11/11 パ☆☆☆B-M セ☆☆☆S-G
本日も最後まで気の抜けない接戦でした。全身こわばって肩凝りが悪化しました。他球団ファンは短期決戦の緊張感をどうやって耐えていたのだろうか。 オリックスにさして興味を持っていなかっただろう野球評論家たちは、「開幕は山本、2戦目で宮城」なんてあっさいあっさい予想を立てていましたが、ロッテ相手に勝ちを拾いに行くなら2戦目は田嶋一択なのです(むしろ山本の方が今季対戦が少なく不安だったくらい)。たとえ楽天が上がってきたとしても、ここは揺るぎません。それで2連勝できなければもう諦めがつくくらい、(ロッテ楽天相手の)田嶋は頼りになります。 そしてその期待を裏切りませんでした。立ち上がりはむしろ山本より良かったくらいです。ランナーを出しても併殺や盗塁阻止でピンチを招かず、気づけば二塁も踏ませていませんでした。6回77球、まだ行かせるだろうと疑いもしなったのですが、中嶋監督はスパッと代えました。その裏に得点したから良かったようなものの、万が一でもあれば批判必至です。しかも吉田凌です。レアード・エチェバリアが続くのでてっきり比嘉だと思っていたのに…。いやはや、ここに来てもなおこちらの予想を裏切る采配を見せてくれるとは、そしてそれが見事にハマるとは。これが例の(全然流行っていない)中嶋イリュージョンbyK岡田…! とはいえ、ヒギンス・平野という鉄壁の継投でもまったく落ち着けませんでした。なにせリードはわずか2点。「今日は美馬だからちょっとは得点できるやろ」という甘い考えは通用しませんでした。野手が固くなっているようには見えないですし、ロッテの堅守に阻まれている面もあるように思うのですが、なかなか攻撃の糸口をつかめません。試合が膠着している、こういう時の一発は本当に効果的です。吉田正の打球が美馬の足を直撃して投手交代、相手には申し訳ないがチャンスはここしかないというところでした。前日の不振を払拭するようにここまで2安打を放っていた杉本が、甘いスライダーをフルスイング! ようやくつながった正杉の青学コンビ、そろっての昇天ポーズは最高でした! 試合を締めたのは紅林がさばいたショートゴロ。CSではまだノーヒットですが、素晴らしい守備を連発しているので大丈夫でしょう! さて、これで日本シリーズへ王手です。 オリックスに精通しているはずの番記者でも、各紙3戦目の先発予想は山﨑颯一郎と宮城で別れていましたが、首脳陣が選んだのは颯一郎でした。颯一郎と宮城の対ロッテの相性を比較すればこれで正解だと思います。岩下も難敵ですが、プレッシャーはもう引き分けも許されない相手側に多くあるはずです。お立ち台では杉本が慎重に明言を避けていましたが、ファンとしては一気に決めてほしいところです。 セ・リーグもヤクルトが2勝目で王手をかけました。左腕先発からの継投で完封と、1・2戦目ともなぜか同じ勝ち方。もっとも得点はヤクルトの方が多く、展開は楽勝に見えますが…。3戦目も互いに同じ展開で日本シリーズを決め、前年最下位からの優勝チーム同士の「これぞ本当の下剋上対決」になってほしいですね! PR |
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