冬…といえば、温泉。
テレビも雑誌も温泉と冬の味覚特集ばかり。
いーきーたーいー!
と、湯気への欲求がむくむくもたげてきました。
今回は二人旅。
どうせならおひとり様では行けない旅館に泊まりたい。
そして日本海側に行きたい。
両者の意見を総合して、「ここだー!」と決めました。
というわけで、去る年の12月某日、
氷見-高岡ツアー決行!
大阪から人生二度目のサンダーバード。金沢でローカル線に乗り換えて、氷見までは5時間の行程です。
順調に進んでいましたが…。
あと1時間半、というところで急停車、なぜか徐行運転が始まりました。
「この先の踏切で遮断棒が折れているため、安全確認を行っております」
通勤でJR大和路線を使っていた時に何度も聞いたアナウンスが…このせいで1か月に1回は遅刻するはめになっていました。踏切の遮断棒が折られるなんてことが起きるのは大阪だけだと思っていたが…。
次の停車駅に着く頃には15分以上の遅れに。ん? ちょっと待て、金沢での乗り換え時間は15分もないぞ。間に合わないじゃないか!
本数の少ないローカル線ですから次の電車は2時間後。当日は氷見まで行って観光するつもりだったのですが、これを逃すとその時間はなくなってしまいます。あわてて時刻表とにらめっこ、次なる行程を考えます。
議論した結果、結局金沢で2時間を潰すことに。
本来なら昼食は氷見でとるつもりだったのですが、仕方ないので駅ナカの回転寿司のお店に入りました。
金沢といえば回転寿司。おみそ汁もついていました。
残り1時間半を本屋で潰し、IRいしかわ鉄道で高岡へ。さらにJR氷見線で氷見へ向かいます。
氷見線はハットリくん列車!
氷見は藤子不二雄Aの故郷なのです。
車内もハットリくんづくし。
氷見駅では宿の送迎車が待っていてくれました。五時過ぎですが、もう薄暗い時間帯。
結局何もできなかった一日…。
夕食まで間があるので、外風呂まで真っ暗な中向かいました。小雨がちな道を少し歩くので、傘と上着と下駄を貸してくれます。
外風呂は源泉かけ流し。冷えた身体があったまる~。
この時期の北陸は雨が多いのだとか。
さて、夕ご飯。氷見と言えばブリ。
ぶりしゃぶやカニはオプション。値段ももちろんですが、電車に乗っているだけだったのでお腹が空いていないというのもあったもので。
焼いたアツアツのぶりもおいしかったです。
さて、デザートは売店でこちらを購入。
確かにこめ粒っぽいのが入っていました。
電車に乗っていただけなのに力つきて早々に就寝。
翌朝はもちろん大浴場へ。曇り空のため、朝陽はおがめませんでしたが、ぬくもりながら風景いっぱいに広がる空は絶景。
もちろん部屋の窓からも海が見えました。
PR