8/13~15 vsE ●●○
先発はここ最近好投するも勝ち星もつかない曽谷。今日もあえなく援護ナシ。なにせ相手は京セラ無双の早川、援護点どころか2安打完封されました。もう、オリックスに移籍してきたらどうですか(涙) 曽谷は今日も6回1失点と文句のつけようがない内容でした。しかし野手が2安打では勝てません。これもオリックスのエースの系譜として達観するしかないのか…。 翌日も、エスピノーザが初回にいきなり先制されてしまいます。それでもその裏、四球から満塁機を作り、紅林の犠飛で追いつくと、なおも来田がつないで満塁に。しかし杉本が初球凡ゴロで逆転チャンス消滅。ここで察するものがありました。杉本は次の打席でヒットを放ちましたが、「さっきィィ」と思ってしまうわけですよ。来田や池田を監督がめずらしく名指しで褒めるほど頑張っているのに、ベテランがその努力を一瞬で無にしては…。思い切りの良さは杉本の長所でもあるのですが、なかなか以前のような豪快な打撃が戻ってきませんね…。 2回から立ち直った内に対し、エスピノーザは5回以降糸が切れたかのように打ち込まれ、完敗。すぐ上の順位にいる楽天相手に痛い連敗。どうやら自力CSも消滅したらしいです。 ひとつ勝って良い空気になったかと思えば、またすぐ元に戻るのは何とかなりませんかね…。 重い気分の木曜日。しかも相手は苦手の岸なものだから、スイープされる予感しかしません。先発は先週好投した髙島ですが、我が家の西武ファン曰く「相手が西武だから参考記録」らしいです。 初回を無失点に抑えたその裏、ランナーを置いて打席は森。打球は右中間を割る先制打、なんと63イニングぶりのタイムリー! 髙島は参考記録で何かつかんだのでしょうか。ランナーを置いても落ち着いて後続を抑え、今回も5回を無失点で投げ切ります。しかし続投した6回。二死から四球を出すとヒットでつながれ、鈴木大地に逆転三塁打をくらってしまいました。ふたり還ってくるのはともかく、なんで三塁まで行かれるねんとは思いましたが、なにせこちらの外野は来田・西川・池田というファイヤーフォーメーション。外野の間に落ちるヒットはすべて長打になります。相手と較べるとその力量差は一目瞭然。中でも辰己の守備力は12球団の中でも群を抜いています。その裏、森のフェンス直撃という打球をジャンプしてキャッチしたそのプレーはさすがでした。…そう、ダイレクトキャッチですよ? なぜかフェン直、つまりヒット扱いで、三塁塁審のフェア判定を見た森はもちろん二塁へ向かい、アウトと自己判断した池田は一塁へ戻り、森が追い越してしまいここでアウト、フェアと気づいた池田は塁間で右往左往、ダイレクトキャッチをもちろん確信していた辰己は一塁へ返球し、一塁塁審はアウトとジャッジし、結局二塁に送球されてアウトコールされ…。いったいこのプレーでアウト何個あったん? 正しくフライアウト判定されていたとしても、池田の帰塁は間に合いそうもありませんでしたから、どのみちダブルプレーだったでしょう。もちろん打球を判定する三塁塁審の確認を怠った池田がいちばん悪いのですが、審判も含め誰もが混乱していたように見えました。 ヒットをアウトに変更するようなリクエストはオリックス側からできないし、併殺で終わっていますから楽天もリクエストしない。仮に審判団独自のリプレイ検証をしたとしても、塁間で止まっていた池田の扱いに困るからするわけがない。…で、辰己はファインプレーをひとつ損して、岸の被打率も悪化、結果本日猛打賞の森だけが得する結果となったわけであります。 それにしても、二軍から上がってきた選手は来田といい大里といい、走塁ミスが目立ちます。しっかり教えているのかはなはだ疑問です。 というわけで、もう負けの道筋しか見えませんでしたが、直後の7回表は山田が10球で片づけ、8回も吉田が10球でそれぞれ三者凡退。流れをなんとかつなぎました。 すると8回裏。若月が四球を選ぶと、代走廣岡が盗塁を決め…と思いきや、ボークで進塁。しかし大里が打ち上げて2アウト。万事休すかと思いきや、来田がセンターオーバーの三塁打で同点に!! 9回表はマチャドが登板。すると二死から出塁した浅村が盗塁敢行! これを若月に代わってマスクを被っていた石川が補殺! このプレーで球場が一気に盛り上がります。 その裏、先頭は森。「あっさり」と言いたくなるくらい、あっさり二塁打を放ち、ますますサヨナラの機運が高まってきました。続くセデーニョには代打バント山足。…が、なぜか申告敬遠! 打席は西川。ベンチ前で中嶋監督に何やら耳打ちされていました。サヨナラヒット打ってこい、とでも言われたのかもしれませんが、制球定まらない渡辺翔に対ししっかりみきわめて四球を選び、なんとなんと無死満塁! これはごっつぁんです。サヨナラ男紅林、2球ファウルで追い込まれるも、3球目を一塁前に打ち返し、一瞬ホームゲッツーかと思いきや、ベースに当たって? なんかよくわからないサヨナラー。 ということで、このカードもなんとかスイープ回避! 今はこれがせいいっぱい(涙) 8/16~18 vsF ○○○ 先発に離脱者が続出しているオリックス。9連戦ともなればどこかでブルペンデーを作らなければいけません。日ハム戦最初の予告先発は才木。正直なところ、また不安定な投球でランナーを溜めて痛打される姿しか想像していませんでした。 ところが、中継ぎよりも力をセーブして投げる先発のほうがスタイルに合っていたのでしょうか。ランナーを出しても慌てることなく、バットに当たっても力で押せていましたし、3回に先制タイムリーを許しましたがそれ以外はほぼ危なげなく、5回1失点と上々の内容でした。 打線は相手のミスで同点に追いつくものの、あとは北山の前になかなか好機を作れません。それでも球数を稼いでいたおかげなのか、6回二死走者なしの場面でなぜか降板。代わった生田目は回をまたぐことなく、7回裏は河野が登板。すると相性の良い紅林が二塁打で出塁。西野も粘ってヒットでつなぎ、一死二・三塁の大チャンスが訪れます。すると勝ち越しスクイズを恐れてか? まさかの若月敬遠で満塁に。打席は左の大里。しかしセンター前に打ち返して勝ち越し! 来田は打ち取られるものの、右の廣岡のところで相手投手が山本に交代。オリックスでもよく見た光景ですが、マシンガン継投とはうまくいかない時はとことんいかないものです。廣岡は見事! 初球を叩いて2点タイムリー! オリ初のお立ち台ゲット! 直後の8回は頼もしい山田が5球で片づけ、その裏頼もしい西野がダメ押しタイムリーを放ち、4点差となった9回はペルドモが〆て、なんと6月21日以来の金曜白星! 土曜日の先発は、これまた6月27日以来勝利のない宮城。初回、先頭にヒットを打たれるものの2番を初球ゲッツーに取ってからは波に乗りました。二軍から復帰以降なかなか見られなかった宮城らしさが、ようやく戻ってきたような気がします。スローカーブもそのひとつ。急速差で相手を手玉に取り、的を絞らせないようにしていたように見えました。 相手先発はかつての天敵バーヘイゲン。前回打ち崩して克服したと思いきや、序盤から抑え込まれてエースの帰還に応えられません。しかし4回! 一死から森! またの名を天才! 初球を先制ホームラン! これでバーヘイゲンの調子が狂ったでしょうか。5回、先頭の紅林が出塁するとひさびさのスタメン中川がクールにタイムリー。さらに西野のタイムリーで3-0に。 援護をもらった宮城は最後のピンチも抑えて7回無失点。あとはペルドモ→マチャドがしっかり抑えて3連勝! カード勝ち越し! お立ち台はもちろん宮城-森のバッテリー。ちなみに去年の8月17日のお立ち台もこのバッテリーでした。「よしわか」に続き、「みやもり(ちいかわ?)」の黄金コンビ誕生です。 勝ち越しを決めたことで気楽に観られる日曜日。甲子園もありませんでしたからじっくりと先発山下を見守りました。初回、いきなりストレートで連続三振。「復活?」と胸が躍ったのも束の間。カーブで制球を乱すと、ストレートも入らなくなり連続四球。「復活して…ない」とうなだれるも、レイエスはゴロに仕留めなんとかチェンジとなりました。不気味だったのは、このレイエスがなんと日ハムの初スイングだったのです。 2回も相手はのきなみ見てまえ打線。制球の戻らない山下はまたもや連続四球。田宮のバントが絶妙なセーフティとなり無死満塁と大ピンチ。しかし山下は開き直ったのか? 見てまえ作戦もここで終了? 水野は空振り三振に。淺間にど真ん中のストレートを犠飛にされるも、五十幡は抑えて最少失点でしのぎました。するとその裏。相手先発伊藤から相性の良い杉本がバックスクリーンへ同点ホームラン! 3回からの山下は、何かきっかけをつかんだのか、見違えるように制球が良くなり三者三振。捕手の森もなんとか山下をひっぱりあげようと苦心しているように見えました。 そして、4回。ふたりランナーを置いてふたたび杉本! 今度はレフトスタンドへスリーランホームラーーーン!! 昇天ポーズはwithセデーニョ! 山下は5回1失点で復帰登板を終えました。6回からは継投へ。鈴木が不運なヒット×3で失点してしまいますが、続くピンチを代わった吉田が1球で併殺に打ち取り火消し成功。森ムランで3点差にした後は、安心安定の山田→古田島→マチャドの継投で〆! 連続カード負け越しの後はスイープ、なんかわからんけど4連勝! Aクラス相手に若手が好投し、がぜん勇気が湧いてきました。いざMission September! PR |
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