5/9 vsH ●
ソフトバンクの、恐怖の裏の表ローテがついにめぐってきました。 前回当たった際に起こしてしまった松田に、思いっきり元気な状態で再見。内川の一発はさすがのひとことで済ますにしても、松田にコントロールミスは痛かったですね…。 その2本で、金子は初の敗戦投手。4月の月間MVP受賞に星を添えられませんでした。 しかも相手は千賀ですから、ただでさえ弱り目の打線は、もうお手上げです。 5/10 vsH ● 前日もまったくもって良いところがなかった宮崎に代わって川端が昇格。で、6番てそれアナタ。駿太の打順が先じゃダメだったのですかね…。 ヤフオクドームが得意な中島に期待していましたが、チャンスで柳田の好守備に阻まれたのは痛かった。しかも、Tが調子を落としてきたようです。甘い球を見逃し追い込まれて変化球を空振りする…って、今までと一緒やないかい! 武田のスクイズ失敗も響きました。これは代わり端の初球にサインを出したベンチのミス。それ以前に、小技のふるわない武田にそのサインはいかがなものか。 で、最近燃えているところしか見たことのない海田が負け投手。この場面も、誰の指示なのか知りませんがよくわからない采配でしたね。わざわざ甲斐を敬遠して明石にバント。で、代わった吉田一が今宮に打たれてサヨナラ、と。今宮は完全に外を読んで踏み込んで打っていましたが、ピンチになると若月は外に偏った配球が目立ちます。前にも里崎だったか有田だったか、解説に指摘されていましたが。平野をアウトローの直球だけで一流の抑えにしたらしいバッテリーコーチの教えなのでしょうかね。 5/11 vsH ● 開幕以来の3タテを喫したオリックス。 ディクソンはピンチにも最少失点で粘り続けましたが、天敵・バンデンハークの調子が今ひとつにもかかわらず、打線が今みっつ(いや、よっつ、いつつ?)くらいに不調なので、粘る以上の攻撃ができません。それでも、1点差で中継ぎ勝負なら、まだ勝機は残っていたように思います。 6回のピンチでマウンドに上がったのは大山。接戦なのにどういうこったい! とテレビに怒っていたら、これがどうして、昨年とは別人のようなマウンド度胸満点の投球。二軍で好投しているとは聞いていましたが、ここまで変身しているとは思いもしませんでした。 しかしその好投を台無しにしたのが若月。捕逸というより、もはやトンネルです。接戦でこれはありえません。これで2点差、わずかな勝機は若月の股の間から逃げていきました。とはいえ、バッテリーコーチの公開説教は、どういうつもりか知りませんが本当にやめてほしい。昨年のいつだったか、オリックス側の解説ですら「裏でやれよ」みたいな苦言を呈していましたし、はなはだ見苦しいです。 そこから赤間が出てきましたが、あまり記憶にありません。日ハム戦は何だったのか…。 最後のTの三振もひどかったですね。ちょっと気合を入れ直してほしいです。 5/12 vsL ● いつの間にやら2G差の3位争いROUND1。相手が菊池なので負けは固いと思っていましたが、こんなに惨めな負けは開幕2戦目以来でしょうか。粘ることすらできなくなりました。 西はこの日も滅多打ち。ひとりで長いイニングを投げることも大切ですが、その代償がこれなのだとしたら、仏の顔も三度まで。金子に追いつくにはまだまだ周回遅れですね。 テレビの前に座る頃にはすでに大勢決していたため、あまりきちんと観てはいませんが、菊池の成長ぶりには舌を巻きます。イロイロあって遠回りはしたけれど、これくらいはやれる子だと高校の頃にはすでに思っていました。YOU、大谷と一緒にメジャー行っちゃいなよ! 西が西武打線に着火したこともあり、敗戦処理の面々は、いつも穏やかな解説の野田さんの声もさすがに低くなるほどの大炎上。最後のほうはもはや解説というよりグチになっていました。 神戸なのでヤジもまる聞こえ。退屈そうなワンちゃんたち。何から何まで散々な夜でした。 5/3 vsL ● 先発は未知数でも打線の勢いが違いすぎて、なんだかもう先が読めて仕方なかったROUND2。西武相手には表裏で極端です。 コークはよくわからない病気で途中降板、緊急登板した山崎福は敬遠から押し出しという弱者にありがちな失敗で失点。この時点でまだ2点差にもかかわらず、敗色濃厚プンプンなのは、打線の調子が底の底で上がり目のないことが序盤からすでに感じていたゆえです。 正直、相手投手に勢いは感じませんでしたが、悪い流れにある時は打てそうな球も打てないし、データを取らないのか取れないのか管理できないのか知りませんが初物を攻略するすべを元々持っていないチームですから、ますますドツボにはまります。 解説も言及していましたが、4回の満塁のチャンスで若月に代打を出さなかったのはなぜでしょうか。しかも点差が広がってから縞田を代打に出して、しかもタイムリーを打ったものだから、ますます理解不能です。おまけに安達が体調不良を訴えて交代せざるを得なくなり、三塁で途中出場していた伊藤が捕手に回るスクランブル酷使。 このところ何かとやり玉に挙げてしまいますが、若月は攻守ともに信頼に足る捕手であるとはまったくもって思えません。伊藤はおろか、相手の二番手捕手である岡田と較べてもすべてが見劣りするのになぜ正捕手扱いなのか、というのは我が家の西武ファンの評。捕手が経験第一のポジションであることは確かですが、若月が経験を糧にできているとは到底思えません。若月の扱いは、むしろ自身の成長を阻害しているように映ります。若手の経験を咀嚼して改善点をアドバイスするのはコーチの仕事ですが、イニングごとに若月のところへ行ってはごそごそしているあのコーチは、いったい毎回何やってんでしょうかね。 安達にしても、体調不良はここ数試合の顔色を見ても明らかだったのですが、まだ5月というのに本人申告がない限り出し続けるような状況でしょうか。西の件にしても放任主義が過ぎます。 西が抹消されたとたんにコークもいなくなって、裏ローテは大ピンチ。薄い選手層が一気に剝がされ、ますますペラッペラです…。 5/14 vsL ● 予告先発から3タテ濃厚だなあ…と気落ちしていたものの、悪い意味で予想を裏切らない結果となったことにはもはやゲンナリ。 相手投手の左右で使いわけるような武田と駿太を、なぜ1番や3番で起用するのでしょう。 返球で弱肩を何度も披露し、浅い守備位置でも相手の三塁コーチが自信満々で腕をぐるぐる回すようなTをレフトに置き続けるくらいなら、武田と駿太を両方使えば外野守備も固くなりますし。 で、小谷野を休ませて、Tを一塁、縞田が三塁、伊藤を捕手にするというのが、ごく一般的な予想スタメン。 もちろんそうならないことは、これだけオリックスの試合を観続けていたら、いいかげん学習しましたが。 山岡は今日もダメでした。西武ファンによると、スライダーを見切られていたようです。相手はちゃんと対策しますからね。こちらは同じ選手にえんえんと打ち続けられましたが。 思うところはたくさんありますが、もうこの際、リードは結果論としましょう。しかしこのカード、ストライクをボールにしてしまう若月の捕球は気になって仕方ありませんでした。 ネット上で見かけた意見ですが、腕を伸ばして捕球するからミットが動くのだと。想像ですが、最初の西武戦で頭にバットを当てられたことがトラウマとなって、後方に下がって捕球するため腕が伸びているのだとしたら、それによってストライクがボール判定となり三振を取れずにランナーを溜めて失点につながったのだとしたら。もちろん頭に当てるようなスイングは是正すべきですが、伊藤も他球団の捕手も経験していることですし、恐怖心は捕手として乗り越えなければいけない試練です。これを看過していては、若月のためになるはずがありません。 盗塁されまくり捕逸(記録は暴投)しまくりヤジ飛ばされまくり、若月の現状は見ていて辛くなるものがあります。起用されてナンボとはいえ、もはやブラック企業レベルに感じます。 (結果)17勝18敗 貯金って、消えるのは早いんだねえー。 5月になって2勝10敗。今週に至っては全敗。怪我と体調不良でメンバーそろわず、弱り目に祟り目、Bクラスはおろか最下位に向かってまっさかさま。パ・リーグは恐ろしいハイエナ集団です。弱みを見せると集ってきます。今は獰猛な刃と爪に耐え忍ぶ時です。 まあ、4月ができすぎだったといえばそれまでなのですが…。 開幕カード3連敗した時のような気持ちになってきました。 選手の実力不足、手駒不足はわかっていたこと。しかし、勝とうという意志、チーム作りの統一感がベンチから見えないというのが、いちばんモヤモヤします。 上司はあてになりません。選手たちが自分たちの力で勝ちをもぎとるしかないのだと思います…。 PR |
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