5/30 vsS ○
金子がいきなり大引&坂口の元チームメートコンビに打たれて先制された際には昨年の悪夢がよみがえりましたが、その後は悪いなりに粘って結局はその1失点にとどめました。そのエースの踏ん張りが、逆転劇を呼び込んだとも言えます。 打つ方ではロメロが昇格、即打点。このチームお得意の見切り発車ですが、交流戦がホーム開催から始まり、ロメロをDHで使えるという日程にも助けられました。ゴロの間の1点でしたが、連敗中はチャンスでもポップフライか三振ばかりで、こういった打点のつくゴロすら出なかったのですから、福良監督の説得のとおり「いるだけで違う」のだと実感させられました。 その後はこの試合まで無失点と好投していた元チームメート近藤を打ち込んで(バレンティンの守備に助けられた感もありますが)、まさにラッキーセブンの大量得点。こんちゃん…。 な、なぬ? 5月初の連勝だと? 5/31 vsS ○ さ…さ…三連勝ー! 調子に乗っていた4月はあたりまえに感じていたこの響き。ずいぶんひさしぶりだね…。 しかし相手先発の石川は、オープン戦ですら完璧に抑えられていた大の天敵。今年初先発の東明も6回1失点と好投したのですが、球数をかせぐことすらできない状態で、このままでは8回、下手すれば完封されるくらいに手も足も出ません。 しかし石川も寄る年波には勝てないのか、7回を迎えたところで降板。これはラッキーかも? ちらりとよぎった期待感は裏切られることなく、前日から代打の神様になっている西野の二塁打が、モレルの同点タイムリーへつながりました。平野・小林と劇場を見せるも耐え抜き、延長10回、既視感ある駿太のサヨナラ打で、もはや何カードぶりかはわからないが、とにかく勝ち越し! 監督の試合後コメントのとおり、駿太は敬遠で大城勝負と思ったオリックスファンは少なくないと思うのですが…。これも相手をよく知らない交流戦ならではですね。 ともかくも、月間20敗、最多敗も記録回避できました…。良かった、とは言えないけれど。 6/1 vsS ○ 家に帰りつく前に、バレンティンの先制弾とロメロの同点タイムリーが出てこの日も接戦模様。1番宮崎とロメロの復活で、5月を覆いつくしていた暗雲が去り、光の6月が見えてきました。 ディクソンはゴロを打たせるいつもの投球。審判のゾーンも味方してくれたように思えます。大松にタイムリーを打たれた場面はいただけませんが、1点差にとどめて「まだ行けるかも」と希望を持たせてくれました。 由規が乱れていたのに交代させない相手の継投には疑問でしたが、労せずして逆転。その後は疲労いちじるしい近藤がなんとか踏ん張りました。Tの価千金のファインプレーにも救われましたが。そして最後は平野がきれいに〆て、試合終了。 対ヤクルトは二年連続のカード3タテ、さらには一昨年から続く連勝を7に伸ばしました。 チームもこれで4連勝。ロメロは本当に幸福の使者なのでしょうか!? 6/2 vsG ○ 若月の犠飛で先制するも、このまま終わるとは思えない因縁の巨人戦。復帰登板の西は終盤の7回、先頭四球からあっさり村田に逆転ホームランをくらってしまいます。一発だけは警戒しなければならない場面で、惜しまれる一球でした。 いただけないのは、逆転された後もズルズルランナーを出したこと。金子に次ぐエース格でいなければならない西がいつまでもこんな状態では困ります。代わった大山も阿部を抑えられず、ヘルメンが追加点を取られてジ・エンド。 今までの苦----い記憶がよみがえります。 ああ…やっぱり巨人には勝てないのか…。 連敗脱出のため、高橋監督は選手の大幅な入れ替えを行いました。干し上げていたはずのクルーズさえも、抑えのカミネロを落としてまで昇格させました。さらには8回二死一塁から、3点差にもかかわらずこの日から抑えになったマシソンを登板させるほどの念の入れようでした。その執念たるや、敗れてもやむなし。諦めて、9回表は別の試合中継を見ていました。 スマホ画面の速報はあっさり2アウト。ここで代打ロメロ、本塁打確信のホームラン。おお、さすがロメロ、最後に一糸報いたね。 西野、ヒット。うむ、マシソンも気落ちしたかな。 安達、タイムリーツーベース! ふむ、今日調子良かったもんね。 小谷野、まあここで打ち止めだろうな。一点差なら、あきらめもつくな。 ん? またまたタイムリー? ちょ、ちょっと待て! もしやこれ同点になったのでは!? 気が動転してリモコンを取り落としつつチャンネルを戻すと、中島が凡退したところでした。 同点止まりの9回裏は平野。あっさり2アウトからまさかの三連打をくらい、打席には、あの時もあの時もあの時も打たれた記憶しかない亀井。またもや、「ああ…やっぱり巨人には(以下略)」と頭を抱えましたが、まさか続きの三振。亀井も衰えたのか…。 延長10回表。ここでバント失敗するか大城? しかも代打に鈴木? ここは川端と違うん? で、案の定の結果。 その裏は黒木が片づけ、11回表は続投の今村。あれ、ここは西村と違うん? ひと筋見えた光明は、本日の絶好調男・安達のホームランの軌跡となってスタンドに刺さりました。その後も攻撃の手をゆるめずリードは2点に! 最後を近藤に託しますが、四日連続登板に加えてはじめての抑え、しかも東京ドームとあって、緊張感マックスだったのか投球も顔色も冴えません。長野に一発を浴びて1点差、さらに四球。寺内のバント失敗に救われるも、坂本に長打をくらって万事休す(あれ重信還れなかったのか)! オマケに亀井! オマケにいい当たり! 「終わったー!」と叫びました。カメラが切り替わると、グラブを構える武田が。亀井も本当に衰えたのかな…。 見ているだけでもうヘロヘロ。 ひとつ勝つのは大変だ…。 6/3 vsG ○ 交流戦が始まる前は「日曜は山岡と田口! 広島大会決勝の死闘ふたたび!」なんて盛り上がっていたのに、ローテ変更で、田口は土曜の先発に。そういえばこちらも以前E田中と当たらないよう金子をずらしたことがあったな…。 左腕で好投手の田口は難敵。仕方ない、土日で痛み分けさせてもらおう。 …と、ほとんど期待せず外出していたら、初回、いきなり4の文字。ええー。Tが左腕からホームランだと? 松葉は先頭四球が続くなど、あまりよろしくない模様。しかし巨人打線の不調に助けられ、5回を無失点でしのぎます。球数も少ないし、5点差あれば後半も何とかなるか。 …なりませんでした。 あまり良い評価を聞かない桜井に三者三振に仕留められた時点で何やら不穏な予感はしていたのですが、6回裏、ヒット→ヒット→四球→満塁ホームランと美しすぎる流れであっという間の1点差。帰宅する前に松葉はマウンドから消えてしまいました。 二番手はヘルメン。ここでヘルメンしか出せないブルペン陣の層の薄さ。本来は吉田一や塚原や海田が担うはずだったのに…。 しかしヘルメンのチェンジアップは巨人打線には有効だったようです。2回を無失点で抑え、8回も黒木がすずやかに片づけると、平野が三人で終えて(若月も平野のスライダーを有効に使えるようになったか?)、またまた1点差で巨人に連勝! 勝ったはいいものの、田口以降の投手から得点できなかったことは反省材料です。代打成功率の高い西野は使うべきところがあったはずですし、相手が右に代わったなら川端より駿太でしょう。セ主催の球場ではもっと楽な展開にしないと、ただでさえ疲弊している近藤・黒木がますます登板過多になってしまいます。 6/4 vsG ○ 巨人が警戒した山岡、相手は防御率6点台の宮國、こりゃ3タテっしょ! と、戦前から楽観し、駿太の先頭弾が飛び出してからはさらに余裕をかましていたのに、初回の得点は結局ホームランの1点だけ、しかもその裏すぐさま同点に。ええ~。 その後山岡は立ち直り、危なげなく打ち取っていきますが、この日も打線が援護できません。宮國相手にランナーは出すも得点できない、見飽きすぎた光景。バントばかりでアウトを無駄に重ねているように見えました。6回には1アウトから大城にバントをさせて、若月に代打を出すのかと思いきや、そのままで三振。いったい何がしたいのか。まさか相手が若月を敬遠し山岡勝負で打順調整してくれると思ったのでしょうかね? 正直、宮國に7回を投げさせ、敗戦処理も打てない攻撃パターンの貧相さは、勝ったからと言って看過できるものではありません。 山岡はこのまま完投するかと思いましたが、最後は連投の平野を避けて黒木で〆。8回は武田の守備がなければ失点していたでしょうから、継投もやむなしでしょうか。点差があれば黒木も休ませることができたでしょうに。ところで武田がスタメン落ちしていたのはなぜでしょうか。センターが大城でなければ初回の失点もなかったと思うのですが…。 勝ったとはいえ試合内容はあまり喜べるものではありませんが、山岡に2勝目がついたことは良しとしましょう。 そしてこの日はパ・リーグ抑えの受難の日。むしろ平野が登板しなくて良かったのかも? 西武引き分け以外は全負けでなんとパ・リーグひとり勝ち! (結果)25勝27敗 目指せ、借金完済! 9連敗のち7連勝! 交流戦は単独首位! ひさびさのアレ! 交流戦に入って、普段は3試合で済む経過観戦が6試合になってチャンネル探しがたいへんです。ますますセパの勝敗数が開いていますが、来年の存続はあるのでしょうか。 一週間ぶりに順位表を見てみれば、勝敗数が近づいているぅ! なのに順位変動がない! 交流戦は取りこぼすと一気に離されてしまう恐怖の時間です。連勝しているとはいえ相手の不調や采配ミスに助けられているだけで、リーグ戦であれば全敗していてもおかしくない試合運びです。気を引きしめて、先へ挑んでほしいものです。 ホームに戻っての次なる相手は、セ・リーグ首位争い中の阪神と、ソフバン・楽天を相手に5割の中日。その次がトラウマの広島@マツダなだけに、せめて勝ち越して借金を返したい。そして願わくば糸井は抑えて。 PR |
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