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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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 ●インビジブル・ゲスト 悪魔の証明:★★★☆☆
 
先月に観た「ピエロがお前を嘲笑う」と同じく、信頼できない語り手の話でストーリーが進み、ラストにもう一捻り加えていますが、この映画のラストの一捻りはなかなかの衝撃です。全体的にこじんまりとしていて、他は特に褒めるところはないですが、この一捻りだけでも十分見る価値はあると思いますね。


●エミリーローズ:★★★☆☆
 
これ法廷劇だったんですね。ジャケットからは想像できませんでした。僕は悪魔だのマリアだのはこれっぽっちも信用していませんし、エミリーが精神異常者でてんかん持ちだっただけだと思うので、投薬や通院を強制的に止めさせたわけでもない神父がなぜ訴えられるのかというところで憤りを感じましたので、ラストにもそりゃそうだろと思っただけで感動はなかったです。

●マイ・インターン:★★★★☆
 
主要な登場人物は全員善人で、内容も浅いし、展開もご都合主義を極めているので、こんなに脳を使わずに観られる映画はなかなかないです。しかし、おとぎ話と割り切れば腹も立たないしそれなりに感動もします。「癒されたい」という意味では満点の映画です。僕は、旦那は浮気相手といざセックスしたらイマイチだったから切ったんだろとか下衆の勘繰りばかりしてましたが。

●メイズ・ランナー:★★☆☆☆
 
気がついたら知らない所にいて記憶がないとか、コミュニティに安住する派と逃げ出す派との対立とか、プロットはベタですね。タイトルに「メイズ」とあるんだからもっと迷路をクローズアップしてほしかったですし、タイトルに「ランナー」ともあるんだから、走ることについて何か意味があれば良かったです。ヒロインが出てきたぐらいからは特におもんなくなりました。

●キャビン:★★★★☆
 
アイデア一発勝負のB級映画です。ツッコミどころはキリがないぐらいあります。最後もバカみたいな終わり方です。しかし、このアイデアは邪道ですが、オリジナリティはあります。ネタは最初からけっこうバラしているのですが、オリジナリティがありすぎてまったく展開が読めません。B級とはいえ良い映画だと思いますね。怪物がたくさん出るシーンも面白かったです。

●ヴェノム:★★★★☆
 
主人公とヴェノムの友情の描写が甘いし、予定調和のよくあるストーリーだし、褒めづらい映画ですが、純粋に面白いですね。単純にヴェノムのキャラが気に入ったからでしょう。こいつは善い奴なのか悪い奴なのかわからないですね。自分の星では負け犬ですが地球ではけっこういい感じなので残りたがるところや、自分の弱点をペラペラ話すところなど、愛らしさがあります。

●ラストキングオブスコットランド:★★★☆☆
 
主人公の白人医師が独裁者の妻を寝取るほどのバカで、こいつにまったく感情移入できないのがこの映画の面白さを半減していますね。妻を寝取られたらアミンじゃなくても怒るでしょう。こんな奴が強引なストーリー展開で最後に無事に帰国できた時はムカつきましたから。アミンについては、ユーモアに隠れた猜疑心や怖さなど、色々な面から上手く描いているなと思います。

●クリーピー 偽りの隣人:★★☆☆☆
 
かみ合わない会話などのちょっとした所から感じる恐怖感とか、不気味さはすごく伝わってくるんですよ。だから決して悪い映画ではないんですが、ストーリー展開が納得できませんでしたね。薬で洗脳するというのは僕でも普通に考えつくのでサイコパスらしくないし、西野が高倉を洗脳したと信じて銃を渡すのも、僕でも絶対に渡さないのでサイコパスらしくないですし。

●search/サーチ:★★★☆☆
 
この映画は全編パソコンの画面でストーリーが進んでいく珍しいタイプのサスペンスなので物珍しいからかけっこう評価高いのですが、パソコン画面じゃなくても進行やトリックには何ら支障がありませんし、僕はそこまで面白くはなかったです。一度入力した文章を消したりなどの操作によってその人物の思いが読み取れるので、それを楽しむのですかね。

●ブラック・ダリア:★★☆☆☆
 
映画全体に漂う陰鬱な雰囲気は好きなんですが、登場人物に誰一人感情移入できないし、テンポは悪いし、急にわけのわからん展開になったりするし、最後まで観ても結局何が言いたいかよくわからなかったですね。簡単に言うと面白くないですね。監督が巨匠で、出演俳優も豪華なのに、世間の評価がそんなに良くないようですが、それも納得の作品です。

●聖の青春:★★★☆☆

僕は将棋にも興味がありますし、羽生や村山のこともよく知っているので、食堂のシーンなんかは感動しましたしそれなりに楽しめましたが、将棋に興味のない人が見たら何の盛り上がりもないくだらない映画でしょうね。主演2人も頑張っているんですが、羽生や村山には見えません。将棋を題材に映画を作ること自体が難しいですね。ドキュメンタリーの方がいいと思います。

●トランス・ワールド:★★★☆☆
 
登場人物も少なく、場面もほぼ山小屋だけで、明らかに製作費も安そうで、非常に地味な映画ですが、ストーリーはよくまとまっていますし、悪くはないです。ラストは一見さわやかですが、このジョディの人生ではトムの父親とは出逢わないだろうから、バッドエンドですかね。演出も安っぽいので、トムの自己犠牲に感動することもなかったですが。

●運命のボタン:★☆☆☆☆

「ドニ―・ダーコ」の監督の映画はこの映画を含めて3本観ましたが、「ドニ―・ダーコ」がまぐれだったんですね。この映画を含めて残り2本は大ハズレです。中盤から急に宇宙人の陰謀みたいな話になり、宗教的・哲学的なテーマも含んでいてえらい大層な話になるんですが、ストーリー展開が不条理すぎてついていけないし、テンポは悪いし、眠くて観るのが辛かったです。
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プロ野球&連ドラ視聴の日々さまざま。
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