3/3・4 vsD
大谷・ヌートバーのメジャーリーガーが合流し、いよいよ盛り上がってきた日本代表。中日相手の強化試合1戦目の先発は今永。3回1失点7三振と、国際試合での頼もしさを見せてくれました。 が、終始目立っていたのは中日選手の方。小笠原の好投に始まり、ルーキー田中の快速ぶり、ビシエドの好守備や現役ドラフトで加入した細川の奮闘など、「今年の中日は強いな…」というWBCとは関係ない感想が湧いてくる試合展開でした。 開幕まで日本代表の打線が湿っているのは毎回のことですが、この日も2得点のうちタイムリーは牧の1本だけ。山田・村上・山川という主軸の当たりがいっこうに出てこないのは心配になります。やっと来日した吉田正も基本スロースターターですし…。 ならば日本が誇る強力投手陣で抑え込もう、といきたいところですが、3投手で7失点。中でも松井の4失点は、前回から状態が上がっていないことの証左でした。ベンチで肩を落としている松井に大谷が慰めるように寄り添っていましたが、早くあの自信満々で傲岸不遜な松井に戻ってほしいです(いや、シーズン中は拝みたくないのだけれど)。 栗林や大勢は安心して観ていられました。とくに大勢が投げている時、ダルと大谷がベンチ前方に出てきて興味津々で語り合っていた場面は微笑ましかったです。 2戦目は佐々木が先発。早くから肩で息をしてしんどいのかと思いきや、なんやかんやで抑えてしまうのだからこれが佐々木のスタイルなのでしょう。165キロはさすがにスピードガンの盛り過ぎかと思いますがね…。あとに投げた宮城も150キロ出ているようには見えなかったですし…。 宮城はアキーノに一発を浴びたものの、宮城らしいテンポの良さとコントロールが戻っていました。甲斐との方が息が合うのでしょうか。カーブも投げていましたから、球に慣れてきたのかもしれません。 宮城の後は高橋宏斗・伊藤とつなぎ、結局1失点でこの日の侍ジャパンは快勝。 打線は近藤・岡本が好調をキープ。ただ、4得点のうち2点は助っ人の万波の2ランですから、主軸の覚醒が待たれます。 ショートを源田ではなく中野が守っていましたが、最初気づかないほど違和感ありませんでした。さらに牧原が加わりますから守りの方は問題ないように思います。 試合前の大谷の打撃練習では、代表組だけでなく中日選手も勢ぞろいして、全員野球少年のように目を輝かせていた光景は微笑ましかったです。大谷を間近に見学できるチャンス二度とないわけですから、そりゃそうなりますよね。 残りの強化試合、メジャー組がどんなバッティングを見せてくれるか楽しみです。 PR |
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