今年の初詣は大神神社にしようか、橿原神宮にしようか…。
と思案していたにもかかわらず、結局人混みを避けて近場の神社で済ますことにしました。 新年最初の運だめしは、「吉」。 「古きことをあらため、新しきことを始めるがよし」 とな。 まさに! 「新しいことがうまくいきますように」とお願いしたところでした。 うまくいくといいなあ。 帰り道、ぶらぶら散歩。 はじめて歩く道で、おもしろい光景を見つけました。 踏切の向こうにお寺。 踏切の先にあるのはお寺だけなので、お寺のために作られた踏切ということですね。 「八百屋お七の墓」と書かれてありました。 ん? お七は江戸の放火事件で処刑された娘では? 説明書には井原西鶴『好色五人女』に登場するお七のモデルとなった「志ち」の墓であるとな。 お七伝説は各地に存在するそうですが、志ちもこの地で何らかの罪を犯して処刑された娘なのでしょうか。 まさか数百年後の世でも夜桜お七として語り継がれているとは思うまい。 生まれ育った地の郷土史にはまるで無関心だったのに、新しく住んだ場所の歴史には何だか興味を持ってしまう。 これも予想外の転居で不満でいっぱいの場所に少しでもなじもうと思う、自分自身の本能なのかもしれません。 PR |
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