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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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北陸二日目は、朝から昨日実行するはずだった氷見観光。

藤子不二雄Aがデザインしたキャラクターが立ち並ぶまんがロードへ。

いきなり喪黒福造がお出迎え。



海にまつわるキャラクターがずらり。
前に立つと自己紹介のアナウンスが流れます。

   
  
 
  

多彩な個性です。

もちろん、彼らもいます。






まんがロードとは言いながら、実は商店街でシャッター街。

 

そのシャッターもこんな感じでアレンジ。

 

ロードの最後にはからくり時計。

 

時間になるとハットリくんたちが現れるそうなのですが、冬季はお休みなのだそうです…残念。

ロード途中には、藤子不二雄Aの生家があります。

 

お寺の子だったのですね。



参拝はできませんが、こんな石像が迎えてくれます。

来た道を戻り、10時までベンチで休憩。





そして、開館したばかりの潮風ギャラリーへ。


 
 

 

小さなギャラリーですが、生原稿からトキワ荘の再現、読書スペースまでもりだくさん。怪物くんとハットリくんと喪黒福造しか知らないAですが、原作は読んだことがありません。
話の途中まで展示されている原稿を読んで、ハットリくんのお金持ちぶりにびっくりしました。
A氏が生まれ故郷である氷見とその風景を大切に思っていることも伝わってきました。



お昼はひみ番屋街へ。
魚市場なので、回転寿司もあればどんぶりもある。しかし魚は昨日堪能したので、口が違うものを欲している…。
で、ひみカレーにしました。


氷見牛が入っています。ちなみに氷見牛ステーキの店ものぞきましたが入口のメニューの値段を見てすごすご退散しました。

おなかいっぱいになった後は、バスで高岡へ。

Aを楽しんだ後はF。
高岡市が故郷である藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーへ向かいます。

しかし、ここでもまた問題が。目的地は高岡からJRでひと駅。しかしその電車がこれまた30分以上ありません。天気がよければ歩くつもりでいたのですが、小雨模様のうえ、昨日よりあきらかに気温が低い。お土産屋さんや待合室で時間を潰してふたたびハットリくん列車に乗って越中中川駅へ。

ふるさとギャラリーは高岡市美術館の二階にあります。
どこでもドアのかたちをしている入口をくぐると、映写機で語られる少年時代と高岡市の風景が。なんとこの映写機、F先生の手作り。幼いころからものづくりへの興味があったのですね。
他にも手塚治虫からもらったハガキや、はじめて描いた漫画の原稿など、こちらも(川崎の藤子・F・不二雄ミュージアムに較べれば)こぢんまりしたギャラリーですが、ショートムービーの上映もあって楽しめます。もっとも、時間がなくて見られませんでしたが…。
 


なにせ、滞在時間は一時間。これを過ぎると金沢に戻れなくなってしまいます。

みたびハットリくん列車に乗って高岡に戻り、金沢からサンダーバードで帰阪。

思わぬアクシデントには見舞われましたが、おおかたの計画どおり行くところは行けたので、まあよしとしよう。

おみやげは、潮風ギャラリーで買ったハットリくんの卓上カレンダーと、


ふるさとギャラリーで手に入れたドラえもん手ぬぐい。
 

藤子不二雄をめぐる旅、終了。

2017年はどこへ旅に出ようかな?
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冬…といえば、温泉。
テレビも雑誌も温泉と冬の味覚特集ばかり。

いーきーたーいー!
と、湯気への欲求がむくむくもたげてきました。

今回は二人旅。
どうせならおひとり様では行けない旅館に泊まりたい。
そして日本海側に行きたい。
両者の意見を総合して、「ここだー!」と決めました。

というわけで、去る年の12月某日、
氷見-高岡ツアー決行!

大阪から人生二度目のサンダーバード。金沢でローカル線に乗り換えて、氷見までは5時間の行程です。
順調に進んでいましたが…。
あと1時間半、というところで急停車、なぜか徐行運転が始まりました。

「この先の踏切で遮断棒が折れているため、安全確認を行っております」

通勤でJR大和路線を使っていた時に何度も聞いたアナウンスが…このせいで1か月に1回は遅刻するはめになっていました。踏切の遮断棒が折られるなんてことが起きるのは大阪だけだと思っていたが…。

次の停車駅に着く頃には15分以上の遅れに。ん? ちょっと待て、金沢での乗り換え時間は15分もないぞ。間に合わないじゃないか!
本数の少ないローカル線ですから次の電車は2時間後。当日は氷見まで行って観光するつもりだったのですが、これを逃すとその時間はなくなってしまいます。あわてて時刻表とにらめっこ、次なる行程を考えます。

議論した結果、結局金沢で2時間を潰すことに。
本来なら昼食は氷見でとるつもりだったのですが、仕方ないので駅ナカの回転寿司のお店に入りました。



金沢といえば回転寿司。おみそ汁もついていました。

残り1時間半を本屋で潰し、IRいしかわ鉄道で高岡へ。さらにJR氷見線で氷見へ向かいます。

 

氷見線はハットリくん列車!
氷見は藤子不二雄Aの故郷なのです。

 

車内もハットリくんづくし。

氷見駅では宿の送迎車が待っていてくれました。五時過ぎですが、もう薄暗い時間帯。
結局何もできなかった一日…。

夕食まで間があるので、外風呂まで真っ暗な中向かいました。小雨がちな道を少し歩くので、傘と上着と下駄を貸してくれます。
外風呂は源泉かけ流し。冷えた身体があったまる~。
この時期の北陸は雨が多いのだとか。

さて、夕ご飯。氷見と言えばブリ。





ぶりしゃぶやカニはオプション。値段ももちろんですが、電車に乗っているだけだったのでお腹が空いていないというのもあったもので。



焼いたアツアツのぶりもおいしかったです。

さて、デザートは売店でこちらを購入。



確かにこめ粒っぽいのが入っていました。

電車に乗っていただけなのに力つきて早々に就寝。
翌朝はもちろん大浴場へ。曇り空のため、朝陽はおがめませんでしたが、ぬくもりながら風景いっぱいに広がる空は絶景。

もちろん部屋の窓からも海が見えました。
 
サンキュー大作戦完遂をめざす青学大の復路は、田村・下田・安藤ら選手のエントリー変更で意気揚々。33秒差を追う早稲田大。4年前、27秒差の東洋大を逆転した復路の再現はあるか。
シード争いも例年類を見ない混戦が予想されます。
今年の復路も見どころ満載。

《6区》
青学大6区は昨年初の箱根で区間2位の小野田選手。芦ノ湖最初の号砲で駆け出すと、5キロ地点ですでに早大との差を1分に広げます。
大会前は3位以内を目標としていた5位スタートの駒大。神奈川大に差を詰められてしまいます。さらに昨年区間3位の中央学院大・樋口選手が二校を抜いて5位浮上。山下りは上り以上に適性が必要と言われていますが、それを実感させられる入れ替わり劇です。
昨年区間新記録を作った日体大・秋山選手は、最後の箱根でさすがの走り。13位スタートから5人抜き、さらに駒大も抜いて7位浮上。すさまじいスピードです。
法政大も飛ばしています。4人抜きで一気にシード圏内へ。
小野田選手は軽快です。追う早稲田、いったんは差を詰めるも終盤に離される展開。下りで飛ばしたせいか平地で苦しみ、タイム差は2分以上に開いてしまいました。
区間賞は秋山選手。みずからの区間記録を塗り替え、57分台にも迫ろうという新記録でした。
シード争いは、10位帝京大から13位上武大までおよそ40秒差。まだまだわかりません。

《7区》
青学大はここにエース級の田村選手を配置。しかも楽に走れるタイム差です。追いすがりたい早大・井戸選手。
9位駒大に10位帝京大が迫ります。常勝軍団・駒大、まさかのシード権争いに巻き込まれてしまうのか。
早大の後ろでは東洋大が45秒差の順天堂大に追いつきます。3位争いもデッドヒートの様相。
一時は3分近く差をつけていた田村選手ですが、15キロを過ぎて、表情が苦悶に変わりました。運営管理車の原監督も心配な様子。陽ざしが強くなり、脱水症状を起こしたのでしょうか。
残り4キロ、苦しみながらも田村選手はトップを守って走り切りました。差を詰めた早大・井戸選手は遅れること1分21秒。1年生の後続ランナーに託します。
3位は東洋大。続いて順天堂大を抜いた神大が4位で平塚へ。さらに日体大が5位に上がりました。
シード争いでは東海大・石橋選手が区間賞の走りで11位まで順位を上げました。10位に1分差まで迫っています。

《8区》
青学大の下田選手は前回8区区間賞。直後の東京マラソンでも学生トップの成績を残した実力者が、7区で詰まったタイム差を区間新記録ペースでどんどん広げていきます。あまりに順調すぎて映像が少なくなってきました…。
前区から並走する駒大・帝京大に東海大が迫り、シード争いはますます熾烈になってきました。
一方、3位は神大と東洋大の鍔迫り合い。順大・日体大も5位を争います。
走れど走れど、開いていく早大と青学大のタイム差。心を折るような下田選手の激走です。もはや順位を守るというよりも、自分との、記録との闘いのよう。
残り4キロを切って、東海大・春日選手が帝京大をとらえます。宇佐美選手も負けていません。平塚まで並走が続きます。先を行く駒大とも15秒ほどしかありません。シード争いは最後まで目が離せないことになりそうです。
下田選手は区間記録更新こそなりませんでしたが、早大に5分半もの差をつけ、首位をガッチリ固めました。箱根三連覇を阻むものは、もうありません。

《9区》
青学大・池田選手は最初で最後の箱根。ハイペースの独走、快走でラップを刻みます。
いつの間にか、2位を行く早大は前よりも後ろを気にしなければならなくなりました。後続との差は1分強。半分を過ぎた頃には30秒内に。
何としてもシードを守りたい駒大の片西選手は、序盤で積極的に突き放しにかかります。東海大・川端選手は、帝京大を抜き去ってついに順位をシード圏内へ押し上げました。追っていきたい帝京大・平田選手ですがその差は開いていきました。川端選手はさらに片西選手に詰め寄り、9位浮上。駒大、踏ん張りどころです。
残り5キロを切って、ついに東洋大が早大に追いつき、さらには置き去ります。貯金を失うことになった早大は苦しい復路となってしまいました。
法大が日体大・中央学院大を抜いて6位浮上。中央学院大がついていきます。置いて行かれた日体大に迫る東海大・駒大。50秒以内に5校がひしめきあう混戦です。
東洋大は野村選手が区間賞の好走で2位浮上。予選会から飛躍した神大はシードを確実にする4位で鶴見へ。法大も城越選手の力走でシード圏内です。駒大は8位。東海大・日体大を追う11位の帝京大は45秒差、少し苦しいでしょうか。

《10区》
青学大は4年生同士の襷リレーとなりました。安藤選手は二年前の初優勝時のアンカー。今回最後の箱根でもトップでのゴールへ向かって走ります。
順大がふたたび4位に浮上。8位は日体大・東海大・駒大の争いに。リードした日体大は、さらにその先の法大にも追いつきます。いったんは東海大に置いて行かれた駒大は、ふたたび9位に。学生連合の東京国際大・照井選手は記録こそ残らないものの、区間トップのタイムを計測しています。
各チーム、伝統とプライドを賭けて挑む最終区。
熾烈な闘いが随所でくり広げられる中、今年も青学大のフレッシュグリーンが席巻した大手町。
7区では険しくなっていた原監督の表情ですが、ゴール前にはいつもの笑顔に。メンバーの待つ先へ、安藤選手は誇らしげに両手に3の字を掲げてゴールテープを切りました。

《総括》
成功率「39%」、今年の青学大のテーマはサンキュー大作戦と名づけた原監督。当初は不安視されていた三冠&三連覇を達成し、大・大成功裏に終わりました。
今までで最も少ないタイム差で始まった復路ですが、立役者は小野田選手と下田選手。計算どおりの走りで後続に差をつけました。初シードから始まり、あれよあれよという間に強豪校の地位を固くした青学大。その時代はまだこれからもしばらく続いていきそうです。
2位は芦ノ湖の4位から順位をふたつ上げた東洋大。「1秒を削り出す」貪欲な姿勢はつねにチーム全体に浸透しており、今後の上位は揺るぎそうにありません。
期待された逆転劇は起こりませんでしたが、安定した成績を守った早大が3位。
4位には順大が入りました。かつて箱根を沸かせた伝統校が復活の予感です。
2区の勢いを守り切って、予選会から出場の神大が5位に入りました。実に12年ぶりのシードです。
6位には大学史上初の3年連続シード権獲得の中央学院大。続いてシード圏外から6区で盛り返した日体大、4年ぶりシード権の予選会組の法大。常勝軍団・駒大は何とかひと桁順位を守りましたが、盛り返しに期待です。
最後のシードは、往路の1年生軍団こそ力を発揮できなかったものの、15位から順位を上げた東海大の手へ渡りました。
いっぽう、箱根の歴史に名を刻む明治大・山梨学院大が鶴見で繰り上げスタートとなりました。伝統校であればあるほど、それを守り続ける難しさに直面することとなります。新人の獲得に始まり、本番に向けての調整、当日の配置に至るまで、監督に求められるスキルはいっそう大きくなります。厳しい闘いではありますが、各大学の2017年の成長を見守っていきたいと思います。

終了後、出回ったTwitterの動画が大きく報道されました。神大10区のランナーが交差点で車とあわや接触しかけた瞬間です。背筋が寒くなりました。車が警察を無視して侵入してきたようにも映りますが、それまでの車の流れからして警察の制止のタイミングが遅かったことは明らかです。ひとつ間違えば大事故、ランナーの棄権はおろか命すら危うかった状況です。神大の順位はほぼ確定していて、飛ばす必要のない状況だったことから事故を回避できたようなもので、もしこれがシード争いにかかわるような場面であったなら、ランナーは速度を落とすことなく交差点に侵入していたかもしれません。東京オリンピックを前に、昨年ニューイヤー駅伝で観客のマナーを問題にしましたが、今年はあってはならない警察の失態に、ますます気を引き締めてもらいたいと切に思います。




今回の見どころは、なんといっても青山学院大の三連覇&三大駅伝制覇。
しかし、その道は平坦ではありません。
各大学は打倒青山を掲げ包囲網を敷いています。
全日本では惜しくも敗れた早稲田大。
出雲・全日本の雪辱に燃える東洋大。
エース中谷の復帰がカギを握る駒澤大。
スーパールーキーズが勢揃いの東海大。
ニャイロを筆頭に優勝を狙う山梨学院大。…などなど。
さあ、93回目の栄光はどの大学に輝くのか。

《1区》
大会の趨勢を決める重要なスタート区間。東洋大は服部弾馬選手を投入し、先行逃げ切りを狙います。
序盤は服部選手の慎重な走りで集団走が続きます。なかなかペースが上がりません。
いったいどこで誰が勝負に出るのか…と不安になりつつあった5キロ手前、カーブを利用して服部選手がスパート。すると、各ランナーの走りにがぜん勢いが出てきました。動きがあったことで緊張感から解放されたでしょうか。服部選手を吸い込み、また集団走に。
2位集団から山梨学院大が遅れました。ニャイロ選手が控えているとはいえここで差がついてしまうのは避けたい。
先頭の集団走は、5キロを切って徐々にばらけてきました。トップ争いは6校に。勝負は六郷橋でもつかず、残り1キロ。服部選手がスパートをかけました。東海大1年生の鬼塚選手が果敢に追います。抜きつ抜かれつ、互いに苦悶の表情でくり広げる首位争いは、わずかに服部選手がリードして襷リレー。しかし後続との差はほとんどつかず。
16チームが1分以内にひしめく混戦模様です。
勝負はまだまだわかりません。
箱根は始まったばかりです。

《2区》
日大ワンブィ、山梨学院大ニャイロら留学生をはじめ、青学大一色、駒澤大工藤、順天堂大塩尻らスター選手がずらりと集う花の2区。箱根の風物詩、ごぼう抜きは見られるでしょうか。
6校の先頭集団ですが、東海大はここも1年生を起用。レースの中心とみられる一色選手は冷静な出だしです。
リオ五輪にも出場した塩尻選手が15位から一気に順位を上げて7位につけ、先頭を猛追。留学生たちも順位を上げ始めます。
日体大、明治大といった箱根おなじみの大学は少し厳しい順位です。頑張ってほしい。
先頭が徐々にばらけ始め、神奈川大・鈴木選手が先頭に立ちました。初の2区を走る鈴木選手、終始落ち着いている様子です。三冠に向け踏ん張りたい一色選手。工藤選手も離されていきます。
注目されたニャイロ選手ですが、タイム差が開きすぎて順位を上げることができません。一方、拓殖大・デレセ選手は10人を抜き、4位浮上。帝京大もその後にしっかりついていきますが、奪首を目指す東洋大・早稲田大はずるずると落ちていきます。
鈴木選手はまさに快走という言葉にふさわしい安定感で23.1キロを駆け抜けました。予選会からの出場である神奈川大の戸塚トップ通過は、大学史上初の快挙です。運営管理車からも「よくやった!」の声が飛びました。
2位は39秒差で青学大。駒澤大が続きます。ここまで1分以内。

《3区》
陽が高くなり気温が上がってくる時間帯。ランナーの額に汗が光ります。
先頭を行く神奈川大・越川選手に青学大・秋山選手が少しずつ差を詰めていきます。3位を争うのは早大と駒大、後方では14位スタートの中央学院大が4人抜き。激しい順位争いが始まりつつあります。
10キロを過ぎて、神大と青学大の差は100メートルを切りました。原監督の声かけもあってストライドに力感が出てきた秋山選手。13キロ過ぎ、ついにトップに立ちました。1年生の越川選手、懸命についていきますがその差はどんどん広がっていきます。
その後ろでは3位駒大を早大・平選手が逆転します。
残り5キロを切って、駒大は帝京大にも抜かれて5位後退。すばらしいのは帝京大2年の濱川選手。さらにそこへ東洋大・口町選手も8位から意地の追い上げ。駒大・下選手、苦しい走りですが踏ん張りどころです。
残り1キロで早大が神大を射程圏内にとらえます。その後ろに迫る4位集団。3位争いも混沌としてきました。
平塚は青学大が後続に1分以上差をつけてトップ通過。三冠阻止の最有力候補と目されていた早大が2位に順位を上げました。6位帝京大まで2分以内。
学生連合の駿河台大・平賀選手は参考記録ながら区間2位相当のタイム。すばらしい走りでした。

《4区》
「つなぎ」区間は距離延伸により、各大学準エースをエントリーさせる重要区となりました。注目は駒大エース・中谷選手。怪我明けで今シーズン初の駅伝です。
青学大は全日本でめざましい活躍を見せた2年生の森田選手がエントリー。盤石の布陣です。
中谷選手は序盤から少し苦しげでしたが、7キロ地点で帝京大に抜かれ、ズルズルと後退してしまいます。やがて完全にペースを落とし、創価大・順大にも逆転を許してしまいました。同学年の創価大・セルナルド選手が背中を叩いて鼓舞する場面も。中谷選手は最後の箱根。すべてをぶつけてほしい。
新しい4区の最後の坂を上り切り、最初に襷を繋いだのは青学大。続いて1分30秒差で早大。東洋大も2分以内につけています。
4位は帝京大。創価大が5位と大健闘。駒大は9位に。気力を振り絞って走りきった中谷選手でしたが、先頭とは6分以上差がついてしまいました。
しかし何が起こるかわからないのが箱根の山。天下の嶮が、各大学を待ち受けます。

《5区》
距離は短くなったとはいえ適性が問われる山登り。エキスパートから親子鷹までタレントが勢揃いです。
青学大は初の駅伝にのぞむ貞永選手の出来にかかりますが、安定したペースを守って後続との差を広げていきます。
4位に浮上した順大・山田選手が、さらに東洋大・橋本選手を抜いて3位浮上。監督の檄のとおり、元祖山の神・今井正人さんをほうふつとさせる、見事な走りです。
駒大・大塚選手は去年の箱根の5区4位。15キロ地点で創価大を抜き、帝京大、さらには神大も射程圏内にとらえました。
いったんは広がった青学大と早大の差ですが、終盤になって縮まってきました。残り2キロで1分を切っています。復路に繋ぐため、互いに最後の踏ん張りどころです。
18キロ過ぎ、大八木節に背中を押され、大塚選手が神大・大野選手を抜いて5位浮上。しかしその背後を中央学院大・細谷選手が猛追。最後の最後まで目が離せない山登りです。
芦ノ湖のゴールを最初に駆け抜けたのは、トップを守りきった青学大でした。しかし当初は影もかたちもなかった早大に、最後はランナーの姿が画面に映るまで差を詰められてしまいました。

《往路結果》
三連覇&三冠に向けて青学大が往路優勝とまずは快調なスタートを決めました。しかし前回までと違うのは圧倒的なタイム差をつけられていないこと。33秒差でスタートする早大は、復路の早い段階で首位に立ち、逆転優勝を決めたいところです。ただ青学大には前年山を下った小野田選手から始まって、田村・下田ら有力選手が控えています。独走を許さずくらいついてプレッシャーをかけていけば、光明が見えてきそうです。
3位は山で順位を上げた順大。東洋大が首位と2分40秒差で4位。駒大は4区が誤算だったものの、5位まで戻しました。2区の素晴らしい走りから踏ん張った神大が6位。7位中央学院大に続いて、小田原時点で16位だった上武大が8位に順位を上げ(いつの間に!?)大躍進。出場二度目の創価大、日大までがシード圏内ですが、順位は落としたものの帝京大、法政大に加え、日体大、拓殖大もまだまだ10位以内を狙える位置です。
明日は首位争いに加え、シード権争いも見どころとなりそうです。






大晦日のテレビはやっぱりガキ使で、紅白はひとりでスマホ視聴。
ワンセグの画像が粗くてよく見えませんでしたが、だいたい楽しめました。

司会は片方に安定感がないと辛いかな~。しかも今回は尺があまってるんだかあまってないんだかよくわからない進行だったので、生放送に慣れた人がひとりもいないというのは見ていてもどかしいものがありました。最後のボール投げなんて武田アナの読みが速すぎてふたりともついていけてなかったし。しかもまさかの赤勝ちで有村架純ちゃんもワケわからないままエンディング突入しちゃったし。
まさかといえば、まさかタモリ&マツコが最後まで会場に入れないまま終わるとは思いもしませんでした。

さて中身のほうといえば、郷ひろみと抱き合う土屋太鳳やらAKBの選挙やらピコ太郎大活躍やら大谷に絡むビヨンセ渡辺直美やら、いろいろ楽しみどころがありました。浦ちゃんかぐちゃんはNHKにしては攻めていましたが、いちばん期待されていた星野源と新垣結衣の恋ダンス共演は、さすがに攻めてきませんでした。それでもカメラに迫られ苦笑いしつつ控えめに手ぶりだけくれたガッキーは、マジでかわいすぎるー。

中でも、いちばん印象に残ったのはTHE YELLOW MONKEYでした。
その時だけはチャンネルを紅白にできたので、フルコーラスでじっくり味わいました。

学生時代、好きだった人がイエモンファンでした。
私はその人との会話のネタを探すべく、あまり興味のなかったイエモンを聴くことにしました。
「この間、『BURN』のCDレンタルしましたよ」
「それあんまりいい曲じゃない。いちばんは『LOVE LOVE SHOW』って教えたやろ」
「B面に入ってたので」
「それ英語版や!」

吉井さんの昔と変わらない歌声に、20年前のそんな会話を思い出しました。

相手はきっと忘れているだろうなあ。
隣で一緒に聴いていたけれど。



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