7/15~17 vsL ●○●
「菅井とエスピノーザで西武が勝てるわけあらへんやろ!」と我が家の西武ファンは断言しておりましたが、たいがいな嘘つき野郎です。 初回の無死三塁を三者三振で乗り切ったエスピノーザ。チームに勢いをつける好投…と言いたいところですが、投手見殺しはオリの十八番。菅井を打てないどころか、4回まで完全試合ペース。5回にようやく紅林が二塁打を放つも、本日スタメンのトーマス・頓宮が続けず先制ならず。すると6回、エスピノーザが犠牲フライで先制されてしまいます。 完封負けを覚悟し始めた7回、森・太田の連打で無死一・二塁のチャンスがめぐってきます。打席は4番西川、初球はまさかのバントの構え。目を疑った直後の2球目、本当にバントを決めました! しかも上手い! 一流選手はなんでもできる! …が、続く紅林が初球を打ち上げ、一瞬でチャンス消滅。 7回は井口がランナーをふたり出したところで富山に交代。しかしその富山を回またぎさせたのには首を傾げてしまいます。9回は上位に回りますし、1-0ならチャンスもあった(かも…しれない…)のに、致命的な2点を与え、結局完封リレーで西武の連敗をストップさせてしまいました。 2戦目の先発は田嶋。対西武に続いてベルドも解禁です。前回の登板は4年前のことですが、もちろんあの頃の田嶋ではありません。ランナーを出しても援護がなくても動じることなく、アウトを重ねていきます。 5回に犠牲フライで先制されてしまうものの、今日はすぐさま追いつくオリックス。紅林の12球粘っての四球の後、西川が見事なタイムリー二塁打! 続く二・三塁のチャンスで追い越せなかったのは残念でした。田嶋は6回1失点。勝ちをつけてほしかったです。 7回からは継投へ。古田島→山田→ペルドモと無失点リレーでつなぐものの、得点できないオリ打線。オリキラーのボー・タカハシが中継ぎになっていたとは…。 と、いうわけで1-1のまま延長へ。この頃の我が家は互いに眠くなっています。どちらも貧打ですから、正直退屈になってきていたのです。 10回表もあっという間に2アウト。しかし2番福田がレフト線に落ちるラッキーなヒットで一気に二塁へ。3番太田の打球は後退していた外野の前に落ち、福田が還ってようやく勝ち越し! その裏はもちろんマチャドで〆! 3戦目は宮城-青山ですから、勝ち越しは決まったようなもの! と、いうのが本音だったのですが、まさかの展開に…( ゚Д゚) オリの貧打っぷりには我が家の西武ファンもドン引き。1・2戦目は炭谷のリードにやられた感が強かったのですが、打撃全体がおかしくなってしまったのでしょうか。西武ファン曰く、「青山はフライボールピッチャーやから、フライアウトが多いのは術中にはまっている証拠」。素人でもわかっていることを、プロがわからないはずはないのですが、初回に大里がヒットを放った以外はてんで相手になりません。宮城がスイスイ抑えているにもかかわらず、こちらもスイスイ抑えられるものだから、とてつもなく速いペースで回が進んでいきます。 ようやく試合が動いたのは6回でした。ここまで背負ったランナーは四球のひとりのみだった宮城が、古賀に初ヒットを許してから一気に崩れ出します。ヤマサチやら曽谷やら、突発性炎上病はオリックスの左投手のお家芸でしたが、宮城だけは罹患しないと信じていたのに…。 悪夢を見ているような4連打。犠飛をはさんでまた連打。次の投手が準備する時間もないまま、滅多打ちされる宮城をただボーゼンと眺めていました。 5点差がつけば青山もますます気楽に投げられます。そこからもう違う試合を観ていたので、完封勝ちをプレゼントしたことを知ったのは試合後のことでした。初完封だの初打点だの、オリックスは本当にメモリアルのプレゼントが好きですね! 自分たちも貧しいのになんて優しいの! まるで『星の銀貨』です。情けは人のためならず、今はひたすら耐えましょう…。 7/19~21 vsE ●●● ホームに戻ってきたとはいえ、なんだかもう勝てそうな気がしない前半戦最終カード。楽天キラー曽谷に賭けましたが、あえなく敗戦。所用で試合開始には間に合わず、帰宅後にスマホをチェックすると3-0。そっと画面を閉じました。 1点差に追い上げたまでは良かったのですが、そこで追いつけないところがオリの弱さです。復帰した中川をいきなり3番に入れるという荒療治も実りませんでした。最終回、2アウトになったところで中継を消し、エラーでランナー二塁になったところで再度観始めたのですが、一瞬で終わりました。随所で小深田にやられましたね。しかし打った瞬間はただのフライだったのでしょうが、頓宮が全力疾走していたら三塁まで行けていたのかなあ…。 水回りの掃除もする気力がしなかった土曜日は、フレッシュオールスターを観ていました。川瀬・横山・堀・茶野が出場するも、昨年の野口のような活躍は見せられませんでした。全ウは完封負けで川瀬が負け投手に。そもそも茶野あたりは、代替選手とはいえフレッシュに出ている場合ではありません。一軍の活躍期間が長続きしないのが課題です。西武ファンが噂していたイケメン金子をきちんと確認できなかったのも残念です。 ああ、そうそう、一軍戦でした。6回に逆転しましたけれども、そのまま勝てる気はまったくしませんでした。5回まで毎回のようにチャンスを作りながら無得点、6回に疲れ始めたのであろう岸から連打でようやく同点に追いつき、なおも無死満塁。なんでそこからゴロの間の1点しか取れないんだ? もっと点差があればマチャドも余裕を持って投げられたでしょう。抑えだってそりゃたまには打たれます。紅林が体調不良でベンチ外だったことも響いたかもしれませんが。 延長に入り、鈴木が2イニングを無失点でしのいだ11回裏も二死満塁で凡退。しかしその時点で楽天は則本を使いましたから、12回を抑えれば引き分け、あわよくばサヨナラ勝ちも見えていたわけです。山下は大差のついている場面で試運転だろうと思っていたのですが…。中嶋監督らしいバクチだったのですかね。見事にハズレました。今年は賭けに負けてばかりです。まあ、3年間も大当たりが続いたのですからそりゃ揺り戻しは来るでしょうね。しかしターリーが左を苦手としていることは数字上あきらかですし、大里も四球を取れる選手ですから、12回裏の先頭は大里そのままで良かったと思うのですが。結局右のふたりでアウト3つですから、ここは大里を信じてほしかったなあー。 前半戦最後の日曜日。勝率の良い神戸の大花火大会、サンタテなしのジンクスに賭けましたが、用事を済ませて16時過ぎにスマホをのぞいたらいきなり「4」の文字が入っていたので、そっと画面を閉じました。 先発佐藤は2回にも失点し才木に交代。6-0となったその裏、ラオウのホームランと連打でランナーを溜めるものの3点どまり。才木が失点した次の回も一死満塁とチャンスを作りますがゲッツーで追い上げならず、逆転は絶望的に。 それにしても佐藤がここまで打ち込まれるとは…。まだまだ日差しも気温も厳しい時間帯に黒のユニフォーム、観ているだけでつらいものがありました。花火もいいけれど、昨今の異常気象で16時開始は考えものですね…。相手も同じ条件といえばそれまでですが…。 その後吉田・山田は好投したものの、山下はいきなり浅村に被弾。井口も打ち込まれて3失点。相手のミスに乗じて1点返すものの焼け石に水。9回裏には頓宮が頭部死球というアクシデントに見舞われました。大事には至らなかったのは何よりですが…。もちろんその後何も起きず。 前半戦は、ボロ負け&4連敗&今季初のサンタテという最悪の結果でした。おまけに太田が途中交代。「大丈夫! 何もないはずだ! オールスターには何ごともなかったように出場しているはずだ!」…と泣きながら祈っていましたが、あえなく翌日に登録抹消。かかとを痛めたようですが、どうしてこんなに怪我が多いのですかね…。一年間ずっと活躍してくれたことがありません。今年こそはと思ったのに…。 もう、踏んだり蹴ったりとはまさにこのことです。 「7月負けなし!」「3位争い!」なんてはしゃいでいた頃は何だったの…? 3位争いどころか5位固めしているじゃないの…!(亜弓さん風の白目) PR |
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