9/27 vsE ●
試合のなかった25・26日はソフトバンクが連勝してマジックを着実に減らしていきました。いよいよ負けられなくなった楽天戦、満を持して宮城を起用…したはずでしたが、序盤から早くも暗転。 初回は危なげなかった宮城でしたが、2回に鈴木へ死球を与えてからにわかに怪しくなります。同じく負けられなかったソフトバンク戦では今宮にぶつけても変わらず好投していたのに、打席の左右で何かあるのでしょうか…。球威もコントロールもみるみる衰え、そうなれば楽天打線は容赦なくつかまえてきます。 あっという間の2失点。それでもまだ序盤、追撃さえできればチャンスあり。そう信じて迎えたその裏の吉田正が先頭で二塁打。やっぱり頼りになります。しかし後が続けません。なにせ相手先発は天敵・則本。それでもマッカーシーが全力疾走で内野安打をもぎ取り、1点を返すことに成功しました。 これで宮城が踏ん張るか、継投に入れば勝ち目はあると信じていたのですが…今日の宮城は立ち直れませんでした。 交代するなら失点後四球を出したタイミングだったとは思います。いくら宮城が信頼厚いローテの軸といってもまだ3年目、相当な緊張もあったでしょうし、前の回からあきらかにいつもと違っていたのですから、ブルペンは早めの準備をできなかったのでしょうか。それでなくとも宗がなぜかベンチ外で、レフト方向に「宗なら」と思う打球を打たれており(もちろん西野は頑張ってくれましたが)、この土壇場でいろいろと想定外のことが起きたのだろうと察しはしますが、中嶋監督の継投の遅れはちょっとひっかかりますね…。 次の回には本田が5点目を献上。そして則本はCS争い中でいつも以上に気合いが入っており、つけいる隙がありません。宇田川が回またぎでなんとか抑えるも山﨑颯が失点するというさらに暗雲たれこめる中、光明といえば平野の復帰くらいでしょうか…。 西武がソフトバンクを抑え込んだというのに、こちらもおつきあいの敗戦でソフトバンクのマジックは「3」に。 なぜか世間では「先発の良いオリックスは3連勝するから、同率で並べば直接対決で勝ち越しているオリックスが有利」という報道ばかりで、そんなわけないやろと思っていました。 今日の相手はエース高橋光成ですから分が悪かったとはいえ、今のソフトバンクがここから2敗するとは思えません。それほど地力の差を感じます。 もともと他力本願ですし、そもそもこの正尚を除く貧弱打線で優勝争いをしていることが奇跡なのです。それはひとえに投手陣の踏ん張りにつきます。山本をはじめ先発陣はもちろん、中継ぎ陣も昨年とは違う顔ぶれが奮闘してくれています。その要因は、能見コーチの存在なくしては語れないと思います。山本・宮城・山岡・田嶋という性格も投球スタイルもまるで異なるエース格がこぞって慕う能見さんがいなければ、12球団トップと称される投手陣が活躍することはなく、昨年の優勝もなかったのではないか、そこまで思わせてくれる大きな存在です。 だからこそ、その能見さんが現役選手として引退を飾るホーム最終戦は、優勝争いうんぬんは抜きにして、とにかく勝ってほしい! 勝って花道を飾ってほしい! あくまで現役選手としての花道、ですよ。 来年はコーチ専任になるってことでしょ!? 残ってくれるんだよね!? ヤマサチのことが心残りって言ったよね!? 来年ヤマサチを一流にしてくれるんだよね!? 来年も残ってください! お願いだから!!(涙) PR |
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