4/18〜20 vsE ●○○
なぜか互いに外弁慶となるこの顔合わせ。京セラだとてんで打てない則本ですが、この日も初回から凡打の山。楽天キラー頓宮を4番に上げるも、仙台が得意なだけなのでは…という危惧が的中、ことごとくチャンスを潰し、あまつさえ逆転ホームランにつながるエラーをかます悪循環。紅林は昇格則活躍してくれたのですがね…。山岡も好投でしたが、6回を投げきれず。太田に計20球稼がれたのが響きました。で、また宇田川ですか。しかもまた回またぎ! まだ4月なんですが!? この継投は本当に中嶋監督の意志なのだろうか…。昨年までならこんなことしなかったような。そして遠い昔にはよくこんな場面を見たような。黒木や近藤、みんな壊れていきました。山本もあやうく同じ目に遭うところでした。そう、中嶋監督が代行になるまでね…。その時二軍へ配置転換になったのが平井コーチだったのですが。 で、リードが1点だけでは心もとないという不安も的中。ワゲスが浅村に逆転2ランをくらうと流れは一気に楽天へ。宇田川を回またぎさせてまで取りに来たはずの試合が、終わってみれば完敗という最悪の結果に。 楽天キラー田嶋であっても、活気づいてしまった相手打線を止められないのでは…とすっかりネガティブになるオリファン。案の定、京セラだと我が庭の如く好投する早川相手にランナーを出すもホームを踏めないまま、4回表、田嶋が小深田にタイムリーを許し先制されてしまいます。 しかし7回、100球を超えた早川は鈴木翔に交代。打てずとも球数を稼いでいたことが効きました。立場は逆ですが、前日と同じく継投が分岐点でした。先頭紅林が四球を選ぶと二塁に進み、代打頓宮が同点タイムリー! 次の回、田嶋がしっかり三人で抑えたその裏、昇格したばかりのシュウィンデルが本日放った3本目のヒットは逆転打! あとは平野が〆るだけ! …が、簡単に大団円を迎えないのがオリックス劇場・平野支配人。先頭を出すとバントで進められ、三振でツーアウトを取り安堵したのも束の間。代打安田は四球。緊張感の高まる中、山﨑への初球! 鋭い打球は一・二塁間! 二塁ランナー西川は三塁を蹴って一気にホームへ!! 「終わった」と思いましたよ…。 ところが打球を拾ったライト小田が完璧なバックホーム! 捕球した森がホームイン寸前の西川にダイビングタッチ!! 大前さんも大絶叫で試合終了ーーーー! オリックス劇場、ようやく終演!! しかしこちらの胃はもうボロボロ…。生きた心地がしない…。もっと楽な勝ち試合を観たい…。 というファンの願いが届いたのかどうか、3戦目を任された山﨑福は初回からスイスイアウトを重ねていきます。しかし相手も今季好投を続けている藤平。チャンスを作れど得点できず。そして今日も太田のホームランで先制を許してしまいます。 ところがその裏。2番に上がった宗がヒットを放つと3番森がタイムリー、すかさず同点に追いつきます。そして5回には1番中川のホームランで勝ち越し! その間も山﨑福はスイスイ。5回のインターバルをはさんでもスイスイスイ。試合はいつの間にか7回表。70球前後と完投もうかがえる球数でしたが、ツーアウトランナーなしでフランコを迎えたところで比嘉にスイッチ。これは来週中5で登板するためなのか、突発性炎上病をおそれたのか…。ここまでの2試合、継投が勝敗の分かれ目だっただけに不安がふくらみましたが、ここは目論見どおりゴロに抑えると、その裏宗のタイムリーで1点追加。8回は山﨑颯が三者凡退。9回はベンチを外れていた平野に代わってワゲスパックが抑えを務め、ここも三人で終えて試合終了! …あれ? もしかして太田のホームラン以外、誰もランナーを出していない? ということに、試合が終わるまで気づきませんでした。 投手成績だけなら「楽な勝ち試合」のはずなのに…貧打のせいでぜんぜん気楽に観られなかった…。 4/21~23 vsL ○●○ 先発・ニックス。相手は今井。…試合前からほぼ、いや完全に諦めモードでした。 そしてその予想を裏切らず、初回から四球にヒットに二塁打と2点取られるニックス。2回にも1点取られるニックス。前回から何も変わっていない…。 ということで、ボーッと眺めていただけの4回裏。それまでランナーを出しつつ得点できないという通常モードのオリックス打線。この回も、先頭宗がヒットを放つも牽制アウトになるという最悪の展開でしたが、杉本がフルカウントからのきわどい1球を見きわめた直後、完璧なホームランを放ちました! 宗が残っていればぁぁ…と嬉しさ半分、悔しさ半分。しかし今井の防御率0.00を崩したこの一打が、彼のテンポを狂わせたようでした。ゴンザレスが四球を選ぶと、紅林がセンター返し。暴投でランナーが進み、茶野の二ゴロは全力疾走が実ってタイムリー内野安打に。ここから怒濤の反撃でした。太田が同点タイムリーを放つと、西野が勝ち越しセーフティスクイズを決め、中川のライト前は愛斗のエラーを誘ってさらに1点。 勝ち越し直後は吉田凌がひさびさの登板。しっかり三人で終え、回またぎかと思いきや6回は比嘉が登板。右三人が続くとはいえ、比嘉に1イニングはどうなのだろう…と、いささかちらついた不安は的中。ランナーをひとりおいて中村に同点ホームランをくらってしまいます。 しかし今井に球数を投げさせていたことが功を奏し、5回で降板。交代した森脇からすぐさま中川・森がタイムリーを放ち再びリードは2点に。あとは颯一郎・宇田川とつなぎ、最後は今日も平野劇場で〆! 先発ニックスで勝つという番狂わせの展開! そして2戦目は山本ですから勝ち越し決定! …のはずでしたが、そううまくはいかないもので…。 ちょこちょこヒットを打たれたり、先頭に長打を浴びたりしても無失点でしのぐ山本。さすがの、といえばそうですが、いつもの山本らしくないなあとは感じていました。なんだか威圧感がないのです。それがWBCからの蓄積疲労のせいなのか、新フォームのせいなのかはわかりませんが、イヤな予感はしていました。 4回、難敵の高橋光成から杉本が打った瞬間の特大先制ツーランを放ちます。ここまで杉本に一発が出れば負けなしのオリックス。…と、ちょうどこの朝報道されていたのですが、まさかそれが逆フラグになってしまうとは…。 山本なら2点で充分、と言いたくなるところですが今日の山本はやはり今ひとつ。取った次の回に取られるのはイメージの中にある山本ではありません。それでも無死二・三塁で1失点にとどめるのはさすが山本なのですが。 6回以降はランナーすら出せなかったオリックス。先週佐々木朗希より先に降板した山本、今日も高橋より先に降りることはみずからが許さなかったのでしょうか。すでに100球を超えているにも関わらず、8回のマウンドに立ちました。しかし結果的には先頭から三連打を許し同点に。さらに代わった宇田川もタイムリーを許し、勝ち越しされてしまいます。 8回から継投していれば勝ちを守れた…かというのは結果論。ブルペン陣も不安定ですし、山本でダメだったのなら仕方ないと納得するしかありません。援護があればもっと楽に投げられたでしょうし。続投を選んだからには守り切ってほしかったところもありますが。 二週連続エース対決で連敗は悲しいですね…。 翌日には宇田川が抹消。ここまで厳しい場面ばかり任されてきましたから、先のことを考えた休養だと思います(本音→なら、もうちょっと大事に使ってほしいよ…)。 先発は中10日の山下。3回目の登板相手は開幕戦と同じ西武となりましたが、我が家の西武ファンは今日も「シュンペーターは打てない」と言い切りました。言葉どおりに初回は危なげなく三者凡退。しかしオリックスもエンスの前に三者凡退。 開幕カードでは先制パンチで早々にKOしたエンスですが、先週は6回無安打投球ですっかり立ち直っています。厄介なカットボールに手こずりランナーを出すことすらままなりません。 今日も援護を見込めない山下は、2回にマキノンの長打から栗山四球とピンチを招きますが、後続を抑え無失点。なぜかこの日はマキノン出塁→栗山四球の流れが続き、栗山に至っては3連続四球(颯一郎も含めれば4四球)を出してしまいました。前回タイムリーを打たれた影響なのでしょうかね…。 といっても、課題らしい課題といえばそれだけ。あとはストレートとカーブ(フォークはほぼ使わず)だけで7回まで投げ抜きました。球数もイニングも少しずつ増えてきて、順調な成長曲線を描いています。シーズン終盤にはローテで回れるくらいになるかもしれません。 さて、完投ペースの球数で抑えられていたエンスですが、6回に紅林が2本目のヒットを放つと、続くゴンザレスが右打席でホームラン! ついに均衡破れたことで、雰囲気がガラリと変わりました。続く茶野が投手強襲のヒットで出ると、太田のサードゴロは相手エラーを誘い、宗がバントできずに茶野が挟まれるミスもありながら結局四球。中川のヒットで満塁になると森がしっかり選んで押し出し、杉本がタイムリーを放って一挙4点! 願わくばなおも一死満塁の状況で、あと2、3点は取ってほしかったですが…。 リードを守って降板した山下のあとを継いだのは阿部。ボール先行になるもしっかりストライクを取りに行くスタイルは昨年の姿に戻りつつあるように見えました。9回の山﨑颯一郎は外崎に一発を浴びたうえ四球も出すという、あまりよろしくない内容。宇田川の次に落ちるのは彼ですかね…。 両軍好プレーが連発し、見ごたえのある試合でした(←勝ったから言える)。 今週はホームゲームで勝ち越し! 貯金3! 2位タイ! もちろんまだまだ先は長いですが、なんやかんやありながらもまずまずの出だしなのではないでしょうか!? こんな感じで上位にくらいついていきましょう! PR |
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