったコーチの退団が次々決まる中、水本ヘッドの去就を案じていましたが、留任となってひと安心。そして投手コーチの後釜には比嘉が就任となりました。挨拶を聞く限りチームを去るのかと思っていたので、まだまだブルペンを支えてくれる存在でいてくれるのは嬉しかったです。しかし中垣巡回ヘッドの退団は悲しい…。
懸案の打撃コーチは嶋村・川島という新しい風が。他球団のノウハウを活かして底上げを頼みます。
他の一軍コーチは侍ジャパン専任となる梵の後任に安達、退団した田口の後任に松井佑というこれまたフレッシュな顔ぶれ。
これは本当に、まったく新しいチームになりそうです。


12/9 ようこそオリックスへ①

11/18には阪神を戦力外となっていた遠藤選手の育成契約が決定。契約前から秋季キャンプに参加していましたが、盗塁が得意のようなので期待大です。
さらに12/9に開催された現役ドラフトでは、西武の本田圭佑投手を獲得。一方、オリックスからは山足が広島へ移籍することになりました。またはじめて2巡目が行われ、日ハムが2名指名された一方、2名獲得した広島からは1名しか移籍しないという事態も。指名順は公表されないので内情は不明です。
しかし山足がチームからいなくなるのは淋しいですね…。起用法からして序列が高くないのは感じていましたけれども。足は速くないけれど走塁センスは図抜けていましたし、卒業こそすれフライングクラッカーのインパクトは大きかったですし…。広島でもいぶし銀の存在感を示してくれますように。
さて我が家の西武ファンの評価は芳しくない本田投手ですが、オリックスに来たからには期待しかありません。井口や鈴木のようにふたたび花開いてくれることを願います。


12/12 ようこそオリックスへ②

朝起きてネットニュースを見ると、「オリックス FA石川争奪戦から撤退」の見出しが。
…うんまあ、そうだろうね。本拠地は石川が苦手とするドーム球場、元から勝算なかったしね。
そしてそれに続く「海外FAの九里らの獲得検討」の一文は、
…うんまあ、先発補強は急務だしね。メジャー志望の九里は来るわけないけれど。
と、かるーく読み流していたのです。
よって、定時後に「オリックス 九里亜蓮と電撃合意」のニュースを目にした時は、

(  Д )  ゚ ゚

…でした。
てっきりフカシとばっかり…。
オリックスが! かつてはお断りックスなんて揶揄されていた球団が! 3年連続FA選手を獲得だなんて!!
夢のようです…。
人的補償を必要とするFAではありますが、交流戦の実績もありますし、実績のあるベテラン投手の存在は若手の多いオリックス投手陣にとって頼もしいですし、九里にしてもDHのあるパ・リーグに移籍することでメリットがたくさんありますし、広島にいた水本ヘッドや西川が在籍していることも大きかったでしょう。
ますます来季が楽しみになりました。







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11/21 vsUSA ○

スーパーラウンド初戦の先発を任されたのは高橋。いきなり三者三振と最高の立ち上がりを見せます。
しかし、アメリカ先発のヒルもなかなかの難敵でした。初回、先頭桑原がいきなりの相手エラーで出塁し、自称骨折ながらスタメン復帰した辰己がヒットを放つも後続が打ち取られて得点できず。さすが44歳のベテラン。その後もベテラン左腕の投球術にやられて、4回まで互いにゼロ行進が続きます。
試合が動いたのは5回。代わった隅田がいきなりソロホームランを被弾し先制点を与えてしまいます。しかしその裏、相手投手も同じく交代。すると一死から三連打が飛び出し同点に。桑原のゴロはホーム封殺されるも、続く小園が三塁打! ランナーふたりが還って2点差とします。
隅田が次の回をしっかり三凡で抑えると、7回も北山がゼロ封。するとその裏、小園が本日2本目の長打となる3ランホームラン! リードを大きく広げます。
8回も止まらない小園。桑原のタイムリーの後、今度は2ランで7打点目と荒稼ぎ。8点差になった9回は横山がなんとかゼロで抑え、日本が初戦を取りました。
それにしても…ホームランが出る試合って、ヒヤヒヤもするけれどやっぱり楽しいですね…。


11/22 vsVEN ○

スーパーラウンド2戦目の相手は、Aグループ1位通過のベネズエラ。しかし侍打線は今日も活発。初回から小園・辰己の連続長打で先制すると、森下のタイムリー、連続四球から源田のゴロでさらに1点。
日本有利な展開かと思いましたが、そこはさすがのベネズエラ。直後、先発才木から2ランを放って1点差とします。
その後は互いの投手が踏ん張り、5回までスコアボードにゼロが並びます。そして6回。代わった井上が4番ペレスに逆転2ランを被弾。さらに四球から連打で2点差とされてしまいます。
四球を出した時点で、代えた方が良いのでは…とハラハラしながら観ていたのですが、交代はありませんでした。スーパーラウンドを前に鈴木翔天が離脱し、補充できないルールですからブルペンは想定よりひとり少ない状態です。選手を借りている立場で3連投禁止の制約もある中、出し惜しみせざるを得ない事情があったことは容易に想像できます。
長打攻撃で劣勢に立たされた侍ジャパンですが、その裏、坂倉がホームランを放ち1点差とします。さらに二死から四球とヒットでランナーを溜めると、連続四球の押し出しで同点に。とどめは牧! 勝ち越しは大きな満塁ホームラン! 東京ドームを熱狂させるデスターシャ!
その後は鈴木昭→清水の火消し→藤平とつなぎ、大勢が1点奪われたものの9-6で今大会7連勝を決めました!


11/23 vsTPE ○

昼間の試合でベネズエラが敗れたことにより、決勝は日本-台湾のカードとなることが決まりました。よって、台湾は予告されていた先発投手を温存することを決め、罰金を払ってまで投手を代えてきました。日本にとっても消化試合となるこの一戦、控えが多く起用されましたが、1番に抜擢された村林のホームランでいきなり先制。勢いは止まることなく、森下のタイムリー、紅林の犠飛などで一挙4点を挙げます。しかし突発性炎上病の持ち主である早川、4回に1点を返されると、5回には先頭から連続四球にタイムリー、さらに2四球で押し出しと、1点差に迫られてしまいます。無死満塁のこのピンチを救ったのは火消しの清水。ゲッツーに三振と最高のかたちで3つアウトを取り、相手に流れを渡しません。その裏には清宮のタイムリーなどで3点を取り返します。
互いに明日の決勝のため相手を眠らせておきたいところだったでしょうが、残念ながらこの試合、そううまくはいきませんでした。6回に北山が2点を奪われると、その裏日本が2点を取り返す。9回も横山がソロホームランを被弾、結果勝利はしたものの、スコアは9-6と大味に。
とはいえ、ここまで無敗の侍ジャパン。相手の台湾にも2勝しているし、明日も勝ってプレミア連覇だー!
…と、ファンは余裕をぶっこいていたわけです。


11/24 vsTPE ●

いよいよ決勝。オーダーは通常に戻りました。先発を任されたのは戸郷。この大一番、WBC経験者に任せるのは当然といえましょう。しかし懸念材料は、この大会の戸郷は今ひとつ精彩を欠いているように感じること。ここでも初回から、やや球が高いように見えました。
相手先発は林昱珉。ダイヤモンドバックス傘下に所属する左腕は、さすが決勝に温存されるだけあります。侍打線が手も足も出ず、序盤を完璧に抑え込まれてしまいます。3回、ようやく源田が投手強襲の初ヒットを放ち、坂倉の四球で二死一・二塁のチャンスを作るも、小園がセンターフライに終わって先制ならず。4回も先頭の辰己が四球を選びますが、ランナーを進めることすらできませんでした。
林の変化球に打者はのきなみきりきり舞い。これは投手が粘って後半勝負に持ち込むしかありません。
戸郷はランナーを出しつつなんとか踏ん張っていましたが、5回、先頭の林家正に先制ホームランを被弾してしまいます。大きく沸きあがる台湾ベンチ。
戸郷はさらに一死一・二塁とピンチを招きます。交代するならここでした。
しかしそんな柔軟な投手起用ができる状況であったのかどうか。WBCでは毎試合早い回からピンチに備えて中継ぎが肩を作っていましたが、同じことをプレミアでできるとは思えません。もちろん真相はわかりません。しかしここを抑えきれていれば、日本の勝利の目はあったように思います。
3番陳傑憲の打球は無情にもライトスタンドへ。3ランホームランに三塁側はお祭り騒ぎ!
あまりにも大きな4点が入ってしまいました。
その裏、手も足も出なかった林昱珉に代わってマウンドへ上がったのは張奕。張奕だと!? 日本戦以外なら応援するけれども!
しかしNPB時代は打たれていたはずの日本選手相手に、見違えるような投球を披露した張奕。二死一・二塁のピンチも小園を打ち取り、隅田が三者三振で終えた次の回も、三人で切り流れをこちらに渡しません。西武を戦力外になった選手とは思えないよ…。
試合の主導権は完全に台湾の手中にありました。7回表、隅田が一・二塁にランナーを背負った場面で、ダブルスチールを敢行。その後あわやホームランの大ファウルが飛び出しドキリとします。なんとか二死となり、カウントが1-2になったところで解説の古田敦也がいきなり大声を出すものだから、さらにドキリとさせられました。なんと三塁ランナーが本盗を仕掛けていたのです。隅田が気づいて未遂に終わったものの、台湾選手の躍動が終始目につく攻撃回となりました。
7回も張奕に抑えこまれた侍ジャパン。残る攻撃はあと2回となり、4点という点差にほぼ絶望しているところへ登板したのは陳冠宇。チェン・グァンユウだと!? またNPB出身投手が!
ここは対戦経験ありということで、打者にはチャンスと思ってほしい…ところでしたが、これまた見違えるようなチェンの投球内容に三者凡退で終わる侍打線。
最後の一戦ということで藤平→大勢と勝ちパターンをつぎ込み、追加点こそ許さなかったものの、日本は流れをつかむことができないまま最終回を迎えることになってしまいました。
マウンドへ上がった林凱威から先頭辰己がヒットを放つと球場から逆転を期待する歓声が起こります。しかし続く森下はゴロアウトで二塁封殺。そして栗原の鋭い打球は、無情にも一塁手のグラブの中へ。森下はベースに戻れずゲッツーに…。
笑顔で歓喜の輪を作る台湾選手たち。茫然とする日本ベンチ。この大会、初めて味わう悔しい敗北は、よりにもよって決勝の一戦になってしまいました。
最初から最後まで台湾には執念を感じました。先発温存に始まり、守備でもファインプレーを連発。ワンプレーごとに盛り上がるベンチ。絶対に優勝するという気持ちをビシビシと感じました。もちろん、日本になかったわけではありません。しかしその面において伝わるものは、台湾のほうが強かったような気がします。
そして敗れて悔しい一方、それ以上にあたたかな気持ちになれたのも確かです。
優勝の喜びは日本もよく知っています。国を背負う重圧から解放された後の笑顔にはこちらも幸せな気持ちになります。野球がメジャースポーツである台湾において、国際大会で優勝した選手たちはこれから国の英雄になるでしょう。そして野球をしたいと思う子どもたちもきっとたくさん増えることでしょう。日本がそうであったように。
キャプテン陳傑憲選手の嬉し涙にはこちらも胸を打たれるものがありました(イケメンだから…だけではなく!)。日本の高校出身でプロ志望届を出していたこともはじめて知りました。ちょっとファンになっちゃいました(イケメン…だし!)。張奕の活躍もうれしかったです。日本球界復帰の可能性もあるのではないでしょうか。これからも頑張ってほしいです。
ひさびさに土をつけられることになった侍ジャパン。なぜか批判を浴びることになった辰己の円陣ですが、辰己らしいっちゃらしいし、大一番に挑むチームへの彼なりの鼓舞であったと思うのです。結果は逆になってしまいましたが、若い選手が多いですし、今回参加できなかった代表候補も含めて、この敗戦を糧にして、井端監督のもと一丸となって世界一奪還を目指していってほしいです。
11月の終わりまで楽しめた野球も、これで終わりです。長いシーズンを戦い終えた代表選手たちには心から敬意を表します。とくに日本シリーズに出場したソフトバンク・DeNAの選手たちの疲労は相当なものであると思います。開催時期がシーズン後というのが辞退者続出の理由なのでしょうが、動かしようがありませんからこれからもこの問題は続いてしまうかもしれませんね。
しかしオリックスファンとしては、代表が紅林ひとりというのはやはり淋しいものがありました。しかも大事な試合になるとスタメン起用は源田でしたし。次からは不動のショートと信頼されるくらい結果を残すしかありません!



11/9・10 vsCZE ○

てっきりチェコもプレミアに出場しているのかと思いきや、違ったのですか。台湾・日本と回るアジアツアーのようですが、チェコにとっても強化試合となる2試合。結果は日本の圧勝でした。
それにしても、チェコの試合を観ているとなぜかすがすがしい気持ちになります。野球にひたむきで、かつ楽しんでいることが伝わってくるからでしょうか。そしてWBCの時よりレベルアップしているようにも思いました。
オリックスから代表メンバーに選出されたのは紅林ひとりという淋しい現実です。それもとうてい選ばれて良い成績ではなかったのに…井端監督はずいぶん紅林のことを買ってくれているようですから、それに応えてもらわねばなりませんが、ヒットも出たし、サードも無難にこなしたしでひと安心。
侍全体としては、辞退者が多くベストメンバーとはいかないようですが、怪我なく最後まで終えて連覇を果たしてほしいですね。


11/13 vsAUS ○

いよいよ本番。バンテリンドームでオーストラリアを迎えての初戦、先発は井上。いきなりピンチを招きますが無失点。これで流れができました。先頭桑原が四球を選ぶと小園がヒットで続き、辰己の犠飛で先制。2回も満塁から小園のゴロで追加点。3回には相手エラーで3点目、4回にも相手エラーで2点追加…と、毎回得点もまさかのタイムリーなし。
そしてはじめてスコアボードにゼロが刻まれた直後の6回でした。先頭にホームランを打たれ、次打者にもヒットを打たれて井上は降板。代わった横山が二死を取るも、続く4番打者に2ランを許し、あっという間に2点差に…。
その裏も得点できなかった7回表、ふたたび流れを持ってきたのは藤平の三者三振の圧巻の投球でした。その裏、牧のタイムリーで得点すると、8回には森下・栗原の連打で3点追加。9回は清水が〆て、侍ジャパンがオープニングラウンド・グループBの初戦を取りました。スタメンショートの紅林はショートで奮闘するもヒットなし!


11/15 vsKOR ○

台湾に移動しての2戦目の相手は韓国。先発高橋の調子は今ひとつに見えました。2回に先制されてしまいますが、その裏、4番森下が10球粘ってヒットで出塁。栗原が続くも牧・清宮が打ち取られ打席は8番紅林。見事レフトに逆転タイムリー! 井端監督にも解説にもさんざん指摘された引っ張りがようやくここで!
が、4回に追いつかれて殊勲打にはならず。さらに5回、代わった隅田が三盗でピンチを広げ勝ち越しタイムリーを許してしまいます。
しかし取ったら取り返す侍ジャパン。その裏、すかさず牧のタイムリーで再逆転! 牧6番の打順が機能しています。そして物議を呼んだ清宮に代打佐野。佐野がアウトになったことで批判が噴出してしまいましたが、この試合の清宮は雰囲気がなかったのでやむなしかなと思います。
7回に森下の2ランで点差を広げると、藤平は今日も三者三振。3点差の9回は抑えの大勢が〆て2連勝!


11/16 vsTPE ○

圧倒的アウェーの台北ドーム。守備中も台湾応援団の声が響く中、すっかり侍の4番として頼もしい存在となった森下の犠牲フライで日本が初回に先制。
日本の先発は才木。甲子園を主戦場とする才木が相手への大声援の中で投げることはなかったかもしれませんが、この圧倒的アウェーでも強心臓は落ち着いて見えました。6回途中無失点と大役を果たします。
打線は3回に辰己の犠飛、4回に源田のホームランでリードを広げます。7回に北山がソロを許し球場が大いに沸くも、回またぎでその1失点にとどめ、9回は大勢が〆て3連勝!
サードスタメンの紅林は1安打。スリーバント失敗は2球目で察しました…。
ところでこの試合、もっともインパクトが強かったのは、6回裏に代打で登場したGiljegiljaw Kungkuan。漢字だと吉力吉撈鞏冠。他の台湾選手より長いパイワン族の名前を「キチリキキチロウキョウカン」と日本語読みで発音したものだから、SNSではかなりの反響を呼んだようです。
前から疑問だったのですが、テレビはどうして漢字の名前だと母国語でなく日本語読みにするのでしょう。『大地の子』の主人公もドラマでは「リクイッシン」になっていて、「ルーイーシン」としか認識していなかった身としては違和感が甚だしかったです。逆に、大学の中国語の授業では最初に自分の名前を中国語読みで自己紹介するところから始まりました。「名前は名前だろ?」とモヤモヤしながらも、声調の練習のためと自分を納得させていました。
相互のメディアで取り決めはあるのでしょうが、名前は名前なのですから、尊重したほうがいいのではないかなあと思うのですが。


11/17 vsCUB ○

今日も先制した後、犠飛にタイムリーと効率良く小刻みに得点を重ねる侍ジャパン。先発は早川。悪天候に良いイメージがなかったのですが、不安的中。4点リードの6回、先頭四球から長打を浴びて失点、さらに1アウトからデスパイネに四球を出したところで降板となりました。ランナーありの場面を任されたのは横山。オーストラリア戦で調子が今ひとつなところを露呈していましたが、ここでも連打を浴びて1点差にまで迫られてしまいます。代わった鈴木昭がなんとか抑えて同点には至らず。
その裏、6番手で登板したモイネロからチームメートの栗原が押し出しを選んで2点差に戻しますが、回またぎの鈴木昭が四球とヒットで一・二塁とされ、一死を取ったところで清水に交代。デスパイネの打球はピッチャー前、ぼてぼてゴロの進塁打…と思いきや、清水がこれを一塁へ悪送球! ランナーふたりが還って同点に追いつかれてしまいます! 清水は続く元同僚のマルティネスに四球を出してピンチを広げるも、残り二死を奪って踏ん張ります。
モイネロの前に得点を奪えないまま、またぎの清水がゼロに抑えた8回裏。先頭小園がエラーで出塁。続く辰己の打席で、モイネロのストレートが肘に直撃。頑丈な辰己がめずらしくうずくまって動けず、代走を送られるほどでした。人の好いモイネロがこれに動揺した…のかどうかはわかりませんが、一死一・三塁となった後、またも同僚対決となった栗原に粘られ、7球目。レフトへ浅いフライとなりましたが、小園の代走五十幡がタッチアップのスタートを切ります。さすがは韋駄天、ゆうゆうセーフとなって侍ジャパン、勝ち越し成功!
9回は連投の大勢に代わって、この大会大きな飛躍を遂げている藤平が登板。しかし、さすがに中継ぎと抑えでは勝手が違います。しかも雨天ですから、投げにくさもあったでしょう。一死から連打を浴び、さらに死球で満塁に…。
浮き気味のフォークを避け、5球連続直球勝負でなんとか見逃し三振を奪って二死とするも、最後の打者にはボール球を見極められ、カウント2-2となります。さらに直球をファウルされての6球目でした。バッテリーが選んだのは、もう投げないと思っていたフォーク! 虚を突かれた打者は目論見どおりの空振り三振、試合終了! 感情こもったガッツポーズを見せた藤平、大歓声の天母球場! これでBグループ1位通過決定です!
それにしても大雨の中、疲労困憊の状態ながら4時間もの熱いゲームを見せてくれた両チームには本当にお疲れ様のひとことしかありません。普段回またぎしない投手もフル回転となりました。インフルエンザ罹患の報道があったモイネロが3イニングも投げたことには驚きましたが。試合後辰己を探し回っていたらしいです。本当にいい人…。1安打2四球のデスパイネの威圧感もさすがでした。


11/18 vsDOM ○

スーパーラウンドが決まったことで、メンバーを入れ替えてオープニングラウンド最終戦に挑む侍ジャパン。紅林もショートスタメンで出場です。初回、押し出し後の二死満塁で打席が回るも残念ながら打点はならず。
その裏、戸郷が開始6球で同点とされ、2回にも勝ち越し点を奪われるも、3回表、満塁から佐藤のタイムリーで同点とします。しかしここで日本に大きなミスが発生。一塁ランナーだった紅林が三塁を狙ってアウトになるも、勝ち越しランナーのはずだった栗原がホーム手前で走塁を緩めており、アウトの方が先だったため得点は認められず。同点と勝ち越しでは試合展開が大きく異なります。まさに「緩み」が影響した局面となりました。
戸郷は悪天候もあってか4回2失点で交代となりました。打線は5回に栗原・坂倉の連続タイムリーで2点追加すると、二死満塁から紅林のゲッツー(…)の間の1点で3点差とします。6回には井上の暴投で1点返されるも、その直後に古賀のタイムリーで突き放し、9回には紅林・佐藤・五十幡がタイムリーを放ち一挙5得点のダメ押し。投手も隅田→横山→北山とゼロで抑え、結果11-3と大勝で台湾での試合を終えました。
次の舞台は東京ドーム。連覇を決めてもらいましょう!




11/3 ☆☆H-DB☆☆☆☆

土曜が雨で中止になり、先発は両チームともスライドの有原&大貫。もう負けられないソフトバンクは、1番周東・2番今宮と打順を入れ替えてきました。その今宮が初回に二塁打でさっそく好機を作ります。柳田の進塁打の後、4番は今日も山川。2戦目にはここで同じ大貫から先制ホームランを打ちました。…が、三球で空振り三振。同じ選手なのかと目を瞠るほど、一週間で雰囲気から表情から何もかも変わってしまっています。不調期に入ると長い選手ではありますが、ここでそのターンに入ってしまったのでしょうか…。
その裏、有原はいきなり無死一・二塁のピンチを背負うもオースティンをゲッツーに仕留め無失点。出場できないだろうと予想していたオースティンですが、4番一塁でスタメンでした。レフトを守る近藤もですが、明日なき戦いで皆強行出場です。
その近藤が2回、先頭でヒットを放つも、これまた不調の栗原が三振、牧原ゲッツーで流れを持ってこられません。
つまり、いまだ流れはDeNAにありました。2回裏、先頭の筒香が低めの変化球をフルスイング! センターへ飛んだ打球はそのままスタンドへ!
激流に乗るかのように、勢いは止まりません。戸柱のヒット、森の二塁打で二・三塁。投手大貫は三振しますが、1番に戻って桑原、絶好調のシリーズ男は今日も止まらない! レフトへ打ち返して2点追加!
3回裏にはランナー一塁から有原が宮崎に死球を与え、さらに戸柱の四球で満塁に。そして森が見きわめて押し出しで1点追加。球審のゾーンも厳しめではありましたが、有原らしからぬ内容になってしまいました。その制球力で凡打を量産する有原しか見たことがなかった(つまりオリ戦の有原)だけに…。DeNA打線は王手をかけても冷静でした。
しかしソフトバンクがこのまま終わるわけはありません。4回表、先頭今宮がヒットで出塁すると、3番柳田がバックスクリーンへ追撃の2ランホームラン! 2点差となり、面白くなってきた…はずですが、次は不調の山川。ここも出塁できずにゴロアウト。近藤がヒットを打っても栗原がゲッツーと、不調の選手で打線が分断されまったくつながりません。DeNAに較べて余裕の無さを感じました。
5回には大貫に代えて濵口を投入。追い上げられた次の回ですから、下位打線とはいえ万全を期したのでしょう。濵口は三者凡退で終えると大きなガッツポーズを披露し、さらにベンチへ戻る際、観客を煽るように両手を振り上げました。客席全体から大歓声が沸き、ますますボルテージが上がります。
その裏、ソフトバンクは3戦目で先発したスチュワート・ジュニアをマウンドへ上げます。しかし一死から一・二塁とされ、打順は9番へ。DeNAは濵口に代えて代打に佐野を送りました。佐野は起用に応えてライト前ヒットで満塁! そして桑原の押し出し四球、梶原が低めの変化球をうまくすくい上げセンター前へ落とし、2点を追加します。
ここでスチュワート・ジュニアは降板。代わった岩井は牧を打ち取るもオースティンには押し出し死球を与え、さらに筒香にあわや満塁ホームランの走者一掃タイムリーを浴び、宮崎にもタイムリーを打たれて、気づけば11-2の大差がついてしまいました。
正直…この継投はどうなのだろうと思いました。スチュワート・ジュニアを降ろすタイミングは遅かったように思いますし、崖っぷちのピンチにルーキーの岩井はさすがに荷が重すぎたのではないでしょうか。松本・藤井の不在も響いたとはいえ、他に選択はなかったのだろうかと疑問が生まれます。
結果論といえばそれまでです。スタメンを見た我が家の解説者は「5番筒香? 宮﨑じゃなくて?」と訝しんでいましたが、結果筒香は先制弾にタイムリーと大活躍。代打佐野が成功したのも結果論です。濵口の内容は1イニングで降ろすのはもったいないほど良いものでしたから、究極の選択だったと思います。凡退ならば、なぜ濵口を代えたと責められたはずです。しかし短期決戦は引けば負け。三浦監督の決断は攻めの姿勢を崩さないからこそ、CSから当たり続きだったのでしょう。
ただ結果は相手次第ですから、言ってみれば博打と同じ。三浦監督は博打に勝ち、小久保監督は負けた。そういうことなのだと思います。しかし博打にしろ打つ手には根拠が必要。ソフトバンクの采配は、その根拠があまり見えてきませんでした。
点差はありましたが、DeNAは坂本2イニング→伊勢→森原と盤石の継投。最後は柳田を三振に切って取り、26年ぶりの日本一が決定! 令和版・史上最大の下剋上を達成しました!
テレビ解説の中畑清が言葉を詰まらせながら祝辞を述べる様子には胸が熱くなりました。どん底のチームの地盤を作ったのは間違いなく中畑監督だったと思います。前回の日本一を知る三浦監督にとっても、長い道のりだったでしょう。
そしてMVPはこの人以外いないでしょう、桑原でした(「負けて悔しくないのか」は言っていない…という衝撃の発言はありましたけれども…じゃあ、どこから出てきたんだ? スポーツ紙の捏造なのか!?)が、陰のMVPは戸柱だと思います。絶対に離脱できない中、今日も足に自打球を当て自力では歩けないほどでしたが、戻ってきて最後まで守り続けました。これほど試合に出続けることはシーズン中にはなかったでしょうが、次々代わる投手陣をリードしソフトバンク打線を抑え込みました。全部真ん中に構える大胆さは、DeNA投手陣の制球力の問題かもしれませんが、パ・リーグでは見られない攻め方で驚かされました。
そしてあれほど強かったソフトバンクが日本シリーズで敗退するという事実にも愕然としています。DeNAが2連敗した時点で、そこからの4連勝を予想した人は果たして存在したでしょうか。一瞬の隙やひずみが(意識しないところのものであったとしても)流れは大きく変わってしまう。短期決戦の恐ろしさをつくづく感じた日本シリーズでした。
そして客観的に楽しめた一週間でした…。それはそれで淋しい…。

プロ野球の2024年シーズンもこれで終了です。
これからプレミアまでヒマです…。







10/29 ☆☆H-DB☆

本拠地で連敗後、選手ミーティングを行ったDeNA。「負けて悔しくないのか」とゲキを飛ばしたのは、前回の日本シリーズでまさに悔しさを味わった桑原でした。
その桑原が初回、先頭でいきなり二塁打を放ちます。梶原のバントの後、牧のゴロで生還。DeNAにこのシリーズはじめて先制点が入りました。
DeNAの先発は、CS1stで負傷し復帰登板の東。その裏、森の拙い守備✕2でランナーを溜めると、こちらも怪我からDHに復帰した近藤がタイムリー、すかさず同点に追いつきます。さすがのソフトバンク、さすがとしか言いようのない強さです。
スチュワート・ジュニアが三者凡退に抑えた2回裏。先頭正木の打球はセンターへ。落ちるかと思われた打球に桑原がダイブ! 大ファインプレーで東もこの回無失点。その後は互いにランナーを出しつつも得点を与えません。
しかし5回。この回から、スチュワート・ジュニアに代わって大津が登板。ほぼ毎回ピンチではあったものの、まだ69球です。継投にはまだ早いのでは…と、一抹の不安が過ったわけですが…。
先頭桑原、まさかの勝ち越しホームラン! さらに無死満塁と攻めたて、筒香の犠飛で追加点! この展開までは読めませんでした。
好投を続ける東でしたが、事件が起きたのは6回のことでした。突如東が球審に対し何かを要求。観客に対し迷惑行為の自粛をうながす場内アナウンスが流れたものの、内容が抽象的すぎて観ている者には何があったのかさっぱりわかりませんでした。試合再開後、またも東がプレートを外し、今度は具体的に注意喚起がなされました。リズムが崩れたせいか東は連打をくらうものの、後続を打ち取ります。
病み上がりですしさすがにそろそろ交代かと思っていたら、7回もマウンドに上がった東。10安打を許しながらも105球1失点で、チームに初勝利をもたらしました。さすがエースと唸らされる粘投でした。
しかし、これには理由があると思うのです。この日の試合前、H村上打撃コーチの発言がXに掲載されていました。曰く、東をして「パ・リーグにもそんなにいないかもしれないけど、宮城の方が断然いい」。
…それ、言う必要あります…?
東の目に入れば、奮起の材料にならないはずがありません(実際、試合後のポストでほのめかしていた)。宮城の名前を出されたのも、オリファンとしては不快ですし。
さらに東は試合後、観客の妨害行為(指笛)に対しきっぱりとNOを突きつけました。一方、小久保監督はアナウンスの「口笛(言い間違い?)」に「ベンチで皆爆笑していた」とコメントを残しました。全体的に本音を隠すような軽い感じのインタビューの一部ではあったものの、妨害と認定された行為に対し相応しい回答とは思えません。案の定、賛否を巻き起こしています。
東以外にも、怪我をおして出場しているオースティンや近藤、あわや長打を好捕した桑原や柳田など、選手たちはそれこそ人生をかけてプレーしていることが伝わってくる試合でした。そんな勝負に首脳陣が水を差すようなことはやめていただきたい。
日本シリーズの不用意な発言といえば、近鉄の例の一件を思い出します。
これは、なにやら流れが変わりそうな気がしますね…。


10/30 ☆☆H-DB☆☆

ソフトバンクはダウンズを早々にあきらめ、1番を柳田に戻しました。一方DeNAは3番に筒香と打順を組み替え、骨折で離脱していた正捕手の山本がベンチ入り。臨戦態勢です。
先発は石川-ケイの顔合わせ。ソフトバンク打線は比較的左を苦手としているイメージですが、今日も先頭打者から四者連続三振と、DeNAに流れがあることを匂わせるスタートとなりました。
しかし石川も負けてはいません。2回にピンチを脱し、序盤は互いに無得点。しかし4回でした。手負いのオースティンが、先制ソロホームラン! 出塁するたび足を気にしている様子が痛々しかったのですが、負傷を抱えながら逆方向に持っていくパワーはさすがです。
ケイはその裏ランナーを出すも無失点。5回も今宮に長打を許しますが同点にはさせません。ちなみにこの日ソフトバンクの右打者は山川・今宮・甲斐の3人でした。右打者はケイへの対応が難しいという判断だったようですが、全体で散発4安打。前日の東で打席感覚が狂わされた感があります。
6回表、石川が先頭出塁を許すも2アウト。オースティンを迎えたところで、ベンチが動きます。まだ90球ですが怖いオースティンですから万全を期したというところでしょうか。目論見どおり三振に打ち取るものの、連戦ですから投手をつぎ込むわけにはいかなかったのでしょう。7回も続投した尾形。しかしこれが裏目! 先頭宮崎が勝ち越しホームランを放ちます。これまで不調だった宮崎ですが、この一本は手のつけられない時のバッティングに見えました。これ、起こしてしまったのでは…?
尾形はさらにヒットを許しランナーを溜め、一死満塁に。ここで岩井にスイッチするも、前日は成功した火消しが今日はうまくいかず。連日大活躍の桑原に長打を浴び、さらにオースティンにもタイムリーを打たれ、この回一挙4失点!
5点リードとなり、DeNAは勝ちパターンを温存して坂本・ウェンデルケンで〆にかかります。東→ケイですっかりバッティングを忘れてしまったようなソフトバンク打線は、1点も取れずに試合終了。「本当にこれ、ソフトバンク?」と不思議になるほど無抵抗でした。
ソフトバンクまさかの2連敗! 星は五分! ハマスタ帰還決定!
やはり…これは本当に流れが変わったか?


10/31 ☆☆H-DB☆☆☆

ソフトバンクの先発は大関。怪我明けの復帰登板とはいえ、もちろん難敵です。しかしスタメンを見て、あれ、と不安になりました。捕手海野。シーズン中はずっとバッテリーを組んでいましたから意図はわかるのですが、甲斐に対して圧倒的に短期決戦の経験が少ない海野で、この悪い流れを止めることができるだろうか…。
不安的中。大関は初回から死球や四球で球数を要し、3回に先制タイムリーを打たれてしまいます。良い時の大関ではありませんでした。
一方DeNA打線は活発です。2回に先頭で長打を放った宮崎はすっかり元の宮崎ですし、佐野をはずしてフォードを入れた打線にはつながりができました。
先発ジャクソンもいきなり三者三振と勢いをつける立ち上がり。ソフトバンク打線は前日スタメン抜擢でヒットを放った笹川を1番で起用するも、これが不発。采配にも焦りが見えました。3回、先制打を打たれた大関を早々にあきらめ松本晴を投入し追加点を阻むものの、前日回またぎで失点したせいか、次の回から前田純に交代。しかし今日も継投失敗。不運な内野安打からエンドラン成功で一・二塁とすると、牧がファンの待つレフトスタンドに放り込む大きな大きな3ラン!
短期決戦の流れというのは怖いものです。やることなすこと裏目に出てしまうのですから。
逆にやることなすことうまくいっているのがDeNA。しかし牧や桑原のファインプレーや、エンドランで空いた三遊間にきっちり転がす梶原の打撃など、選手たちがやるべきことをきっちりやっているからでもあります。
つまり、ソフトバンクはやるべきことをやっているのか、という話です。ロングのできる松本晴を0.1回で降ろすのはもったいないですし、海野から甲斐ではなく嶺井に交代したのも解せません。案の定、チャンスで嶺井に回るも空振り三振で終わってしまいました。9回も回またぎの津森が押し出し死球やら、代わった木村光がダメ押し打を打たれるやら、「本当にこれ、ソフトバンク…?」と疑心暗鬼になるような試合内容でした。
結局7点差となって今日も森原は温存。中川颯が〆て、DeNAがまさかの王手をかけました!
舞台はハマスタへ戻ります。しかしDHなしのためオースティンがスタメンに入れないことは懸案事項。近藤はおそらく強行軍で来るでしょう。さらに初戦で好投した有原がふたたびソフトバンクに流れを持ってこられる可能性は低くありません。おそらく決戦は7戦目。東・ケイをつぎ込んでの総力戦になるのではないでしょうか。
なんだかんだ言って、今年の日本シリーズも面白くなりました!






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