7/23・24 ☆彡オールスター☆彡
リーグ戦の煩悶はしばし忘れて、お祭りに胸を躍らせましょう。 1戦目はエスコン、元ハムの岡・近藤含め日ハムオールスターのスタメンに。2番DH山﨑福、キャッチャーマルティネスにセカンド田宮とは、中嶋監督、さすがに攻めすぎちゃう? オリからはエスピノーザが登場。牧に2ランを打たれてしまいました。試合前にはロッテの助っ人陣とわちゃわちゃしていたマチャドも楽しそうで何より。途中から守備に入った紅林はヒットなしでした。乱打戦の末にセが勝利。 神宮に舞台を移した2戦目は、パが大きくリードしていた5回に登板したマチャドがオースティン・村上に連続ホームランをくらって同点に追いつかれてしまいます。しかし直後に勝ち越してなんと勝利投手の権利をゲット。紅林も点差を広げるホームランを放ち、なんだかんだ見せ場を作りました。16-10という信じられないスコアでパが勝利。最後に三振を奪った今井がヤンの三振ポーズを真似てお祭りはお開きとなりました。 7/26~28 vsH ●●● さて、現実に戻りたくない後半戦最初のカードはよりにもよってソフトバンク。「今いちばん弱いチーム」ですから、どこと当たっても一緒なのですが…。 初戦はエースに託したものの、初回の山川&正木の2ラン×2で察しました。その後は立ち直ったもののスチュワート・ジュニアを案の定打てず、なんだかいつの間にか試合が終わっていました。 2戦目は田嶋が7回3失点と試合を作りましたが、オールスターにも出場していた有原に手も足も出ず。完投されてこれまたいつの間にか終わっていました。 3戦目は頓宮が先制ホームランを放ち「いよいよ連敗ストップか!」と期待したものの、すぐさま取り返され、5回には曽谷が二死から3連打で勝ち越され、相手の中継ぎ陣に抑え込まれ、またもや試合終了。 あまり記憶がないのは、ほとんど試合を観ていないからです。デーゲームは現実逃避で高校野球を観ていました。 オールスターブレイクで何か変わることを夢見ていましたが、なーんにも変わっていなかった…。 PR
7/15~17 vsL ●○●
「菅井とエスピノーザで西武が勝てるわけあらへんやろ!」と我が家の西武ファンは断言しておりましたが、たいがいな嘘つき野郎です。 初回の無死三塁を三者三振で乗り切ったエスピノーザ。チームに勢いをつける好投…と言いたいところですが、投手見殺しはオリの十八番。菅井を打てないどころか、4回まで完全試合ペース。5回にようやく紅林が二塁打を放つも、本日スタメンのトーマス・頓宮が続けず先制ならず。すると6回、エスピノーザが犠牲フライで先制されてしまいます。 完封負けを覚悟し始めた7回、森・太田の連打で無死一・二塁のチャンスがめぐってきます。打席は4番西川、初球はまさかのバントの構え。目を疑った直後の2球目、本当にバントを決めました! しかも上手い! 一流選手はなんでもできる! …が、続く紅林が初球を打ち上げ、一瞬でチャンス消滅。 7回は井口がランナーをふたり出したところで富山に交代。しかしその富山を回またぎさせたのには首を傾げてしまいます。9回は上位に回りますし、1-0ならチャンスもあった(かも…しれない…)のに、致命的な2点を与え、結局完封リレーで西武の連敗をストップさせてしまいました。 2戦目の先発は田嶋。対西武に続いてベルドも解禁です。前回の登板は4年前のことですが、もちろんあの頃の田嶋ではありません。ランナーを出しても援護がなくても動じることなく、アウトを重ねていきます。 5回に犠牲フライで先制されてしまうものの、今日はすぐさま追いつくオリックス。紅林の12球粘っての四球の後、西川が見事なタイムリー二塁打! 続く二・三塁のチャンスで追い越せなかったのは残念でした。田嶋は6回1失点。勝ちをつけてほしかったです。 7回からは継投へ。古田島→山田→ペルドモと無失点リレーでつなぐものの、得点できないオリ打線。オリキラーのボー・タカハシが中継ぎになっていたとは…。 と、いうわけで1-1のまま延長へ。この頃の我が家は互いに眠くなっています。どちらも貧打ですから、正直退屈になってきていたのです。 10回表もあっという間に2アウト。しかし2番福田がレフト線に落ちるラッキーなヒットで一気に二塁へ。3番太田の打球は後退していた外野の前に落ち、福田が還ってようやく勝ち越し! その裏はもちろんマチャドで〆! 3戦目は宮城-青山ですから、勝ち越しは決まったようなもの! と、いうのが本音だったのですが、まさかの展開に…( ゚Д゚) オリの貧打っぷりには我が家の西武ファンもドン引き。1・2戦目は炭谷のリードにやられた感が強かったのですが、打撃全体がおかしくなってしまったのでしょうか。西武ファン曰く、「青山はフライボールピッチャーやから、フライアウトが多いのは術中にはまっている証拠」。素人でもわかっていることを、プロがわからないはずはないのですが、初回に大里がヒットを放った以外はてんで相手になりません。宮城がスイスイ抑えているにもかかわらず、こちらもスイスイ抑えられるものだから、とてつもなく速いペースで回が進んでいきます。 ようやく試合が動いたのは6回でした。ここまで背負ったランナーは四球のひとりのみだった宮城が、古賀に初ヒットを許してから一気に崩れ出します。ヤマサチやら曽谷やら、突発性炎上病はオリックスの左投手のお家芸でしたが、宮城だけは罹患しないと信じていたのに…。 悪夢を見ているような4連打。犠飛をはさんでまた連打。次の投手が準備する時間もないまま、滅多打ちされる宮城をただボーゼンと眺めていました。 5点差がつけば青山もますます気楽に投げられます。そこからもう違う試合を観ていたので、完封勝ちをプレゼントしたことを知ったのは試合後のことでした。初完封だの初打点だの、オリックスは本当にメモリアルのプレゼントが好きですね! 自分たちも貧しいのになんて優しいの! まるで『星の銀貨』です。情けは人のためならず、今はひたすら耐えましょう…。 7/19~21 vsE ●●● ホームに戻ってきたとはいえ、なんだかもう勝てそうな気がしない前半戦最終カード。楽天キラー曽谷に賭けましたが、あえなく敗戦。所用で試合開始には間に合わず、帰宅後にスマホをチェックすると3-0。そっと画面を閉じました。 1点差に追い上げたまでは良かったのですが、そこで追いつけないところがオリの弱さです。復帰した中川をいきなり3番に入れるという荒療治も実りませんでした。最終回、2アウトになったところで中継を消し、エラーでランナー二塁になったところで再度観始めたのですが、一瞬で終わりました。随所で小深田にやられましたね。しかし打った瞬間はただのフライだったのでしょうが、頓宮が全力疾走していたら三塁まで行けていたのかなあ…。 水回りの掃除もする気力がしなかった土曜日は、フレッシュオールスターを観ていました。川瀬・横山・堀・茶野が出場するも、昨年の野口のような活躍は見せられませんでした。全ウは完封負けで川瀬が負け投手に。そもそも茶野あたりは、代替選手とはいえフレッシュに出ている場合ではありません。一軍の活躍期間が長続きしないのが課題です。西武ファンが噂していたイケメン金子をきちんと確認できなかったのも残念です。 ああ、そうそう、一軍戦でした。6回に逆転しましたけれども、そのまま勝てる気はまったくしませんでした。5回まで毎回のようにチャンスを作りながら無得点、6回に疲れ始めたのであろう岸から連打でようやく同点に追いつき、なおも無死満塁。なんでそこからゴロの間の1点しか取れないんだ? もっと点差があればマチャドも余裕を持って投げられたでしょう。抑えだってそりゃたまには打たれます。紅林が体調不良でベンチ外だったことも響いたかもしれませんが。 延長に入り、鈴木が2イニングを無失点でしのいだ11回裏も二死満塁で凡退。しかしその時点で楽天は則本を使いましたから、12回を抑えれば引き分け、あわよくばサヨナラ勝ちも見えていたわけです。山下は大差のついている場面で試運転だろうと思っていたのですが…。中嶋監督らしいバクチだったのですかね。見事にハズレました。今年は賭けに負けてばかりです。まあ、3年間も大当たりが続いたのですからそりゃ揺り戻しは来るでしょうね。しかしターリーが左を苦手としていることは数字上あきらかですし、大里も四球を取れる選手ですから、12回裏の先頭は大里そのままで良かったと思うのですが。結局右のふたりでアウト3つですから、ここは大里を信じてほしかったなあー。 前半戦最後の日曜日。勝率の良い神戸の大花火大会、サンタテなしのジンクスに賭けましたが、用事を済ませて16時過ぎにスマホをのぞいたらいきなり「4」の文字が入っていたので、そっと画面を閉じました。 先発佐藤は2回にも失点し才木に交代。6-0となったその裏、ラオウのホームランと連打でランナーを溜めるものの3点どまり。才木が失点した次の回も一死満塁とチャンスを作りますがゲッツーで追い上げならず、逆転は絶望的に。 それにしても佐藤がここまで打ち込まれるとは…。まだまだ日差しも気温も厳しい時間帯に黒のユニフォーム、観ているだけでつらいものがありました。花火もいいけれど、昨今の異常気象で16時開始は考えものですね…。相手も同じ条件といえばそれまでですが…。 その後吉田・山田は好投したものの、山下はいきなり浅村に被弾。井口も打ち込まれて3失点。相手のミスに乗じて1点返すものの焼け石に水。9回裏には頓宮が頭部死球というアクシデントに見舞われました。大事には至らなかったのは何よりですが…。もちろんその後何も起きず。 前半戦は、ボロ負け&4連敗&今季初のサンタテという最悪の結果でした。おまけに太田が途中交代。「大丈夫! 何もないはずだ! オールスターには何ごともなかったように出場しているはずだ!」…と泣きながら祈っていましたが、あえなく翌日に登録抹消。かかとを痛めたようですが、どうしてこんなに怪我が多いのですかね…。一年間ずっと活躍してくれたことがありません。今年こそはと思ったのに…。 もう、踏んだり蹴ったりとはまさにこのことです。 「7月負けなし!」「3位争い!」なんてはしゃいでいた頃は何だったの…? 3位争いどころか5位固めしているじゃないの…!(亜弓さん風の白目)
7/9・10 vsH ○○
絶賛首位独走中も、7月に入って不調に陥っているソフトバンク。左投手を苦手としている向きがあることもその理由のひとつです。L武内・E早川&古謝で3連敗、日曜は右の中継ぎ相手に逆転勝ちしたものの先発藤井には劣勢でした。この包囲網に参加しないわけにはいかない。オリックスも田嶋&宮城の左で勝負です。 初回、田嶋が三者凡退で終えたその裏、太田のヒット→盗塁から森のタイムリーと、先週の良い流れそのままに先制すると、3回には相手の悪送球の間にもう1点。6回にも追加点を入れて苦手の有原から3得点をもぎ取ります。 一方本日の田嶋は、なんとワインドアップ投法。ランナーを出しても慌てることなくソフトバンク打線に立ち向かい、「15個」という目標を飛び越えて失点することなく21個のアウトをもぎ取りました。8回もマウンドに上がったものの、右の正木が代打に出てきたことでペルドモに交代。先頭を出すものの失点は許さず、9回もマチャドが三人で終えてなんとなんと完封勝ち! 4連勝! 2戦目の相手は東浜。京セラの東浜に悪いイメージはありませんし、相手打線は眠ったまま、しかもこちらはエース宮城。初回に先制、2回にも追加点が入って2-0となった時点で、「勝った!」と思いましたね。また悪いクセが出ました。 ところが、今日の宮城の調子は今ひとつ。初回からやや球数を要し、毎回ランナーを背負いながらの投球でした。しかも今日のソフトバンクは昨日までと少し違っていました。宮城キラーの今宮を1番に据えただけでなく、3回で東浜をあきらめ大山にスパッと継投してきたのです。この回もすっかり東浜を打つ気でいたオリファン。チャンスを作るも得点できずに終わった時点で、なんだかイヤ~な予感が首をもたげました。 こういう時に限って当たるもの。次の回の先頭山川に、宮城が首を振って投げたストレートをスタンドに叩き込まれてしまいました。6月一度も出なかったどすこいに、活気が戻ったソフトバンクベンチ。その裏大山に三人で終えられると、イヤ~な予感はどんどん大きな不安に変わっていきます。そして4回、今宮がヒットで出ると、周東が二死にしてまでバントで送り、栗原の当たりはライト線。まさかの同点三塁打…。 しかもその裏、先頭の大里が四球で出塁するも福田がバントで送れず、太田はゲッツーと最悪の結果に。チーム全体で対策を徹底しているように見えたソフトバンク打線に対し、宮城はなんとか7回まで同点で踏ん張るも、流れはあきらかにソフトバンクにありました。8回、代わった古田島から栗原の勝ち越し弾が生まれたのも、必然のように感じました。 すっかりあきらめていた9回裏。しかし我が家の解説者は言いました。「オスナはおらん。ヘルナンデスは8回に投げたし、抑えは松本や。1点差の抑えは初めてや。抑えは難しいんや」 そうかなあ、と懐疑的に眺めていたものの、先頭の西川がセンター返しで出塁。「ほら!」 さらに森もヒットで続きます。「ほらほら!」とますます得意げな解説者。しかし代走小田が二塁手前でコケるという最悪のミスでランナーは一・二塁。これで同点打のみならず逆転打も期待できるはずの紅林がバントする羽目に。 が! なんとバットを引いてバスター! セカンドが捕球できず、なんとなんと満塁に!! ソフトバンクベンチは間を取るも、松本の動揺はあきらかでした。打席の宗に対し制球定まらず、押し出しデッドボールでまず同点! なおも無死満塁。押せ押せです。頓宮の打球はライトへ。やや浅めに見えましたが、三塁ランナー森は果敢に走ってヘッドスライディング。送球それてホームイン! まさかの逆転サヨナラ勝ちー!! 見どころたくさんの9回裏でした。小田のズッコケは怪我しなくてひと安心。紅林のバスターはオリファンなら2021年CS最終戦の小田を思い出さずにはいられなかったでしょう。頓宮がなんとか仕事できてほっとしましたし、森はナイス激走でした。しかし、優勝したのはなんといってもセルフ水かけしていた古田島。吉田の弁舌さわやかなお立ち台も良かったです。9回の三者凡退から、この逆転劇は始まっていたのでしょう。 な、なんと、7月負けなし!! 3位死守!! 借金完済!!! 7/12~14 vsM ●●○ 苦手のロッテ、しかもマリンであろうとも、この流れでやすやすと負けるはずがない! と自信満々のオリファンでしたが、そううまくはいかないもので…。 どうしてロッテ戦だとつまらないミスが出るのですかね…。 なんでもないように見えた中村のフライを西川が落球。次の高部は一ゴロ…のはずが、曽谷と頓宮の連携が整わず内野安打に。その隙に中村がホームインするという、実にしょーもない失点が決勝点となった非常にストレスフルな試合でした。こちらはいくら先頭が出ようが、満塁になろうが、1点も入らなかったというのに…。9回も相手の暴投で一死三塁。そら「同点や!」と期待するやん…。なんで無得点で終わっちゃうのかね…。というか、ロッテ相手に1-0で負けるの、これ何回目? 翌日は、初回に先頭大里が二塁打で出塁。続く太田もヒットで「やったー!」と喜んだのも束の間。三塁手前で減速していた大里がなぜかホームへ向かっていて「そんな馬鹿な!」と目を疑いました。還れるはずがない浅い当たりでしたし、しかも初回です。あわてて戻るももちろんアウト。ここで一気に冷め、森のゲッツーでこの試合の結果を確信し観るのをやめました。案の定でしたね。四球から3ランをくらったカスティーヨの出来も今ひとつではあったのでしょうが、あんな攻撃をしていて勝てるわけがありません。 中嶋監督も試合後にコメントしていましたが、梵コーチの指示に問題があったようです。確かに今年の三塁コーチには首をかしげることが増えました。 それにしても、観なくて良かったと思うくらいヒドイ試合でした。今年の対ロッテの相性の悪さはいったいどうしたことでしょう…。 連敗阻止のかかった日曜の先発は齋藤。初回、いきなり無死満塁でソトに回った時には「ついにサンタテをくらってしまうのか」と覚悟しました。しかし失点は犠飛の1点のみ。2回も三者凡退で、ズルズル崩れなかったのはさすがだなと感じました。 ロッテ先発は齋藤と同世代の田中。初物相手に2回を完璧に抑えられ、こりゃスミイチ負けもあるぞ…とあきらめかけていましたが、3回表、二死一塁から1番に入った大里がタイムリー三塁打で同点に! それでもまだ懐疑的で中継を観られなかったオリファン。次にスコアを確認すると、4回表に2の数字。なんと! 西川の勝ち越し2ランホームラン! 用事を済ませてまたおそるおそるスマホをのぞくと、5回にも1点追加しています。今度は大里の二塁打から太田のタイムリー! この1・2番は大当たり! 3点差あれば落ち着いて観戦できます。齋藤は結局初回の乱調だけで、初のマリンを5回1失点で乗り切りました。6回からは継投に。まずは鈴木、ロッテの強力クリーンアップを2三振含む三凡で終えました。またも太田のタイムリーで1点追加した7回も鈴木は続投。二死一塁で左の藤原に回ったところで山田にスイッチしましたが、あらゆる場面で登板してくれるここ最近の鈴木の頼もしさといったら! 現役ドラフトであることを忘れてしまうくらいです。 山田も回をまたぎ、8回二死一塁で右のソトを迎えたところで今度は吉田に交代。しっかり打ち取り、9回はペルドモが〆て今回もサンタテ阻止! おとといのエラーをチャラにする西川のホームランもさりながら、猛打賞&盗塁まで決めた大里の活躍も見逃せません。内野のバックアップどころか、スタメンまであっさり奪っていくとは思ってもいませんでした。昨年の茶野のように、チーム上昇の起爆剤かもしれませんね! …と、連敗のあとの勝利は喜びの味もひとしおなのですが、順位は気づけば5位に逆戻り。今年のAクラス争いは熾烈なものになりそうです。
7/2・3 vsE ○☂
今カードは東北遠征シリーズ、まずは弘前。得意の楽天相手に曽谷が快投を見せます。2回には連打からの犠飛で先制されてしまいますが、前回のエラーを払拭する好フィールディングもあり、安定した内容でそれ以上の失点を許しません。 福田のファインプレーでチェンジとなった直後の5回表。それまでノーヒットだったオリ打線ですが、西川の打球が内の足を直撃する内野安打になると、セデーニョがヒットで続き、そして杉本が逆転の3ランを放ちました! 今日の昇天ポーズは石川と! 6回には代わった藤平からセデーニョのタイムリーで1点追加。曽谷も危なげなく7回を投げ抜きます。 100球を超えて交代かなと思っていた8回も、曽谷はマウンドに立ちました。しかしさすがに疲れもあったのか、いきなり四球を出すと、次の打者にも四球を出して結局交代。ここの火消しはもちろん古田島。相手は辰己・鈴木・浅村というクリーンアップでしたが、期待どおりに今日も優勝! 地方球場でマルチアングルなしだったのが悲しい!(浅村の初球は、投げた瞬間本人も一発を覚悟したであろうというくらいのド真ん中でしたが…見逃してくれて助かりました) 9回はマチャドが先頭中島にプロ初ヒット、しかも二塁打を許したものの後続を抑えて〆! ロッテ戦のイヤな雰囲気を払拭する快勝! しかし、もっと得点できたはずなのですがね…無謀な盗塁死やら、無死一・三塁から無得点やら、もったいない場面がいくつもありました。点差があれば曽谷も8回投げ切れたかもしれませんし…。 今週は4試合しかありませんから、できれば2連勝しておきたい! と期待をこめた盛岡での一戦でしたが、あえなく雨天中止。年に一度の盛岡開催、E中島初スタメンだったそうですが、賢明な判断だと思います。齋藤の凱旋登板が流れてしまったのは残念ですが…。 7/6・7 vsF ○○ ホームに戻っての日ハム2連戦。ほっともっとでの初戦、先発カスティーヨは先頭にいきなり三塁打を許す大ピンチを招きましたが、奇跡的に無失点と幸先の良い立ち上がり。相手先発は前回点を取れなかった福島。しかもショックなことに太田がなぜかベンチ外。早くも「終わった」と思いましたが、代役大里が2番セカンドで初回にいきなりプロ初ヒット! 得点にはつながらなかったものの、まさか一軍で結果を出すとは思ってもみませんでした。 2回、初回に田宮の牽制で刺されていた森が今度は田宮を刺し返すという見せ場の直後、二死走者なしから粘って四球を選んだ杉本がなんと盗塁、そして宗のタイムリー二塁打というオリックスとは思えない理想的な先制劇が生まれました。 初回を乗り切ったカスティーヨは例によって尻上がり、ランナーすら許さずリードを守って中盤へ。そして5回、福田の一ゴロで三塁ランナー宗がヘッスラ、きわどいタイミングもセーフ! ニューヒーロー大里もタイムリー! さらに紅林の犠飛で4点差! …って、なんで大里は福田の真後ろで走ってるんや? 先に二塁に投げられていたら得点は認められなかったし、ランナーとして残れば追加点のチャンスもあったのに…。さてはアウトカウント間違えたな…。3回にも四球→牽制アウトがありましたし、かと思えば好守備を連発するし、浮沈の激しい選手ですね…。 花火をはさんで6回には1点を返されるものの最少失点でとどめたカスティーヨ。7回からは井口→山田→マチャドのリレーで快勝! 喜びの一方、太田は上半身のコンディション不良と聞いて翌日の公示に戦々恐々でしたが、降格はなくほっとひと安心。 京セラに戻っての2戦目、相手先発は難敵伊藤。初回、先頭福田が四球を奪うも大里がバント失敗、そこからチャンスらしいチャンスがありませんでしたが、4回に二死から紅林が四球を選ぶと、宗がヒットで続き、セデーニョがタイムリーと今日も先制! 先発エスピノーザはさすが京セラ無双。毎回のように三振を奪い、今日も順調…のはずでしたが、先制点をもらった直後、先頭に死球を与えるとそこから空気は一変。バント→ヒットとつながれ、五十幡のセーフティスクイズをエスピノーザがフィルダースチョイス。明らかに本塁は間に合わないタイミングでしたが、やや冷静さを欠いているように見えました。三振で二死となるものの、四球を出して満塁にしてしまうと、水谷に逆転タイムリーをくらって撃沈。 前々からエスピノーザのムキになりがちなピッチングに苦言を呈していた中嶋監督。6回も続投させたのは、頭を冷やさせる意味合いもあったのではないかと邪推します。連打をくらうものの追加点は許しませんでした。が、すっかりやる気を失っていたので記憶にございませんでした。 なにせ相手は伊藤。もう勝ち目はないと思い込んでいたのです。 ところが6回裏。先頭の西川に続き森もヒットでつなぐと、紅林がバントで送り、打席は宗。今日もタイムリーを放つと、さらに! 出た! 好調ラオウのホームラン! 今日の昇天ポーズはwith渡部遼人! 回の頭から同点までわずか6球、勝ち越しホームランまでは10球という、あれよあれよの大逆転でした。おそらく早いカウントでの仕掛けに徹したのでしょう。オリックスにこんな芸当ができるなんて! その後は古田島→ペルドモと前日とは異なる勝ちパターンでマチャドにつなぎ、若月の今季2号の出た直後の9回はしっかりマチャドが〆て今日も快勝! なななんと今週負けなし(3試合)!! 3位浮上!!! 月が変わればツキも変わる。逆襲の夏の始まりです!
6/25〜27 vsH ●●○
なんかもう、ソフトバンク戦は嵐が来たと思って過ぎ去るのを待つしかないのか…。 そんなふうに達観した久々のH3連戦でした。 まず初戦、曽谷は安定していますから、立ち上がりの有原を叩いて獲るしかない! と意気込んだものの、序盤はなすすべなし。すると3回、下位打線の廣瀬→佐藤の連打であっさり先制。「え? 1点ってこんなに簡単に入るものだっけ?」と混乱してしまうくらいのあっさりぶりでした。 6回には先頭の周東がヒットで出塁。続く今宮は送りバント。「アウトひとつくれるの? 助かるわー」と安堵したのも束の間。捕球した曽谷が1塁に投じたのは変化球!? カバーに入ったライト森も逆をつかれてボールは転々、フェンス際まで転がっていきました…。もちろん周東はゆうゆうホームイン、どころか今宮まで還ってくるというまさかのバントホームラン…。アハハ、こらあかんわー( ;∀;) とんでもないエラーをかましてしまった曽谷ですが、そこから崩れなかったのは成長なのかもしれません。 3点はもはや決定打。なにせ打線は有原に6回までノーヒットなのですから。こうなったらもうノーヒットノーラン阻止で今日は実質勝利。 と、祈るしかないラッキーセブンでついに! 出ました! チーム初ヒットは太田椋! どころか、そこから西川→紅林→森の4連打で2得点! しかし不調の宗・頓宮が打ち取られて同点ならず。 おまけにその次の回、本田がまさかの4失点で結局完敗。「松本は無理だろうけど、オスナを攻めればなんとか!」というかすかな希望は見事に霧散。オスナはおろか、松本も出てきませんでした。 相手の強さをひしひしと実感できたので、翌日東が初回に2ランをくらっても割と冷静に観ていられました。その裏、太田がホームランを打ち返したものの、反撃はそれだけ。6回には続投した東がランナーを溜めて正木に「あっさり」タイムリー。あのう…栗原近藤は仕方ないとして、柳町だの正木だの昨年まで燻っていた選手まで活躍しているのは何故なのですかね…。柳田が離脱し山川は不調、これでソフトバンクが沈んでくるとは何だったのか…。 続く廣瀬はバント失敗。普通のチームなら2点差でバントのサインは当たり前で、絶対に決めなくてはいけないところ。しかし試合後、小久保監督は「成功せんやろなと思いながらサインを出している」と、余裕のコメントでした。普通のチームならお怒りのはずなんですがね( ;∀;) 7回はなぜか高島が登板、さらに追い打ちをかけられる2点を追加され、今日も松本・オスナを引きずり出せず(といって他の中継ぎも打てるわけでもなく)カード負け越し決定…どころか、今季初のサンタテ濃厚な連敗…。 3戦目は宮城の復帰登板ですが、エースの帰還は心強いとはいえ球数制限もあるでしょう。ちなみに相手はオリックスが比較的得意としている東浜。ドカンと援護して宮城を楽にしてほしい…。 という切なる願いが聞き届けられたかどうかはわかりませんが、初回にこちらも復活の先頭福田がヘッスラ内野安打で出塁すると、2番森が完璧なホームラン! さらに太田・紅林のヒットに続いてセデーニョにもタイムリーが生まれ、いきなり3点という大量援護(当社比)が入りました! 初回を危なげなく抑えた宮城は2回、本日二塁に入っている安達のエラーでランナーを背負うも、後続を抑え無失点でしのぎます。その後、立ち直った東浜から追加点は取れずとも、頼もしい宮城は怖いソフトバンク打線に反撃を許しません。これぞ宮城! これぞエース! 予定を超えて5回85球を投げ抜きました! あとは4イニングをたえるだけ。6回は鈴木、7回はペルドモがいずれもランナーを許しながら無失点で切り抜けます。 そして8回、マウンドに上がったのは古田島。ここを無失点なら日本記録樹立です。しかしそううまくはいきませんでした。代打中村にうまくライト前へ運ばれると、続く代打柳町には右中間を大きく割られて中村がホームイン。記録はともかく、2点差に迫られなおも無死二塁の大ピンチに…。 3人目の代打周東を邪飛に抑えたものの、栗原には死球を与えてしまいます。不調の続く山川は三振でしたが、怖い近藤はさすがにストライクゾーンには投げ込めず満塁に…。そして正木への初球はやや甘く見えました。打球はレフトへ! 思わず「ギャー!」と叫んでしまいましたが、西川から代わっていた小田が走り込んでフェンス手前でキャッチ! 大歓声とは裏腹に、優勝せずベンチに戻った古田島でしたが、失点してから崩れずに抑え切ったのはさすがでした。これでひとつ見えないプレッシャーからは解放されるでしょうし、これからもっともっと古田島優勝が見られることでしょう。 そして9回はマチャドが無失点で抑え、サンタテ回避! 宮城復活3勝目! オリ姫デーはオリメン2位(+オリ髭4位)のお立ち台でなんとかオリ悲鳴デー回避! それにしてもソフトバンクはうんざりするほど強かった…。まだあと15戦もあるの!? 6/28〜30 vsM ●○● 金曜の千葉は朝から雨。こりゃ中止だろうなあ、と考えていました。 しかし、東海道新幹線が止まってオリックスの到着が1時間遅れたニュースは出たものの、いっこうに中止の報は届きません。おかしいなと思って天気予報を確かめると、雨が止んだどころか洪水警報が出ています。おいおい、まだ中止決まらないの? そうこうしているうちにスタメンが発表されました。え、やるの? グラウンドでは大雨の中、習志野高校の吹奏楽部が演奏しています。はあ? 警報出たら学校休みなんじゃないの? 試合開始が40分遅れることが発表されましたが、40分経っても雨はまったく止みません。雨雲レーダーを見ても、弱まるどころか雨量は変わらず、むしろこの先強くなる時間帯もあります。 開始予定時刻前、なにやらセレモニーがはじまりました。昨年の仙台では楽天の荷物到着が遅れてさんざん待たされたあげく試合をさせられたことがありましたが、あれと同じニオイを感じます。つまり、「習志野高校や川淵チェアマンを呼んでいるから中止にできない」というオトナノジジョウを…。 その時点ですこぶる不快でした。 結局40分遅れで試合は開始。初回に森のタイムリーが出たものの、いずれノーゲームになるだろうからあまり意味ないなと感じました。そのくらい雨は強く、どちらにとっても酷すぎるコンディションでした。 先発はエスピノーザ。試合が始まってしまった以上、もうスライドすることはできません。2回、連打をくらってロッテが逆転。次の回にオリックスが1点差に迫るも勝ち越しはできず。これでノーゲームはなくなったかな、と冷めた思いが生まれました。実況解説も「なんとか5回まで小島が踏ん張れば…」という前提で話していましたし、つまり早い段階での降雨コールドは基本線だと思い込んでいたのです。 しかし。 まさかの、6回表スタート。はい? 7回にも当然のように流れるSKY。はいい? そしてその裏。習志野高校によるマリーンズチャンテが演奏されました。 ああ。このためでしたか。 小島同様、エスピノーザはずっと投げ続けていました。ランナーを出すも杉本のダイビングキャッチで2アウト。しかし制球定まらず四球を出したところで、ようやくストップがかかりました。 コールドゲームが宣告されたのは、27分後のこと。 直後、審判にくってかかる中嶋監督と水本ヘッドの姿が中継にちらりと映りました。直接的には規約の30分に満たない時間でコールドを判断したことへの抗議なわけですが、それに対しては「勝っていれば言わないくせに」だの「30分待っても同じだろう」だの、ネット上では好き勝手にあれこれ言われています。しかしオリックス側の憤懣はこの状況においては審判団にしか向けられないわけで。至極もっともな内容ですしむしろよく言ってくれたと思います。 そもそも、あの状態で試合が始まったことが常軌を逸しています。 抗議された審判の試合後の発言は、40分遅れの試合開始を決めたロッテにそもそも責任があるとでも言いたげなようにも感じました(そういう印象を与えるように記者が切り取ったのかもしれませんが)。イベントだか満席だかは、選手よりも大事なのでしょうか。7回表の藤原のライトフライキャッチは一見ファインプレーですが、怪我しそうでヒヤヒヤするプレーでした。それまでも雨による影響は随所に見られましたし、オリックスが1点差に迫った3回表の友杉の落球は視界不良によるものとしか映りません。7回までは試合を行うという含みが判団にあったのでは…と邪推したくなるくらい、試合を止めるタイミングは遅すぎました。 というわけで「悔しくて寝不足」のコピペを書きたくなるくらい不機嫌な土曜日。それなのに田嶋がいきなり藤岡に2ランをくらうものだから、「こういう時は試合を観ないに限る!」と、現実逃避して映画を観ていました。 観終わってスマホをのぞくと、3-2。あれ? 勝っている? なんと! 西川・紅林・頓宮のタイムリーで逆転している! 田嶋もあれから立ち直り、逆転したその裏も抑えて6回2失点! すっかりゴキゲンでテレビを野球に戻しました。 7回は本田がランナーを溜めるも古田島優勝で難を逃れます。そして8回。マリン凱旋のペルドモでしたが、ソトに同点ホームランをくらってしまいました…これがいわゆるふるさと納税…。 同点のまま9回裏。鈴木が先頭を出すと、1アウトから盗塁されて続く岡は申告敬遠、左の藤岡のところで山田にスイッチ。藤岡キラーの山田がしっかり抑えて2アウト。次は右の荻野ですが、ここでまたもやの吉田に交代! コーチ代えてもマシンガン! まだ同点ですぜ…もうマチャド・才木・村西しかいないんだぜ…12回までどうすんのよ…。 が! 中嶋監督がこういう後のない采配をする時に限ってオリックスは強い! 10回、ここまで防御率0.00の鈴木を相手に、先頭森がヒットを放つと太田は送りバント。そして4番西川のところに入っていた小田に代えて、打席には杉本! 采配的中、打球はレフトスタンドへー! 勝ち越し2ランホームラーーーーン! 昇天ポーズは西川と!! 昨日は今季最悪だと思っていましたが、今日は今季最高のゲームでした!! …と浮かれていたら、翌日はまたも今季最悪を上塗りするボロ負けの一戦に…。 途中で観るのをやめてしまったのですが、山下はまたも制球難に逆戻りでした。初のマリン、しかも強風に影響された面はあるのかもしれませんが、前回の京セラのように立ち直れませんでしたね。その後に出てきた投手も鈴木以外は全員失点、打線は石川に復活勝利をプレゼントする完封負けという、なんの見どころもない試合でした。それにしてもオリックスは、こういうメモリアルに貢献しないといけない掟でもあるのですかね。 4回途中には西野が足を痛めて交代という、追い打ちをかける出来事もありました。ただでさえ貧弱な打線に西野まで欠いてしまっては…軽傷であることを祈ります。 これでロッテには2勝7敗。完全にカモにされています。Aクラスを目指すにはお得意様にされてはいけない相手なのですがね…。 |
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